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2000年以前は'''ドバイワールドカップデー'''と呼ばれており、現在もこの名称を使う者も多い。
 
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アラブ首長国連邦の[[国教]]である[[イスラム教]]の宗教上の観点から、ドバイでは[[勝馬投票券]]の発売は行われていない。
 
アラブ首長国連邦の[[国教]]である[[イスラム教]]の宗教上の観点から、ドバイでは[[勝馬投票券]]の発売は行われていない。

2020年6月26日 (金) 01:29時点における版

ドバイミーティングDubai Meeting)とは毎年3月下旬の土曜日にアラブ首長国連邦を構成する首長国の1国、ドバイにあるメイダン競馬場で開かれる国際招待レースの開催日のことである。

概要

1995年に同国の国防大臣で世界有数のオーナーブリーダーであるシェイク・モハメドドバイワールドカップを創設した後、同レースの開催日を2000年に国際招待レースデーとして定着させたのが始まりである。2009年まではナド・アルシバ競馬場におけるダートと芝のレースで構成されており、2010年にメイダン競馬場に開催場を移してからはオールウェザーと芝のレースによって構成されていた。しかし、オールウェザーは寒冷地だと有効に機能するが温暖な地ではメンテナンスに困難をきたすことが判明した[1]ため、ダートに変更[1]された。

ダートレースについては「上半期ダート世界最強馬決定戦」の様相を呈し、ダートレースが盛んなアメリカなどから多くの有力馬が出走していた。一方の芝路線は欧州日本などの競走馬は積極的に海外遠征をする陣営以外では有力馬の出走は少ない。その中でもゴドルフィンとライバル関係にあるアイルランドジョン・マグナースーザン・マグナー夫妻を中心としたクールモアグループの所有馬がドバイに遠征する例は皆無ではないがほとんど見られない。

かつては様々な国の調教馬が勝つことが多かったが次第に地元UAEの調教師の管理馬や現地に厩舎を構える海外の調教師の管理馬等、地元UAEに厩舎を構える調教師の馬の勝利が多くなってきており同時に現地で前哨戦を使った馬が勝利することも多い。特に2009年は、ドバイワールドカップを除くすべての重賞が地元馬の勝利であった。

2000年以前はドバイワールドカップデーと呼ばれており、現在もこの名称を使う者も多い。

2020年新型コロナウイルスの世界的な感染の拡がりに伴い、参加者の健康を守るために無観客開催とすることを決めたものの、同年3月22日に開催の中止を決めた。

アラブ首長国連邦の国教であるイスラム教の宗教上の観点から、ドバイでは勝馬投票券の発売は行われていない。

当日行われる重賞

施行 レース名 レース格 出走条件 施行コース 総賞金額
第1レース ドバイカハイラクラシック 国内G1 純血アラブ(PA)限定5歳以上 ダート2000m 25万ドル
第2レース ゴドルフィンマイル G2 サラブレッド(TB)北半球産4歳以上
サラブレッド南半球産3歳以上
ダート1600m 100万ドル
第3レース ドバイゴールドカップ G2 サラブレッド北半球産4歳以上
サラブレッド南半球産3歳以上
3200m 100万ドル
第4レース UAEダービー G2 サラブレッド北半球産3歳
サラブレッド南半球産4歳
ダート1900m 200万ドル
第5レース アルクォズスプリント G1 サラブレッド北半球産4歳以上
サラブレッド南半球産3歳以上
芝直線1000m 100万ドル
第6レース ドバイゴールデンシャヒーン G1 サラブレッド3歳以上 ダート1200m 200万ドル
第7レース ドバイターフ G1 サラブレッド4歳以上 芝1800m 600万ドル
第8レース ドバイシーマクラシック G1 サラブレッド北半球産4歳以上
サラブレッド南半球産3歳以上
芝2410m 600万ドル
第9レース ドバイワールドカップ G1 サラブレッド北半球産4歳以上
サラブレッド南半球産3歳以上
ダート2000m 1000万ドル

注釈

  1. 1.0 1.1 ドバイ国際競走ヒストリー - 日本中央競馬会、2015年3月28日閲覧
ドバイミーティング
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