湘南台駅

提供: Yourpedia
2014年9月21日 (日) 12:53時点における獅子堂重工 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''湘南台駅'''(しょうなんだいえき)は、神奈川県藤沢市湘南台にある小田急電鉄相模鉄道横浜市営地下鉄...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

湘南台駅(しょうなんだいえき)は、神奈川県藤沢市湘南台にある小田急電鉄相模鉄道横浜市営地下鉄である。小田急電鉄の駅番号OE 09、相模鉄道はSO37、横浜市営地下鉄はB01慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス文教大学湘南キャンパス、湘南ライフタウンへの玄関口でもあり、多数のバス路線が乗り入れている。

概要[編集]

小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインともに、線内で最も新しい駅である。最初に開業したのは小田急電鉄で、1966年(昭和41年)11月7日に開業したが、当時は駅周辺は閑散としていて、長らく各駅停車のみの停車であった。その後、駅周辺の開発にともない利用客も増加していった。1999年3月に相鉄いずみ野線、同年8月に横浜市営地下鉄1号線が当駅に乗り入れ、乗換駅になったこともあり、小田急江ノ島線は2000年には急行、2002年には湘南急行(現・快速急行)の停車駅となった。2009年時点では、藤沢市内の駅としては藤沢駅に次いで2番目に利用者数が多い。相模鉄道、横浜市営地下鉄としては、ともに藤沢市内にある唯一の駅である。なお湘南台という駅名は開業当初からのものであるが、当時の所在地の住所は「円行」であり、後に湘南台と住居表示された。

利用可能な鉄道路線[編集]

年表[編集]

小田急江ノ島線[編集]

  • 1966年昭和41年)11月7日 - 小田急江ノ島線の駅として開業。各駅停車と準急の停車駅となる。
  • 1999年平成11年)10月10日 - 地下駅舎および東西自由通路供用開始。
  • 2000年(平成12年)
    • 1月28日 - 太陽光発電システムを使用開始。
    • 3月31日 - 駅改良工事が完成。
    • 12月2日 - 小田急線の急行停車駅となる。
  • 2002年(平成14年)3月23日 - 湘南急行が設定され、停車駅となる。
  • 2004年(平成16年)12月11日 - 湘南急行が快速急行へと名称変更され、停車駅となる。

相鉄いずみ野線[編集]

横浜市営地下鉄線ブルーライン[編集]

駅構造[編集]

改札口・切符売場などは3社局ともすべて地下1階にある。地下1階にはコンビニエンスストアなどの商業店舗や駐輪場なども設けられているほか、駅の東側および西側ともつながっており、自由通路として24時間行き来することができる。 地下自由通路は幅が広く、広場のようなスペースもあって余裕のある構造である。そのため、ホームレスの溜まり場となるなどの問題もあるが、一方で、空きスペースを利用したイベント(イルミネーション湘南台によるクリスマスツリーの設置、横浜市営地下鉄主催のコンサートなど)開催にも活用されている。 また、地下1階にはエスカレーターエレベーターも設置されており、小田急江ノ島線の線路によって駅の東西が分断されていることを全く感じさせない構造となっている。

小田急電鉄[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。自動改札機設置駅。2000年の改良工事後に、小田急の駅としては初めてソーラーパネルを設置し、太陽光発電を導入した。

ホームから改札間には階段のほかにエスカレーターやエレベーターが設置されている。このエスカレーターは、一定時間人が乗らなかった場合、自動的に停止するようになっている。

また、改良工事前は現在地より長後寄り数m程の位置に橋上駅舎があった。

のりばは東側を1番ホームとして、下表の通りとなる。

小田急湘南台駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 江ノ島線 下り 藤沢片瀬江ノ島方面
2 江ノ島線 上り 相模大野新宿千代田線方面
  • 当初は各駅停車と準急のみの停車駅であり、ホーム有効長は6両分であった。改良工事時に10両分に延伸された。
  • 各ホームにそれぞれ冷暖房完備の待合室自動販売機が設置されている。また2番ホームではOdakyu SHOP(売店)、箱根そばも営業している。
  • 駅名標は2010年にハングル併記のものに交換された。

相模鉄道[編集]

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。自動改札機設置駅。

  • 現状では終着駅であるが、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス周辺や相模新駅構想のある倉見を経て、平塚方面への延伸計画がある。いずみ野線ホームが小田急江ノ島線の下をくぐって西口側まで伸びているのはこのためである。
  • かつて終着駅であったいずみ野いずみ中央と同様に駅自動放送が設置され、列車接近・到着・発車時に流している。
    • 列車発車時には電子電鈴から発車ベルやブザーが鳴動する。
  • ホーム有効長はいずれも10両編成分である。足元にはLEDランプが設置されており、接近案内表示器と発車合図表示に連動して点滅する。
    • ホームにある発車標は、開業時は番線別に設置されていたが、2009年7月頃の交換時に1・2番線共用のものが設置された。。
    • 改札口にある発車標は開業時から1・2番線共用のものである。
  • 改札は1か所、階段とエスカレーターは2か所に設置されている。このほかに、ホーム中ほどにはエレベーターが設置されている。
  • 湘南台管区として、いずみ中央 - 当駅間を管理している。
相鉄湘南台駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1・2 いずみ野線 二俣川横浜方面

横浜市交通局[編集]

自動改札機設置駅。横浜市営地下鉄ブルーラインの運行系統上の起点。島式ホーム1面2線を有する地下駅である。横浜市営地下鉄において唯一横浜市外に存在する駅である。

2007年9月15日にホームドアの使用を開始した。 かつては定期券発売窓口が設置されていたが、その後窓口を廃止し、自動券売機で購入する形態に変更された。

地下鉄湘南台駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1・2 ブルーライン(1号線) 横浜あざみ野方面

利用状況[編集]

駅開設以後、どの路線においても乗降人員は増加傾向にある。1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおり。

年度 小田急電鉄 相模鉄道 横浜市交通局
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
出典 1日平均
乗車人員
出典
1972年 13,670[1] 未開業 未開業
1975年 17,372
1980年 24,146
1982年 24,541[2]
1985年 30,465
1990年 41,503
1995年 50,432
1998年 25,413[3] 8,099[4] [3]
1999年 26,695[5] 8,979 [5] 7,215 [6]
2000年 58,557 30,542[5] 9,517 [5] 14,936 [6]
2001年 32,825[7] 10,366 [7] 17,163 [6]
2002年 34,424[7] 10,927 [7] 18,897 [6]
2003年 69,495 36,021[8] 11,310 [8] 20,068 [6]
2004年 74,060 37,465[8] 11,713 [8] 21,429 [6]
2005年 76,247 38,531[9] 12,120 [9] 22,679 [6]
2006年 78,334 39,602[9] 12,517 [9] 23,505 [6]
2007年 80,937 40,814[10] 12,687 [10] 24,038 [6]
2008年 82,015 41,278[10] 13,068 [10] 21,995 [6]
2009年 81,489 40,993[11] 13,034 [11] 21,723 [6]
2010年 82,948 41,691[11] 13,230 [11] 22,397 [6]
2011年 83,460 41,915[12] 13,143 [12] 22,553 [6]
2012年 85,702 24,999 [6]

駅周辺[編集]

駅周辺の繁華街には多くのパチンコ店が立地する。駅ロータリーにおいては、毎日朝の時間帯、バスやタクシーなどの交通機関の通り道も確保する目的で一般車両は立ち入り禁止となっており、警備員が交通規制を行っている。また、少し駅から離れると市内最高層マンションの「エスタテラ湘南台」がある。

駅の東には湘南台文化センター(写真)があり、さまざまなイベントに活用されている。その隣を国道467号が走っている。さらに東進すると横浜市泉区となる。

相鉄線と横浜市営地下鉄は地下駅だが、国道467号線東の住宅街の端から両線とも地上区間に入り、境川の上を走る形となっている。

公的施設など[編集]

保育園・幼稚園・学校[編集]

郵便局・銀行・金融機関など[編集]

西口

東口

スーパー・専門店[編集]

事業所[編集]

その他[編集]

路線バス[編集]

以下の路線が神奈川中央交通により運行されている。西口発着路線の詳細は神奈川中央交通綾瀬営業所(東口発着の湘14・湘27を含む)・神奈川中央交通茅ヶ崎営業所藤沢操車所(藤34・藤39、東口発着の藤51)・神奈川中央交通茅ヶ崎営業所(湘11・湘25のみ)を、東口発着路線の詳細は神奈川中央交通戸塚営業所をそれぞれ参照。

西口[編集]

のりば 系統 主要経由地 行先 備考
1番乗り場 湘23 慶応大学 湘南台駅西口行のみ深夜バスあり(系統番号は湘26)
休日を除いて慶応中高等部前まで乗り入れる
湘24 笹久保
湘25 急行慶応大学 連節バス「ツインライナー」で運行
休日の運行はなし
2番乗り場 湘17 文教大学
湘18 急行文教大学
3番乗り場 辻26 湘南ライフタウン・大庭隧道 辻堂駅北口 深夜バスあり
4番乗り場 湘19 慶応大学・宮原 綾瀬車庫
湘20 菖蒲沢 綾瀬車庫
湘22 菖蒲沢団地 吉岡工業団地
湘28 直行慶応中高等部前 慶應義塾湘南藤沢中・高等部の生徒専用
長41 長後駅西口
5番乗り場 湘13 桐原循環 湘南台駅西口
湘15 文化体育館前
6番乗り場 湘11 大辻 茅ヶ崎駅
藤34 石川橋 藤沢駅北口 土曜・休日の日中は南仲通りも経由
藤39 大辻・湘南カントリークラブ前

東口[編集]

のりば 系統 主要経由地 行先 備考
1番乗り場 湘07 下飯田 立場ターミナル
2番乗り場 湘27 亀井野 ドリームハイツ
湘29 (直行)俣野公園・横浜薬大 平日朝のみ
藤51 市民病院 藤沢駅北口
3番乗り場 湘14 いすゞ南門前

※東京駅、新宿駅から深夜急行バスも東口に到着する

駅名の由来[編集]

湘南地方を一望できる高であったことから「湘南台」と名付けられる。

隣の駅[編集]

小田急電鉄
江ノ島線
快速急行
大和駅 (OE 05) - 湘南台駅 (OE 09) - 藤沢駅 (OE 13)
急行
長後駅 (OE 08) - 湘南台駅 (OE 09) - 藤沢駅 (OE 13)
各駅停車
長後駅 (OE 08) - 湘南台駅 (OE 09) - 六会日大前駅 (OE 10)
相模鉄道
いずみ野線
特急
いずみ野駅(SO34) - 湘南台駅(SO37)
快速・各駅停車
ゆめが丘駅(SO36) - 湘南台駅(SO37)
横浜市交通局
横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)
B01 湘南台駅 - B02 下飯田駅

脚注[編集]

  1. 『首都圏沿線ガイド1 小田急線各駅停車』(椿書院・1973年)p21
  2. 『日本の私鉄5 小田急』(保育社・1985年重版)p145
  3. 3.0 3.1 神奈川県県勢要覧(平成12年度)223,225ページ
  4. 1999年3月10日開業で22日間のデータ
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 神奈川県県勢要覧(平成13年度)225,227,230ページ
  6. 6.00 6.01 6.02 6.03 6.04 6.05 6.06 6.07 6.08 6.09 6.10 6.11 6.12 6.13 横浜市統計ポータル http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#3
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 神奈川県県勢要覧(平成15年度)225、228ページ
  8. 8.0 8.1 8.2 8.3 神奈川県県勢要覧(平成17年度)227、230ページ
  9. 9.0 9.1 9.2 9.3 神奈川県県勢要覧(平成19年度)229、232ページ
  10. 10.0 10.1 10.2 10.3 神奈川県県勢要覧(平成21年度)243、246ページ
  11. 11.0 11.1 11.2 11.3 神奈川県県勢要覧(平成23年度)239、241ページ
  12. 12.0 12.1 神奈川県県勢要覧(平成24年度)235、237ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]