跡部泰忠

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跡部 泰忠(あとべ やすただ、生没年不詳)は、戦国時代武将甲斐武田家家臣。受領名は越中[1]。子に勝忠[1]。諱は行忠(ゆきただ)とも[1]

生涯[編集]

泰忠の名乗りは高野山成慶院の記録に見られる[1][2]天文6年(1537年)から史料で活動を確認できるが、武田信虎時代の活動はあまり詳細ではない[2]。所領は甲斐と信濃国境に存在し、天文17年(1548年)の諏訪西方衆の反乱をはじめ、武田晴信時代における信濃出陣では所領は常に陣所が置かれた[2]。晴信期には奉行人として精力的に活動をしているとされるが、その割に史料は余り多く残されていない[2]

息子は勘定奉行として著名な勝忠である[1]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』新人物往来社、2007年、p.188
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 柴辻俊六 編『武田信虎のすべて』新人物往来社、2007年、p.189

参考文献[編集]