ブロリー

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ブロリーは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』の劇場版に登場する劇場版オリジナルキャラクター。

ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の計3作にいずれもメインで登場する人気キャラクターとなった。

設定[編集]

『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』での登場[編集]

サイヤ人に伝わる「伝説の超サイヤ人」。ピッコロと悟空の同時攻撃を腕組しながら平然と避けるなど、その体型からは想像もつかないスピードを誇る。また、完全体セルの上半身を吹き飛ばした悟空のかめはめ波を至近距離で受けても、ダメージはおろか埃一つ付かず平然としているあたりから防御力にも優れており、伝説の超サイヤ人に変身した際は、ベジータが戦意をなくしている。悟空達とは違い変身における体への負担が一切なく、劇中では自ら「気が高まる…溢れる」と語っている。脚本家の小山と企画の森下に「最強」「ブロリーもだが、悟空達は常に『絶対勝てない相手』と戦っている為、敵が怠慢になってスキを作った時に倒すしかない」と評され、アニメコミックスに、暴走するパワーには限りがなく、破壊と殺戮にのみ喜びを感じると記されている。

特定の必殺技は持っていないが、残忍な性格から繰り出される攻撃の一つ一つが強力なパワーを誇り、戦うことが好きな悟空ですら「少しは手加減しろ!」と辟易する程。また、超サイヤ人化や気功波も既存のキャラとは違い独特で気を溜めるとき、周りの空間が緑色のエフェクトに包まれ、そのエフェクトがまるで吸収されるかのようにブロリーの元に球状に集まるというもの。
悟空と同じ日に生まれ、隣り合った保育器で育てられていたが、悟空の泣き声に泣かされていた事で悟空に対して異常に強い憎しみを持っている。生まれた直後から戦闘力1万を誇っていた。その強大な戦闘力に、将来的に自分や息子・ベジータの地位を脅かすのでは、と危険を感じたベジータ王によって謀殺されそうになり父親のパラガスもろとも瀕死の重傷を負わされるが、フリーザによる惑星ベジータ破壊の爆発の際にブロリーの潜在能力が覚醒し、惑星ベジータの消滅から密かに逃げ延びた。生後間も無くだったためか、フリーザ一味などには存在を知られていなかったようである。
その後成長と共に凶暴化し破壊を楽しむようになる。幼少期には超サイヤ人になる程まで成長し、その後も成長し続け父親のパラガスでも制御できないほどの力を身につけていった為、自身の力を制御するリミッターを身に着けさせられた。数年後ベジータへの復讐を計画したパラガスが、ブロリーを操り南の銀河を破壊させ、それを餌に伝説の超サイヤ人討伐のためと称してベジータを新惑星ベジータに連れてくる。しかしカカロット(悟空)の出現により過去を思い出し突如暴走し、リミッターを破壊してついには伝説の超サイヤ人に変身し悟空達と激闘を繰り広げる。その圧倒的なパワーで悟空達を圧倒するが、孫悟飯、ピッコロ、トランクス、べジータの力を集めた悟空の一撃によって倒される。
普段は影のある目をした無表情な好青年。体格は筋肉質であり、悟空より頭一つ分以上大きく、しなやかな長い手足をしている。怒りにより目覚めた悟空達とは異なり、ブロリーは悲しみによって超サイヤ人に目覚めた[1]。超化も一般のサイヤ人の金髪に変身する超サイヤ人と違い、ブロリーの場合は髪が青くなる。もう一段階上の、伝説の超サイヤ人と呼ばれる形態になる事で、さらに強力な筋骨隆々の大男へと変貌し、パワーアップする。「ドラゴンボール レイジングブラスト」、データカードダス「ドラゴンボール改 ドラゴンバトラーズ」では超サイヤ人3に変身している。
クウラやガーリックJr.同様、メインの敵として後の劇場作品でも再登場と、クローン体であるバイオブロリーとしての登場する劇場版キャラクターでもある。
“もう一人の孫悟空”ともいうべき位置づけも加味されており、パワーを抑制する頭部の金の輪は、『西遊記』の斉天大聖孫悟空が三蔵法師に付けられた金の輪のオマージュ。
名の由来はブロッコリー

『危険なふたり!超戦士はねむれない』での登場[編集]

7年前に孫悟空たちの手によって倒された「伝説の超サイヤ人」。新惑星ベジータと運命を共にしたかと思われていたが、崩壊寸前に宇宙ポッドに乗り込み地球へ向けて脱出していた。しかし、漂着地点が極寒地帯であったため氷付けとなり、氷河の下に7年間封印され眠り続ける。しかしビーデル達がやってきた際に悟天の嘘泣きに共鳴し復活、さらに増した憎しみで孫悟天たちに襲い掛かる。本作品では殆ど正気を無くした復讐鬼と化しており、台詞もわずかに「カカロット」「無駄な事を、今楽にしてやる……」のみである。また、前々作『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で登場したとき、超サイヤ人時は青みがかっていた髪の毛は、通常の超サイヤ人同様金髪である。これは前々作で着けていた制御装置がないためであると考えられる。
瀕死状態から甦る度に強さが増すサイヤ人の特性により、体がより大きくなり新惑星ベジータ戦以上のパワーアップを果たしており、悟天たちの救援に駆けつけた孫悟飯と一騎打ちを繰り広げ、前々作同様に圧倒的実力で窮地に追い込む。最終的にはトランクスの援護で気をそらされ、か悟飯らのかめはめ波により太陽まで吹き飛ばされ、ブロリーは完全に消滅した。

バイオブロリー(『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』での登場)[編集]

再び登場した『伝説の超サイヤ人』。前作で残された宇宙ポッドの、少量の血液からバイオテクノロジーの力によって誕生した、前々作や前作のブロリーのクローンであり、前作倒された本物のブロリーとは全く別個の存在であるが、悟空に対する憎しみの記憶までもが受け継がれていた。元々、ブロリーのほんの少量の血液が原料である。悟天、トランクス、クリリン、人造人間18号の4人を相当苦しめた。培養カプセルに入っている状態では本物そっくりのまともな姿であったが、培養液の排出作業が途中のままカプセルを自ら破壊して脱出したために、空気に触れて変質した培養液を浴びて体が崩れ、後頭部にやや残った、超サイヤ人時の金髪以外は面影がなく、眼球の角膜内や気功波使用時に発光する胸部の臓器が剥き出しの姿となった。強力なパワーを備えている他、目や口からも破壊光線を放つようになった。また再生能力も有しており、クリリンに気円斬で首を切られても復元している。もはや発語能力もなく、唸り声と共に悟天たちに襲い掛かる。トランクスの機転で培養液を浴びて溶解するが、それでも執念深さからか幾度か実体を再構成し襲い掛かってくる。最期は培養液の弱点である海水に触れ硬化、孫悟天達のかめはめ波で倒されてしまう。
なお、前作で倒された、本物のブロリーはあの世で暴れまわっていたため、悟空とパイクーハンが退治に向かう事になったと、本作のラストで語られている。

もしもブロリーが○○だったらシリーズ[編集]

関連項目[編集]

ニコニコ動画YouTubeで展開される一連のMAD作品。ここでは以下のような設定となる。通称「もしブロ」。

登場人物[編集]

ブロリー
シリーズの主人公。必殺技は「デデーン」(ブロリーがシャモ星を破壊した時のBGMから採用)。気に入らないヤツは誰であろうとデデーンするが、喰らった人間は大抵すぐ生き返る。
発言は暴力的だが、名前紹介「ブロリーです」と返事「はい」は何故か丁寧な敬語で話す(しかもその時のみ髪が黒い)。
女好きでもあり、可愛い女の子を見かけると「かわいい」と発言したり、女の子のエロイ仕草を見ると何故か気が高まって溢れる。
ベジータ
当シリーズの相方的存在。でしゃばる度にブロリーの攻撃に遭う(但しデデーンではない)。
スタッフロールの名前も、しばしば「王子」「辺寺板」「ベヅーク」「ヴェズィータ」などと表現される。
孫悟空
「地球に送り込まれていたら」シリーズではほとんど登場しない。

詳細[編集]

各自ニコニコ動画やYouTubeで検索してご視聴下さい。初版執筆者はそこまで面倒見切れません。
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