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おぼっちゃまくんの登場人物一覧では、小林よしのり原作の漫画及びテレビアニメ、『おぼっちゃまくん』の登場人物について解説する。
目次
御坊家[編集]
茶魔の直系家族[編集]
- 御坊茶魔(おぼう ちゃま)
- 声:神代知衣(神代が産休時の代役は横山智佐)
- 御坊財閥の跡取り息子で第999代当主(正確には亀光より当主の座をまだ受け継いでいないのでまだ999代当主ではない)。誕生日は4月1日。身長123cm。血液型AB型。田園調布学園初等部の5年生(同名の女子校は、アニメ放映当時は「調布」という名前だったので関係はない)。頭の上に一本の角状の突起(頭蓋骨の形状によるもの)がある。
- 早くに母親・和貴子を亡くし、父親に厳しく(?)育てられる。おぼっちゃまという理由を差し引いても、呆れる程の我侭さと卑しさを併せ持っているが、友情を重んじる一面もあり、奇想天外な発想と行動力で友達のピンチを幾度と無く救っている。「あわてるな、じっくり行け」という父親の教えから、亀の上に乗って移動する。父親の事を尊敬しており、父を目標としている。体力は赤ちゃん並みとも言われる程に無く、勉強も殆ど出来ない上に、自己管理能力もほぼ0。
- 1人称は「ぽっくん」言葉遣いは「~でしゅ」や「~ぶぁい」などと少し幼稚な博多弁で、「ともだちんこ」のような彼の発する特殊な言語と共に『茶魔語』と呼ばれる。御坊家が茶魔のために使う金額は日本の防衛費のほぼ半分に匹敵する。月々の小遣いは1500万円(後に2000万に上がった)。好物は和菓子「いたらき」(「いただき」という実在の和菓子がモデル)。耳には砂金、涙腺には真珠、鼻には黒真珠、歯にはダイヤモンド、ヘソにはエメラルド、尻には金塊を詰めており(総額時価三億円相当)、「歩く身代金」の異名も持つ。身の危険が及ばぬ様に厳重な監視体制が敷かれているが、結構な頻度で危ない目に遭っている。誘拐された時に自分の力量(金の力)で誘拐犯を改心させており、大物ぶりの片鱗を見せた事も。
- 洋服は1種類しかなく、それは幼少期に気に入ったものであった。その1種類の洋服は、御坊家内の巨大倉庫に一生分あり、毎日新品が着られるようになっている。成人した後に着る分もその倉庫にあり、当然デザインは全く同じである。
- 幼い頃から便を漏らしてしまう癖があり、医者に診てもらったところ「お漏らしは、友達がいない寂しい子供に多い」と言われる。そこで母の和貴子が茶魔の股間をなでながら「ともだちんこ」と一晩中おまじないをかけたところ、たちまちにしてお漏らしが治ったという過去がある。そのため「ともだちんこ」の挨拶は茶魔にとって非常に重要な挨拶といえる。大統領閣下にともだちんこをしたために父からともだちんこを禁じられた時は、お漏らし癖が再発してしまった。
- 後に父が不在の時に御坊家を破産させてしまうが、周囲の協力を得て何とか御坊家を立て直す事に成功している。父の再婚相手である美々美とは仲が悪い。
- 御坊亀光(おぼう かめみつ)
- 声:銀河万丈
- 御坊財閥の主(第998代当主)で茶魔の父親。屈強な体と板垣退助のような立派な髭が特徴。お小遣いは月2億円。茶魔いわく「よーしゃなくきびしか人」ではあるが、茶魔に限りない愛情を注いでいて、やや溺愛に近い印象を受ける。舌をなめあう「ペロペロ」はその最たるもの。しかし、茶魔に危険が迫った際は身を挺して守ったり、茶魔の母・和貴子の面影を求めてナーバスになった茶魔に対しては自慢の髭を剃り落として自ら女装して和貴子になりきろうとするなど、その愛情は確かな物である(茶魔も彼の愛情の深さを認識している)。また、茶魔がタイムスリップするエピソードでは、少年時代は茶魔とは対照的な柿野修平のような感じの少年であり、また妻である和貴子とは幼馴染であることが描かれていた。なお、御坊家は茶魔系の顔と亀光系の顔が交互に現れているようである(初代・3代…999代と奇数の代が茶魔の顔で、2代・4代…998代と偶数の代が亀光の顔になっている)。父(茶魔にとっては祖父)の遺言に絶対従わなければならない御坊家のしきたりから、原作終盤で幼馴染みの美々美と再婚しているが、元々再婚には乗り気では無い上に美々美が横暴な要求をした為に夫婦仲は良いとはいえない。
- 御坊和貴子(おぼう わきこ)
- 声:一城みゆ希(オープニングのナレーションも担当)
- 茶魔の亡き母親。茶魔が7歳の頃に死去している。
隣接関係[編集]
- 美々美(みみみ)
- 亀光の幼馴染み。幼い頃はそこそこの美少女で亀光も再会を楽しみにしていたが、今となってはほんの少しの面影を残すばかりで、はっきり言うと不美人である。茶魔の祖父の遺言を盾に、亀光と強引に再婚を果たす。和貴子の存命中にも言葉を交わしており、「最期に、茶魔に弟を残してあげられなかった事が心残り」と美々美に告げた和貴子の言葉をどう捉えたのか、ヒヒのヒヒノ介を『茶魔の弟』として御坊家に連れて来る。登場初期の頃には、身を挺して大型洋式便器に落ちた茶魔を助けたり、再婚に納得しない茶魔が家出した際にも、無理に連れ戻したりせず、家出先の公園におでんと布団を用意し、自ら布団に入って辛抱強く待ったりといった思いやりのある行動も見せたものの、その後は茶魔を殆ど息子として認識せず、ヒヒノ介を茶魔並みの扱いにするようにかなり無茶ばかりを言うようになる。故に茶魔との仲は悪く、側近である爺も彼女の事はあまり良く思っていない。怒る(かんしゃくを起こす)と奇声を発しながら暴れ出し、手が付けられなくなる。
- ヒヒノ介(ひひのすけ)
- 美々美が連れて来たヒヒ。『茶魔の弟』として扱う様に美々美が要求し、御坊家の人々を困惑させる。茶魔は弟と認めていない為「ヒヒはヒヒでしかなか!」と嫌っており、時々動物園等に捨てにいったりしているが、すぐに帰ってきてしまう。人の言葉を発する事は出来ないが、理解は出来るようでワープロを用いて意思疎通をするなど茶魔より頭の良い行動を見せる事もしばしばある。最後は野生のヒヒの群れの中に戻っていった。
- 爺屋 忠左衛門(じいや ちゅうざえもん)
- 声:田原アルノ
- 代々御坊家に仕える執事。「忠左衛門」の名は世襲制で、彼の先祖も同じ名を名乗っている。とにかく涙もろい人物だが、御曹司の茶魔と主人の亀光を影で支える御坊家になくてはならない人物。亀光の少年時代から茶魔に至るまで、ほぼ無休暇で献身的に世話を焼いており、一度はその忠誠振りから休暇をもらった事があったが、その不在の結果、茶魔はおろか、亀光までパニックに陥るほどであった。しかし、当の本人は執事としての仕事をする事に幸福を見出しており、ほぼ年中、執事としての仕事に専念している。御坊親子の最大の理解者でもあり、美々美の事をあまり良く思っていない。
- メカ茶魔
- とある手違いによって茶魔が死んだと勘違いしてしまった亀光を慰めるため、茶魔そっくりに作られたロボット。亀光は茶魔が生きていたと思い込んでかわいがるが、本物の茶魔が帰ってきたことにより廃棄されてしまう。一瞬にして寵愛を失ってしまったことにより、愛情の裏返しから亀光に激しい恨みを抱き御坊家を襲撃、一時は御坊軍によって撃退されたと思われたが、残った頭部が茶魔を人質に取って巨大メカ茶魔を製作、再度御坊家に戦いを挑んだ。亀光は、巨大ロボ「メカ父」を操縦して戦い、巨大メカ茶魔と共に溶岩へ転落、その中で彼を安易に廃棄してしまったことを謝罪した。最後は亀光と和解し、茶魔に亀光を託して脱出させ、自身は溶岩の中へ消えていった。
亀軍団[編集]
- 乗亀隊(じょうがめたい)ピエール、カトリーヌ、ベルモン太、ミッシェル、クロード、ジュヌヴィエーヴ、ボナバルタン、フランソワ、アレキサンダー
- 茶魔を乗せて走る亀の精鋭部隊。おこづかいは月2000円。乗亀隊は御坊家の亀達の憧れとなっている。茶魔が初登場したときは、ムチを持って亀に乗っていた。彼らの名前は全てフランス語由来で、これは小林が福岡大学フランス語学科卒業だった影響。乗亀隊にはアラン・ノロン(ネーミングはアラン・ドロン)と言う亀もいたが高齢のため引退し、後継は選考試験の後にベルモン太に譲られた。その後アラン・ノロンは「メカ茶魔の逆襲」において、老衰のため死去した。乗亀隊は物語開始からしばらくの間はピエールが中心となって活動していたが、ベルモン太が乗亀隊に入ってからは彼がピエールに変わって中心となり活動するようになった。
通常の乗亀隊は上記9匹であるが、御坊家には少なくとも100万匹の亀がいることは確実である(茶魔が「友だちんこロック」(アニメ版では「ぶぁいYaiYai~おぼっちゃまくんのテーマ~」)という曲で「100万枚大賞」を受賞したとき、100万枚のレコードを1枚ずつ亀が持っていたことから)。
お助け軍団[編集]
御坊家に仕え、茶魔を手助けする為の様々な特殊能力を持った人々の総称。準レギュラー化しているキャラから、1コマしか登場しないキャラまでいる。月給は一律100万円である。
- 通掛聞造(とおりがかり きくぞう)
- 声:松尾銀三
- 全宇宙の地理に詳しく予知能力を誇っているのではないかとされている。モデルは初代林家木久蔵。足の小指が茶魔と運命の糸でつながっているため、迷子になるとどんな所にも偶然通りがかり、道を教える。先祖に通掛 霊造がいる。
- 怖賀リータ(こわが リータ)
- 声:鈴木清信
- 思い切り怖がって怖さを払拭してくれるオカマ。普段は化粧しているが、化粧を落とすと男に戻る。「角刈(かくが)リータ」や「暑賀(あつが)リータ」など複数のいとこが登場する。亀光が母親に化けようとした際にメイクを担当している。
- シンパイダーマン
- スパイダーマンのパロディ。高いところに登って心配してくれる。スパイ活動も行う(茶魔が柿野家で留守番する際にカメラを取り付けている)。
- 亀長老(かめちょうろう)
- 御坊家で飼われている亀の長老。一万年も生きており、人間の言葉を話せる。
- 用事伝達(ようじ でんたつ)
- 声:西原久美子
- どんな用事でも正確に伝える幼児。予知能力を持っており、幼児でありながら常人には出来ない行動も持つ。ストーリーの後半以降、準レギュラーキャラとなる。普段は御坊家の敷地内に住んでいるが、訓練で勘を冴えさせる為に彼に内緒でいつも住居を引っ越している。
- 影茶魔(かげちゃま)
- 声:横山智佐
- 字の通り、茶魔の影武者。容貌はやや強面。運動神経や成績は抜群。一時は反乱を起こして、本物の茶魔に成り済ました事もあった。アニメ版での声優が横山に決まった理由は、一時期、産休の神代の代役を務めた横山に対して、当時のスタッフが感謝の念を込めたものとされている。
- 身我割成高(みがわり なりたか)
- 茶魔の影武者だが、こちらは影茶魔とは違いスタントマンのような役割で、主に茶魔の代わりに暴力に耐えたりする。茶魔と共に教室内までについて来る時があるが、戦闘時には何故か加戦しない。
- 名乗出升雄(なのりで ますお)
- 他人の罪をかぶって名乗り出て50年。
- いたらきんちゃん
- いたらきを配って50年。すっかり年老いてしまった。常に持ち続けている訳ではなく、茶魔が食べたいと思っていた種類をきらしてしまった事もある。
- ツノ自衛隊
- 茶魔のツノを外敵から防衛することを目的とする自衛隊。陸・海・空と存在し、それぞれが小型の戦車、潜水艦、戦闘機に搭乗している。合言葉は真珠湾攻撃の際の作戦成功打電「トラ・トラ・トラ」をもじった「ツノ・ツノ・ツノ!」
茶魔が自らなったキャラクター[編集]
- 絶交仮面
- どこの誰かは知らないと、茶魔本人だけが思っているヒーロー。けれど、誰もがみんな(正体を)知っている。茶魔が亀光から聞いた『月光仮面』の話に感化された際に誕生。必殺技は、角で相手の肛門をつつく「ぜっこーもん」、学校の校門を引き抜いて攻撃する「がっこーもん」など。後に「スーパー絶交仮面」となり、飛行能力と、茶魔のうぶ毛に反応して鎧のトゲが逆立ち、ヤマアラシのように敵へと刺さる能力が追加された。股間につける亀は乗亀隊のピエールではないと力が出せない(カトリーヌが担当した時は全くパワーが出なかった)。
- 茶魔コップ
- 『ロボコップ』を外見のモデルとしたパロディ。茶ーミネーターとは違い、凄まじい戦闘能力を持つ。
- 仮面(亀ン)茶魔ダー
- ドクター・モオに改造人間にされた時の茶魔。だが脳改造寸前に柿野くんと沙麻代に救出されたことで正義の心だけは失わずに済んだため、同じく改造され悪事に走るクラスメート達を止めるために立ち上がる。必殺技は悪を改心させ洗脳を解く「ともだちんこタッチ」。特殊技に「茶魔ダー管理人攻撃」があり、ゴミまみれの改造人間となった貧保耐三に大ダメージを与えた。後にドクター・モオに報復を加えて情けない改造人間にした。
- ウル茶魔マン
- 『ウルトラマン』を外見のモデルとしたパロディ。必殺技は、へけけ笑いが止まらなくなる光線「ヘケシウム光線」、自身にも危険が及ぶため滅多に使わない「ウル茶魔へぽーん攻撃」など。茶魔の妄想の存在ではあるが「ウラシマン・タロウ」(『ウルトラマンタロウ』のパロディ)も存在する。
- 茶ーミネーター
- 茶魔が未来の世界の技術力を使いサイボーグ化した姿。『ターミネーター』のパロディである。体に様々な武器(金品)を搭載しているが、攻撃を受けるとすぐ体がばらばらになる。改造手術に失敗していた事が発覚した為、すぐに元の体に戻っている(袋小路を倒したチンコロボだけ持ち帰った)。
- 御坊茶魔美
- ちんこが取れて女になったときの茶魔。袋小路のお気に入り。2回茶魔美になっている。
御坊家の先祖・子孫とその近隣キャラ[編集]
- チャマ・サピエンス
- 御坊家の初代当主とされている、壁画に描かれた原始人。その時代では彼の一族の持っている亀(お亀と称されている)が金の代わりになっていて、亀を多く持つ者が一族の上位の地位にいる。人類で初めて火を使ったというエピソードが存在する。
- チャマン・カーメン
- ツタンカーメンのパロディー版。3400年程前の御坊家の先祖。遺体は御坊家の敷地内にあるピラミッド式の墓の底に眠っていて、御坊家の末裔でしか甦らせる事が出来ない。
- チャカ
- 釈迦のパロディー版。2500年程前の先祖。ブっ教を唱え、人々にオナラをする事を指示した。
- 茶魔呼 (ちゃまこ)
- 卑弥呼のパロディー版。1800年程前の先祖で、占いで人々に指示していた。
- 僧空亀(そう くうかめ)
- 空海のパロディー版。1200年程前の平安時代の先祖で僧侶である。
- チャンシー
- 声:水谷優子
- キョンシーのパロディー風の先祖。生前時期は不明。中国に渡り、そのまま日本に帰国することなく死去し、遺体は日本へ帰国したと言われている。遺体は御坊家の敷地内にある雑木林の山の中に眠っている。霊は普段は地獄にいる。御坊家の先祖の中でマイナスのイメージの先祖。
- 御坊茶魔朝(おぼう ちゃまとも)
- 源頼朝のパロディー版。800年程前の平安時代の武将。
- 御坊信茶魔(おぼう のぶちゃま)
- 織田信長のパロディー版。450年程前の戦国時代の武将。
- 御坊茶魔継(おぼう ちゃまつぐ)
- 徳川家継のパロディー版。300年程前の江戸時代の先祖。5歳で御坊家の当主となった。貧乏揺すりが癖で、それがきっかけで周囲の町に大火災を引き起こした。
- 御坊茶魔之進(おぼう ちゃまのしん)
- 御坊家989代当主。通称「若ちゃま」。生前時は江戸時代でお城の生活に飽き、下々の暮らしを見る為に飛脚に扮して城下へ繰り出して一騒動起こしたりと、やる事は子孫である茶魔と変わっていない。死に際に好物であるイタダキを食べられずに亡くなった為、魂は残存食欲の森で彷徨っていたが、茶魔があの世に行った際は亡者として現われ、対面を果たした後にイタダキを食べて成仏した。
- 御坊茶麻呂(おぼう ちゃまろ)
- 御坊家997代当主。亀光の父で、茶魔の祖父に当たる。写真と遺言シーンのみでの登場。かつて御坊家は伊勢志摩にも広大な土地を持っていたが、彼の代になって地元民に無償で分け与えたため、今でも土地の人は御坊家を慕い、茶魔たちが別荘へ訪れると熱烈な歓迎式典が行われる。
- 御坊茶魔シロー
- 茶魔の子孫に当たる、世紀末の御坊家当主。茶魔系の顔であるので、奇数代と思われる。友駄珍拳という拳法の使い手で、この拳法で世の悪党たちを成敗している。モデルは『北斗の拳』のケンシロウ。
- 未来じい
- かなり未来の世界から来た、じいやの子孫。タイムマシンを使って、あらゆる時代の御坊一族をあらゆる時代の袋小路一族から守る事を任務としている。現代の茶魔を茶ーミネーターに改造したのも彼である。
茶魔の近隣[編集]
茶魔の友人[編集]
- 柿野修平(かきの しゅうへい)
- 声:佐々木望
- 田園調布学園初等部の5年生。茶魔の友だちんこ。優等生ながらも平々凡々な小学生で家は一般家庭、父は書店勤務のサラリーマン。月のお小遣いが1500円。ちなみに小林の別の作品『ろまんちっく牛ノ介』にも高校生の姿で主人公の友人として登場する。父と同様にサラリーマンになる事を目標にしている。茶魔が金の力に頼らずに初めて友達になった子。根が真面目で優しい為、学校の女子からの評判は高い。
- 御嬢沙麻代(おじょう さまよ)
- 声:川村万梨阿
- 御嬢商事のお嬢様であり帰国子女。100人いる茶魔の許婚(いいなケツ)の1人で、最有力候補の美少女。勝ち気でやや高飛車な面があるが、周りの意見や空気に余り左右されずに自分を強く持っている。女の子同士のグループには余り加わらない。茶魔にツッコミを入れることが多い。当初は柿野にベタ惚れであったが、後に茶魔を意識しているようなそぶりを見せる事もあり、茶魔が他の女性にうつつを抜かすと、よく嫉妬をするなどの複雑な女心を見せる。
- 貧保耐三(びんぼ たいぞう)
- 声:松本梨香
- 通称「貧ぼっちゃま(びんぼっちゃま)」。元上流家庭のおぼっちゃま。亡き父が事業に失敗し家が破産してしまい、(借金の一部は茶魔の尻にある金塊で返済されている)、3人の弟・2人の妹と暮らす(耐三が貧保家の第一子)。母は病弱で寝込んでいたが、初登場時に死去。貧乏な為、服が前半分しか無い(前だけでも正装をしようというポリシーだが、海パンやまわしでさえ前半分しか着けず、いつも尻が丸出しである)。しかも前半分の服を着ているのは貧保家の中では彼のみ(弟・妹は普通の服装)なので、実は彼は変態嗜好に目覚めている可能性が高い。運動会の騎馬戦の時は尻とチンコがむき出しなので上に乗せてもらえずに、逆に馬役の三人を一人で抱えた事がある。真面目でプライドが高く、高慢な態度で茶魔以上に変わった行動をとるが、基本的には弟・妹思いの善人である。記憶喪失になった茶魔を助ける等、義理深い一面も見せた(最初は報奨金の為ではあったが茶魔との友情を優先して金を受け取らなかった)。人間・お金・排泄物以外は何でも食べてしまう悪食で、ダイヤモンドを飲み込んだり、エイリアンを食べたり、兄妹総出で木の樹液を飲みまくって山を枯らしたりしている。茶魔があまりにも貧しい生活を送る貧ぼっちゃまに同情して、アンドロイドの母親(サイボーグ母ちゃま、一度壊れた為2回あげている)をプレゼントしたり、台風で自宅が吹き飛んだ際に木を一本あげたりしている。(元々は家をあげようとしたが耐三が拒否した為)その貧乏暮らしに憧れたりして貧保家に住み着いて騒動を起こす事もある。田園調布学園の生徒は上流家庭の子供ばかりの私立校なのに、なぜ貧乏な貧ぼっちゃまが通えるかというと、亡き父が生前この学園に多大な貢献をした為に、その恩義で通わせているとの事である。意外と博識で絵画の才能もある。口癖は「落ちぶれても元上流家庭」と「落ちぶれてすまん(と言ってお辞儀)」。数多くいる本作の登場人物の中でも屈指の際物キャラだが、読者にとって人気No.1でありコロコロ誌上のキャラ人気投票ではベスト10入りしている。
袋小路家[編集]
- 袋小路金満(ふくろこうじ かねみつ)
- 声:青木和代
- 御坊家に次ぐ大金持ち、袋小路家の子息。茶魔を常にライバル視しており、頻繁に嫌がらせもする。豪華さを周囲に見せびらかし自慢するが、茶魔のスケールの大きさには負ける事が多い。但し、お金持ち同士である茶魔とは気が合う事も少なくない。英一助(えい いちすけ)、美井二助(びい にすけ)という同級生を従者として連れている(2人の親族も代々袋小路家の従者)。普段は傲慢な部分も多いが、茶魔が茶魔美になった際は、献身的で男らしい一面も見せる。頭は余り良くないものの、力持ちでありドッジボールや相撲が得意である。小林曰く、ライブドアの堀江貴文とキャラクターが重なるとのことである。血液型O型。
袋小路家の先祖・子孫[編集]
- フクロコージ
- チャマ・サピエンスの一族と敵対している蛮族。リーダーは金満そっくりの顔をしている。
- フクロンシー
- 袋小路がチャンシーに対抗する為に、墓場から発掘した祖先の霊。格好は普通の日本の死に装束。チャンシーとの対決中に茶魔を地獄へ連れて行くが、チャンシーによって茶魔は現世に戻れた。
- 袋小僧(ふくろこぞう)
- 鼠小僧のパロディーである、袋小路金満の祖先。昼間は亀回しの芸人をしているが、夜になると盗みを働く。飛脚に変装した茶魔之進に出会って盗みの手伝いをさせようとするが、逆に捕まってしまい、茶魔之進の正体を知った後で「『盗まれ蔵』の物だけなら盗んでもいい」と言われる。
- 袋小路金王
- 世紀末を支配する暴君で、袋小路金満の子孫らしい。袋神拳という拳法を使い、人々を恐怖に陥れていた。最後は茶魔シローの「さいならっきょ」で倒された。モデルは『北斗の拳』のラオウ。
怒玉家[編集]
- 怒玉勝悪(どたま かちわる)
- 柿野、御嬢、袋小路の通う怒玉塾(途中から茶魔も通うように)の塾頭。必ず成績が上がる代わりに、昴田先生を越える超恐怖授業を行う。怒らせると、「ど・た・ま・かちわるどー!」の掛け声と共に、岩をも砕く頭突きが炸裂する。唯一のオシャレであるリーゼントに相当の自信があるようだが、どう見ても頭にうんこを乗せているようにしか見えない。
- 怒玉切多度(どたま きれたど)
- 怒玉勝悪の弟。小さなおもちゃ工場を経営している。外見は兄に似ていて、頭にうんこ乗せているような髪形をしている。怒らせると、「ど・た・ま・きれたどー!」と頭突きを食らわす。
- 怒玉理穂(どたま りほ)
- 怒玉切多度の娘で、怒玉運子の姉。父や妹とは似ていない美人である。茶魔に惚れられたこともあり、一度いいなけつを喰らったこともある。借金返済のために働いている茶魔を助けたりしていたこともある。
- 怒玉運子(どたま うんこ)
- 怒玉切多度の娘で、怒玉理穂の妹。不美人のためか、茶魔に怪物と思われたこともあった。
田園調布学園[編集]
茶魔たちが通う小学校。そのスパルタ教育から『田園恐怖学園』とも呼ばれている。
クラスメート[編集]
- 非弱井くん(ひよわいくん)
- 茶魔のクラスメート。とても体が弱く、ほんの些細な事でも大げさに倒れてしまう。途中から準レギュラー格キャラクターへと昇格。
- 奈面菜洋(なめんな よう)
- 田園調布学園の不良生徒。硬派を自称し、一人で中学生を倒すほど喧嘩も強い。一時不良に憧れた茶魔を仲間にする。兄は珍走団の総長。
- 卑怒井くん(ひどいくん)
- いじめっ子キャラ。主にストーリー初期に登場。常に誰かを酷い目に遭わせているが、絶交仮面に化けた茶魔に敗北後、ほとんど登場せず。パーマ頭の子分とデブの子分がいる(二人とも名称不明)。
- 中山美亡子(なかやま みぼこ)
- 声:吉田理保子
- 通称は美ボリン。沙麻代と同様に100人いる茶魔のいいなけつの一人で、彼女自身も茶魔に惚れているが、茶魔の方はその気は全くない。巨体の為に力も強く、茶魔チームの前に5人の敵精鋭が立ちはだかった時は、そのうち2人に勝利するなど大活躍。「どす恋!」が口癖。
- 甘江照輝(あまえ てるてる)
- 通称は「テルテル」で、 田園調布学園初等部の5年生。めちゃくちゃ甘えん坊の上にウルトラマザコン。大柄な体系をしている割には弱虫・泣き虫・甘えん坊。いつも(というより常に)母親と一緒にいて、母親とベロベロキスをよくしている。茶魔達に負けないくらいの大金持ち、父親は不明。
- 若大将(わかだい まさる)
- 田園調布学園の人気者でイケメン。運動会で沙麻代を賭けて茶魔と勝負したはずが、茶魔に何故か惚れていた。
- 折目正(おりめ ただし)
- 品と礼儀を重んじる律儀で生真面目な生徒。茶魔に礼儀と品を教える。怒る時は「下品でござそうろう!!」笑う時は「はっはっはー はははのは はのは」泣く時は「しくしくしく しくくのく しくのく」
- 肉金丼斗(にくがね どんと)
- 鹿児島弁を喋る巨体の転校生。小銭を拾いながら自らの肉体へ貯金する肉金貯金を日課にしている。
教師[編集]
- 昴田怒留(すばるた どなる)
- 声:広瀬正志、笹岡繁蔵
- 5年4組の担任教師。顔も言動も怖く、お坊ちゃまでも例外なく厳しくしごくスパルタ教育がモットー。亀光からの賄賂を受け取らないなど、教育者として優秀な人物であるが、家族は逆にあっさり買収されてしまう為、茶魔の尻を叩こうとすると犯罪者に仕立て上げられる等、悲惨な目に遭う事も多い。
- 玉乃腰艶子(たまのこし つやこ)
- 声:渕崎ゆり子
- 5年4組の副担任に就任する。自他共に認める美人教師で、美貌で男子達を虜にしているために女子達からは嫌われている。幼少時の貧しさから、日本一の玉の輿に乗る事を夢見ている。亀光とは一時期相思相愛であったが、遺言により美々美と亀光が結婚したために関係を発展させる事ができずに終わる。
その他[編集]
- ドクター・モオ
- 声:玄田哲章
- BCG(ブラック・チューシャ・グンダン)を率いるマッドサイエンティスト。様々な発明品で世界征服を目論むが、茶魔たちに阻止される。映画007シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』に登場する悪役ジュリアス・ノオ博士とハーバート・ジョージ・ウェルズの小説『モロー博士の島』のモロー博士のパロディ。牛子という醜い娘がいる。
- クロちゃん
- 当時のコロコロのおぼっちゃまくん担当者。生徒、泥棒、人面犬、サーカス団長など様々な役柄で登場。
- クボちゃん
- 当時のコロコロのおぼっちゃまくん担当編集者。生徒役、一般人などで登場。誤植を頻繁にしていたため「おこっちゃまくん」でよく怒られていた。本名は久保雅一。
- 伊勢志摩子 (いせ しまこ)
- 伊勢志摩に暮らす海女で、小麦色の肌をした健康的な少女。茶魔のいいなけつの一人。原作では初めから女性として登場したが、アニメでは最初「志摩」と名乗り、女性であることを隠していた。