「アンズ」の版間の差分
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2022年11月26日 (土) 22:27時点における最新版
この項目では、樹木のアンズ(杏子)について説明しています。これ以外のアンズの用法については「アンズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
アンズ | ||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||
Prunus armeniaca | ||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||
Apricot |
アンズ (学名 Prunus armeniaca) は、中国北部を原産とするバラ科サクラ属の落葉樹である。漢字では杏子または杏と書く。アプリコットと英名で呼ばれることもある。別名、カラモモ(唐桃)。
ウメの近縁種であり、容易に交雑する。ただし、ウメの果実は完熟しても果肉に甘みを生じないのに対し、アンズは甘みが生じる。 耐寒性があり比較的涼しい地域を好む。春、サクラよりもやや早く淡紅の花を咲かせ、初夏にウメに似た実を付ける。果実はジャムや乾果物として食用とされる。種子は青酸配糖体や脂肪油、ステロイドなどを含み、杏仁(きょうにん)と呼ばれ咳止めの生薬(日本薬局方に収録)として用いられる他、杏仁豆腐(今日では「あんにん」と読まれる事が多い)の独特の味を出すために使われる。ワインの原料としても用いられる。
日本には古代に中国から伝えられ、万葉集にもカラモモとして登場する。日本でも栽培され、とくに長野県に多く、同県千曲市の森地区は「アンズの里」として知られる。同市の他、宇和島市でも市の花に指定されている。
花言葉は、疑惑、遠慮、気後れ、乙女のはにかみ、誘惑、慎み深さ。
品種として東洋系の平和、新潟大実、信州大実、広島大実、山形3号、八助などが、西洋系のハーコット、ゴールドコットなどがある。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
分類表のフォーマットはウィキプロジェクト 生物のテンプレートを用いています。