「絆 (漫画)」の版間の差分
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2007年6月22日 (金) 03:13時点における最新版
この項目では、漫画作品の絆について説明しています。日本の楽曲のキズナについては「キズナ」をご覧ください。 |
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『絆』(きずな)は1988年8月に発売された山川純一の単行本「ワクワクBOY」に収録されている一話完結の漫画である。
あらすじ[編集]
女房を亡くし一人暮らしをしている老人・佐野の元に、嫁いだ娘・三ツ瀬良子とその夫の修治が訪れる。一つのテーブルを囲んだ団欒の間で、良子は父の老人性痴呆症を心配するが、気さくに話してくれる2人の前では強く否定は出来なかった。その夜、佐野は2人のセックスを覗き見てしまう。「私を抱いてください」昔「あの子」に言われた言葉を思い出す。セックスの悦びを教えたのは自分なのに、自分の相手をしないことに憤慨している佐野の下に「あの子」と呼ばれていた修治が抜け出してやってくる。「良子はもう寝ている」そういって、佐野とホモ・セックスをし始める。一連の行為をし終え、佐野が寝たのを確認すると、部屋の外には良子が待ち受けていた。泣き崩れる良子。父が老人性痴呆症で自分を同性愛者だと思い込んでしまったことを謝罪する。
登場人物[編集]
- 佐野
- 女房に先立たれ、一人暮らしをしている老人。この作品の主人公。無自覚の老人性痴呆症で自分を同性愛者だと思い込んでしまっている。
- 三ツ瀬修治
- 佐野の娘婿。大学の助教授をしている30代の男性。同性愛者と思い込んでしまった義父の暴走を防ぐために、佐野とホモ・セックスをする。修治自身は同性愛者ではないが、義父との行為は嫌ではなくなってきている。
- 三ツ瀬良子
- 佐野の娘で、修治の妻。父親の老人性痴呆症を心配すると同時に、それが原因で同性愛者と思い込んでしまったことを情けなく感じている。