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『'''スーパービックリマン'''』は、[[1992年]][[5月17日]]から[[1993年]][[4月4日]]までに[[テレビ朝日]]系列で放映された、『[[ビックリマン]]』シリーズの外伝的展開シール『スーパービックリマン』を原作にしたテレビアニメ。伝説の4人の戦士の超聖理力を受け継ぐ少年達と巨魔界神ザイクロイド・アノドを復活させようとする悪魔軍との戦いを描く。
 
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2020年1月12日 (日) 21:27時点における最新版

スーパービックリマン』は、1992年5月17日から1993年4月4日までにテレビ朝日系列で放映された、『ビックリマン』シリーズの外伝的展開シール『スーパービックリマン』を原作にしたテレビアニメ。伝説の4人の戦士の超聖理力を受け継ぐ少年達と巨魔界神ザイクロイド・アノドを復活させようとする悪魔軍との戦いを描く。


注意以降に核心部分が記述されています。

※またビックリマン2000に関連する内容が記載されていますので留意してご覧下さい。

概要[編集]

今までのビックリマン世界とは違った世紀末SFファンタジーアクションの世界、また作品に登場するキャラクターが五~六頭身に変化するなど、二頭身だった旧来のビックリマンに親しんだファンは戸惑いを覚えた。

この作品の大きな特徴は、戦闘に入る際に「サイバーアップ!!」と叫び機械的なプロテクターを装着し、またセントフォース・デビルフォース(超聖理力・超魔力)という理力の概念に見られる「聖闘士星矢」のような「気」や「プロテクター物」の価値観。ヒーロー物に徹しコミカルさをなるべく排した非常にハードなストーリーと、今までのビックリマンとは一線を画している。

最終回ではストーリー全般において悪魔側が復活させようとしていた巨魔界神ザイクロイド・アノドが、世界を創造した超聖神と同一人物であったことが明かされ、アノドを封印したため世界そのものが崩壊してしまう。この、未完となったシールや漫画とは違った、あまりにショッキングで衝撃的なラストに見られるアニメオリジナルの解釈に、ファンの間での賛否両論が今でも起こっている(おち版漫画ではアノドと超聖神が同一の存在であるということは明かされているも、設定が異なる)。

尚、後に発表される『ビックリマン2000』は、本作の最終回において創造された世界の、さらにはるかな時を経た時代の世界が舞台であることが、オンライン小説『ビックリマン2000 集中豪無編』で明かされた。2000の世界を作ったのはフェニックス達4人であり、それ故に彼らが超聖神と呼ばれている。これに対しアノドは、初代超聖神と呼ばれている。

初代・新ビックリマンの設定でいけば、ロココ・マリアはFuzzyM.Rからの融合を解いた後でアノドとの戦いに挑んだ物と思われる。しかし、超聖神=ザイクロイド・アノドの息子であるスーパーゼウスが「アノドを封印する戦士」である事、ロココとマリアの子供は一人なので、天使フェニックスの中に悪魔の血が流れているという作品内での矛盾が生じる為、スーパービックリマン及びビックリマン2000は、愛の戦士ヘッドロココ同様、パラレルワールドの一つとして正規時間軸に組み込まれないという見方が強い。

ストーリー[編集]

遥か未来。天魔界に住む悪魔達は、天使達の住む天聖界の光ある世界を疎ましく思い天聖界へと進撃し、天使対悪魔の長い戦いが始まった。

幾度となく続いた戦いは天使軍のヘッドたるスーパーゼウスが敗退した事で悪魔軍の大勝に終わる。敗れた天使達はお守りの住まう天地球へと逃げ延び、反撃の機会を伺っていたが、悪魔軍の進撃も天地球へと伸び劣勢は続く。疲弊しきった天使達であったが、彼らには微かに希望は残っていた。

それはゼウスから魯人フッドに託された少年フェニックス、彼は伝説のアンドロココの力を受け継ぐ戦士であった。

登場人物[編集]

伝説の4戦士[編集]

カッコ内にサイバーアップした時の名前を記述する。

フェニックス(大聖フェニックス):草尾毅
主人公の10歳の天使。天聖界伝説の戦士・アンドロココの理力と使命を受け継ぐ戦士[1]。赤ん坊の頃に悪魔軍の襲撃に遭った天聖界から、魯人フッドに守護され天地球へと逃れた。世間知らずで精神的にも幼稚であったが、戦いの中で経験を積み重ね、アンドロココの理力と使命を受け継ぐ戦士として成長を遂げる。友情に厚く仲間思いな性格で、どんな苦境に陥ろうとも最後まで仲間を信じ抜く強い精神性を備える。武器はショットビーム十字剣だが、アノドの超魔力によって破壊された後は、沈黙の森の試練によって手に入れたクロスビーム天聖剣を使用する。必殺技は消魔鳳凰斬、後にフェニックス聖鳳斬に強化された。
シールでは年齢が高めに設定され、天聖界での激闘を一人生き残ったとされる。当初は聖フェニックスであったが、メカタートルの光を浴びて大聖へ進化した。『ビックリマン2000』での名前はアツィルトフェニックス。
ビシュヌ・ティキ(海天聖ビシュヌ・ティキ):柏倉つとむ
ハムラビ・シーゲルの理力と使命を受け継ぐ戦士。その正体は天地球より遥か彼方の、海の帝国アクアンヌーンの王子である。戦士としての自覚が足りないフェニックスを快く思っておらず、アノド封印の為の石板の欠片探しの時に喧嘩を起こすこともしばしば。だが幾多の戦いの中で互いを仲間として認め合うようになる。血の気の多い短気な性格だが、物事を客観的に捉える事が出来る冷静さも持ち合わせており一行を取り纏める事も多い。異星剣を武器に必殺技・海天聖龍と海龍雷撃を放つ。後にフェニックスと連携して龍鳳斬と言う必殺技を繰り出せるようになる。その後、クロスビーム天聖剣を手に入れたフェニックスと連携する事により、龍鳳斬は聖海龍鳳斬に進化した。
シールではティキが石版の所有者である。『ビックリマン2000』での名前はイエツィラーティキ。
アスカ(倭天聖イザナ・アスカ):浦和めぐみ
フェニックスを慕って仲間となった少年。幼少から一人で生きてきた為か生活力が豊か。特に料理の腕には自信があり、有り合わせの食材から作ったとは思えない絶品の味には一行も舌を巻いたほどである。体の整った丁寧な言葉使いは好きではなく、一人称はオイラとしている。なお多少欲深くお金やかわいい女の子に目がない。悪魔軍を前にして何も出来ない自らの無力さを悔やみ、戦力として役立てない事に永らくジレンマを抱えていたが、悪魔軍との最終決戦を前にスサノオロ士の理力を受け継ぐ戦士としてサイバーアップを果した。武器は菱形が連なった独特の鎖で敵を縛りつける八蛇ラッシュ。亀甲シールドという防御の必殺技を駆使して、サポート役に回ることが多い。
シールでは伊邪那アスカという名前になっている。『ビックリマン2000』での名前はアッシャーアスカ。
アムル(月光聖アマゾ・アムル):山崎和佳奈
フェニックスと一緒に旅をする少女。優しく面倒見のよい性格で、先天的に薬草学の知識と肉体の治癒を促進させる不思議な力を持つ。実は天使と悪魔の混血であるハーフデビルであり[2]、内には超魔力と超聖理力とが混在している。天地球の決戦においては、ザイクロイド・アノドのデビルフォースに侵され悪魔として覚醒しフェニックスの敵となる。だが天魔界での激戦の末に、少女マーニャと魂を融合させ、シヴァマリアの理力と使命を受け継ぐ戦士に進化した。戦士として覚醒してからは、劇的に逞しくなった。サタンソードという斧のような形状の武器を使って攻撃し、魔月華と妖狐聖魔弾と言う必殺技を使う。
アムルはアニメで初登場したキャラクターであり、先行していた漫画版には登場せず、おち版ではシルヴァ・マリア、樫本版ではサタンマリアが相当する。シールではAMAZOアムールとして登場する。『ビックリマン2000』での名前はベリアーアムル。
アンドロココ:大倉正章
先の戦いでアノドを封印した伝説の戦士。世界の各地には彼ら4戦士を祀った偶像や神殿が点在する。また、メカタートル内の天井画にも石板を所持している姿が描かれている。肉体が失われてからも超聖理力でフェニックス達を守護し、ザイクロイド・アノドが封印が一時的に解かれてからは他の戦士達と共にアノドの超魔力を抑えていた。
ハムラビシーゲル:平野正人
アンドロココと一緒に戦った伝説の4戦士の1人。ティキの祖先にあたり、アクアヌーンの創世者でもある。
スサノオロ士:小林通孝
同じく伝説の4戦士の1人。アスカを守護する。
シヴァマリア:鶴ひろみ
同じく伝説の4戦士の1人。アムルを守護する。アンドロココと夫婦なのかは不明。
甲機メカタートル:島本須美川島千代子篠原恵美
フェニックスに石版と戦士の使命を教え、一行を導く乗り物。沈黙の試練に打ち克ったフェニックスにクロスビーム天聖剣を与える。実は源層暦(遥か昔)に超聖神の良心が生み出した巨星体である。

天使軍[編集]

スーパーゼウス:石森達幸
天聖界ヘッド。詳細はスーパーゼウスを参照。
魯人フッド:緑川光
赤ん坊のフェニックスを連れて天地球に逃れた天使。その時に手にしていた石板が分割され、各地へ散らばったのを目撃している。天地球へ降りてからはテラサピエンスのレジスタンスとして活動を続ける。一方ではフェニックスを教育も担当し、フェニックスとは親子とも兄弟とも取れる親密な間柄となる。後の戦いで魔肖ネロの手からフェニックスを守る為にその身を犠牲にした。
クリスタル天子:林延年
レジスタンスの一員。スーパーデビルに捕えられバイオ悪魔にされてしまうが、最期まで善なる心を失わず、フェニックスと再会する。その後、フェニックスに倒され息絶えた。
調法師:田中亮一
テラサピエンスのレジスタンス。オーロラ王神、制空キングらと共にアジト襲撃の危機を回避し、聖樹王国を建国する。聖樹王国においてはリーダー的手腕を発揮して天使達を統率していた。
シールではサイバーアップした姿を見せるが、アニメでは通常の姿に留まっている。これは他のレジスタンスも同様であった。
静女天:富沢美智恵
魯人フッドらと共にテラサピエンスでレジスタンスとして戦ってきた天使。サイバーパピヨン拳法の使い手でアスカに短期間だが稽古をつけた。
アスタラネモ:鈴置洋孝
海の帝国アクアンヌーンの提督。ティキのお目付け役。石板とティキをアクアヌーンを移送する為に天地球にやってきた。最初は争いを繰り返す天使達を蔑視していたが、次第にティキと一緒に戦う同志として認めるようになった。その後、クイーンマジェスティ&ブラックナイトの攻撃からティキを守る為に、盾になり死亡する。
ヘラクライスト:堀秀行
マーニャによって守護されてきた、古来の天使達が創り上げた伝説の聖ボット。起動させるには伝説の4戦士の理力が必要。超念魔でアマゾアムルに操られていたが、マーニャの聖フォースを受けて完全に覚醒する。最期は敵の魔ボット・ギガダロスと自爆した。
マーニャ:三浦雅子
一人でヘラクライストを守ってきた少女。野性味に溢れ、わんぱく無邪気な性格である。父のように慕ったヘラクライストが亡くなってからは、フェニックス達の仲間となり聖樹王国に身を置いた。天魔界での激戦にも同行し、悪魔化していたアムルと精神世界で言葉を交わし、天使としての覚醒を促した。その後、アムルと融合する。
おち版漫画特別読みきり編におけるシルヴァ・マリアを原型にしたキャラクターであると思われる。

聖魔子[編集]

6つに砕けた石板を守護する「石板の番人」。それぞれが得意とするジャンルで勝負し、心の底から参ったと思わせなければ石版を手にする事は出来ない。カッコ内の名前は試練をクリアした時に姿を現すインナーキャラを示す。なお、漫画版ではどちらも聖魔という表記になっている。

ロッキング(ジャンダルム):橋本晃一
石板の欠片を守護する聖魔子。お守り達の住む山村に呪いをかけ、氷山の山頂部で聖なる者の到着を人知れず待ち続けていた。光の乱反射によってクリスタルに映ったその身を分裂させ、武器「ゴールデンジャイアントウィンチ」を利用した一斉攻撃を得意とする。フェニックスの機転により、得意の必殺攻撃を封じられて敗北。尚、インナーキャラとして登場せず石版の欠片に宿ってフェニックス達を新たな聖魔子の元へと導いた。石版の欠片:石版の上の部分を所持する。
ドッジ王(弾・ゴルジュ):池水通洋
ドッジボールを得意とする聖魔子。超グレートスパークボールと言う剛速球を繰り出す。ドッジボールに厳格でルールを守らない者には聞く耳を持たない。ドッジボール勝負でフェニックスからアウトを取られて敗北した。石版の欠片:石版の右下の部分を所持する。
マハラジャ・ボアボア(アジャシアン・ライラ):宮内幸平
砂漠の町を統治する聖魔子。莫大な財力を手にした結果、ギャンブルと罪人の処刑にしか興味を示さなくなるまでに堕落した。一目惚れしたアムルを手に入れるべく、悪魔軍と結託してフェニックスを亡き者にしようと企む。様々なイカサマや妨害工作を前にフェニックス達も苦戦を強いられたが、最後にはアムルのハッタリで勝利を収めた。石版の欠片:石版の左の部分を所持する。
亀卜師とん甲(フュー・チャンドラー):槐柳二
占いを得意とする聖魔子。老いぼれた見た目で軽率に扱われる事を嫌い、占いの才能を認めた悪魔軍に手を貸す事にする。フェニックス達の動きを逐一予見し、悪魔達に伝令する事で一度は勝利を掴んだ。だが未来を切り拓こうとするフェニックス達の未知なる可能性が、占いで定められた運命を超越し敗北する。年の割には我侭な性格で悪魔軍も扱いには手を焼いた。石版の欠片:石版の右の部分を所持する。
哲人トンガラテス(ダイソップ・ぺロ):沢りつお
謎かけ、知力戦を得意とする頭脳派の聖魔子。アムル救出へ向かうフェニックス達に同行し、物事の考え方を説いた。事件が解決してから気紛れに謎かけを出し、それが解かれてあっさりと敗北を認めた。聖魔子の中では一番協力的であったと言える。石版の欠片:石版の左下の部分を所持する。
石妃デイナス(リザ・ドラゴン):三田ゆう子
砂漠に眠る聖魔子。善(赤)と悪(青)に分かれる二重人格で、より強い力を持つ悪人格が主導権を握る。協和とは無縁の疑り深い性格。ティキの天地球での記憶を奪い、仲間割れを引き起こしたが、フェニックス達の間に固く結ばれた友情を前に敗北を認めた。石版の欠片:石版の真ん中の部分を所持する。

悪魔軍[編集]

スーパーデビル(デビルゼウス):郷里大輔
天魔界を統べるヘッド。悪魔達が神に疎外された事を恨み、天聖界の征服と天使達の打倒を目論む。10年前のスーパーゼウスとの激戦を制し、ゼウスを吸収してからは「デビルゼウス」と名乗る。2枚ある石板のもう片方を所持。モーゼットと結託しザイクロイド・アノドの復活と、裏では力の吸収を企てるが、リトルミノスに阻まれ計画は失敗に終わる。後に分離したゼウスから「自身もアノドを封印する伝説の六戦士の一人である」と言う本人も予想し得なかった衝撃的で皮肉な事実を告げられる。当初は戦士として戦う事に否定的であったが、アノドの暴走により破滅を迎えた天魔界の凄惨な状況を見て、部下達を思いやる良心を僅かながら抱くようになり、フェニックス達と共に最終決戦に臨んだ。戦いの最中、スーパーゼウスに石版を託されアノドを体外から封印するように頼まれるが、ヘッドとしての矜持がそれを許さずゼウスと共にアノドへ特攻を仕掛け体内から封印を施した。
魔皇サラジン:丸尾知子
バイオミュータントとして生を受けた悪魔軍幹部、リノルミノスのプロトタイプでもある。マスクで顔を隠しているが、その素顔は天地球の美女達がうっとりするほどの美形である。フェニックス討伐の為に立案した作戦は何れも詰めが甘く失敗が続き、ついにはデビルゼウスに見限られてしまう。感情を抑制する事に長けた冷静沈着な性格であったが、この時ばかりは激しく動揺し自分の存在価値を見失うようになる。後にリトルミノスの反乱を察知し、いち早く天魔界へと到着。リトルミノスからデビルによって作り出された借物の命である自身の末路を見せられ、同志となるよう勧誘を受けるが、デビルゼウスへの忠誠心を覆す事はどうあっても出来なかった。
魔漠から誕生したと言うシールの設定からか、兜を取るとターバン姿を見せる。
ダークヘラ:阿部道子
デビルゼウスの配下の一人。嫉妬深い性格で手柄を立てることに異常な執着を燃やす。アマゾアムルが悪魔軍に迎えられてからは、新参者に手柄を立てられた事で嫉妬心が露となり、よりヒステリックになっている。天魔界での戦いで魔スターPと共にフェニックス達に敗れ去った。炎を放出する必殺技「ヘルファイヤー」を使う。
魔スターP:大森章督
デビルゼウスの配下の一人。頭がでかく、全身が機械のような構造をしている。声も機械音のように甲高く、語尾に「ピー」とつけるのが特徴である。物事を深く考えようとはせず、力押しの戦法で片付けようとする単純な性格の持ち主。口から広範囲に及ぶ必殺技「爆裂滅殺砲」を放つ。負けると必ずバラバラになる。
声優の大森はナレーションも兼ねている。
魔宵ネロ:川津泰彦
悪魔カプセルにより天聖界へやって来た四幹部の一人。魔性般若パワーを操り、口から圧縮したビーム砲を放出して魯人フッドを打ち破るが、怒りに燃えたフェニックスの前に返り打ちにい、頭だけが残った。その頭は、悪魔軍に回収され、頭に残っていた映像からスーパーデビルと悪魔軍幹部にフェニックスの存在を教えた。

巨魔界神と協力者達[編集]

リトルミノス:西原久美子
デビルゼウスによって誕生した究極のバイオミュータント、鬼壮士の異名を持つ。高純度のバイオ溶液を浴びて育ち、悪魔の英才教育を受けて成長。デビルからは大変甘やかされており、多少の我が侭や命令違反は許されている。非常に狡猾で残虐な性格、それに幼稚さも加わった加虐心や排他的思想は超魔力と共に膨れ上がり次第に悪魔軍も手に負えなくなっていった。いつしかフェニックスとデビルゼウスの共倒れを企てるようになり、時には窮地に陥ったフェニックス達を救った事もある。後にデビルゼウスを完全に裏切ってザイクロイド・アノドの力を独占することに成功するが、アノドの膨大な力の前に自我を潰される。
クイーンマジェスティ:金丸日向子
リトルミノスの牙から生まれたバイオ悪魔。攻撃に特化した性能を誇る。
ブラックナイト:林延年
同じくリトルミノスの牙から生れたバイオ悪魔。防御に優れ、手にした盾でどんな攻撃も弾き返す。
魔導モーゼット:佐藤正治
ザイクロイド・アノド復活を望む邪悪な遺志。超聖神に疎外された事を恨み、悪魔達と結託してアノド復活を目論む。アノドが復活すると、それを喜びながら消滅した。
ビックリマンのシール29弾で登場した時にはハムラビの従者であった事が明かされている。
巨魔界神ザイクロイド・アノド:佐藤浩之
世界を滅ぼそうとする邪悪な破壊神。先の戦いでアンドロココ達4戦士によって一度は封印された。しかし、完全に封印する為には6人の伝説の戦士の理力と2枚の石板が必要であり、時をかけて復活の兆しを見せている。圧倒的な超魔力を持ち、封印が解かれるにつれて悪魔達にも影響を及ぼすようになった。
実は世界を創造した超聖神[3]と同一人物である事が最終話で明かされる。アノドの中には破壊の衝動と自制の意思とが犇めきあっており、自らを封印させる為の導き手としてメカ・タートルを創造した。

専門用語[編集]

アクアヌーン
ハムラビ達が作った水の星。天使対悪魔の戦いには干渉せず、ザイクロイド・アノドの封印にのみ力を注いでいた。後に王子であるビシュヌ・ティキが天使との間に友好関係を結び、協力する事になる。シールや漫画では単に「海の帝国」としか呼ばれていない。
石版
ザイクロイド・アノドの封印と解放をする為に必要な2枚の石版。片方は、10年前に6つに砕けちり、天使と悪魔の混血児達と同化して聖魔子となった。もう片方はモーゼットからデビルゼウスへと手渡されている。石版には古代文字で「それぞれのフォースを解放しろ」と書かれている。
超聖理力(セントフォース)
天使達が操る力の根源。旧作における理力と同義語である。超聖理力が高まるとサイバーテクターと言う鎧の結晶体となり、これを纏う事をサイバーアップと呼ぶ。
超魔力(デビルフォース)
悪魔達が纏う力の根源。
天聖界
天使達の住まう世界。超聖神により光の中に作られた。悪魔軍の猛攻に遭ってから、壊滅的な打撃を受けてしまい、生き残った天使達は天地球へと逃げ延びた。天使達はレジスタンスなどの地下組織を密かに結成して反撃の機会を伺っているが、依然として劣勢は続いている。
天地球
お守りの住まう世界。天使が逃げ延びた事で悪魔との激戦の舞台となるが、お守り達の多くは事態を快く思っておらず、日常的に暴力を振るう悪魔は勿論、時には天使にさえ憎悪を向ける事がある。帝都であるテラサピエンスは悪魔達によりバイオ化しており不気味な外観をしている。
天魔界
悪魔達の住まう世界。ヘッドであるスーパーデビルが奮起した事で天使対悪魔の図式がうまれる。悪魔達は非常に好戦的で、敵対する天使を憎み、非力なお守り達を見下している。悪魔軍の構成員の多くは、武勲を立てる事で出世する事を望んでおり、労働力となるお守りや天使達の捕獲や、悪魔軍の敵対者を討伐する事を目的に各地を暴れまわっている。
バイオ悪魔
バイオグラマシンにより、天使と悪魔を融合させた新しい種類の悪魔。天使の体をベースにして、その能力や記憶までも共有する事になる。
バイオミュータント
悪魔軍の科学技術を結集し、ゼロから人工生産した悪魔。

放送リスト[編集]

  1. 天地球を守れ!
  2. 謎の飛行物体!
  3. 敵か?味方か!
  4. 明日への旅立ち!
  5. リトルミノス!
  6. 呪いの山の秘密
  7. 聖魔子ロッキング
  8. 挑戦!ドッジボール
  9. 魔球を受けとめろ
  10. 哀しきバイオ悪魔
  11. 悪の聖魔子?登場
  12. ボアボアの地下迷宮
  13. 危険なギャンブル
  14. 占い聖魔子とん甲
  15. 激闘!占いバトル
  16. 運命をきり開け!
  17. とんだオリンピック
  18. 悪魔のコンテスト
  19. いけにえの美女
  20. ティキの秘密!
  21. 海の帝国の王子
  22. 荒野の果ての友情
  23. アノド復活の序曲
  24. 恐怖のリトルミノス
  25. 二枚の石板の秘密
  26. 第三の戦士!
  27. パワー全開!アスカ
  28. 月光聖アマゾアムル
  29. 衝撃!悪魔のアムル
  30. アノド復活!?
  31. 神樹界の戦士たち
  32. クロスビーム天聖剣
  33. マーニャと聖ボット
  34. 目覚めよ!聖ボット
  35. 死闘ヘラクライスト
  36. サラジンの挑戦!
  37. 魔皇サラジンの最期
  38. 伝説の愛の戦士
  39. リトルミノスの逆襲
  40. わたしを斬れ!
  41. 6人目の伝説の戦士
  42. 天魔界の最後!
  43. アノド!最終決戦
  44. 光あれ!

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:平尾和也(ABC)、亀山泰夫(ASATSU)、旗野義文、関弘美(東映
  • シリーズ構成:松井亜弥
  • 脚本:松井亜弥、窪内裕、菅良幸隅沢克之
  • 音楽:有澤孝紀
  • 製作担当:藤本芳弘
  • 美術デザイン:浦田又治
  • 美術:吉池隆司、藤田勉、塩崎広光、ゆきゆきえ
  • キャラクターデザイン:青山充
  • 作画監督:青山充、河野宏之、内山正幸、牛来隆行、小山善孝、谷口守泰、渡辺明夫、馬越嘉彦、玉川達文、横山健次
  • シリーズディレクター:貝澤幸男
  • 演出:貝澤幸男、角銅博之、矢部秋則、志水淳児、山田徹、岡佳広、岩井隆央、設楽博梅澤淳稔
  • 背景:スタジオWHO
  • 仕上:ピーコック
  • 特殊効果:中島正之
  • 撮影:神山茂男、山上純夫、山川進、矢沢昌二、田中伸二、田沢茂、五十嵐香、星寿子、立仙裕俊
  • 編集:片桐公一
  • 記録:小川真美子、伊藤好子、栗林紀子
  • 録音:川崎公敬
  • 効果:石野貴久
  • 選曲:芽原万起子
  • 演出助手:杉山慶一、岩井隆央、長濱宣彦
  • 製作進行:森山義秀、岡田将介
  • 美術進行:田村晴夫
  • 色指定:衣笠一雄
  • 仕上検査:五木田洋子
  • 仕上進行:清水洋一、井上馨二、森田哲庸
  • 現像:東映化学
  • 制作:ABCASATSU東映

放映データ[編集]

  • 放映キー局:朝日放送
  • 放映話数:全44話
  • 放映形態:モノラル放送
  • 最高視聴率:14.2%
  • 最低視聴率: 7.7%
  • 平均視聴率:10.6%

主題歌[編集]

OP「スーパーフェニックス~光の世界へ~」
作詞:松井亜弥 作曲:清岡千穂 編曲:藤原いくろう 歌:草尾毅
ED「時の船」
作詞:只野菜摘 作曲:清岡千穂 編曲:藤原いくろう 歌:草尾毅

関連商品[編集]

DVD[編集]

  • スーパービックリマン コンプリートDVD 新世界創造の章
    • 全話収録DVD-BOX。懸賞ビデオの映像や、作画資料とスタッフインタビューなどを記録した冊子資料を特典として付属。

CD[編集]

  • スーパービックリマン スーパーフェニックス~光の世界へ~
    • 主題歌の2曲を収録したシングルCD。
  • スーパービックリマン 音楽集「テラサピエンス組曲」
    • 前半の音楽などを収録したアルバム。
  • スーパービックリマン ヒット曲集
    • キャラクターソングなどを収録したアルバム。2005年に発売されたシリーズの楽曲を結集したアルバム「ビックリマン全曲集」にも同じ内容の曲が収録されている。

[編集]

  • スーパービックリマン 大百科
  • スーパービックリマン2 大百科

ゲーム[編集]

  • スーパービックリマン
  • スーパービックリマン 伝説の石版
    • ゲームボーイソフト。1992年12月11日にアクションゲームとして発売。製作は株式会社ユタカ。
  • スーパービックリマン 爆発!超聖理力
  • スーパービックリマン スーパーバーコードウォーズ専用バトルゲームセット

小説[編集]

漫画[編集]

コロコロコミック小学館の学習雑誌に連載された。基本的にアニメ放映前から連載を開始しており、その為、アニメとはストーリーや登場人物が異なる。

おちよしひこ[編集]

一般に漫画版スーパービックリマンといえば、このおちよしひこによる作品の事を指す。脚本は窪内裕、監修は反後D.となっている。

まず別冊コロコロスペシャル(別コロ)1991年2月28日号に連載開始。その後別コロとはストーリーが繋がらない形でコロコロコミックに1991年11月号~1993年4月号まで、小学四年生にも1991年11月号~1993年3月号まで連載されていた。スーパービックリマンの漫画の中で唯一単行本化された作品である。単行本は全6巻発売され、2006年1月に復刊ドットコムから全2巻の形で復刊された。

別コロに連載開始した時点では、原作となるシール付きウェハースは全国販売されておらず、先行販売地域でも第2弾までしか発売されていなかったためか、コロコロでの連載においても初代ビックリマンのキャラクターが独自のアレンジで登場している。また、ティキ、アスタラネモ、アスカはおちのデザインが「逆輸入」の形でシール化されたものである。小学館の学習雑誌でのスーパービックリマンの紹介記事では、別コロ掲載分を含めたおち版の内容を掲載していたこともあった。

本作品はアニメ同様にシリアスな内容で、打ち切りの為に未完のまま終了した。作者自身も完結させられなかったことを残念がっており、最終巻表紙の折り返し部分に、「これで終わっちゃうんです、ごめんなさい」の文面とともに真っ白に燃え尽きた自画像を描いている。他にも「アンケートの評価は別コロのときから悪かった」「相撲の土俵でサッカーをやっていた(のがよくなかった)」というような文も見受けられ、本作品が児童雑誌にそぐわないシリアスで重い内容であったため誌内での人気が振るわず、打ち切りとなってしまったことを示唆している。

一部では、(コロコロコミックよりも読者の平均年齢が高い)少年サンデーで連載すべきだったとの声もあり要出典、また最終巻末の作者後書きでは連載続行の嘆願書を送ったファンがいたことを明かしていることからも、コロコロコミックのメイン読者層より高い年齢のファンから強い支持があったことが伺える。

樫本学ヴ[編集]

おちよしひこのコロコロでの連載と同時期に、樫本学ヴによる連載も始まった。こちらは小学二年生に1991年11月号から、学年をまたいで小学三年生の1993年(1992年度)3月号まで連載された。これとは別に、小学一年生にも1992年(1991年度)2月号から、学年をまたいで小学二年生の1993年(1992年度)3月号まで連載された。

当初はおち版同様ハードでシリアスな内容で(小学二年生1992年4月号のスーパーデビルの体が縦に裂けてスーパーゼウスを吸収するシーンは非常にグロテスクである)、特に1991年小学二年生の連載はストーリー自体が「テラサピエンスでサラジンと対決」、「ブーメランを武器にするマリア」、「ゼウスに化けたデビルが聖樹王国に潜入」等、おち版のリメイクといえるような内容であったが、どちらの連載もアニメの放映が開始した頃の1992年6月号(5月1日前後発売)からアニメに合わせて石版を探す物語に移行すると同時に、アニメとは逆にギャグを基調とするコミカルな内容に路線変更した。その為、サイバーアップした姿や戦闘シーンが描かれることが極端に少なくなった。

この作品の主人公は、大聖フェニックス、サタンマリア、ビシュヌ・ティキの3名で、アスカに当たる人物が登場しない。ザイクロイド・アノドと超聖神の関係は描かれておらず、最後は復活したザイクロイド・アノド(作中末期では大悪魔アノドと呼ばれている)を倒して、ギャグで終わっているものの一応のハッピーエンドとなっている。

沢田ユキオ[編集]

1992年度の小学一年生は、当初はスーパービックリマンの紹介記事が掲載されていただけだったが、1992年9月号から沢田ユキオによる漫画が連載された。この作品はアニメ放映後に連載が始まった為、おおまかな内容はアニメとほぼ同じになっているが、2ページしか無いのでかなり短くまとめられている。連載は1月号で終了しており、最終回の内容は、リトルミノスがデビルから石版を奪ったが、イザナ・アスカがそのミノスを倒して石版を奪い返したというものである。その為、ザイクロイド・アノドは復活していない。

新決戦 スーパービックリマンチョコ[編集]

新ビックリマン』放映終了後に(『悪魔VS天使シール』は販売を続けていた)販売された1個50円のシール付きウェハース。1990年末にまず四国で先行販売され、翌年3月に販売地域を九州、中国に拡大し、やがて全国で販売されるようになった。バイオ悪魔対メカ天使の対立を描き、悪魔や天使がそれぞれ機械的或いは生態的に強化されている。体温によって絵柄が変る温感シールや二重構造になっているダブルシールなど、従来のシリーズと比べるとギミックに富んだ仕様となっている。当初は裏書に明確なストーリーが書かれておらず、旧作のリデザインというイメージが強かった。リリースされたのは全10弾までだが、セールスが振るわず打ち切りとなっておりストーリーも完結していない。アニメの方も予定より早く打ち切られており、44話と区切りが悪くなっているのはこの為である。アニメの結末は独自の解釈で描かれており、公式には認めていない節もある(2000以外での関連性を明確にしていない)。

主な内容[編集]

  • 一弾 - スーパーゼウスやスーパーデビルなど御馴染みの面子が揃う。主人公が「聖フェニックス」として初登場する。
  • ニ弾 - 若神子達がサイバーアップして姿を見せる(一本釣帝とピーター神子を除く)。
  • 三弾 - ヘッドにヘラクライストが登場。アニメと比べると参戦時期が早い。この弾までは明確なストーリーが記されていない。
  • 四弾 - メカタートルが登場し、フェニックスが大聖へとパワーアップするなど、スーパービックリマン独自のストーリー展開が始まる。天使達は既に壊滅的状況に陥っている。
  • 五弾 - ヘリレオンなどの実装で悪魔軍の軍備が増強。4幹部も出揃い天使に猛攻している。
  • 六弾 - リトルミノスやクレインバスターが登場。前弾に続き悪魔軍が活躍する。
  • 七弾 - 天使達の危機にティキ達海の帝国勢が助っ人に。石版が登場。3回目の登場となるフェニックスはサイバーアップ版で登場。
  • 八弾 - これ以降がアニメ放映開始後に販売されたもの。ヘッドには聖魔子が揃い、アスカやアムルがアニメから逆輸入される。物語は石版集めへ移行。
  • 九弾 - 聖魔子のインナーキャラが登場する。石版集めが終了。
  • 十弾 - ブラックナイトらが参戦。決戦を前にしてシールは打ち切りとなった。

余談[編集]

  • 山口放送では、『題名のない音楽会』の前枠(前座枠)がABC・東映アニメーションラインに転換してからは同時ネットだったが、これの最終回は他のテレビ朝日系列局(ただし放送自体なかった一部系列局除く)からは1時間遅れで放送された。これは、もうひとつのキー局(当時、また、もともとのキー局だった)日本テレビのワイドショー『ザ・サンデー』の放送を開始するためだった。そして『題名のない音楽会』や、この番組の後釜である『GS美神』でも同じ措置がとられた。これらの番組の1時間遅れネット措置は、1993年10月の山口朝日放送開局に伴う山口朝日放送への番組移籍および山口放送のテレビ朝日系脱退(日本テレビ系への再一本化)まで続いた。
  • 岩手県のテレビ局ではほぼ数週間遅れで放映されていたが、なぜかアマゾアムルが仲間になった回で一旦放映を打ち切り、暫くたったのち、一話から放送を再開するといった珍事がおきている。岩手県では放映料金の関係で昔からアニメなどはリアルタイムで放映されず、間違いなく視聴率の取れる番組以外は価格が安くなってから放映権を買っていると言う事情があった。
  • 漫画版の作者の一人おちよしひこはロボットアニメやファンタジーゲームのファンである。自身の単行本特設ページによると、おち版の聖ボットヘラクライストは、サンライズ勇者シリーズ勇者エクスカイザーの主人公エクスカイザーがイメージモデルであると書かれている(一応伏字はしているが)。魔ボット・ギガダロスに関しては、量産型の戦闘シーンは同作品のライバルキャラ・ダイノガイストをイメージしている。
  • 1993年3月3日に放送されたアニメ特番「春一番!日本一のアニメ祭り」にスーパービックリマンからフェニックスが登場した。この特番は『ドラえもん』のメインメンバーが司会を進行する中で、当時人気であったアニメキャラクターが花見をすると言うクロスオーバー作品となっている。フェニックスは『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎの隣に座り、『クッキングパパ』の荒岩一味が持参した絶品料理を食べたり(ただ、荒岩主任の料理を食べる描写から箸の持ち方を知らない模様)、雛人形を口説く『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけの奇行を呆然と眺めたりしていた。途中、同席したうさぎに惚れられたフェニックスが恥ずかしさのあまり涙すると言った描写も見られた。
  • 冒頭で流れる「光あれ」から始まるナレーションの内容は、旧約聖書の天と地の創造の記述と類似している。
  • 作画スタッフは以前のシリーズから参加している人材が揃い、そこに新鋭の脚本家が加わった形となっている。プロデューサーは大らかな性格で、スタッフのやりたいように自由に仕事をさせていたという。影を多用した実験的な作画方法や、作品の枠に留まらない壮大な展開などにその影響が見られる。

脚注[編集]

  1. 正史が正しければ、ロココの子は悪魔との混血児である為彼自身にも遠く悪魔の血が流れている。
  2. 正史では、マリアの子供は天使との混血児であり、その父はロココである。膨大な時の流れでゆけばフェニックスとはとおい血縁関係にあたるが、この設定は存在しないものと思われる
  3. 原作ストーリーでは海の帝国アクアンヌーンを創生したのは異聖メディアである為、本来ならば超聖神封印による世界消滅には含まれないのだが、この設定は消えている。


参考資料[編集]

  • DVD-BOX特典 モーゼットの石版(解説書)
  • 漫画 スーパービックリマン(著:おちよしひこ)

外部リンク[編集]

朝日放送 日曜朝8時30分枠のアニメ
前番組スーパービックリマン次番組
まじかる☆タルるートくんGS美神