「Yahoo!メール」の版間の差分
Mario Yonezawa (トーク | 投稿記録) 細 (報復のための実験。どうせウェブ廃墟だし。) |
細 (Mario Yonezawa (トーク) による編集を 219.122.83.83 による直前の版へ差し戻しました) |
||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | '''Yahoo!メール''' (ヤフー!メール) は[[Yahoo! JAPAN]]の提供する[[フリーメールサービス]]。 | |
==歴史== | ==歴史== | ||
61行目: | 61行目: | ||
[[Category:電子メール|やふう]] | [[Category:電子メール|やふう]] | ||
[[Category:Yahoo! JAPAN|めえる]] | [[Category:Yahoo! JAPAN|めえる]] | ||
− | [[en:Yahoo! Mail]] | + | [[en:Yahoo! Mail]] |
2019年2月8日 (金) 21:20時点における最新版
Yahoo!メール (ヤフー!メール) はYahoo! JAPANの提供するフリーメールサービス。
歴史[編集]
米国のYahoo!が1997年から提供しているフリーメールサービスの日本版で、1999年1月に開始[1]。
2005年11月からすべての利用者が無料でメールアドレスの変更が可能になった。2006年6月から7月にかけて大幅な機能、容量の増大、速度の向上が行われた。2008年4月には、「メールサーバーのソフトウェアの不具合により、受信メールに他人の通信のヘッダー情報(送信日時、送信元メールアドレス、あて先メールアドレス、件名、経路情報)が追加して表示された」(引用)ことを理由に行政指導を受けている[2]。
2008年初頭より教育機関向けウェブメールシステム「Yahoo!メール Academic Edition」をリリースし、早稲田大学や中部学院大学など、導入教育機関を増やしつつある。
2008年、日本でのWebブラウザを利用したWebメール利用者数調査では第1位を獲得した。[3]
機能[編集]
パソコン、携帯電話向けのページがそれぞれ用意されている。携帯電話用のページで利用できる機能はパソコン用のページに比べて圧倒的に少ない。また、携帯電話からメールの閲覧、送信、設定の変更などの一部の機能が利用できるアプリケーションが公開されている。
メールはテキスト形式、HTML形式ともに送信可能で、Web上でHTMLメールを簡単に編集し、送信ができるエディターの機能がある。HTML形式で送信するときにはYahoo!メールオリジナルの背景画像や顔のイラストを挿入することができる。
通常の無料のユーザーが送信するメールの最後には空行の後、Yahoo! JAPANの広告(キャンペーンや、Yahoo!メールの宣伝など)のフッターテキストが入る。
メール転送機能を利用する事もでき、ほかのメールアドレス(1か所)へ自動転送することができる。
利用者が受信したメールを自動的にスパムメールをフィルタリングする迷惑メールフィルターが標準でついている。セキュリティーパック購入者、Yahoo! BB会員はさらに機能の多い学習型の迷惑メールフィルタープラスを利用できる。イメージブロックというHTMLメールの画像を表示させない設定が可能である。この設定は迷惑メールフォルダ内のメールのみを対象にすることもできる。なお、迷惑メールフィルターが不要の場合は、設定で解除する事が可能になっている。
Yahoo! アドレスブックから、登録してあるメールアドレスなどの情報を呼び出して利用することができる。
メールを検索する機能がある。アドレスや件名のみを検索対象とする簡易的な検索機能と、さらに詳細な項目を指定し高度な検索ができる機能の2つの検索機能がある。
送受信したメールをダウンロードして自分のコンピュータに保存することができる。ダウンロードしたいメールが入っているフォルダや送受信した日付の期間を指定し、対象のメールを検索すると、ZIPファイルに圧縮され、ダウンロードできるようになる。
POPやSMTPを利用してメールソフトから利用することも可能である。POPアクセスのオプションは多く用意されており、「迷惑メールフォルダのメールを受信しない」「件名に[spam]と追記して受信する」「迷惑メールフォルダを含むすべてのメールを受信する」のいずれかを選ぶ事ができる。
メールボックス容量は通常の人なら1GBである。Yahoo!プレミアム会員なら1.5GB、Yahoo! BB会員、セキュリティーパック購入者なら2GBの容量が提供される。ゴミ箱フォルダ、スパムメールとしてフィルタリングされたメールが保存される迷惑メールフォルダの容量はこの容量の計算の対象にはならない。
フリーメールサービスとしては、障害によるサービスの停止が少ない方で、安定して稼動している。
なお、4か月以上Yahoo!メールにブラウザやメーラーからアクセスがなかった場合、IDやメールアドレスが削除される事は無いものの、Yahoo!メールに保存してあるすべてのメールが削除されることがある[1]ので、注意を要する。
外部のPOPメールをYahoo!メールのウェブページ上で送受信できる機能もある。
セキュリティ向上・迷惑メール抑制のためにセーフティアドレスという機能がある。本来のメールアドレスとは無関係な文字列(ここでは○○○とする)を設定すると、それを元にした最大10個のアドレス(○○○-△△△@yahoo.co.jp、○○○-×××@yahoo.co.jp、…)をエイリアスとして取得できる。オンラインショッピングなどにセーフティアドレスを使用し、迷惑メールが届くようになった場合などにそのアドレスを削除すればよい。(ただし本来のアドレスに届く迷惑メールに対しては効果がない)
追加で利用できる有料サービス[編集]
- ウイルスチェックサービス(送信メールに添付するファイルのウイルスチェックは無料)
- セキュリティーバック
- マイネームアドレス(○○○@△△△.name)
技術的仕様[編集]
テキスト形式のメールの文字コードはISO-2022-JPで、エンコード方式は、text/plainである。添付ファイルはエンコード後のファイルサイズの合計で、最大20MB、個数で5つのどちらか少ない方が上限となる。添付ファイルのエンコード方式はBASE64である。
メールサーバーは送受信ともESMTPには対応していない。IMAPプロトコルでの受信も不可能である。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ Yahoo! JAPANが無料メールサービスをスタート、インプレス INTERNET Watch、1999年1月6日
- ↑ 他人の通信のヘッダー情報の漏えい事案に関するヤフー株式会社に対する措置、総務省 報道資料、2008年4月2日
- ↑ 日本と韓国のEメール比較 - japan.internet.com Webビジネス