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'''ジャパン・オータムインターナショナル'''(''Japan Autumn International'')とは[[日本中央競馬会]]が実施している[[国際競走]]シリーズである。
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'''ジャパン・オータムインターナショナル'''(''Japan Autumn International'')とは[[日本中央競馬会]]が実施している[[国際レース]]シリーズである。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[2008年]]度より[[エリザベス女王杯]]から[[ジャパンカップダート]]まで4週連続で行われる秋季の国際GI競走ならびに[[ワールドスーパージョッキーズシリーズ]]に海外の主要競走で好成績を挙げた外国馬および騎手の参戦を促すため、[[2007年]][[11月19日]]に賞金総額約12億円の[[国際競走]]シリーズを実施することが発表された。
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[[2008年]]度より[[エリザベス女王杯]]から[[ジャパンカップダート]]まで4週連続で行われる秋季の国際GIレースならびに[[ワールドスーパージョッキーズシリーズ]]に海外の主要レースで好成績を挙げた外国馬および騎手の参戦を促すため、[[2007年]][[11月19日]]に賞金総額約12億円の[[国際レース]]シリーズを実施することが発表された。
  
このシリーズでは指定された海外競走に優勝もしくは2着に入った外国調教馬に優先出走権が付与されるほか、対象の競走で外国調教馬が3着以内に入った場合、賞金に加え褒賞金を交付している。
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このシリーズでは指定された海外レースに優勝もしくは2着に入った外国調教馬に優先出走権が付与されるほか、対象のレースで外国調教馬が3着以内に入った場合、賞金に加え褒賞金を交付している。
  
 
== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
;褒賞金対象となる指定海外競走の変更については、各競走の記事を参照のこと。
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;褒賞金対象となる指定海外レースの変更については、各レースの記事を参照のこと。
 
*[[2008年]] - 「ジャパン・オータムインターナショナル」実施。
 
*[[2008年]] - 「ジャパン・オータムインターナショナル」実施。
 
*[[2009年]] - 外国調教馬への褒賞金交付を3着以内に拡大。
 
*[[2009年]] - 外国調教馬への褒賞金交付を3着以内に拡大。
*[[2011年]] - 褒賞金が各対象競走ともに2割から3割減額される。
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*[[2011年]] - 褒賞金が各対象レースともに2割から3割減額される。
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*[[2015年]] - 秋季の「[[ワールドスーパージョッキーズシリーズ]]」が夏季の「[[ワールドオールスタージョッキーズ]]」にリニューアルされたため、対象レースから外れる。
  
== 対象競走 ==
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== 対象レース ==
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=== 〜2014年 ===
 
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|第1戦||[[エリザベス女王杯]]||[[京都競馬場]]||芝2200m||1億9270万円
 
|第1戦||[[エリザベス女王杯]]||[[京都競馬場]]||芝2200m||1億9270万円
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|第3戦||[[ジャパンカップ]]||[[東京競馬場]]||芝2400m||5億3350万円
 
|第3戦||[[ジャパンカップ]]||[[東京競馬場]]||芝2400m||5億3350万円
 
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|第4戦||[[ジャパンカップダート]]||[[阪神競馬場]]||ダ1800m||2億7790万円
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== 優先出走権対象競走 ==
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=== 2015年〜 ===
2008年6月にジャパンカップへの優先出走権が付与される競走4競走が発表された。2009年5月には新たにエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップへの優先出走権が付与される競走とジャパンカップへの優先出走権が付与される1競走が追加された。なお優先出走権を持った馬がジャパン・オータムインターナショナル指定競走への出走は2008年のジャパンカップに出走した[[ペイパルブル]]が初めてとなった。
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|第4戦||チャンピオンズカップ||中京競馬場||ダ1800m||1億7940万円
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== 優先出走権対象レース ==
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2008年6月にジャパンカップへの優先出走権が付与されるレース4レースが発表された。2009年5月には新たにエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップへの優先出走権が付与されるレースとジャパンカップへの優先出走権が付与される1レースが追加された。なお優先出走権を持った馬がジャパン・オータムインターナショナル指定レースへの出走は2008年のジャパンカップに出走した[[ペイパルブル]]が初めてとなった。
  
 
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== 褒賞金制度 ==
 
== 褒賞金制度 ==
当シリーズでは外国調教馬の出走を促すため指定の海外競走で優勝もしくは2着となった外国調教馬が優勝した場合、優勝賞金に加え褒賞金も交付している。また2009年の改定で、3着以内に入った外国調教馬にも褒賞金が交付されることになった。褒賞金の獲得は[[2010年]]のエリザベス女王杯で優勝した[[スノーフェアリー]]が初めてとなった。指定の海外競走は各競走の記事を参照のこと。
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当シリーズでは外国調教馬の出走を促すため指定の海外レースで優勝もしくは2着となった外国調教馬が優勝した場合、優勝賞金に加え褒賞金も交付している。また2009年の改定で、3着以内に入った外国調教馬にも褒賞金が交付されることになった。褒賞金の獲得は[[2010年]]のエリザベス女王杯で優勝した[[スノーフェアリー]]が初めてとなった。指定の海外レースは各レースの記事を参照のこと。
  
 
== 歴代シリーズ優勝馬・騎手 ==
 
== 歴代シリーズ優勝馬・騎手 ==
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=== 〜2014年 ===
 
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|2014年||[[ラキシス (競走馬)|ラキシス]]||[[ダノンシャーク]]||[[エピファネイア]]||[[ホッコータルマエ]]||[[浜中俊]]
 
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※国旗は優勝時の調教国、ワールドスーパージョッキーズシリーズは出場国。
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=== 2015年〜 ===
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2016年1月6日 (水) 19:58時点における最新版

ジャパン・オータムインターナショナルJapan Autumn International)とは日本中央競馬会が実施している国際レースシリーズである。

概要[編集]

2008年度よりエリザベス女王杯からジャパンカップダートまで4週連続で行われる秋季の国際GIレースならびにワールドスーパージョッキーズシリーズに海外の主要レースで好成績を挙げた外国馬および騎手の参戦を促すため、2007年11月19日に賞金総額約12億円の国際レースシリーズを実施することが発表された。

このシリーズでは指定された海外レースに優勝もしくは2着に入った外国調教馬に優先出走権が付与されるほか、対象のレースで外国調教馬が3着以内に入った場合、賞金に加え褒賞金を交付している。

歴史[編集]

褒賞金対象となる指定海外レースの変更については、各レースの記事を参照のこと。

対象レース[編集]

〜2014年[編集]

レース名 施行競馬場 施行距離 賞金総額
第1戦 エリザベス女王杯 京都競馬場 芝2200m 1億9270万円
第2戦 マイルチャンピオンシップ 京都競馬場 芝1600m 2億1300万円
第3戦 ジャパンカップ 東京競馬場 芝2400m 5億3350万円
第4戦 チャンピオンズカップ 中京競馬場 ダ1800m 1億7940万円
ワールドスーパージョッキーズシリーズ 東京競馬場(西暦偶数年)
阪神競馬場(西暦奇数年)
 

2015年〜[編集]

レース名 施行競馬場 施行距離 賞金総額
第1戦 エリザベス女王杯 京都競馬場 芝2200m 1億9270万円
第2戦 マイルチャンピオンシップ 京都競馬場 芝1600m 2億1300万円
第3戦 ジャパンカップ 東京競馬場 芝2400m 5億2100万円
第4戦 チャンピオンズカップ 中京競馬場 ダ1800m 1億7940万円

優先出走権対象レース[編集]

2008年6月にジャパンカップへの優先出走権が付与されるレース4レースが発表された。2009年5月には新たにエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップへの優先出走権が付与されるレースとジャパンカップへの優先出走権が付与される1レースが追加された。なお優先出走権を持った馬がジャパン・オータムインターナショナル指定レースへの出走は2008年のジャパンカップに出走したペイパルブルが初めてとなった。

対象レース名 開催国・優先出走権付与レース名 付与設定年 優先出走順位
エリザベス女王杯 オペラ賞 2009年 1着
マイルチャンピオンシップ ムーラン・ド・ロンシャン賞
クイーンエリザベス2世ステークス
ジャパンカップ キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス 2008年 1着及び2着
アーリントンミリオンステークス 2009年 1着
アイリッシュチャンピオンステークス 2008年
バーデン大賞
凱旋門賞 1着及び2着

褒賞金制度[編集]

当シリーズでは外国調教馬の出走を促すため指定の海外レースで優勝もしくは2着となった外国調教馬が優勝した場合、優勝賞金に加え褒賞金も交付している。また2009年の改定で、3着以内に入った外国調教馬にも褒賞金が交付されることになった。褒賞金の獲得は2010年のエリザベス女王杯で優勝したスノーフェアリーが初めてとなった。指定の海外レースは各レースの記事を参照のこと。

歴代シリーズ優勝馬・騎手[編集]

〜2014年[編集]

実施年 エリザベス女王杯 マイルCS JC チャンピオンズC[1] WSJS
優勝馬 優勝騎手
2008年 リトルアマポーラ ブルーメンブラット スクリーンヒーロー カネヒキリ I.メンディザバル
2009年 クィーンスプマンテ カンパニー ウオッカ エスポワールシチー 横山典弘
2010年 スノーフェアリー エーシンフォワード ローズキングダム トランセンド ライアン・ムーア
2011年 スノーフェアリー エイシンアポロン ブエナビスタ トランセンド ジョン・ムルタ
2012年 レインボーダリア サダムパテック ジェンティルドンナ ニホンピロアワーズ ザカリー・パートン
2013年 メイショウマンボ トーセンラー ジェンティルドンナ ベルシャザール リチャード・ヒューズ
2014年 ラキシス ダノンシャーク エピファネイア ホッコータルマエ 浜中俊

2015年〜[編集]

実施年 エリザベス女王杯 マイルCS JC チャンピオンズC
優勝馬
2015年 マリアライト モーリス ショウナンパンドラ サンビスタ

脚注[編集]

  1. 2013年まではJCダート

関連項目[編集]

ジャパン・オータムインターナショナル
エリザベス女王杯 | マイルチャンピオンシップ | ジャパンカップ | チャンピオンズカップ
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