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機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY | |
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ゲーム:機動戦士ガンダム外伝1 戦慄のブルー | |
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発売日 | 1996年9月20日 |
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販売価格 | ¥4,800 |
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ゲーム:機動戦士ガンダム外伝2 蒼を受け継ぐ者 | |
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発売日 | 1996年12月6日 |
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ゲーム:機動戦士ガンダム外伝3 裁かれし者 | |
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発売日 | 1997年3月7日 |
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販売価格 | ¥4,800 |
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ゲーム:機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY | |
ゲームジャンル | 3Dシューティングゲーム |
対応機種 | セガサターン |
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発売元 | バンダイ |
プロデューサー | |
監督 | |
キャラクターデザイン | 土器手司 |
メディア | |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1997年8月29日 |
稼動時期 | |
販売価格 | ¥14,400 |
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その他 | 上記の三部作のセット スペシャルディスク同梱 |
小説: | |
著者 | 皆川ゆか |
イラスト | |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | |
レーベル | 講談社文庫 |
発売日 | 1997年 |
発表期間 | - |
巻数 | |
話数 | |
その他 | ISBN 4062735717 |
漫画: | |
作者 | 高山瑞穂 |
作画 | |
出版社 | 講談社 |
その他の出版社 | |
掲載誌 | |
レーベル | 講談社KCデラックス |
発売日 | 1997年 |
発表期間 | - |
巻数 | |
話数 | |
その他 | ISBN 4063349659 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』(きどうせんしガンダムがいでん ザ ブルー ディスティニー、MOBILE SUIT GUNDAM SIDE STORY THE BLUE DESTINY)は、アニメ作品群「ガンダムシリーズ」の一つで、ゲーム「機動戦士ガンダム外伝」シリーズの第一作。1996年から1997年にかけてセガサターン用に三部作として販売された3Dシューティングゲームである。
目次
概要[編集]
一年戦争末期、歴史の裏で繰り広げられたEXAMシステムと呼ばれる謎のシステムを搭載した蒼いモビルスーツを巡る戦いを描いている。
原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』と世界を共有しつつも、ゲームオリジナルのキャラクターやモビルスーツをメインとするアクションゲーム「機動戦士ガンダム外伝」の第1作。本作が好評だったことから、外伝はハードを変えつつシリーズ化されることになる。
本作オリジナルのモビルスーツであるブルーディスティニーやイフリート改はガンダムファンからの認知度も高く、後に出たガンダムシリーズのゲームでも登場することになった。
シリーズ一覧[編集]
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY:1997年8月29日 - 三部作をセットにして、イラストや攻略ムービー等を収録したスペシャルディスクを同梱。
ストーリー[編集]
- 戦慄のブルー(せんりつのブルー)
- 地球連邦軍にとっての新兵器であるモビルスーツの運用を試験するための小隊(地球連邦軍第11独立機械化混成部隊、通称モルモット隊)に配属になったユウ・カジマは、ある作戦で蒼い塗装をされたモビルスーツの襲撃を受ける。その機体は、味方であるはずのジムタイプであった。
- 異常なまでの機動力と攻撃力を持つその機体を、何とか撃退することに成功したユウたちモルモット隊であったが、これは、彼らと蒼いモビルスーツとの因縁の始まりに過ぎなかったのである。
- 蒼を受けつぐ者(あおをうけつぐもの)
- 技術士官アルフ・カムラと共にモルモット隊に配備された新型モビルスーツ、それは以前ユウたちが遭遇した蒼いジム「ブルーディスティニー」だった。
- ブルーに搭載された高性能OS「EXAMシステム」に疑問と不安を感じつつもユウはブルーを乗りこなし、困難な任務を次々にこなしていく。そして、ジオンの蒼いモビルスーツ「イフリート改」との宿命の対決が訪れる。ブルーと同じEXAMを持つ相手との戦いに苦戦しつつも、なんとかイフリート改を撃破するユウだが、EXAMが搭載されたブルーの頭部を破壊されてしまう。イフリート改の操縦者であるニムバス・シュターゼンは「マシンの性能で勝った事を忘れるな」と言い残し、脱出するのであった。
- 裁かれし者(さばかれしもの)
- 地球連邦軍のEXAM研究所を襲撃したニムバスは、EXAMの開発者であるクルスト・モーゼス博士を殺害し、ブルーディスティニーの2号機を奪取する。それを奪還する任務を与えられたモルモット隊に、残された最後のEXAM搭載機であるブルーディスティニー3号機が配備される。
- 物語の舞台は地球から宇宙へと移り、EXAMを巡る戦いは最終局面を迎えることとなる。
ゲームシステム[編集]
コクピット視点による3Dシューティングゲームで、自分の操縦する機体を見ることはできない。
ミッション(ステージ)数は各巻につき5ずつ。ミッションをクリアするとそのステージで獲得した得点と装甲の被弾率、オプションで設定された難易度によってA~Eの5段階でランクがつけられ、その巻のミッション全てをAでクリアすると、主人公であるユウ・カジマの階級が一段階昇進する(少尉から始まり最高で少佐まで)。昇進したデータは次の巻に引き継ぐことができ、最終的なエンディングで語られるユウの戦後の消息が変化する。
2巻以降は、セガサターンツインスティックでの操作にも対応している。
モルモット隊[編集]
正式名称は「第11独立機械化混成部隊」。本作の主人公であるユウ・カジマらが所属する地球連邦軍のMS部隊の通称である。特定の方面軍ではなくジャブロー直属の独立部隊であるため、作戦ごとに戦場を渡り歩いている。これは部隊の目的がMSの運用データの収集(モルモット隊という通称はこれに由来する)にあり、激戦区を転戦することによりその任務を達成するためである。ただし、現地の部隊からは上層部からのお墨付きを得て戦果を独占しているとして、やっかみや嫉妬の目で見られることが多く、他の部隊との関係は良好とはいえない。
MSパイロットをはじめとする人員は各方面から選抜された者によって構成されている。ただし消耗率も極めて高く、優先的に補給を受けられるとはいえ、それらはほぼ帳消しとなっている。また、人的消耗も著しく、部隊創設当初は10名のパイロットがいたにもかかわらず、作中ではユウ、フィリップ、サマナの3名のみが生き残るに留まっている(小説版ではパクが新たに配属された)。
戦力としてはMS5機とホバートラック2両、支援ヘリ2機を有する。通常はMS3機とホバートラック1両もしくは支援ヘリ1機の編成で運用される。残りのMS2機は本隊警護及び予備機とする。これらの機体と人員の輸送は7機のミデアによって行われる。ちなみにこのミデアは、小説版の記述によればTV版の機体とは異なり、ミサイルを装備するなどして火力を強化している。形状も『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場したC-88と呼ばれるタイプ。
作中、MSの運用データ収集はジャブローにアムロ・レイの操縦するガンダムのデータが届けられたことによって終了し、以後はブルーの実験部隊としてだけでなく、独立遊撃部隊として各方面を転戦する。ブルー2号機が奪取された後には宇宙へと上がり、実質的な討伐部隊となる。星一号作戦にも参加し、一年戦争終戦後に解散した。
登場人物[編集]
地球連邦軍[編集]
- ユウ・カジマ (You Kajima)
- 声:なし(本作)/ 山寺宏一(『Lost War Chronicles』)/ 諏訪部順一(『MS戦線0079』以降)
- モルモット隊所属のエースパイロット。階級は少尉のち中尉。寡黙[1]な性格ながら、その腕はシミュレーター上のアムロ・レイのRX-78-2 ガンダムに勝つほどである。暴走したブルーディスティニーを撃退した際の戦いぶりが評価され、ブルーの新たなパイロットとして選出。EXAMシステムを巡る戦いに巻き込まれることになる。ブルーディスティニー1号機が蒼く塗装されていたことから、「蒼い死神」という異名で称されることがあるが、これはあくまで機体に付けられた仇名に過ぎない。これとは別に「蒼い稲妻」という仇名もあるが、こちらはモーリン・キタムラが考えたもので、本人が吹聴したり実際に敵味方双方に広まって呼ばれたりしたものではない。
- 小説版によれば、物語中盤の時点でMS撃墜数は60機以上を超えたとされ、既に一年戦争終結時の地球連邦軍エースパイロットトップ5にランクイン出来る数である。しかし、EXAMシステムに関する記録は歴史より抹消されたため、彼の活躍も公式記録からは消されている。
- また小説版によれば、モーリンとは一年戦争終結後の一時期に交際していたが離別している。
- 漫画版では、モルモット隊に入る前は戦闘機パイロットだった。
- 一年戦争終結後も地球連邦軍に身を置き続け、第二次ネオ・ジオン抗争の際はアクシズの降下阻止にジェガンで参加した。階級は大佐[2]。小説版では映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にてアクシズから弾かれたギラ・ドーガの手を掴んだ機体に乗っていたのは彼だったとされている。[3]サイコフレームの共振によって発せられた光は、彼にとってEXAMシステムを巡る戦いに関わったニュータイプ少女マリオン・ウェルチを思い起こすものであった。
- ちなみに、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜』では、『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』の主人公であるマスター・ピース・レイヤーが「君とは同郷なんだ」と語りかけてくる場面がある。レイヤーはオーストラリア出身なので、言葉通りに解釈するならばユウの出身地もオーストラリアという事になるが、お互いセガのゲーム機で発売されたゲーム出身であることを暗に示したジョークといえる。なお、レイヤーを演じているのはユウを演じた事がある山寺宏一である。
- モーリン・キタムラ
- 声:長沢美樹
- モルモット隊の戦闘オペレーター。階級は伍長。部隊の紅一点(小説版では他にアンジェラというオペレーターが配属されている)でアイドル的存在。ユウに恋心を抱いているが、実はそれはユウ・カジマという人間にでは無く「エースパイロットのユウ」と云う偶像に憧れているに過ぎないようだ。
- 小説版ではサラミスの艦長を務めていた父親の死をきっかけに精神の不安から自身の純潔をユウに捧げるが、戦後に亡き父の決めた婚約者と結婚する事を決めユウとは別れたとされる。
- 小説版において「蒼い稲妻」というユウの渾名を考案したのは彼女。
- フィリップ・ヒューズ
- 声:若本規夫
- 饒舌で戦闘中でもジョークを飛ばす陽気なベテラン兵。階級は少尉。服務態度に問題はあるものの、パイロットとしての腕は確か。その意味で、『機動戦士ガンダム0083』のベルナルド・モンシアに通じる所がある。
- グリプス戦役の後に負傷退役し、その後はサイド6に移住してパン屋を経営している。ユウによるとあまり美味しくないらしい。
- なお、グリプス戦役の時期の所属は不明であるが、ゲーム中での発言からスペースノイドであると本人が語っており、地球出身のエリートから構成されるティターンズには所属出来なかったであろうと推測される。
- サマナ・フュリス
- 声:関智一
- モルモット隊最古参パイロットの1人だが、連邦軍人としての経歴はユウやフィリップよりは短い。やや頼りないところがあったが、激しい戦いをくぐりぬけ、一人前のパイロットに成長する。階級は准尉。
- 彼の操縦は基本に忠実で、ベテランパイロットには裏を取られやすいが、後のモビルスーツ用OS開発には非常に役に立ったという。グリプス戦役の後に訓練将校となり、多くの新兵を鍛え、軍に送り込んでいる。
- アルフ・カムラ
- 声:大塚芳忠
- ブルーディスティニー担当の技術士官。階級は大尉。ブルーの開発以前はRGM-79(G)陸戦型ジムの設計に関与していた。
- ブルーのテストパイロットとしてユウに目をつけ、ブルーディスティニー1号機と共にモルモット隊に配属される。技術的なマッドサイエンティスト気味。その執着心はいささか行きすぎだが腕は確かであり、ブルーに対する愛着も深い。後にニュータイプに魅せられ、ニュータイプ研究所でその研究を行っているらしい。
- ブルーディスティニー1、3号機にリミッターを搭載したのも彼である。常にEXAMだけは壊さないようにユウに念を押すが、結局2機共に失われてしまう事になった。
- パク
- 小説版にのみ登場。階級は准尉。ジャブロー防衛戦を始めとする戦場で撃墜数を多数出した事で能力を認められ、モルモット隊に配属された。しかし部隊では伸び悩み、地上からジオンが駆逐されて戦果をあげる機会が減っていくことに対する焦りを募らせていく。
- ニムバスのイフリート改と交戦するユウを支援するために2号機に搭乗するものの、EXAMシステムに対応することができず、機体を捨てたニムバスによって殺害される。
- ロゴージン
- 小説版にのみ登場。階級は大尉。モルモット部隊の隊長。この仕事を出世への糸口としか見ておらず、部下の命をなんとも思っていない冷酷な男。部下からの信頼は無いに等しく、蛙親父と陰口を叩かれている。
- 軍内ではレビル派に属していたが、星一号作戦でレビル将軍が戦死したために算段が狂い、戦後に出世コースに乗ることはできなかったという。
- アンジェラ
- 小説版にのみ登場。モーリンと同様にモルモット隊でオペレーターを務めており、2号機が奪取されて部隊が縮小された(宇宙戦ではミデアの搭乗員などは不要となる)後も部隊に残る。
- クルスト・モーゼス
- 声:清川元夢(ガンダムカードビルダーほか)
- 元はジオンのフラナガン機関所属だったが、ジオン製のMSではEXAM研究に限界を感じた為、自らの開発したEXAMシステムを手土産に連邦に亡命した。ゲーム本編には名前のみの登場。ニュータイプが人類に対する脅威になるとの考えからEXAMシステムを開発したとされる。
- 「GGENERATIONシリーズ」では登場するがニムバスに殺害される。漫画版では2号機を奪われる形で、小説等ではニムバスに託すような形で2号機を明け渡している。
- エイミー・バウアー・マイスター
- 漫画版にのみ登場。"オデッサの荒鷲"の異名を持つエースパイロットで少尉。ユウ、エイミー、そして彼女の夫フランクはかつて同じ部隊だった。戦闘機での戦いに限界を感じながらも、亡き(おそらく戦死)夫への感傷から空にこだわっている。
ジオン公国軍[編集]
- ニムバス・シュターゼン
- 声:速水奨
- ジオン公国軍大尉。イフリート改、ブルーディスティニー2号機に搭乗した。機体のパーソナルカラーは両肩が赤。なお、機体色の蒼はクルスト博士の趣味とされる。最終階級は大尉とされているが、上官殺害によって降格させられた階級であるため、降格前の階級は不明とされている。漫画版では少佐。
- ジオンの騎士を自称。プライドが高く、好戦的で冷酷。他人を見下す事が多い。そのプライド故、撤退命令を出した上官を殺害してしまい左遷される。その左遷先がEXAMシステムを研究していたクルスト博士の下であった。欠点の目立つ剣呑な人物ではあるが、反面その卓越した技量や、苛烈なまでに潔い性格から彼を崇拝する部下や兵士も多かったという。実験段階だったEXAMシステムを搭載したイフリート改を駆り、ユウ・カジマとたびたび交戦する。ユウのブルーディスティニー1号機と相討ちになる形で愛機を失った後は、連邦に亡命していたクルスト博士を殺害、ブルーディスティニー2号機を奪取して宇宙に上がる。最後はサイド5宙域においてユウのブルーディスティニー3号機と相討ちになり、戦死。最後はユウを道連れにしようとするが、ブルーディスティニーによって阻まれる。
- マリオン・ウェルチ
- 声:雪乃五月(設定のみ)/ 林原めぐみ(『ギレンの野望』ほか)[4]
- EXAMシステムを完成させるに当たって、クルスト博士に協力した14歳のニュータイプ少女。システムの完成と同時に意識不明となるも、EXAMを巡る戦いによってシステム搭載機が全て破壊されると同時に意識を回復したといわれている。
- 原作のセガサターン版ではセリフらしいセリフはないが、「GGENERATIONシリーズ」ではニムバスやユウとやり取り(と言ってもマリオンの言葉にニムバスやユウが答える形)をしており、漫画版に至ってはユウとちゃんと会話している。メディアによって扱われ方が微妙に変わっている。
- ゲーム「ギレンの野望シリーズ」では、EXAM計画を採用しないことで、マリオンをパイロットとして加入させることが可能になっている。
- アブラハム
- 漫画版にのみ登場。シュターゼンの指揮下にあるドム小隊の隊長で大尉。新型ジムのユウと一騎打ちし敗れる。地球上での最後の戦いが強敵相手だったことを喜んでいた。
- グロス
- レイバン
- アブラハムの部下。フィリップ、サマナと戦い追い詰めるが、エイミーの助太刀により撃破される。
その他[編集]
登場モビルスーツ[編集]
地球連邦軍[編集]
- RX-79BD-1 ブルーディスティニー1号機
- RX-79BD-3 ブルーディスティニー3号機
- RGM-79G ジム・コマンド[5]
- RB-79 ボール
- MS-06 ザクII(鹵獲機)
- RX-75 ガンタンク
- RX-77 ガンキャノン
- RX-78 ガンダム
ジオン公国軍[編集]
- MS-05 ザクI
- MS-06 ザクII
- MS-07B グフ
- MS-08TX[EXAM] イフリート改
- MS-09 ドム
- MS-14 ゲルググ
- MSM-03C ハイゴッグ
- MSM-07E ズゴックE
- RX-79BD-2 ブルーデイスティニー2号機
派生作品[編集]
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY(漫画版)
- 講談社の「覇王マガジン」で連載されていたもの。作者は高山瑞穂。雑誌の休刊の影響で、ゲーム版の第2部までしか漫画化されていない。
- 現在はKCデラックス版が入手可能(ISBN 4063349659)。
- この作品で登場するジムは、スラスターが四つあることや背中の左側にビームサーベルがあることからジム寒冷地仕様と思われる。ただし、使用しているマシンガンは、ジム・コマンドが使用しているものと同型である。
- なお、DNA出版のギレンの野望 コミックアンソロジーにて同作者はブルーディステニー二号機と三号機の決着シーンが含まれた漫画を掲載している。
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY(小説版)
- 作者は皆川ゆか。
- 現在は講談社文庫版が入手可能(ISBN 4062735717)。
- 作中に登場するモルモット隊のジムは、イラストでは100mmマシンガンを装備したジム・コマンドとなっている。しかし、本文中のジムは脚部にビームサーベルを内蔵していたり、100mmマシンガンの予備マガジンを腰の左右に有しているなどの描写があるため、むしろ陸戦型ジムを作者は想定して書いた可能性がある(ちなみに、ジム・コマンドのビームサーベルはリアスカートに接続している)。ただし、地の文やセリフを含め、単にジムと表記されるに留まっている。
- 覇王ゲームスペシャル版 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 講談社より1996年から1997年にかけて発売されたゲームの攻略本にも、ショートストーリーが掲載された。ストーリーはスタジオオルフェの千葉智宏が、イラストは同作品のコミック版を担当した高山瑞穂が手掛けた。イラストは新規書き下ろしの他、ゲームとコミック版の物を流用している。
- 三冊出版された攻略本にそれぞれ、「蒼き死神の系譜」「蒼き騎士の探究」「蒼き騎士と眠り姫」の三作品が掲載され、皆川ゆかの小説版や高山瑞穂のコミック版とは異なった解釈が成されている。
- 講談社「覇王ゲームスペシャル69」機動戦士ガンダム外伝Ⅰ 戦慄のブルー テクニカルガイドブック(ISBN 406329269X)
- 講談社「覇王ゲームスペシャル71」機動戦士ガンダム外伝Ⅱ 蒼を受け継ぐ者 テクニカルガイドブック(ISBN 4063292711)
- 「蒼き騎士の探究」
- ニムバスとユウの遭遇とキャリフォルニアベースでの戦闘と、マリオンが事故により意識を失うエピソード。
- 講談社「覇王ゲームスペシャル81」機動戦士ガンダム外伝Ⅲ 裁かれし者 テクニカルガイドブック(ISBN 4063292819)
- 「蒼き騎士と眠り姫」
- IIの後半からIIIのストーリーをユウ、アルフ、ニムバス、マリオンの視点から描く。
脚注[編集]
- ↑ 原作ゲームの説明書の紹介ではこのように紹介されているが、プレイヤーの分身と位置づけられているためゲーム上では彼の台詞は存在しない(ユウという名前も「プレイヤーであるあなた→YOU」からきている)。小説版やコミック版の『THE BLUE DESTINY』では多弁ではないものの普通に会話しているため無口という設定は存在しない。しかし、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』『SDガンダム GGENERATION』では原作ゲームの位置づけを「全く台詞を発しない無口なキャラクター」として解釈したため、「ユウ・カジマ=無口」という認識が広まることになってしまった。
- ↑ 原作ゲームはスコアによって結末が変わるマルチエンディングのため、小説版の描写はゲーム3部作全てをSランクでクリアした際のエンディングを基にしている。
- ↑ PSPゲーム『ガンダムバトルユニバース』では、『逆襲のシャア』のミッションでジェガンに搭乗したユウが登場する。
- ↑ ゲーム本編には登場しないが配役の設定はされており、EXAMシステムの声を担当した雪野五月と設定されている。セガサターン版以外のゲームでは林原めぐみが担当している。
- ↑ この機体は第1巻「戦慄のブルー」の主人公機なのだが、非常に不可解な点が多い。基本的にはジムコマンド・コロニー戦仕様と同じ形状であるが、ポリゴン造形の便宜を鑑みてか、バックパックとシールドが直線構成のよりシンプルなデザインに変更され、また、塗装はジムコマンド宇宙戦仕様のものになっている。さらにどういうわけか、製品ジャケットと取説に描かれているイラストは、ジムコマンドではなく通常型のRGM-79ジムに100mmマシンガンと陸戦型ガンダム用シールドを装備させたものになっている。
関連項目[編集]
- 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079
- 機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
- 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
- 機動戦士ガンダム MS戦線0079
- 鈴木鼓太郎 - ガンダムファンのプロレスラー。「ブルーディスティニー」と称する必殺技を使う。