「大倉山駅 (神奈川県)」の版間の差分
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大倉山駅(おおくらやまえき)は、神奈川県横浜市港北区大倉山一丁目1番1号にある東京急行電鉄東横線の駅である。
歴史[編集]
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ただし傾斜地に立地するため、渋谷側は地上と同じ高さとなっている。改札口はホーム下に立地している。
トイレは1階改札内と改札外の2か所。いずれも多機能トイレを併設している(改札外は後年改修された)。改札内のトイレは2005年に設置され、このトイレのみオストメイトの利用に対応した設備を設けている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東横線 | 下り | 菊名・横浜・</br >■みなとみらい線 元町・中華街方面 |
2 | ■東横線 | 上り | 渋谷・副都心線 池袋・ ■西武線 所沢・■東武東上線 川越市方面 |
利用状況[編集]
2013年度の1日平均乗降人員は53,897人[1]である。近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[2] |
---|---|
1998年 | 25,677 |
1999年 | 25,088 |
2000年 | 24,668 |
2001年 | 24,358 |
2002年 | 23,112 |
2003年 | 24,240 |
2004年 | 24,538 |
2005年 | 24,842 |
2006年 | 25,262 |
2007年 | 25,736 |
2008年 | 25,681 |
2009年 | 25,367 |
2010年 | 25,525 |
2011年 | 25,686 |
2012年 | 26,106 |
駅周辺[編集]
- 公共施設
- 郵便局・金融機関
- 教育施設
かつて東横学園大倉山高等学校が存在したが、2008年3月をもって閉校した。
- 横浜市立大綱小学校
- 横浜市立師岡小学校
- 横浜市立大綱中学校
- 神奈川県立港北高等学校
- 商業施設
- 東横線大倉山商店街(エルム通、レモンロード、オリーブ通、つつみ通)
- 東急ストアフードステーション大倉山店(2008年5月までは「東急生鮮プラザ」として営業していた)
- マルエツ大倉山店
- ヨークマート大倉山店
- ライフ大倉山店
路線バス[編集]
大倉山駅前(横浜市営バス)
系統名 | 主要経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
6 | トレッサ横浜・末吉・宮の下 | 鶴見駅西口 | 一部梶山行あり |
6 | 太尾堤・下町会館前・太尾新道 | 新横浜駅 | |
41 | 菊名駅前・東高校前・東寺尾5丁目 | 鶴見駅西口 | |
41 | 港北年金事務所入口・港北車庫前 | 新横浜駅 | |
41 | 港北年金事務所入口 | 港北車庫前 | |
41 | 新羽駅・新開橋 | 川向町 | |
41 | 新羽駅・新開橋・梅田橋 | ららぽーと横浜 | |
41 | 新羽駅・新開橋・梅田橋・佐江戸 | 中山駅前 |
- 上記の通り6系統・41系統ともに新横浜駅行があるが、41系統の新横浜駅行は改札口正面にあるバス停から、6系統の場合は横断歩道を渡ったところのバス停から出ているため、どちらの方向からも新横浜駅行のバスが到着する。ただし、6系統はほとんど毎時1本のみの運行かつ最終バスの時刻が早く、41系統の方が運行本数が充実している。
- 降車のみだが、東急の深夜急行バスの大倉山駅入口が港北区総合庁舎の前にある。
駅名の由来[編集]
「大倉山」は、近隣の丘の上にある、実業家である大倉邦彦が設立した「大倉精神文化研究所」に由来する。その後、研究所は敷地を横浜市に売却し、建物のほとんどは現・横浜市大倉山記念館となったものの活動を続けている。
駅所在地の地名は、かつては太尾町(ふとおちょう)であり、駅開業時も「太尾」駅と称していた。改称の理由は当時東京横浜電鉄が経営していた梅園(現在の市営大倉山公園)の観光開発と大倉精神文化研究所の建設に伴うものである。
なお、太尾町は2007年11月19日に一部で住居表示が実施され、新町名「大倉山一丁目・二丁目・三丁目」が登場し、大倉山駅の所在地は大倉山一丁目1番1号となった。さらに、2008年10月20日にも一部で住居表示が実施され「大倉山四丁目・五丁目」が登場した。そして、2009年11月にも住居表示が実施され「大倉山六丁目・七丁目」が登場し、これと同時に太尾町という町名は消滅した。
神奈川東部方面線[編集]
神奈川東部方面線 も参照 1980年代、東急が当駅から新横浜駅まで、新横浜駅から相模鉄道(相鉄)が鶴ヶ峰駅を経由して二俣川駅まで連絡線を建設して両社を相互直通運転させる計画が持ち上がっていた。
この計画は、バブル崩壊など様々な要因により事実上頓挫した状態であったが、最初に本計画の構想が持ち上がってから実に20年以上も経過した2006年5月25日、東急線日吉駅から羽沢駅(仮称、JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近)までほぼ全区間地下方式で「相鉄・東急直通線」という連絡線を建設し、さらにそこから相鉄本線西谷駅まで相鉄が単独で別途計画している連絡線である「相鉄・JR直通線」を介して相鉄線と東急線が相互乗り入れをする計画があると相鉄・東急両者から公式に発表された。途中駅として綱島駅(後に新綱島駅に計画変更)と新横浜駅を設ける予定である。この2つの連絡線をもって「神奈川東部方面線」を構成するとした。相鉄・JR直通線は2018年度[3]、相鉄・東急直通線は2019年4月開業を目指しており[4]、相鉄・JR直通線については既に建設中である。
当初の計画と同様、当駅真下で新横浜方面へ分岐するものであるが、相鉄・東急直通線の駅設置計画では大倉山駅は存在しない。事業者側は「大倉山駅周辺の地盤が軟弱である上、工事車両を搬入して駅を建設するのは難しい」と2008年12月に本駅付近で開催された地元住民向け説明会で回答していたが、現計画が公式に発表されたのは地質調査が行われる前のことである。また、2010年に行われた地元住民向け説明会は、路線バスの多さなど交通の要衝となる場所を途中駅として計画し、その結果、綱島駅付近に設置予定である「新綱島駅」及び「新横浜駅」の二駅を選定したとも回答している。
これらの地元住民向け説明会開催以降、目立った動きは無かったが、2012年10月に工事施工認可が下りた。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 各駅乗降人員 - 東急電鉄
- ↑ 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
- ↑ 当初は2015年度とされていたが、JRとの接続地点において工事に時間がかかるなどの理由で変更になった
- ↑ 横浜市建設局hp「都市高速鉄道第7号 相鉄・東急直通線及び都市高速鉄道第6号 相鉄・JR直通線の変更について」