「三井住友銀行カードローン」の版間の差分
(新規記事) |
(やや修正) |
||
6行目: | 6行目: | ||
冒頭の通り[[2005年]][[4月18日]]に[[三井住友銀行]]・[[プロミス]]のコンシューマー・ファイナンス(和訳:[[消費者金融]])に関する協業体制('''カスケードスキーム事業''')が開始され、先の3社の審査拠点(三井住友銀行カードローンプラザ・アットローンセンター・プロミスローンセンター)を[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]の汐留住友ビル内に設置し、三井住友銀行支店内に3社共通のローン申込機が設置された。 | 冒頭の通り[[2005年]][[4月18日]]に[[三井住友銀行]]・[[プロミス]]のコンシューマー・ファイナンス(和訳:[[消費者金融]])に関する協業体制('''カスケードスキーム事業''')が開始され、先の3社の審査拠点(三井住友銀行カードローンプラザ・アットローンセンター・プロミスローンセンター)を[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]の汐留住友ビル内に設置し、三井住友銀行支店内に3社共通のローン申込機が設置された。 | ||
− | この協業体制は「'''三井住友銀行カードローン'''」「'''アットローン'''」「'''プロミスフリーキャッシング'''」を同時に申込み、何れもプロミスの審査を経て、申込者の職業や年収などの属性に応じて信用度が高ければ貸出金利の低い「三井住友銀行カードローン」を、三井住友銀行の審査基準に満たない場合は銀行系消費者金融のアットローンもしくは消費者金融専業のプロミスへと融資会社がスライドするものであり、複数の消費者金融会社を同時申し込みするサービス(ライブドアマーケティング(現 [[メディアイノベーション]] | + | この協業体制は「'''三井住友銀行カードローン'''」「'''アットローン'''」「'''プロミスフリーキャッシング'''」を同時に申込み、何れもプロミスの審査を経て、申込者の職業や年収などの属性に応じて信用度が高ければ貸出金利の低い「三井住友銀行カードローン」を、三井住友銀行の審査基準に満たない場合は銀行系消費者金融のアットローンもしくは消費者金融専業のプロミスへと融資会社がスライドするものであり、複数の消費者金融会社を同時申し込みするサービス(ライブドアマーケティング(現 [[メディアイノベーション]])グループの[[ウェッブキャッシング・ドットコム]]等が有る)と類似している。同時申込は成約率を高める為行われる。 |
なお、ここでの3社同時申込みは任意であるため、三井住友銀行カードローンのみの申込も可能である。 | なお、ここでの3社同時申込みは任意であるため、三井住友銀行カードローンのみの申込も可能である。 | ||
28行目: | 28行目: | ||
*[[三井住友フィナンシャルグループ|SMFG]]とプロミスの戦略提携により、[[三井住友銀行|SMBC]]・アットローンは与信や債権回収([[取り立て]])を保証先のプロミスが行うことにより貸倒リスクの大幅な低減や、プロミスフリーキャッシングの三井住友銀行での募集・申込が可能となった他、[[ジャパンネット銀行]]ローンの保証業務の受託(表向きにはアットローン)、プロミス傘下の消費者金融「ぷらっと」を、旧住友銀行系信販会社[[wiki:クオーク (信販)|クオーク]]との合弁で[[クオークローン]]に社名変更するなど、双方業容の拡大に成功したと見られる。だが、プロミスと当時のUFJ銀行([[三菱東京UFJ銀行]])などが合弁で設立した[[UFJグループ]]の[[モビット]]株式をプロミスはSMFG傘下となった現在も保有し続けたり、[[三井住友カード]]や[[さくらカード]]との提携は表向きにされていない他、三井住友銀行のローン商品でプロミスが関わっているのはこの項目のカードローンだけである。(2005年4月15日以前に成約した無担保型カードローンは[[三井住友カード]]の保証) | *[[三井住友フィナンシャルグループ|SMFG]]とプロミスの戦略提携により、[[三井住友銀行|SMBC]]・アットローンは与信や債権回収([[取り立て]])を保証先のプロミスが行うことにより貸倒リスクの大幅な低減や、プロミスフリーキャッシングの三井住友銀行での募集・申込が可能となった他、[[ジャパンネット銀行]]ローンの保証業務の受託(表向きにはアットローン)、プロミス傘下の消費者金融「ぷらっと」を、旧住友銀行系信販会社[[wiki:クオーク (信販)|クオーク]]との合弁で[[クオークローン]]に社名変更するなど、双方業容の拡大に成功したと見られる。だが、プロミスと当時のUFJ銀行([[三菱東京UFJ銀行]])などが合弁で設立した[[UFJグループ]]の[[モビット]]株式をプロミスはSMFG傘下となった現在も保有し続けたり、[[三井住友カード]]や[[さくらカード]]との提携は表向きにされていない他、三井住友銀行のローン商品でプロミスが関わっているのはこの項目のカードローンだけである。(2005年4月15日以前に成約した無担保型カードローンは[[三井住友カード]]の保証) | ||
*三井住友銀行カードローンが登場すると、2005年後期から現在(2006年)にかけて、消費者金融会社やクレジットカード会社・信販会社からも申込者各々の信用度に応じて貸出金利を年8%~25%程度の範囲で決める[[カードローン]]([[ローンカード]])が続々登場している。ただ、貸出金利が最低となるのは300万円超の契約枠を確保した場合に限られる商品が多い。 | *三井住友銀行カードローンが登場すると、2005年後期から現在(2006年)にかけて、消費者金融会社やクレジットカード会社・信販会社からも申込者各々の信用度に応じて貸出金利を年8%~25%程度の範囲で決める[[カードローン]]([[ローンカード]])が続々登場している。ただ、貸出金利が最低となるのは300万円超の契約枠を確保した場合に限られる商品が多い。 | ||
− | + | **銀行カードローンでは[[みずほ銀行]]が[[オリエントコーポレーション]]の保証により提供する「みずほオリコカードローン」(貸出金利7.6%~16.6%)がある。 | |
*三井住友銀行カードローンに限った事ではないが、銀行や[[信用金庫]]、[[信用組合]]などの[[ローン]]商品で消費者金融会社や信販会社による保証となっている場合は、後々取り立てを受けない様に、しっかりと返済計画を立てる事が重要である。その証拠に「'''カードローンご利用に際しては、使いすぎにご注意ください。契約内容をご確認のうえ、無理のない返済計画をお考えください。'''」とテレビCMの最後に注意書きが出ている。 | *三井住友銀行カードローンに限った事ではないが、銀行や[[信用金庫]]、[[信用組合]]などの[[ローン]]商品で消費者金融会社や信販会社による保証となっている場合は、後々取り立てを受けない様に、しっかりと返済計画を立てる事が重要である。その証拠に「'''カードローンご利用に際しては、使いすぎにご注意ください。契約内容をご確認のうえ、無理のない返済計画をお考えください。'''」とテレビCMの最後に注意書きが出ている。 | ||
==関連項目== | ==関連項目== | ||
*[[アットバンク]] | *[[アットバンク]] | ||
+ | *[[アットローン]] | ||
*[[カードローン]] | *[[カードローン]] | ||
*[[融資]] | *[[融資]] |
2008年9月24日 (水) 06:36時点における最新版
三井住友銀行カードローンは2005年4月18日から発行を開始した、名称の通り三井住友銀行のカードローン商品である。
概要[編集]
2004年6月に三井住友フィナンシャルグループが個人向けローンを強化する目的で、消費者金融大手のプロミスと戦略提携・資本参加する事を発表した。また、後に三洋信販と合弁の銀行系消費者金融アットローンの三洋信販持株分をプロミスへ譲渡。プロミスの提携により、三井住友銀行の新型カードローンを開発する事となる。
冒頭の通り2005年4月18日に三井住友銀行・プロミスのコンシューマー・ファイナンス(和訳:消費者金融)に関する協業体制(カスケードスキーム事業)が開始され、先の3社の審査拠点(三井住友銀行カードローンプラザ・アットローンセンター・プロミスローンセンター)を東京都港区の汐留住友ビル内に設置し、三井住友銀行支店内に3社共通のローン申込機が設置された。
この協業体制は「三井住友銀行カードローン」「アットローン」「プロミスフリーキャッシング」を同時に申込み、何れもプロミスの審査を経て、申込者の職業や年収などの属性に応じて信用度が高ければ貸出金利の低い「三井住友銀行カードローン」を、三井住友銀行の審査基準に満たない場合は銀行系消費者金融のアットローンもしくは消費者金融専業のプロミスへと融資会社がスライドするものであり、複数の消費者金融会社を同時申し込みするサービス(ライブドアマーケティング(現 メディアイノベーション)グループのウェッブキャッシング・ドットコム等が有る)と類似している。同時申込は成約率を高める為行われる。
なお、ここでの3社同時申込みは任意であるため、三井住友銀行カードローンのみの申込も可能である。
また「三井住友銀行カードローン」と「アットローン」の申込時には、プロミスの保証審査の他に、申込会社(三井住友銀行またはアットローン)による審査も行われる。
申込方法[編集]
三井住友銀行の融資窓口の他、カードローンプラザ(ローン契約機・電話・郵送・三井住友銀行のインターネット/モバイルサイト上)の手段で申込が出来る。このうち3社同時申込が可能なのは、ローン契約機・電話・インターネットサイトである。
申込を行い、プロミスと三井住友銀行の審査が完了すると、カードローン専用カードをローン契約機または郵送で受け取れる他、手持ちの返済用普通預金キャッシュカードにカードローン機能を追加し、最寄りのATMへ出向き直ぐに融資を受ける事も出来る。(この場合、三井住友銀行以外のATMではカードローン機能が取り扱えない。) 申込から審査完了まで最短30分を売りにしている。
アットローン・プロミスフリーキャッシングの場合カードが別途発行されるが、三井住友銀行のサービスとの連携は無い。但しどちらも月々口座自動振替による返済が可能。
- 具体的な利用法・貸付条件については下記の公式サイトを参照のこと。
CM[編集]
サービス開始当初から木村佳乃が出演。「銀行ならその場で審査」がキャッチーで、金融グループ傘下の消費者金融会社自身のCMと似通って『銀行』である事を強調している。また提供番組のうちバラエティー系番組では木村佳乃が出演しているCMが放映されている。提供番組については「三井住友銀行#CM・広告」の提供番組項目へ。
その他[編集]
- SMFGとプロミスの戦略提携により、SMBC・アットローンは与信や債権回収(取り立て)を保証先のプロミスが行うことにより貸倒リスクの大幅な低減や、プロミスフリーキャッシングの三井住友銀行での募集・申込が可能となった他、ジャパンネット銀行ローンの保証業務の受託(表向きにはアットローン)、プロミス傘下の消費者金融「ぷらっと」を、旧住友銀行系信販会社クオークとの合弁でクオークローンに社名変更するなど、双方業容の拡大に成功したと見られる。だが、プロミスと当時のUFJ銀行(三菱東京UFJ銀行)などが合弁で設立したUFJグループのモビット株式をプロミスはSMFG傘下となった現在も保有し続けたり、三井住友カードやさくらカードとの提携は表向きにされていない他、三井住友銀行のローン商品でプロミスが関わっているのはこの項目のカードローンだけである。(2005年4月15日以前に成約した無担保型カードローンは三井住友カードの保証)
- 三井住友銀行カードローンが登場すると、2005年後期から現在(2006年)にかけて、消費者金融会社やクレジットカード会社・信販会社からも申込者各々の信用度に応じて貸出金利を年8%~25%程度の範囲で決めるカードローン(ローンカード)が続々登場している。ただ、貸出金利が最低となるのは300万円超の契約枠を確保した場合に限られる商品が多い。
- 銀行カードローンではみずほ銀行がオリエントコーポレーションの保証により提供する「みずほオリコカードローン」(貸出金利7.6%~16.6%)がある。
- 三井住友銀行カードローンに限った事ではないが、銀行や信用金庫、信用組合などのローン商品で消費者金融会社や信販会社による保証となっている場合は、後々取り立てを受けない様に、しっかりと返済計画を立てる事が重要である。その証拠に「カードローンご利用に際しては、使いすぎにご注意ください。契約内容をご確認のうえ、無理のない返済計画をお考えください。」とテレビCMの最後に注意書きが出ている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 三井住友銀行カードローン
- アットローン・プロミスと合わせてアフィリエイトも盛んである。
このページはウィキペディア日本語版のコンテンツ・三井住友銀行カードローンを利用して作成されています。変更履歴はこちらです。 |