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2018年2月16日 (金) 22:54時点における最新版
千葉商科大学(ちばしょうかだいがく)は、千葉県市川市国府台1-3-1に本部を置く日本の私立大学である。1950年に設置された。大学の略称は千葉商大であるが、千葉商科大学自体ではCUCを主に使用している。
目次
概観[編集]
教育および研究[編集]
千葉商科大学は、学生が24時間自由に利用できるものを含む600台以上のPC端末、キャンパス全域に張り巡らされた無線LAN、10GbpsのWIDEバックボーン接続を活かして、充実した情報教育を行っている大学として知られている。また、「半学半教」の精神に基づき、院生だけでなく学部生を授業のアシスタントとして採用する「TA/SA制度」を広く採用している点もユニークである。
図書館は県内随一の蔵書量(約60万冊)を誇り、一般からの利用者も多い。
資格を取得したい人のために、サポートも充実されている。
大学内を会場として行なわれる講演会や学会、また入学式・卒業式などの各種イベントは、RealMediaストリーム形式によるインターネットビデオ中継として一般公開される。
地域の自治体(市川市など)と連携して、地域経済活性化・市街地再開発・防災まちづくりなどをテーマとする調査・分析事業を、教育研究として実施している。
学風および特色[編集]
千葉商科大学は、2008年に前身の旧制高商時代を含め創立80周年を迎えた歴史ある大学である。創設者・遠藤隆吉の提唱した人材像、『大局に立ち、どんな時代でも世の中をリードしていく未来創造型の人材』すなわち『治道家』の育成を標榜し、実学の精神に則って社会に貢献する大学として存立している。
千葉商科大学は、地域連携を重視している。市川市との間で包括協定を締結しており、地域防災など、さまざまな政策的取り組みを行っている大学である。市川市市長室・大学・附属高校の3点をネットワークで結び、ビデオ会議システムを通じて授業を行っていることでも知られている。自治体やNPO関係者などを集めて地域課題についての研究発表や交流などを行う「ユニバーシティフォーラム」、近隣の小学生らを対象として経済や商業の仕組みを体験してもらう「キッズ大学」「ジュニア大学」などのイベントを、毎年開催している。また、地元千葉の球団である千葉ロッテマリーンズ(当時)監督のボビー・バレンタインを客員教授として迎えていた。
千葉商科大学は、ISO 14001の認証を学生主導で取得するなど、環境マネジメントのための先進的な取組みを行っていることで知られている。また、市川市教育委員会との共同により、周辺の小中学校に学生がインストラクターとして出張する形での環境教育プログラムなどが実施されている。
2007年4月からは島田晴雄が学長を務めている。電車内の広告などについても学長を全面的に押し出す形となっていたが、2008年後半から学生をメインとする広告へと変わっている。
現在、東京都豊島区の学校法人巣鴨学園との間には特別な交流は全くない。
沿革[編集]
年表[編集]
- 1927年12月 - 文学博士遠藤隆吉が財団法人巣鴨学園を創設、巣鴨高等商業学校設立の認可を申請
- 1928年2月 - 巣鴨高等商業学校設立が認可
- 1930年5月 - 文部省より旧制高等学校高等科若しくは大学予科と同等以上と指定され、これにより当年以降の卒業者に大学への進学の途が拓かれた。
- 1944年3月 - 戦時特例により学校名を巣鴨経済専門学校に改称
- 1945年9月 - 戦災により校舎及び全施設焼失のため、校舎を千葉県津田沼町鷺沼へ位置変更
- 1946年3月 - 千葉県市川市国府台への学校位置変更が認可
- 1950年4月 - 学制改革に伴い新制大学へ昇格。校名を千葉商科大学と改称し商学部商学科を開設
- 1951年3月 - 私立学校法の制定に伴い財団法人巣鴨学園から学校法人千葉学園に組織変更
- 1951年4月 - 千葉短期大学を設置。商科第2部、英文科第2部を開設
- 1955年4月 - 経済学科を増設し、学部名称を商経学部と改称する
- 1955年7月 - 巣鴨経済専門学校廃止申請が認可
- 1959年4月 - 大学旧1号館校舎竣工
- 1964年4月 - 商経学部に経営学科を増設。大学2号館校舎竣工
- 1967年12月 - 大学3号館および大学4号館校舎竣工
- 1970年5月 - 大学体育館竣工
- 1974年6月 - 大学5号館校舎竣工
- 1977年4月 - 商学研究科修士課程を開設
- 1979年4月 - 経済学研究科修士課程を開設
- 1980年4月 - 千葉県野田市に野田グラウンドを開設
- 1984年9月 - 大学付属図書館竣工
- 1988年4月 - 千葉商科大学経済研究所を開設
- 1992年6月 - 米国フロリダ大学経営学部と交流提携協定締結
- 1996年11月 - 大学本館竣工
- 1997年3月 - 大学校舎6号館(ロゴス館)竣工
- 1999年6月 - 韓国漢陽大学と学術交流に関する基本協定締結
- 2000年1月 - 大学校舎7号館竣工
- 2000年4月 - 政策情報学部政策情報学科及び政策研究科博士課程を開設、政策情報学部に教職課程「情報 (教科)」を設置。千葉短期大学の既設の2学科を統合してビジネスコミュニケーション学科とする
- 2001年4月 - 中国上海立信会計学院と学術交流に関する協定締結
- 2001年5月 - 中国北京大学政治・行政管理学部と政策情報学部が学術交流に関する協定締結、および中国華東師範大学と交流に関する協定締結
- 2001年10月 - 米国ハワイ大学と国際交流基本協定締結
- 2003年3月 - ISO 14000シリーズ・ISO 14001を認証取得
- 2004年4月 - 政策情報学研究科修士課程を開設、千葉短期大学を千葉商科大学へ統合して千葉学園CUC教育支援機構を設置
- 2005年4月 - 会計専門職大学院を開設
- 2005年10月 - 市川市と協定を結び、千葉商科大学付属図書館と市川市立図書館の相互連携によるサービスを開始
- 2006年1月 - 大学校舎1号館竣工
- 2008年3月 - 学生寮の隣にゴルフ部の練習場を設立
- 2008年3月 - 学生寮の奥にブルペン設立
- 2008年9月 - セブンイレブンサテライト店が3号館に出店。同店舗の千葉県内の大学進出第一号
- 2009年4月 - サービス創造学部サービス創造学科を開設
- 2010年3月 - 大学院修士課程商学研究科・経済学研究科・政策情報学研究科の3研究科合同で中小企業診断士養成コースを開設
教育および研究[編集]
組織[編集]
学部[編集]
- 商経学部
- 商学科
- 商学総合コース
- マーケティングコース
- ファイナンスコース
- アカウンティングコース
- 経済学科
- グローバル経済コース
- 産業経済コース
- 環境と福祉コース
- 経営学科
- ビジネスマネジメントコース
- 非営利・行政コース
- 起業マネジメントコース
- ビジネス会計コース
- 商学科
- 政策情報学部
- 政策情報学科
- 政策経営コース
- 環境コース
- IT社会基盤コース
- 文化・表現メディアコース
- 政策情報学科
- サービス創造学部
- サービス創造学科
大学院[編集]
- 商学研究科(修士課程)
- 経済学研究科(修士課程)
- 政策情報学研究科(修士課程)
- 政策研究科(博士課程)
- 会計ファイナンス研究科(専門職学位課程、会計専門職大学院)
- 中小企業診断士養成コース(修士課程3研究科合同コース)
教育[編集]
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 地域課題の調査・分析に基づく政策実践教育(2004年採択)
- これまで千葉商科大学は「地域において実践的な教育をするとともに地域の活性化に貢献する」と大学関係者が考える活動を行なってきた。こうした一連の取組を「地域課題の調査・分析に基づく政策実践教育」としてプログラムにまとめたものが、文部科学省から2004年に現代的教育ニーズ取組支援プログラムとして採択されている。この「地域課題の調査・分析に基づく政策実践教育」の取組みは、文部科学省から「課題解決型教育のモデルとして他大学の参考になる」「地域活性化への学生の主体的活動、地域住民や自治体との多様な連携と教育プログラムが有機的に繋がるものである」という評価を受けている。千葉商科大学のWebサイトでは、同プロジェクトのイベントや特別講義内で行なわれた講演内容が視聴できるビデオライブラリが公開されている。
- 地域課題の調査・分析に基づく政策実践教育(2004年採択)
- 特色ある大学教育支援プログラム
- 大学の社会的責任としての環境教育の展開
- 資格取得サポート
- トワイライトコース
- 5時限目終了後に開講される資格試験に向けた特別コース。学内にいながらにして、専門学校に匹敵する講義を受けられる。対応する資格試験は多種多様で、外部講師を招く講座もある。また商経学部のトワイライトコース受講者には、日商簿記検定1級受験者に受験料の半額(3,750円)を支給している。トワイライトコースに対応している資格試験は、日商簿記検定受験講座(1~3級)・日商販売士検定2級講座・ファイナンシャルプランニング技能士(2級)試験対策講座・証券外務員講座・ITパスポート(旧・初級システムアドミニストレータ)試験対策講座・TOEIC®・英検2級対策講座・公務員試験対策講座・SPI試験対策講座などがある。
- 瑞穂会
- 日商簿記検定1~3級・税理士試験簿記論の自主学習を支援する勉強会です。講義の合間などの空き時間を利用して、いつでも勉強できるように専用の教室を用意し、常時開放している。簿記の専門教員としての実績を持つ指導者が常駐し、学生の質疑にもすぐに対応できる体制を整えている。受講料は無料である。定期的に特別講義も開講されるため、多くの学生が瑞穂会を利用し、検定試験合格に向けて勉強に励んでいる。これまでに日商簿記1級や税理士試験簿記論等で多くの合格者を輩出している。「2008年秋季全国大学対抗簿記大会」において「瑞穂会/Aチーム」が団体戦1級の部で優勝。個人戦1級の部でも優勝、準優勝するなど千葉商科大学の学生が活躍している。
- トワイライトコース
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