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'''75点の天才!'''(ななじゅうごてんのてんさい)は『[[サザエさん (テレビアニメ) |サザエさん]]』放送第1回第1話のエピソードである。[[日本]]で[[1969年]][[10月5日]]に[[フジテレビ|フジテレビ]]で初回放送された。後に1990年代の特番にて当時のオープニングと併せて再放送された。なお本作は不定期で[[長谷川町子美術館]]で第2話「[[押し売りよこんにちは!!]]」、第3話「[[お父さんはノイローゼ]]」と当時のOP、EDと共に上映されている。この話は後に行われた特番の公式ランキングで全作品中'''1位'''となった。
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| 放送日      = [[1969年]][[10月5日]]
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'''75点の天才!'''(ななじゅうごてんのてんさい)は『[[サザエさん (テレビアニメ) |サザエさん]]』放送第1回第1話のエピソードである。[[日本]]で[[1969年]][[10月5日]]に[[フジテレビ|フジテレビ]]で初回放送された。後に90年代の特番にて当時のオープニングと併せて再放送された。なお本作は不定期で[[長谷川町子美術館]]で第2話「[[押し売りよこんにちは!!]]」、第3話「[[お父さんはノイローゼ]]」と当時のOP、EDと共に上映されている。この話は後に行われた特番の公式ランキングで全作品中'''1位'''となった。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[キチガイ]]じみた格好で帰ってきたカツオ。サザエは逆に心配するもカツオは75点という好成績を取っていたのである。サザエはカツオを褒めるが、小遣いを要求したので、どやされてしまう。部屋で答案に[[アイロン]]をかけている姿をワカメに見られ、カツオは激昇。ワカメを殴ろうとするが、そのドタバタで隠していた0点答案をワカメに見られ、ワカメはそれを、ばらそうとしたので、ロープで首をひっかけるも、それは親戚の「はま子おばさん」であった。カツオはワカメに口止め料として外国物の[[万年筆]]を渡す。カツオはさっさと0点答案を天井裏に隠すが[[ネズミ]]がそれを持っていってしまう。一方はま子おばさんはサザエとフネにカツオを「出来の悪い子」とけなしたので、サザエとフネは堪らなくなり、75点の答案を、はま子おばさんに見せようとするも…
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何やらおかしな格好で帰ってきたカツオ。サザエは逆に心配するもカツオは75点という好成績を取っていたのである。サザエはカツオを褒めるが、小遣いを要求したので、どやされてしまう。部屋で答案に[[wiki:アイロン|アイロン]]をかけている姿をワカメに見られ、カツオは激昂。ワカメを殴ろうとするが、そのドタバタで隠していた0点答案をワカメに見られ、ワカメはそれを、ばらそうとしたので、ロープで首をひっかけるも、それは親戚の「はま子おばさん」であった。カツオはワカメに口止め料として外国物の[[wiki:万年筆|万年筆]]を渡す。カツオはさっさと0点答案を天井裏に隠すが[[ネズミ]]がそれを持っていってしまう。一方はま子おばさんはサザエとフネにカツオを「出来の悪い子」とけなしたので、サザエとフネは堪らなくなり、75点の答案を、はま子おばさんに見せようとするも、翌日、はま子おばさん
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は悲鳴を上げたのだった。
  
 
== 解説 ==
 
== 解説 ==
 
* 絵柄は原作を踏襲している。
 
* 絵柄は原作を踏襲している。
* はま子おばさんという親戚は現在確認されておらず、第1話以外に登場したかも不明。
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* はま子おばさんという親戚はその後『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換する事となった。また、子供がいる事と房総半島に住んでいる事がこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。
* サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのを、よそに波平はカツオが75点取ったことに無関心であった。
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* サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのをよそに、波平はカツオが75点を高い点数と思わなかったので、その事にはあまり関心を持っていなかった。
* 再放送では、[[イヌ|犬]]にからまれ服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「''まあ、まるで●●●●だわ''」「''だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?''」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では[[放送禁止用語]]扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。
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* 再放送では、[[イヌ|犬]]にかまれ、服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「''まあ、まるで●●●●だわ''」「''だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?''」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では[[wiki:放送禁止用語|放送禁止用語]]扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。
* 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「[[トムとジェリー]]」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆる[[ファニー・アニマル]])のスラップスティック要素が強い。
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* 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「[[wiki:トムとジェリー|トムとジェリー]]」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆる[[wiki:ファニー・アニマル|ファニー・アニマル]])のスラップスティック要素が強い。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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* ネズミ
 
* ネズミ
 
* イヌ
 
* イヌ
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== 声の出演 ==
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* サザエ:[[wiki:加藤みどり|加藤みどり]](旧称:伊藤みどり)
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* カツオ:[[wiki:大山のぶ代|大山のぶ代]]
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* ワカメ:[[wiki:山本嘉子|山本嘉子]]
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* 舟:[[wiki:麻生美代子|麻生美代子]]
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* 波平:[[wiki:永井一郎|永井一郎]]
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* タラオ:[[wiki:貴家堂子|貴家堂子]]
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* マスオ:[[wiki:近石真介|近石真介]]
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* ネズミ:[[wiki:田の中勇|田の中勇]](※ノンクレジット)
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クレジットの序列は、放送当時の順番である。
  
 
== スタッフ ==
 
== スタッフ ==
* 原作 - [[長谷川町子]]([[朝日新聞]]連載中 Ⓒ[[姉妹社]])
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* 原作 - [[wiki:長谷川町子|長谷川町子]]([[wiki:朝日新聞|朝日新聞]]連載中 Ⓒ[[wiki:姉妹社|姉妹社]])
* 脚本 - [[辻真先]]
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* 脚本 - [[wiki:辻真先|辻真先]]
* 演出 - [[村山徹]]
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* 演出 - [[wiki:村山徹|村山徹]]
* 製作 - [[エイケン (企業)|TCJ動画センター]]、[[宣弘社]]
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* 製作 - [[wiki:エイケン (企業)|TCJ動画センター]]、[[wiki:宣弘社|宣弘社]]
  
{{サザエさん}}
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== 関連項目 ==
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* [[サザエさんのエピソード一覧]]
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75点の天才!(ななじゅうごてんのてんさい)は『サザエさん』放送第1回第1話のエピソードである。日本1969年10月5日フジテレビで初回放送された。後に1990年代の特番にて当時のオープニングと併せて再放送された。なお本作は不定期で長谷川町子美術館で第2話「押し売りよこんにちは!!」、第3話「お父さんはノイローゼ」と当時のOP、EDと共に上映されている。この話は後に行われた特番の公式ランキングで全作品中1位となった。

概要[編集]

何やらおかしな格好で帰ってきたカツオ。サザエは逆に心配するもカツオは75点という好成績を取っていたのである。サザエはカツオを褒めるが、小遣いを要求したので、どやされてしまう。部屋で答案にアイロンをかけている姿をワカメに見られ、カツオは激昂。ワカメを殴ろうとするが、そのドタバタで隠していた0点答案をワカメに見られ、ワカメはそれを、ばらそうとしたので、ロープで首をひっかけるも、それは親戚の「はま子おばさん」であった。カツオはワカメに口止め料として外国物の万年筆を渡す。カツオはさっさと0点答案を天井裏に隠すがネズミがそれを持っていってしまう。一方はま子おばさんはサザエとフネにカツオを「出来の悪い子」とけなしたので、サザエとフネは堪らなくなり、75点の答案を、はま子おばさんに見せようとするも、翌日、はま子おばさん は悲鳴を上げたのだった。

解説[編集]

  • 絵柄は原作を踏襲している。
  • はま子おばさんという親戚はその後『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換する事となった。また、子供がいる事と房総半島に住んでいる事がこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。
  • サザエ、フネが答案探しに血眼になっているのをよそに、波平はカツオが75点を高い点数と思わなかったので、その事にはあまり関心を持っていなかった。
  • 再放送では、にかまれ、服がボロボロでも喜んでいるカツオを見てサザエが「まあ、まるで●●●●だわ」「だっておまえ、自動車にはねられて●●●●になったんじゃないの?」と無音の部分が2箇所存在する。これは今日では放送禁止用語扱いとなる「キチガイ」と言っていると思われる。
  • 当時は新聞の4コマ漫画をアニメにした前例がなく、参考にする資料が無かったので当時のスタッフが参考としたのが「トムとジェリー」であった。作中、ネズミがしゃべるシーンがあったり、タマがやたら凶暴で2足歩行しているなど(いわゆるファニー・アニマル)のスラップスティック要素が強い。

登場人物[編集]

  • フグ田サザエ
  • 磯野カツオ
  • 磯野ワカメ
  • 磯野波平
  • 磯野フネ
  • フグ田マスオ
  • フグ田タラオ
  • はま子おばさん
  • ボールで遊んでいた少年
  • 自転車に乗っていた男
  • タマ
  • ネズミ
  • イヌ

声の出演[編集]

クレジットの序列は、放送当時の順番である。

スタッフ[編集]

関連項目[編集]