「加賀充」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
1行目: 1行目:
 
'''加賀充'''(かが みつる、[[1974年]][[2月26日]] -は[[漫画家]]。[[福島県]]出身。
 
'''加賀充'''(かが みつる、[[1974年]][[2月26日]] -は[[漫画家]]。[[福島県]]出身。
 +
 +
[[多摩美術大学]][[デザイン学科]]卒業後、多数の[[公募展]]に入賞・入選を重ねた後にフリーで活動中。
 +
[[アートディレクション]]した作品には、福島県地域政策グループのパンフレット、「未来地球は新エネタイプ!」がある。
 +
 
== 略歴 ==
 
== 略歴 ==
大学専攻は生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻。
+
大学専攻は[[生産デザイン]]学科[[テキスタイルデザイン]]専攻。
福島県で青年期を送る。小・中学校と剣道部に所属。高校では空手愛好会に所属しながらの美術部員。[[多摩美術大学]]では考古学者[[江上波夫]]に師事。卒業後はデザイン会社等を転々とした後、作家となる。
+
[[福島県]]で青年期を送る。小・中学校と[[剣道]]部に所属。高校では[[空手]]愛好会に所属しながらの[[美術]]部員。[[多摩美術大学]]では考古学者[[江上波夫]]に師事。卒業後は[[デザイン]]会社等を転々とした後、作家となる。現在、[[非常勤講師]]2つと[[デッサン]]教室を持つ。
 +
 
 
== 人物像 ==
 
== 人物像 ==
 
自称、ディープなアッパー系の浪漫派。
 
自称、ディープなアッパー系の浪漫派。
グラフィックアーティストでもあるから、そういう作品も制作している。
+
[[グラフィックアーティスト]]でもあるから、そういう作品も制作している。
「古代の日本には大陸と深い関わりがあった」という哲学を持っている。
+
「古代の日本には大陸と深い関わりがあった」という[[哲学]]を持っている。
 +
 
 
== ファッション ==
 
== ファッション ==
黒い帽子に上下黒の服装をたまにするというのは、[[笑ゥせぇるすまん]]の[[喪黒福造]]を意識しての事で、高校時代からだという。[[喪黒福造]]の「ドーン」というモノマネをしていたところ、そっくりだと同級生に言われ、それからすっかりその気になってしまったという。しかし、あまりそのような真似をしていると、よくないものだと本人も自覚しているらしく、近年、加賀のファッションにあまりその傾向は見られない。また、色が違うというだけで[[インディ・ジョーンズ]]を意識してとの事だという見方もある。
+
黒い帽子に上下黒の服装をたまにするというのは、[[笑ゥせぇるすまん]]の[[喪黒福造]]を意識しての事で、高校時代からだという。[[喪黒福造]]の「ドーン」というモノマネをしていたところ、そっくりだと同級生に言われ、それからすっかりその気になってしまったという。しかし、あまりそのような真似をしていると、よくないものだと本人も自覚しているらしく、近年、加賀のファッションにあまりその傾向は見られない。また、色が違うというだけで[[インディ・ジョーンズ]]を意識してとの事、だという見方もある。
 +
 
 
== 池袋の葛西==
 
== 池袋の葛西==
加賀が池袋の葛西の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから多摩美術大学を卒業するまでの16年間、池袋の葛西というキャラクターとつきあっていく事になる。[[ろくでなしBLUES]]の連載終了まで、集英社にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。
+
加賀が[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから[[多摩美術大学]]を[[卒業]]するまでの16年間、[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]とつきあっていく事になる。[[ろくでなしBLUES]]の連載終了まで、[[集英社]]にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。[[ろくでなしBLUES]]の[[池袋]]の[[葛西裕一|葛西]]という[[キャラクター]]の外見のモデルであり<ref>ろくでなしBLUES 321話「Too much…」薬師寺の擬音より</ref>、[[葛西裕一|葛西]]を描いていた。
 +
 
 
== DIOの世界==
 
== DIOの世界==
 
[[ジョジョの奇妙な冒険]]27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者[[椛島良介]]の取り計らいによる事から、加賀と[[荒木飛呂彦]]が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。
 
[[ジョジョの奇妙な冒険]]27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者[[椛島良介]]の取り計らいによる事から、加賀と[[荒木飛呂彦]]が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。
 +
 +
== 賞歴==
 +
#1995年:第5回グラフィックアート[[ひとつぼ展]]入選
 +
#2001年:第11回ART BOX大賞展入選、JACA日本ビジュアルアート展2001入選
 +
#2006年:トーキョーワンダーウォール2006入選、mixiギャラリー[[ヨシダプロ]]賞
 +
#2010年:第39回いわき市民美術展覧会 有限会社平電子印刷所賞、仲畑流[[万能川柳]]入選
 +
 +
== 展示歴==
 +
#1995年:渋谷ギャラリー319
 +
#1996年:「300人の腕時計自慢」展([[ガーディアン・ガーデン]])
 +
#1997年:「美味しい絵皿100VS100」展([[ガーディアン・ガーデン]])
 +
#1998年:「200人のこだわり温度計」展([[ガーディアン・ガーデン]])
 +
#2007年:渋谷に来いの物語展 (渋谷宇宙百貨内ART WAD'S)、「アートワッズTシャツ展」
 +
#2008年:「@hitotsubo.jp」([[ガーディアン・ガーデン]])
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 +
 +
== 外部リンク ==
 +
* [ttp://www.art-design.ac.jp/ 国際アート&デザイン専門学校]
 +
* [ttp://www.iwaki-cc.ac.jp/index.html いわきコンピュータ・カレッジ]
 +
* [ttp://www.nhk-cul.co.jp/ NHK文化センター]
 +
* [ttp://www15.plala.or.jp/great-tetu/ IU(公式サイト)]
 +
* [ttp://superhuman.exblog.jp/ ブログ「スーパーヒューマン」]
  
 
{{DEFAULTSORT:かか みつる}}
 
{{DEFAULTSORT:かか みつる}}

2011年4月1日 (金) 00:33時点における版

加賀充(かが みつる、1974年2月26日 -は漫画家福島県出身。

多摩美術大学デザイン学科卒業後、多数の公募展に入賞・入選を重ねた後にフリーで活動中。 アートディレクションした作品には、福島県地域政策グループのパンフレット、「未来地球は新エネタイプ!」がある。

略歴

大学専攻は生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻。 福島県で青年期を送る。小・中学校と剣道部に所属。高校では空手愛好会に所属しながらの美術部員。多摩美術大学では考古学者江上波夫に師事。卒業後はデザイン会社等を転々とした後、作家となる。現在、非常勤講師2つとデッサン教室を持つ。

人物像

自称、ディープなアッパー系の浪漫派。 グラフィックアーティストでもあるから、そういう作品も制作している。 「古代の日本には大陸と深い関わりがあった」という哲学を持っている。

ファッション

黒い帽子に上下黒の服装をたまにするというのは、笑ゥせぇるすまん喪黒福造を意識しての事で、高校時代からだという。喪黒福造の「ドーン」というモノマネをしていたところ、そっくりだと同級生に言われ、それからすっかりその気になってしまったという。しかし、あまりそのような真似をしていると、よくないものだと本人も自覚しているらしく、近年、加賀のファッションにあまりその傾向は見られない。また、色が違うというだけでインディ・ジョーンズを意識してとの事、だという見方もある。

池袋の葛西

加賀がろくでなしBLUES池袋葛西の仕事を始めたのは、まだ弱冠18才のときだった。それから多摩美術大学卒業するまでの16年間、池袋葛西というキャラクターとつきあっていく事になる。ろくでなしBLUESの連載終了まで、集英社にアイディアを提供し続けるという熱の入れようだった。ろくでなしBLUES池袋葛西というキャラクターの外見のモデルであり[1]葛西を描いていた。

DIOの世界

ジョジョの奇妙な冒険27巻「DIOの世界」の表紙イラストは加賀の手によるものである。その他、編集者椛島良介の取り計らいによる事から、加賀と荒木飛呂彦が互いにアイディアを出し合ったネタがところどころ、ジョジョの作中には散りばめられている。

賞歴

  1. 1995年:第5回グラフィックアートひとつぼ展入選
  2. 2001年:第11回ART BOX大賞展入選、JACA日本ビジュアルアート展2001入選
  3. 2006年:トーキョーワンダーウォール2006入選、mixiギャラリーヨシダプロ
  4. 2010年:第39回いわき市民美術展覧会 有限会社平電子印刷所賞、仲畑流万能川柳入選

展示歴

  1. 1995年:渋谷ギャラリー319
  2. 1996年:「300人の腕時計自慢」展(ガーディアン・ガーデン
  3. 1997年:「美味しい絵皿100VS100」展(ガーディアン・ガーデン
  4. 1998年:「200人のこだわり温度計」展(ガーディアン・ガーデン
  5. 2007年:渋谷に来いの物語展 (渋谷宇宙百貨内ART WAD'S)、「アートワッズTシャツ展」
  6. 2008年:「@hitotsubo.jp」(ガーディアン・ガーデン

脚注

  1. ろくでなしBLUES 321話「Too much…」薬師寺の擬音より

外部リンク

  • [ttp://www.art-design.ac.jp/ 国際アート&デザイン専門学校]
  • [ttp://www.iwaki-cc.ac.jp/index.html いわきコンピュータ・カレッジ]
  • [ttp://www.nhk-cul.co.jp/ NHK文化センター]
  • [ttp://www15.plala.or.jp/great-tetu/ IU(公式サイト)]
  • [ttp://superhuman.exblog.jp/ ブログ「スーパーヒューマン」]