「ポンティアナク」の版間の差分
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− | '''ポンティアナク市'''({{Lang-id|Kota Pontianak}})は、[[西カリマンタン]](旧[[蘭領ボルネオ]]西部)地方の[[行政市]]{{Sfn|赤道会|1975|p=序}}。[[カリマンタン島]]の西端、[[カプアス河]]の河口から20kmほどの地点に位置している{{Sfn|赤道会|1975|pp=4,29}}。[[日本海軍]]の占領行政の時代には、[[ポンチアナク州]]の[[州都]]が置かれた{{Sfn|赤道会|1975|p=序}}。 | + | '''ポンティアナク'''、'''ポンティアナク市'''({{Lang-id|Kota Pontianak}})は、[[インドネシア]]・[[西カリマンタン]](旧[[蘭領ボルネオ]]西部)地方の[[行政市]]{{Sfn|赤道会|1975|p=序}}。[[カリマンタン島]]の西端、[[カプアス河]]の河口から20kmほどの地点に位置している{{Sfn|赤道会|1975|pp=4,29}}。[[日本海軍]]の占領行政の時代には、[[ポンチアナク州]]の[[州都]]が置かれた{{Sfn|赤道会|1975|p=序}}。 |
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− | + | ポンチアナクは「子供を食べてしまう化け物」という意味{{Sfn|赤道会|1975|p=32}}とか、ポンティは「幽霊」、アナックは「子供」で、「子供の幽霊」という意味の街名{{Sfn|赤道会|1976|p=37}}と言われていた。 | |
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+ | [[カプアス河]]に船を浮かべると、その流れから発する音が「[[カプアス河#地獄の声|幽鬼の嘆く声]]」に聞こえることから生まれた、その幽霊「ポンティアナク」にまつわる民話に由来する{{Sfn|赤道会|1976|p=37}}。 | ||
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− | + | 市街地はカプアス河を遡上したとき、右岸に広がっている{{Sfn|赤道会|1975|pp=29}}。[[赤道]]直下に位置する都市として知られ、市中心部から少し北側へ離れたところに[[赤道標]]が建てられている{{Sfn|赤道会|1975|pp=1,4,29}}。 | |
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*{{Aya|赤道会|year=1975}} ポンチアナク赤道会『赤道標』{{JPNO|73012073}} | *{{Aya|赤道会|year=1975}} ポンチアナク赤道会『赤道標』{{JPNO|73012073}} | ||
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2020年6月23日 (火) 00:21時点における最新版
ポンティアナク、ポンティアナク市(インドネシア語:Kota Pontianak)は、インドネシア・西カリマンタン(旧蘭領ボルネオ西部)地方の行政市[1]。カリマンタン島の西端、カプアス河の河口から20kmほどの地点に位置している[2]。日本海軍の占領行政の時代には、ポンチアナク州の州都が置かれた[1]。
地名[編集]
ポンチアナクは「子供を食べてしまう化け物」という意味[3]とか、ポンティは「幽霊」、アナックは「子供」で、「子供の幽霊」という意味の街名[4]と言われていた。
カプアス河に船を浮かべると、その流れから発する音が「幽鬼の嘆く声」に聞こえることから生まれた、その幽霊「ポンティアナク」にまつわる民話に由来する[4]。
地勢[編集]
市街地はカプアス河を遡上したとき、右岸に広がっている[5]。赤道直下に位置する都市として知られ、市中心部から少し北側へ離れたところに赤道標が建てられている[6]。
歴史[編集]
日本による占領時期、同市にはボルネオ民政部ポンチアナク州知事庁が設置された[7]。