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きのくに線 (きのくに線)は紀勢本線の区間のうち、JR西日本管内の和歌山から新宮までの路線の愛称である。
目次
概要[編集]
一部区間を除き、路線の大部分は紀伊半島の沿岸沿いに走行する。そのため、太平洋の海を眺めることができる。ただ近い将来、東海地震,東南海地震,南海地震による津波に被害を受けやすい路線であるため対策として新宮駅 - 和歌山駅間では避難誘導標が沿線に設置されている[1]。沿線の架線柱には、津波浸水区間・避難する方向・避難場所と避難場所までの距離などが記された看板が取り付けられている[2]。 夏場になると海水浴や観光客の人が多く乗車する。
- 路線データ
- 管轄・路線距離(営業キロ):和歌山駅~新宮駅 200.7km
- 軌間:1067mm
- 駅数:54駅
- 複線区間:和歌山駅~紀伊田辺駅
- 電化区間:全線(直流1500V)
- 保安装置:ATS-SW
- 最高速度:
- 和歌山駅~紀伊田辺駅:130km/h
- 紀伊田辺駅~新宮駅:95km/h
- 運転指令所:和歌山指令所
新宮駅 - 紀伊田辺駅間[編集]
紀勢本線の要衝の駅である新宮駅は、かつて新宮運転区が設けられていたこともあり、構内は広大な留置線が設けられている。新宮駅を発車した列車は、南東に進んだのちに、王子ヶ浜の海岸線を南下する。那智駅は那智津浦海浜公園の前にあり、海水浴場もあるため、特急列車が臨時停車していたことあった。熊野那智大社は那智駅から山奥に入った場所に位置している。2011年の台風12号による大雨の影響で、橋脚が流された那智川を渡り[3]紀伊勝浦駅に至る。紀伊勝浦駅のすぐ近くには、マグロの水揚げ量が日本一を誇る勝浦漁港と、南紀勝浦温泉がある[4]。
古くからの温泉地である湯川駅を過ぎ、日本の捕鯨発祥の地にある太地町の太地駅を通過し、駅前に県内最古の前方後円墳のある下里駅の先では、万葉集でも詠まれた玉の浦を望みながら紀伊浦神駅を過ぎ、左手には近畿大学水産研究所の浦神研究所が見え、山間部に入る。紀伊田原駅付近から再び海沿いを走行し、平成の名水百選にも選ばれ、カヌーでの川下りが盛んな古座川を渡って古座駅である。対岸に紀伊大島が見え始め、紀伊姫駅を過ぎると岩が立ち並ぶ橋杭岩が見え、本州最南端の駅である串本駅に到着する。この駅を境にして、多気駅から南西方向に向かってきた紀勢本線は右にカーブをして和歌山市を目指すために北進を始める。山間にある紀伊有田駅・田並駅と過ぎると、やがて枯木灘が広がる海岸が田子駅・和深駅と続いた先の周参見駅付近まで広がる。江住駅 - 和深駅間ではシカとの接触事故が多く、沿線のアドベンチャーワールドで飼われているライオンの糞を忌避剤として線路沿いに撒いたところ接触事故がなくなったが、一時的な効果に終わっている[5]。この先の見老津駅 - 周参見駅間では紀勢本線唯一の信号場である双子山信号場が設けられている。周参見駅からは山間を走行し、富田川を渡って紀伊富田駅を過ぎると、次第に左手にはアドベンチャーワールドの観覧車が見え始め、右手に引き上げ線が現れ始めると、白浜駅に到着する。同駅は白良浜や南紀白浜温泉などの観光地を抱える白浜町の中心駅として位置づけられており、特に夏場には多くの観光客が訪れる関西のリゾート地となっている。和歌山方面からの特急列車のうち、大半がこの駅で折り返している。
紀伊田辺駅 - 和歌山駅間[編集]
紀伊田辺駅は和歌山県中南部の経済の中心となっている田辺市の中心駅で、かつて紀伊田辺機関区があったため、駅構内には多くの留置線があり、この駅を境に普通列車の運転系統が分かれている。また、紀州路から中辺路と大辺路が分岐しており、陸上交通においても鉄道においても交通の要衝でもあった。紀伊田辺駅からは複線になり、田辺市の市街地を抜け、芳養駅を過ぎると第三芳養トンネルを通過し、日本一の梅の産地を抱えるみなべ町に入り[6]、南部駅に至る。千里梅林の下にあるトンネルをすぎると、千里の浜と呼ばれる海岸沿いを走行する。古くからの景勝地で、『枕草子』などでその名がみられるほか、日本有数のアカウミガメの産卵地として知られている[7]。岩代駅 - 切目駅間の一部区間では太平洋の絶景を眺めることができ、一部の列車が速度を落として運転するなどビューポイントとなっている[8]。
切目駅からは内陸を走行し、印南駅のすぐ北側には印南町のシンボルである「かえる橋」を見ることができる。御坊駅では紀州鉄道が分岐している。御坊駅は御坊市の郊外に位置しており、中心駅は紀州鉄道の西御坊駅である。御坊駅から再び北上し、紀伊内原駅・紀伊由良駅と続く。紀伊由良駅は、蒸気機関車に使用される石炭を配炭する拠点が海岸部にある由良港に設けられ、その配炭所を結ぶ目的で貨物線が分岐していた。このあたりからミカン畑が目立つようになり、広川ビーチ駅を通過し、醤油発祥の地として知られている湯浅駅へと至る。かつて有田鉄道が分岐し、特急の停車駅にもなった藤並駅を過ぎると、西進しながらJR西日本管内の在来線では最長の有田川橋梁 (912m) [9]を渡って、有田みかんの生産地である有田市に入り、有田川の右岸を走行する。有田市の代表駅である箕島駅を過ぎて半島の先端を回って石油タンクが立ち並ぶ初島駅に至り、再び東に進路を変えて下津駅と続く。
加茂郷駅を過ぎトンネルを抜けると再び海岸線を走行するようになり、左手には紀伊水道が見える。この先の冷水浦駅まで、紀勢本線では海が見える最後の区間で、対岸にはポルトヨーロッパや工業地帯が見える。阪和道の海南インターチェンジの高架橋をくぐると、左にカーブをしながらやがて高架橋を走行して海南駅を通過し、その後も高架橋を走行するも徐々に高度を落として紀勢本線最後で180か所目のトンネルを通過する[10]。トンネルを抜けると黒江駅で、和歌山市に入って名草山の南西側を迂回するために左へカーブしてしばらく直進で進んだのち、再び右へカーブして紀三井寺駅を通過し、徐々に和歌山市の市街地を進むようになる。宮前駅を過ぎると左手には和歌山ビッグホエールと呼ばれる多目的施設が見えるが、かつてここには和歌山操駅があった[11]。やがて右手から和歌山電鐵貴志川線が寄り添ってくると、和歌山駅に到着する。
運行形態[編集]
特急列車[編集]
2012年3月17日時点では、主に「くろしお」が運行されていて、ほとんどの列車は新大阪、京都方面に直通する。使用車両は次の通りである。
本数は白浜までは上り16本,下り15本、新宮までは上り6本,下り7本である。
新宮駅 - 紀伊田辺駅間[編集]
1 - 2時間に1本程度の運転となっている。1日あたり9 - 10本の運転が基本で、新宮駅 - 紀伊勝浦駅間は通勤・通学需要のため上り12本、下り11本と若干多く、串本駅 - 周参見駅間は1日8往復とこの区間内では最も運転本数が少ない。かつては急行用の165系電車が主力車両であったが、現在は通勤用の105系電車でワンマン運転される列車が大半を占める。
105系電車以外で普通列車に使用される車両は、朝に周参見発和歌山行きの223系電車4両編成が1本あるのみである。この列車はワンマン運転ではなく、この区間の列車で唯一車掌が乗務する普通列車でもある。165系電車が使用されていた時代には和歌山駅 - 新宮駅を直通運転する普通列車が設定されていた。
新宮駅 - 紀伊田辺駅間の標準的な所要時間は3時間弱であるが、朝下りと夜上りの各1本は2時間20分台で走っており、同区間を走る最も遅い特急列車との所要時間差は20分程度でしかない。
紀伊田辺駅 - 和歌山駅間[編集]
紀伊田辺駅 - 御坊駅間は1時間あたり1本程度で、当区間専用の113系電車2両編成によるワンマン運転を行っている。ただし、朝と夜には天王寺・日根野・和歌山方面からの直通列車が、223系電車、225系電車の4両編成で運転され、この場合は車掌乗務の列車となる。すべての列車が御坊駅で和歌山方面へ向かう列車、また和歌山方面から来る列車と接続する。
御坊駅 - 和歌山駅間は1時間あたり1 - 2本程度の運行となる。朝および夜間の一部時間帯をのぞいて1時間あたり2本の運行が確保されており、紀勢本線の中で最も運転本数の多い区間となっている。主に117系・223系・225系電車で運行されており、原則として和歌山駅で紀州路快速を含む阪和線の快速列車との接続が考慮されている。また、阪和線との直通列車も朝夜に設定されており、223系・225系電車で運行されている。この区間は特に和歌山側の利用客が比較的多いこともあり、後述する日根野駅始発・終着の直通列車をのぞきすべて4両編成で運転されている。1992年までは阪和線からの直通列車を中心に113系の6両編成で運転される列車も存在していた。
また、紀伊田辺駅 - 和歌山駅間には朝ラッシュ時下りおよび夕ラッシュ時上り、平日1.5往復、土・休日に1往復快速列車も運転されている。ただし、紀伊田辺駅 - 御坊駅間は各駅停車のため、実質的な快速運転区間は御坊駅 - 和歌山駅間である。なお、後述の阪和線直通の快速列車は、土休日の下り1本をのぞき紀勢本線内では各駅に停車する。
阪和線との直通運転[編集]
朝夜時間帯のみ阪和線との直通運転が紀伊田辺駅までの間で実施されている。基本的に阪和線内はすべて快速運転となる。
後述する「太公望列車」を含む新大阪始発の2本をのぞき、全列車が天王寺駅発着であったが、2008年3月15日のダイヤ改正より、御坊駅始発の下り始発列車が大阪環状線大阪方面へ直通運転を開始した(大阪環状線を一周して天王寺駅まで運転・JR時刻表では京橋行きで案内)。この列車に関しては2011年3月12日のダイヤ改正で、平日は天王寺行きと再度変更され、平日の大阪駅直通列車はなくなったが、土休日では同列車を含め3本が大阪駅経由京橋行きとして運行されている。
紀伊田辺駅 - 和歌山駅間の上りの始発列車と下りの最終列車は阪和線の日根野駅発着で運転されており、この列車には113系電車2両編成が運用されている。日根野駅 - 和歌山駅間も各駅に停車する。
紀勢本線の電化直後は日中においても天王寺駅 - 御坊駅・紀伊田辺駅間直通運転の快速(紀勢本線内は各駅停車)が設定されており、これらの列車が紀勢本線内の日中の普通運用も兼ねていた。しかしその後、列車の運転区間の短縮や、阪和線直通の快速列車の削減が相次ぎ、日中の直通運転も廃止されたことから、あらゆる面で阪和線との格差が広がってきていると言える。
使用車両[編集]
特急[編集]
「くろしお」として運行。
普通列車[編集]
- 223系:0・2500番台を使用し、和歌山駅~紀伊田辺駅で運行されている。(下り1本のみ周参見まで運行。)
- 225系:223系と同様
- 117系:和歌山駅~御坊駅まで運行。
- 113系2000番台:和歌山駅~紀伊田辺駅間で運行。
- 103系:平日のみ和歌山駅~海南駅まで運行。
- 105系:紀伊田辺駅~新宮駅間で運行されている。
導入予定の車両[編集]
普通列車用にJR西日本で約40両の電車[12]の投入を予定している。
駅一覧[編集]
駅名・信号場名 | 駅間営業キロ | 累計 営業キロ |
快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新宮 から |
亀山 から | |||||||
新宮駅 | - | 0.0 | 180.2 | 東海旅客鉄道:紀勢本線(亀山方面) | ◇ | 新宮市 | ||
三輪崎駅 | 4.7 | 4.7 | 184.9 | ◇ | ||||
紀伊佐野駅 | 1.7 | 6.4 | 186.6 | ◇ | ||||
宇久井駅 | 2.1 | 8.5 | 188.7 | ◇ | 東牟婁郡 | 那智勝浦町 | ||
那智駅 | 4.3 | 12.8 | 193.0 | ◇ | ||||
紀伊天満駅 | 0.9 | 13.7 | 193.9 | | | ||||
紀伊勝浦駅 | 1.2 | 14.9 | 195.1 | ◇ | ||||
湯川駅 | 2.7 | 17.6 | 197.8 | ◇ | ||||
太地駅 | 2.1 | 19.7 | 199.9 | | | 太地町 | |||
下里駅 | 1.2 | 20.9 | 201.1 | ◇ | 那智勝浦町 | |||
紀伊浦神駅 | 3.9 | 24.8 | 205.0 | ◇ | ||||
紀伊田原駅 | 4.9 | 29.7 | 209.9 | ◇ | 串本町 | |||
古座駅 | 5.1 | 34.8 | 215.0 | ◇ | ||||
紀伊姫駅 | 3.9 | 38.7 | 218.9 | | | ||||
串本駅 | 2.9 | 41.6 | 221.8 | ◇ | ||||
紀伊有田駅 | 5.8 | 47.4 | 227.6 | ◇ | ||||
田並駅 | 1.8 | 49.2 | 229.4 | ◇ | ||||
田子駅 | 4.3 | 53.5 | 233.7 | | | ||||
和深駅 | 2.7 | 56.2 | 236.4 | ◇ | ||||
江住駅 | 5.6 | 61.8 | 242.0 | ◇ | 西牟婁郡 | すさみ町 | ||
見老津駅 | 3.0 | 64.8 | 245.0 | ◇ | ||||
双子山信号場 | - | 70.5 | 250.7 | ◇ | ||||
周参見駅 | 9.0 | 73.8 | 254.0 | ◇ | ||||
紀伊日置駅 | 7.2 | 81.0 | 261.2 | ◇ | 白浜町 | |||
椿駅 | 6.1 | 87.1 | 267.3 | ◇ | ||||
紀伊富田駅 | 5.2 | 92.3 | 272.5 | ◇ | ||||
白浜駅 | 2.9 | 95.2 | 275.4 | ◇ | ||||
朝来駅 | 4.3 | 99.5 | 279.7 | ◇ | 上富田町 | |||
紀伊新庄駅 | 3.5 | 103.0 | 283.2 | ◇ | 田辺市 | |||
紀伊田辺駅 | 2.2 | 105.2 | 285.4 | ● | ∧ | |||
芳養駅 | 4.1 | 109.3 | 289.5 | ● | ∥ | |||
南部駅 | 5.0 | 114.3 | 294.5 | ● | ∥ | 日高郡 | みなべ町 | |
岩代駅 | 5.1 | 119.4 | 299.6 | ● | ∥ | |||
切目駅 | 5.9 | 125.3 | 305.5 | ● | ∥ | 印南町 | ||
印南駅 | 3.8 | 129.1 | 309.3 | ● | ∥ | |||
稲原駅 | 4.3 | 133.4 | 313.6 | ● | ∥ | |||
和佐駅 | 6.8 | 140.2 | 320.4 | ● | ∥ | 日高川町 | ||
道成寺駅 | 4.3 | 144.5 | 324.7 | ● | ∥ | 御坊市 | ||
御坊駅 | 1.6 | 146.1 | 326.3 | ● | 紀州鉄道:紀州鉄道線 | ∥ | ||
紀伊内原駅 | 2.9 | 149.0 | 329.2 | | | ∥ | 日高郡 | 日高町 | |
紀伊由良駅 | 5.3 | 154.3 | 334.5 | ● | ∥ | 由良町 | ||
広川ビーチ駅 | 6.8 | 161.1 | 341.3 | | | ∥ | 有田郡 | 広川町 | |
湯浅駅 | 2.6 | 163.7 | 343.9 | ● | ∥ | 湯浅町 | ||
藤並駅 | 3.4 | 167.1 | 347.3 | ● | ∥ | 有田川町 | ||
紀伊宮原駅 | 3.9 | 171.0 | 351.2 | | | ∥ | 有田市 | ||
箕島駅 | 4.4 | 175.4 | 355.6 | ● | ∥ | |||
初島駅 | 2.5 | 177.9 | 358.1 | | | ∥ | |||
下津駅 | 3.0 | 180.9 | 361.1 | | | ∥ | 海南市 | ||
加茂郷駅 | 2.7 | 183.6 | 363.8 | ● | ∥ | |||
冷水浦駅 | 3.9 | 187.5 | 367.7 | | | ∥ | |||
海南駅 | 2.8 | 190.3 | 370.5 | ● | ∥ | |||
黒江駅 | 1.8 | 192.1 | 372.3 | ● | ∥ | |||
紀三井寺駅 | 3.6 | 195.7 | 375.9 | ● | ∥ | 和歌山市 | ||
宮前駅 | 2.9 | 198.6 | 378.8 | | | ∥ | |||
和歌山駅 | 2.1 | 200.7 | 380.9 | ● | 西日本旅客鉄道:阪和線・和歌山線 和歌山電鐵:貴志川線 |
∥ |
下記をのぞく31駅は無人駅である。
- JR西日本の直営駅(9駅)
- 新宮駅・串本駅・白浜駅・紀伊田辺駅・御坊駅・湯浅駅・箕島駅・海南駅・和歌山駅(全駅みどりの窓口設置)
- ジェイアール西日本メンテックによる業務委託駅(10駅)
- 紀伊勝浦駅・南部駅・紀伊由良駅・藤並駅・紀伊宮原駅・初島駅・下津駅・加茂郷駅・黒江駅・紀三井寺駅(紀伊勝浦駅・南部駅・藤並駅の3駅はみどりの窓口設置。それ以外の6駅はPOS端末設置)
- ジェイアール西日本メンテックによる簡易委託駅(1駅)
- 古座駅(POS端末設置)
- 簡易委託駅(4駅)
- 周参見駅・切目駅・印南駅・紀伊内原駅(周参見駅のみ、みどりの窓口設置。それ以外の3駅はPOS端末設置)
参考文献[編集]
- 『JR「本線」9200キロ』JTBパブリッシング、2010年。ISBN 978-4-533-08007-4。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 -国鉄・JR-』No.25 紀勢本線/参宮線/名松線、朝日新聞出版、2010年。
- 今尾恵介『鉄道車窓絵図 西日本編』JTBパブリッシング、2010年、p.47- p.58。ISBN 978-4-533-07723-4。
- 今尾恵介『新・鉄道廃線跡を歩く 4 近畿・中国編』JTBパブリッシング、2010年、p.68 - p.71。ISBN ISBN 978-4-533-07861-3。
- 徳田耕一『まるごと名古屋の電車 ぶらり沿線の旅 JR・近鉄ほか編』河出書房新社、2012年、p.90 - p.97。ISBN 978-4-309-22555-5。
- 川島令三編著『東海道ライン 全線・全駅・全配線(8) 名古屋南部・紀勢東部』講談社、2009年。ISBN 978-4-06-270018-4。
- 川島令三編著『東海道ライン 全線・全駅・全配線(10) 阪南・紀勢西部』講談社、2009年。ISBN 978-4-06-270020-7。
脚注[編集]
- ↑ 災害に対する安全性向上 - 西日本旅客鉄道
- ↑ 企業行動報告書 2009-2010PDF - 西日本旅客鉄道 p.32
- ↑ JR紀勢線鉄橋、増水で一部流される 和歌山・那智勝浦 - 朝日新聞 2011年9月4日
- ↑ わかやま観光情報 - 和歌山県
- ↑ ライオンのふん効果抜群/紀勢線、シカ衝突事故0件 - 47NEWS 2003年3月20日
- ↑ 「南高梅」収穫始まる 台風も枝には実がいっぱい 和歌山・みなべ - 産経新聞 2011年6月4日
- ↑ 青い世界からの伝言 JR紀勢線・岩代駅 - 朝日新聞 2009年9月12日
- ↑ きのくに観光列車 快速「紀州歴史物語号」の運転(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年9月15日
- ↑ データで見るJR西日本 - 西日本旅客鉄道
- ↑ 駅で水着に着替えたら JR紀勢線 古座駅 - 朝日新聞 2008年9月13日
- ↑ 平成7年9月 和歌山県議会定例会会議録 第4号(永井佑治議員の質疑及び一般質問) ? 和歌山県議会
- ↑ 鉄道利用を呼び掛ける 紀勢本線活性化促進協が総会 新宮市 - ふるさと新聞 2011年7月14日
関連項目[編集]