「全米ヨガアライアンス」の版間の差分

2015年11月16日 (月) 17:01時点における最新版

全米ヨガアライアンス（Yoga Alliance, 本国アメリカでは「全米」を頭につけず、単にヨガアライアンスと呼称する）。90年代にアメリカで、2つの異なるヨガ団体を合併する形で設立された、世界規模のヨガ協会。質の高いインストラクターや教育者を養成するために、カリキュラムに基準を定め、その普及を促進する。

概要[編集]

協会の定める基準(RYT,E-RYT)に基づいたトレーニングを認定されたヨガスクール(RYS)や指導者(E-RYT)から、200時間、または、500時間のコースを受講し、ヨガアライアンスに申請することで認定書が発行される。認定され、協会に登録されると、認定ヨガ指導者 RYT(Registered Yoga Teacher)として登録され、ヨガアライアンス認定指導者として活動することができる。このアライアンスの認定書は世界50カ国以上で認知されており、日本国内にも数百名の認定指導者がいる。登録は毎年更新が必要である。上位資格として、E-RYT（Experienced Registered Yoga Teacher）というキャリアのあるヨガ指導者の資格がある。（E-RYT 200：最低2年以上・1,000時間の指導経験者・E-RYT 500：最低4年と2,000時間のインストラクター経験者で2,000時間中、500時間はRYT 500取得後の時間であること。）RYTは、ヨガの先生になる為の資格であるのに対し、E-RYTは、一定期間インストラクターとしての活躍・経験が必要な資格である。認定校(RYS)において、認定指導者を養成する上で、不可欠な資格ともいえる。最近では国内にも認定校(RYS)が登録されており、国内で資格取得を目指すことも可能になってきている。

ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、個人でヨガインストラクター（指導者）を営む個人と、インストラクタートレーニングプログラム実施する学校に、基準になる基礎教育を組織的に行う。

展望[編集]

ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、ヨガインストラクター先生らと、ヨガの品位と多様性をサポートする。

目的[編集]

ヨガコミュニティーをリードすることを目的とし、基準を整え、品位を育成し、資源を提供し、ヨガを教えることを発展させる。

活動[編集]

ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、米国のtax-exempt section 501(c)(3)で免税を受けている非営利組織である。ヨガ指導者としてのクオリティを維持する、スタンダードガイドラインを整備し、その認知と普及に努める。登録されたインストラクター（先生）は、RYT(Registered Yoga Teacher)をインストラクター（先生）の名前の後に付けるか、更なるトレーニングによる意義深い教育経験があればE-RYT(Experienced Registered Yoga Teacher)を登録することで使うことができる。登録マーク（ロゴ）を、登録したインストラクター（先生）に発行し、身分証明や広告、ビジネスの試みなどに使えるようにしている。

ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、200時間または500時間のトレーニングプログラムを行うヨガ学校の登録を維持している。認証された学校は、RYS(認証済みヨガ学校・Registered Yoga School) 文字を学校名の後に付けて使うことが認められ、登録証書を登録マークと共に受けることができる。ひとたび学校が登録されれば、RYS(認証済みヨガ学校・Registered Yoga School)の全ての卒業生は、自動的にRYT(認定ヨガ指導者・Registered Yoga Teacher)として登録する資格を有する。

登録所は、公的に、また、ヨガインストラクターを雇用する機関（例：YMCA、フィットネスクラブ、など）に対して広告し普及させ、評価機関(病院、健康保険会社、政府機関）に対して信用を証明する。（米国内での事情によるものと思われる。）

基準[編集]

ヨガアライアンス登録基準(YOGA ALLIANCE STANDARDS FOR REGISTRATION)

RYT基準(RYT 200とRYT 500時間)**

200時間 RYS基準(200-Hour RYS Standards)

500時間 RYS基準(500-Hour RYS Standards)

RYTとは「認定ヨガ指導者」(Registered Yoga Teacher)RYT200とRYT500がある。

：RCYTとは「認定キッズヨガ指導者」として95時間以上認定校にて専門知識・技術を学んだものに与えられる。

：RPYTとは「認定マタニティヨガ指導者」85時間以上認定校にて専門知識・技術を学んだものに与えられる。

RYSとは「認定ヨガスクール（教育機関）｝」(Registered Yoga School)

RYS「認定ヨガスクール」(Registered Yoga School)

RYS 200は、RYT 200を養成する資格を持つスクール。最大2名のE-RYTを講師を有する。

RYS 500は、RYT 500を養成する資格を持つスクール。最大5名のE-RYTを講師を有する。

RYT 500の登録には、RYT 200からアップグレードする方法とRYT 500に初めから挑戦する方法があるが、アップグレードが一般的。RYT 500に登録するのには100時間以上、ヨガを教える経験を必須としているので、実際にヨガの先生やインストラクターを既にしているのであればRYT 500の取得は可能である。ヨガを本当に教えるところまで到達していない場合、RYT 200の申請を行う方が一般的である。

E-RYT「上級ヨガ師範」(Experienced Registered Yoga Teacher)

認定ヨガスクール(RYS)のディレクターやマネージャークラスのヨガ師範（教育者）は、E-RYT（上級ヨガ師範登録）を受けている必要がある。E-RYTはRYT 200 、RYT 500の2種類ある。

E-RYT 200は、RYT 200を有し、最低2年間と1,000時間のヨガを教える経験を有する者。

E-RYT 500は、RYT 500を有し、最低4年間と2,000時間のヨガを教える経験を有する者で、少なくとも500時間は、RYT 500取得後の時間であること。

ヨガアライアンス登録のRYTとRYSの改正基準(Revised Standards for Yoga Alliance registration as a Registered Yoga Teacher (RYT) or as a Registered Yoga School (RYS))

ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、2005年6月に基準の改正をアナウンスした。それらの基準は、RYS 200の2006年1月1日の申請者より効力が生じ、RYS 500には、2008年1月1日より効力が生じる。現存するRYS 200は2007年1月1日まで、RYS 500は、2008年1月1日までに改正基準に準拠すること。

歴史[編集]

ヨガアライアンス（Yoga Alliance）は、 Unity in Yoga (米国内は元より国際的に1982年から1995年まで形成し、出資され、組織されたグループ）とAd Hoc Yoga Alliance (1997年にヨガインストラクターとして必要な知識や能力の最低限度の基準つくりや、その他のヨガに関係する事を扱うためのボランティアグループ）が1999年に合併してできた組織である。ヨガに対する働きが統一された時から、重要性が共通の認識になり、すべてのヨガに関わる人に対して、異なる感受性やアプローチも平等な声になった。

登録について[編集]

1999年9月に新しく組織されたヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、全米ヨガ指導者名簿(A National Yoga Teachers' Registry)を、最低限必要なトレーニング基準を策定し、その基準を満たすべく先生やインストラクターらをトレーニングし、その基準や名簿の認知と普及に努める。先生やインストラクターで、有資格者と認められれば、RTY(Registered Yoga Teachers)として登録している。2005年には、さらに強化された登録基準をつくり、経験豊富な先生やインストラクターらを更にトレーニングし、(Experienced Registered Yoga Teachers, or "E-RYT"s)として登録している。

日本の主な認定スクール[編集]

• ヨガスタイル:=教えているヨガのスタイル
• 登録:=取得が可能なヨガ登録(200=RYS 200、500=RYS 500 RPYT＝マタニティヨガ,RCYT＝キッズヨガ)
• 開講場所:=資格取得養成講座の開講場所

ヨガ ヴィオラトリコロール

全米ヨガアライアンス認定200時間、500時間の資格を取得できるスクール。 登録：RYS200 and RYS300　開講場所:大阪

Rika Natural Remedy

ヨガスタイル：　パワーヨガ・マルチスタイル　登録:RYT200 開講場所: 横浜

ヨガワークス:主催ヨガプラス

ヨガスタイル: アイアンガー・アシュタンガ・デシカッチャー 登録: RYT200h RYT500h（200+300） 開講場所: 東京・大阪・札幌

特長：ヨガ先進国アメリカ（全米ヨガアライアンス本国）で最も受講者の多いヨガインストラクター養成コースを通訳付きで日本で受けられること。

OM YOGA Group

ヨガスタイル: マルチスタイル(ハタヨガ・アイアンガーインスパイアー・ヴィンヤサ・リストラティブ　登録: RYT200/RYT500/ RPYT（マタニティヨガ指導者）　認定登録校: 東京・京都・大阪・神戸・兵庫・バリ

四ツ谷Healing studio arati

ヨガスタイル:パワーヨガ ハタヨガ 整体ヨガ　　登録:RYT200　開講場所:東京

AYA BODY ARCHITECTURE　日本国内唯一（平成２４年４月１日現在）の全４資格一貫取得校

ヨガスタイル:マルチスタイル　　登録:RYT200・RYT500 RCYT,RPYT,　マタニティ指導者、キッズヨガ指導者、開講場所:神戸、東京、各地

オハナスマイル ヨガスタジオ

ヨガスタイル: マルチスタイル　登録: 200 RPYT（マタニティヨガ）　開講場所: 東京

ECLORE YOGA(エクロールヨガ)

ヨガスタイル:ハタヨガ キッズヨガ バレエヨガ SUPヨガ 登録:200 RCYT(キッズヨガ) 開講場所: 姫路、高知、沖縄宮古島

Senaji Studio (セナジースタジオ）

ヨガスタイル：ハタヨガ　登録：RYS200 場所：青森県、八戸市

(スタジオ103)

ヨガスタイル: ハタヨガ ホットヨガ ヴィンヤサヨガ 登録: 200 開講場所: 広島市 中区

Bule triangle Studio103(ブルートライアングルスタジオ103)

ヨガスタイル: ハタヨガ ホットヨガ ヴィンヤサヨガ 登録: 200 開講場所: 広島市 南区

YOGA CENTER(ヴァイクンタヨガセンター)

ヨガスタイル

ヴァイクンタヨガ ハタヨガ リストラティブヨガ ヴィンヤサヨガ 登録: 200 開講場所: 沖縄、広島

TOKYOYOGA

ヨガスタイル: ハタ アシュタンガ ヴィンヤサ 登録: 200 and 500 開講場所: 東京、大阪

コベヨガKID:::KoBEYOGA Instructors Development

ヨガスタイル: マルチスタイル 登録: 200 開講場所: 神戸、京都

Yoga Life Science

• ヨガライフサイエンス　インスティチュート

ヨガスタイル: ハタ 登録: 200 開講場所: 北陸, 富山, インド

• ヨガスパ岩's

ヨガスタイル: ハタ 登録: 200 開講場所: 大阪

スピリットヨガスタジオ

ヨガスタイル: マルチスタイル 登録: 200 and 500 開講場所: 大阪

アンダー・ザ・ライト ヨガスクール

ヨガスタイル: ハタ 登録: 200 and 500 開講場所: 東京

プラナパワーヨガ

ヨガスタイル: マルチスタイル 登録: 200 and 500 開講場所: 東京

リラヨガインスティテュート

ヨガスタイル: ハタ ビンヤサ 登録: 200 開講場所: 東京

日本ヨガ瞑想協会

ヨガスタイル: パワーヨガ ラジャ 登録: 200 開講場所: 東京

B3ビーキューブ

ヨガスタイル: ハタ ビンヤサ 登録: 200 開講場所: 大阪

ビー・ヨガ・ジャパン

ヨガスタイル: イシャ 登録: 200 and 500 開講場所: 東京

ヨガジャヤ ヨガスタジオ

ヨガスタイル: マルチスタイル 登録: 200 開講場所: 東京

Ariya Yoga Academy (アリヤ ヨガ アカデミー)

ヨガスタイル: ハタヨガ 登録: RYT-200 開講場所: 大阪

yogacco（ヨガッコ）

ヨガスタイル: ハタヨガ　登録：RYS500・RYS200　開催場所：仙台

2014年11月現在、国内32校。全４資格取得可１校。

海外の主な認定スクール[編集]

• ヨガスタイル:=教えているヨガのスタイル
• 登録:=取得が可能なヨガ登録(200=RYS 200、500=RYS 500 RPYT＝マタニティヨガ,RCYT＝キッズヨガ)
• 開講場所:=資格取得養成講座の開講場所

Sanghawai[サンガワイ]

ハワイ・オアフ島にて開催！ ヨガアライアンス（RYT200）を取得できる、 ヨガティーチャートレーニング＜指導者養成講座＞。 登録：RYT200　開講場所:米国 ハワイ・オアフ島

最新情報は以下参照。https://secure.yogaalliance.org/IMISPublic/Registration/Teachers/schooldirectory.aspx

関連項目[編集]

• Yoga Fit

外部リンク[編集]

• ヨガアライアンス（米国本部）

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ウィキペディアにも「全米ヨガアライアンス」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました。