カンヒザクラ
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(寒緋桜から転送)
カンヒザクラ(寒緋桜)は バラ科・サクラ属の 早咲き桜の 一つである。もろこし・中国の 南側や 台湾 及び 沖縄において、人の 手に よらず ひとりでに 生えている。わが国の あづま(関東)より 南でも 植え育てられており、2月ごろに 濃い 紅色(べにいろ)で 釣り鐘形の 花を 下向きに 咲かせる。ヒカンザクラ(緋寒桜)とも 言うが、同じ サクラ属である コヒガン(小彼岸)や エドヒガン(江戸彼岸)の またの名である 「ヒガンザクラ」と 聞き違えられるのを 避けるために、「緋寒」を 「寒緋」に ひっくり返し、「寒緋桜」とした[1]。
別名(またの名)[編集]
旧暦の 正月(立春〔2月4日ごろ〕から 啓蟄〔けいちつ〕の 前の 日〔3月5日ごろ〕まで)ごろに 咲くことから、ガンジツザクラ(元日桜)と 呼ばれることもある。また、ヒザクラ(緋桜)とも 呼ばれる。
そのほか[編集]
日本の 公共放送局である 日本放送協会(NHK)の ラジオ番組・「ラジオ深夜便」では、日本の 季節に 合わせて この カンヒザクラの 花を 2月25日の 「誕生日の花」とし、その 花言葉を 「あでやか」としている[2][3]。
脚注[編集]
- ↑ 寒緋桜(カンヒザクラ) - 季節の花300. 2016年2月26日閲覧
- ↑ "ラジオ深夜便 誕生日の花と花ことば".(日本放送協会). 2016年2月23日閲覧
- ↑ 日本放送協会の 「ラジオ深夜便」の ウェブサイトでは、「その日の『花』……は、どうやって決めたの?」との 問いに、「選定は、日本の代表的な園芸研究家お二人にお願いしました。日本の季節に合った『花』……を……選定していただきました」と 答えている[1](日本放送協会). 2016年2月21日閲覧