子供の事情
子供の事情(こどものじじょう)とは、大人の事情の対義語である。大人の事情は単体でも安定して存在できるが、子供の事情は大人の力によって封じられるために単体では非常に不安定であり、あまり目だって存在することは無く、炭酸同様に水溶液中にしか存在しない。仮に常温の空気中に単体で放置した場合、強度の発熱・発光を伴う劇的な化学反応を起こす。しかし、近年の科学技術の発達により、いろいろな事情の中からようやく単離された。たまに子供の都合(こどものつごう)とも呼ばれる事がある。
概要[編集]
一般に子供の事情とは、主に思春期男子(希に女子も)が親に見つかるとマズイあれ(エロ本など。マニアックなものになると余計に)を所有している場合や、学校の宿題(とりわけ夏休みの宿題)がまだ終わらないなどで、よく使われる。 ただ、大人は大人の事情を何とかお互いに受け入れ、まぁ何とか無理やりにでもとにかく見苦しかろうが(以下略)処理するのに対して、子供の事情を大人が受け入れることはまず無い。そういうわけで、子供が事柄を隠すというようなことは実質できない。子供が子供の事情を発しても無意味ととらえられるので、使用しても数秒間の時間稼ぎにしかならない。この事が、子供の事情の単体での存在を困難にしていると考えられている。 ちなみに「こどもの事情」というドラマがあるらしい。
用法[編集]
子供の些細な隠し事に使う。普通の子供なら、この子供の事情を使って大人の事情のように隠したいことは腐るほどあるが、どういうわけか大人の事情以上に使用しにくく、使用すれば使用するほど大人に疑われる。このような子供の事情を使わずに隠し通す能力を持っていなければ、十分から三十分程度(場合によっては1時間くらい)の問い詰めを受けることになる。したがって、この子供の事情を使うことはたいへん危険であるため、良い子はあまり使用しないほうが良いだろう。しかし、全く使用してはならないわけではない。むしろ適度な利用は脳に良い刺激を与え、人間的成長を促進するのだ。
性質[編集]
近代科学の発展によって、色々な事情から子供の事情が単離された。発見間もないので、その物理的・化学的性質は未だ謎に包まれている。
今世紀最大の問題[編集]
大人の事情は単体でも安定して存在できる(政治家の詭弁を見て御覧なさい、ありゃぁ気違いの言うことですよ)のでその性質も良く知られているのであるが、近年は子供の事情と大人の事情との相関関係がしばしば問題とされる。
大人の事情と子供の事情の線引きは非常に曖昧である。いったいいつからが大人であり、どこまでが子供なのか。そもそもNEETなどのような大人なのに子供とも言えない存在を考慮に入れる場合などでは、そもそも年齢が大人の事情と子供の事情の使い分けに関わっているのかどうか疑問視される。同じように、子供の事情と大人の事情の使い分けに年齢が関わらない可能性を示唆しているとされる有名な例として、親が子供にベッタリな場合が挙げられる。マザコンやファザコンではなく、親が子供に対して執着心(親バカ)を抱いている場合、具体的には例えば、子供がいくつになってもエロ本捜索をアンダーグラウンドで行っている場合など、親側が子供の事情を使わざるを得ない状況を作り出している場合も多数存在する。しかしその場合には子供の事情を使わざるを得ない場面はリアル子供よりも少ない事は確かなので、その辺が議論を一層難しくしている。いったいどこまで子供の事情を使う事ができる年齢・範囲なのかという問題は今世紀最大の問題と言われ、解決できた場合にはノーベル賞確実であるとも噂されるほどである。なんとなく、本当にドクター中松あたりが研究していたりしそうである。
子供の事情の必要性[編集]
大人によって潰されがちな子供の事情ではあるが、やはり適量の使用は成長に適量が必要とされる。この事から、子供の事情がビタミンなどの一種ではないかとする研究もある。
一般に、ある程度の年齢に達した場合には、使う事情の種類が子供の事情から大人の事情へシフトしていくことが知られているが、あまりにも早い子供の事情使用撤廃は子供の脳に深刻なダメージを与える可能性がある(子供の事情欠乏症)事が報告されている。 子供の事情を成長の初期から使わなくなってしまう具体的な例をあげる。小学生の頃から父親が部屋にエロ本を置いていき、リビングは堂々とAV鑑賞できるというパラダイス的環境が整っている場合などが希に存在する。このような場合には、早期から子供の事情を使う機会を失ってしまう。この場合、あまりにも幼いうちから大人の事情使用の必要性が高まる。しかし、大人の事情には無邪気な子供の事情とは違い、少々腹黒い一面もあるので、子供は色々と(面白い方向に)捻じ曲がっていく可能性がある。
時には子供の事情を思いっきりつかって怒られて、そうやってみんな大きくなっていくんだね。
でも、だからと言って子供の事情を使いすぎると、過剰症として急に「えへえへ」言い出す可能性があるので注意しよう。子供の事情は用法用量を守って、正しく使わなくてはいけない。