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'''ウェルカムステークス'''とは日本の[[競馬]]の[[競馬のレース|レース]]の1つである。毎年11月の[[中央競馬]]・[[ジャパンカップ]]の直前のレースとして施行されている。
 
'''ウェルカムステークス'''とは日本の[[競馬]]の[[競馬のレース|レース]]の1つである。毎年11月の[[中央競馬]]・[[ジャパンカップ]]の直前のレースとして施行されている。
  
[[1988年]]に1400万円以下(現・3勝クラス)の条件の特別レースとして創設された。当初は午後一番あたりのレース(一日の最初の特別レース)であったが、[[1993年]]からジャパンカップの直前のレースとして施行されるようになった。ただし、[[2001年]]から[[2006年]]は[[チャンピオンズカップ (中央競馬)|ジャパンカップダート]]の直前または2レース前のレースとして([[2005年]]を除く)、[[2010年]]と[[2011年]]は「東京ウェルカムプレミアム」のレース名で(2010年は1000万円以下の条件レース)、ジャパンカップの直後のレースとして施行された。[[2002年]]は[[東京競馬場]]改修工事のため、[[中山競馬場]]で施行された。[[2012年]]と[[2014年]]は施行されなかった。
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[[1988年]]に1400万円以下(現:3勝クラス)の条件の特別レースとして創設された。当初は午後一番あたりのレース(一日の最初の特別レース)であったが、[[1993年]]からジャパンカップの直前のレースとして施行されるようになった。ただし、[[2001年]]から[[2006年]]は[[チャンピオンズカップ (中央競馬)|ジャパンカップダート]]の直前または2レース前のレースとして([[2005年]]を除く)、[[2010年]]と[[2011年]]は「東京ウェルカムプレミアム」のレース名で(2010年は1000万円以下の条件レース)、ジャパンカップの直後のレースとして施行された。[[2002年]]は[[東京競馬場]]改修工事のため、[[中山競馬場]]で施行された。[[2012年]]と[[2014年]]は[[ワールドスーパージョッキーズシリーズ]]の最終戦「プロミネントジョッキーズトロフィー」として、[[2024年]]は「アーモンドアイカップ」として施行されたため、当レースは施行されなかった。
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[[2021年]]から、調教パートナーとして帯同する馬の出走機会を確保し、外国調教馬がジャパンカップに出走しやすい環境を整えるため、[[国際レース]]に指定された。
  
 
== 歴代優勝馬 ==
 
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※[[馬齢]]は、[[2000年]]以前も現行表記(国際基準)に揃えている。
 
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*距離
 
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**[[1990年]]〜[[1996年]]、[[1999年]]〜[[2002年]]、2006年〜2011年、[[2013年]]、[[2020年]] - 芝2000m
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**[[1997年]] - ダート1400m
 
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**[[1998年]]、[[2004年]]、2005年 - ダート1600m
 
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=== (参考)プロミネントジョッキーズトロフィー ===
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*[[シャングリラステークス]]
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*[[キャピタルステークス]]
  
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[[カテゴリ:中央競馬のレース]]
 
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2024年11月24日 (日) 16:33時点における最新版

ウェルカムステークスとは日本の競馬レースの1つである。毎年11月の中央競馬ジャパンカップの直前のレースとして施行されている。

1988年に1400万円以下(現:3勝クラス)の条件の特別レースとして創設された。当初は午後一番あたりのレース(一日の最初の特別レース)であったが、1993年からジャパンカップの直前のレースとして施行されるようになった。ただし、2001年から2006年ジャパンカップダートの直前または2レース前のレースとして(2005年を除く)、2010年2011年は「東京ウェルカムプレミアム」のレース名で(2010年は1000万円以下の条件レース)、ジャパンカップの直後のレースとして施行された。2002年東京競馬場改修工事のため、中山競馬場で施行された。2012年2014年ワールドスーパージョッキーズシリーズの最終戦「プロミネントジョッキーズトロフィー」として、2024年は「アーモンドアイカップ」として施行されたため、当レースは施行されなかった。

2021年から、調教パートナーとして帯同する馬の出走機会を確保し、外国調教馬がジャパンカップに出走しやすい環境を整えるため、国際レースに指定された。

歴代優勝馬[編集]

馬齢は、2000年以前も現行表記(国際基準)に揃えている。

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
1988年11月27日 キリパワー 牡3 1:48.5 岡部幸雄 清水利章
1989年11月26日 メイブレーブ 牡4 1:47.4 安田富男 松山康久
1990年11月25日 チョウカイエース 牡3 2:00.5 岡部幸雄 小林常泰
1991年11月24日 ブラウンビートル 牡4 2:01.1 菅原泰夫 野平好男
1992年11月29日 エイシンテネシー 牝3 2:01.3 武豊 坂口正則
1993年11月28日 ダンツシアトル 牡3 2:00.2 蛯名正義 山内研二
1994年11月27日 アイネスタッチ 牡4 2:00.2 中舘英二 加藤修甫
1995年11月26日 ベストタイアップ 牡3 2:00.0 横山典弘 松山康久
1996年11月24日 アリダースルー 騸4 2:02.8 岡部幸雄 藤沢和雄
1997年11月23日 ゴールデンチェリー 牝3 1:24.7 武豊 瀬戸口勉
1998年11月29日 ニシノオトヒメ 牝4 1:37.2 田中勝春 太宰義人
1999年11月28日 ロードサクセサー 牡4 2:01.6 武豊 池江泰郎
2000年11月26日 トウカイダンディー 牡4 2:00.6 小林淳一 後藤由之
2001年11月24日 ビッグゴールド 牡3 1:59.7 武豊 中尾正
2002年11月23日 トニーディアマンテ 牡3 1:59.8 柴田善臣 二ノ宮敬宇
2003年11月29日 ミスターユニコン 牡6 1:51.1 V.エスピノーザ 加用正
2004年11月28日 ワイルドソルジャー 牡3 1:37.6 岡部幸雄 作田誠二
2005年11月27日 ヒカルウイッシュ 牡3 1:37.2 横山典弘 栗田博憲
2006年11月25日 ソーユアフロスト 牡5 2:00.9 藤田伸二 勢司和浩
2007年11月25日 オーシャンエイプス 牡3 2:00.6 武豊 石坂正
2008年11月30日 ダンスアジョイ 牡7 2:00.2 後藤浩輝 松永幹夫
2009年11月29日 アスクデピュティ 牝5 1:59.2 武士沢友治 伊藤正徳
2010年11月28日 カリバーン 牡3 2:01.3 蛯名正義 河野通文
2011年11月27日 フェデラリスト 牡4 1:59.5 蛯名正義 田中剛
2013年11月24日 アロマカフェ 牡6 2:00.2 J.ムルタ 小島太
2015年11月29日 ネオリアリズム 牡4 1:46.4 R.ムーア 堀宣行
2016年11月27日 ナスノセイカン 牡4 1:47.0 C.ルメール 矢野英一
2017年11月26日 トーセンマタコイヤ 牡6 1:48.2 戸崎圭太 加藤征弘
2018年11月25日 アップクォーク 牡5 1:46.7 W.ビュイック 中川公成
2019年11月24日 ヴァンドギャルド 牡3 1:48.3 岩田望来 藤原英昭
2020年11月29日 ヒシイグアス 牡4 2:00.7 松山弘平 堀宣行
2021年11月28日 ジャックドール 牡3 1:58.4 藤岡佑介 藤岡健一
2022年11月27日 バトルボーン 牡3 1:57.8 C.ルメール 林徹
2023年11月26日 ロードデルレイ 牡3 1:59.0 川田将雅 中内田充正

(参考)プロミネントジョッキーズトロフィー[編集]

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
2012年11月25日 サトノパンサー 牡4 1:58.3 Z.パートン 南井克巳
2014年11月30日 フレージャパン 牡5 2:01.5 蛯名正義 森秀行
  • 距離 芝2000m

(参考)アーモンドアイカップ[編集]

施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
2024年11月24日 タッチウッド 牡4 1:59.5 C.デムーロ 武幸四郎
  • 距離 芝2000m

関連項目[編集]