しゅごキャラ!の登場人物

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しゅごキャラ!の登場人物(しゅごきゃらのとうじょうじんぶつ)では、PEACH-PIT漫画作品『しゅごキャラ!』に登場するキャラクターについて説明する。


注意以降に核心部分が記述されています。

日奈森家[編集]

あむの「クール&スパイシー」という外キャラ(外向けのキャラ)の為にとてもセレブな一家と聖夜小では誤解されがちだが、実際はどこにでもある普通の家庭。夫婦仲はとても良く、子供を2人を持つようになってからもデートに頻繁に出かけるようである。アニメ版ではみどりが仕事に行き詰まった時に、同じく仕事に行き詰まっていたつむぐが声を掛けたことから交際が始まったというエピソードがあった。イクトが居候していたが、この事はあむとみどりしか知らない。

日奈森 亜夢(ひなもり あむ)
伊藤かな恵
身長152cm 誕生日9月24日 血液型O型
本作の主人公。聖夜学園に通う小学生(物語開始時は4年生、アニメ版では5年生)。しゅごキャラはラン、ミキ、スゥ、ダイヤの4人。作中での表記は「あむ」。名前の由来は「I am~」のamから[1]
チャームポイントはピンクの髪と×マークの髪飾りで、キャラチェンジ時には各キャラに合わせて飾り部分の形が変化する。耳が敏感。口癖は「バカじゃん?」。オカルトが苦手。学校では「クールでカッコいい」と噂され人気の的となっているが、実際は素直になれないだけであり、繊細で恥ずかしがり屋なごく普通の少女。母・みどりの趣味でゴスパンクの服を着せられている事も誤解の要因となっている。
ガーディアン入りするまでは友人と呼べる相手はほとんどおらず、クラス内でもどこか浮いた存在だった。「クール&スパイシー」という外キャラが1人歩きしている現状に悩んでいたある日、3人の「しゅごキャラ」を授かり、様々な出来事に巻き込まれていく。また外キャラに関しては、家族の中で「おねぇちゃんキャラ」を演じることへのプレッシャーもあったとイクトに打ち明けていた。
キャラ持ちになりガーディアンに勧誘されたが、「ロイヤルケープを着たくない」という理由で断っていた。しかし、唯世の真剣な思いに心打たれ、特別役職のジョーカーに就く。ガーディアンから「ハンプティ・ロック」という錠を譲り受け、常に身に付けている。
以前から唯世に憧れているが、イクトのことも少しずつ意識し始めている。その上空海やなぎひこ等他の男子にもときめいたりしており、気が多いことを悩んでいた。一方で海里からの思いには気が付いていなかったため告白されパニックになってしまった。後に唯世からも告白を受け、驚きのあまり一時魂が抜けてしまった。イクトからも一応告白めいた言葉を受けていたが、過去に度々からかわれたこともあり、あむは本気と受け取っていない。しかし告白を嘘だと否定した時のイクトの傷ついた表情を見て心の痛みを覚えた。
家族には内緒にするという条件でイクトが自分の部屋限定で居候することを許した。
日奈森 緑(ひなもり みどり)
声:村井かずさ
あむの母で、雑誌「主婦の知恵」の編集者(ライター)。作中では「日奈森みどり」、アニメのエンディングクレジットでは「日奈森ママ」と表記されている。
ゴシック系やロリータ系のファッションを見るのが好きで、2人の娘達に自分の趣味の服を着せている。家族思いで温厚だが、時には母として厳しく諭すこともある。あむが追われていたイクトを断り無く自分の部屋に泊めていたのを見つけた時は2人を叱ったが、その後「娘の部屋に男性を泊める訳にはいかない」とイクトの為にホテルを取るなど、しっかり者かつ情に厚い性格。イクトはそんな彼女を「家族思いのいい母親であむが羨ましい」と評した。
日奈森 紡(ひなもり つむぐ)
声:織田優成
あむの父で、野鳥カメラマン。作中では「日奈森つむぐ」、アニメのエンディングクレジットでは「日奈森パパ」と表記されている。
2人の娘達を溺愛し、いつもカメラに収めている。唯世が尋ねて来た時は、あむに彼氏が出来たと思い込み大パニックになって猛反対したことも。その為イクトの居候の件に付いては只事では済まなくなるからと知らされなかった。アニメ版では、みどりと夫婦喧嘩をした時はしょっちゅうすねてトイレに「家出」するという設定がある。その後いつもすぐに仲直りをする様子。
日奈森 亜実(ひなもり あみ)
声:間宮くるみ
誕生日3月21日 血液型O型
あむの妹。作中での表記は「あみ」。あむが6年生になった春から幼稚園に通っている。幼いためまだ断片的な単語でしか会話できない。スター性を秘めていて目立ちたがりな所もあり、冒険心にも富んでいるがオバケが嫌いで怖がりな性格。キャラ持ちではないがしゅごキャラを見る事が出来、しゅごキャラ達を「しゅごいキャラ」と呼びよく相手になって遊んでいる。歌唄の大ファン。唯世のことを「王子しゃま」と呼び気に入っている。

月詠家と星名家[編集]

星名家はイースター社を創立した大財閥の一族である。星名家の一人娘・星名奏子と、天才バイオリニストだった月詠或斗との結婚によりイクトと歌唄が生まれた。しかし2人の結婚に周囲は猛反対し、その後結婚を認める条件として或斗に「いずれ音楽を一切辞めイースター社を継ぐ」と約束させた。そのため一臣曰く「月詠家の者は生涯イースター社(星名家)に仕える星の下に生まれる」とのこと。

月詠 幾斗(つきよみ いくと)
声:中村悠一
身長179cm 体重59kg 誕生日12月1日 血液型AB型
かつてあむのしゅごたまを狙っていた少年。高校生であむより5歳年上。しゅごキャラはヨル。作中やアニメのエンディングクレジットでの表記は「イクト」。
黒髪の猫っ毛で、あむ曰く睫毛が長い。大抵制服を着ているが、学校ではサボりの常習犯であり、屋上や草原などで寝そべっている場面が頻繁に登場する。バイオリンを演奏することが出来、かつて或斗が愛用したバイオリンよくを持ち歩いている。本性が掴めない性格だが、普段はどこか天然めいた一面もあって、あむ曰く「ズレたヤツ」で「大きなネコ」。耳が敏感で低血圧。
キャラなり、キャラチェンジすると猫耳尻尾が生える。そのため猫に由来する呼び名が多く、当初あむは「ネコミミコスプレヘンタイ男」、唯世には「ドロボウ猫」「不幸を運ぶ黒ネコ」、更になでしこや二階堂にも「黒ネコさん」「黒ネコくん」などと呼ばれている。キャラチェンジ時は電柱・樹木・屋根などの上を難無く行動し、まさに猫のような身のこなしを見せる。また巨大な実体の無い猫の手を操り相手を撹乱する技・「ネコだまし」を使用することも可能である。第25話でキャラなり名「ブラックリンクス」が判明した。なおキャラなり自体は先に第7話で登場している。
イースター社と契約を結び、エンブリオを探している。そのため実質あむの敵に当たる存在なのだが、個人的な目的であむに協力することもある。実父・或斗が約束を破り失踪したことへの償いとしてイースター社に縛り付けられている。アニメ版では二階堂の部下的存在として動いていたこともある。
音楽の道へ進みたいという夢を捨て切れない自分を「ガキ」と評していた。時たま大人達や社会、自分の現状への失望感を露にした台詞を口にすることがある。義父・一臣に音楽を禁じられていたが、ブラックダイヤモンズ計画のためにバイオリニストとしてメンバー入りさせられた。或斗も一臣も嫌っており(ただ、本人曰く「義父の方がまだマシ」とのこと)、また一臣に逆らえない奏子には裏切られたと感じている。一臣を「専務さん」と他人行儀に呼び、奏子には敬語で話し掛けられるどこかよそよそしい家庭を持っている。家に居ることを嫌っており、よく姿を消す。
あむの持つ「ハンプティ・ロック」と対になる「ダンプティ・キー」を持っている。過去に唯世から奪い取る形で手に入れたらしい。しかし唯世に渡る以前は或斗の手元にあった為、イクトは所有権を主張している。唯世や司と以前から面識があり、唯世を「お子様キング」と呼んでからかっている。司のことは少し胡散臭く思っていて、また猫好きの彼に構われるのは鬱陶しがっている。
かつては特別に意識する女性はいなかったが、歌唄曰く「あむほどイクトが気に掛けた女の子はいない」らしい。これまでからかいとも本音とも取れる言動が多くその本心が見えなかったが、「好きなのはお前だ」と告白しても信じようとしないあむに傷ついた複雑な表情を見せた。また歌唄に好意を寄せられてはいるが、彼女は実妹であるためイクト自身は歌唄を恋愛対象として捉えていない。
ブラックダイヤモンズ計画失敗の後、一臣に取り上げられたバイオリンを盗みイースター社を飛び出した。しかし一臣の部下がイクトの友人達の家を見張っており、行く当てがなくなってしまう。雪の中凍死しそうになった為、ヨルに連れられあむの家にやって来た。その後3日間あむの家族に内緒で彼女の部屋に居候していたが、みどりに発見されホテルに移ることに。
居候期間中にバイオリンとイースター社にある装置の音叉との共鳴によって操られ、記憶も無いまま大量のこころのたまごを奪い、唯世と戦うことになってしまう。あむ達を巻き込み危険な目に遭わせてしまうことを恐れ、わざと唯世を傷付ける発言をしてあむを怒らせ、自らを突き放させた。その後は一臣の部下によってイースター社に連れ戻されてしまう。
ほしな 歌唄( - うたう)
声:水樹奈々
身長160cm 体重48kg 誕生日11月9日 血液型A型
本名は月詠 歌唄であり、イクトの実妹。若干14歳という若さでアイドルデビューし、人気を博している美少女。中学生であむより3歳年上。しゅごキャラはイルとエル。
長いブロンドをツインテールにし、ゴシック・ロリータ系統の服を着ている事が多い。テレビ番組出演時を含め、どこか冷めた言動が目立ち、滅多に笑顔を見せない。あむに強い対抗心を持っている(イクトがあむに並々ならぬ興味を示しているのが原因かと思われる)。反面、卑怯なやり方を嫌う、負けず嫌い、素直にものを言えない等、あむとどこか共通する点も多い。また空海ともどこか共通する所があり、なぜか気が合う様子。意外と大食いでアイドルだろうが食べたいものは食べる主義。
「ほしな」は芸名であり(母方の苗字から採ったと思われる)、イースター社と契約を結び芸能活動を利用してエンブリオを探していた。デビュー曲「迷宮バタフライ」は、イルとのキャラチェンジ(この時背中に悪魔の羽根が生える)によりサビの最後の歌詞でこころのたまごを抜き取る力を持つ。イースター社にはイクト同様に或斗が約束を守らなかったことへの償いとして、イクトを人質とする形で本人の意志と関係なく協力させられていた。一臣の言いなりになっている奏子を「弱い人」と失望している。歌唄の目的は現在もなおイクトを救うことである。
イクトに近づく女は全部追い払ってきたと自負する、かなりのブラコン。イクトの存在は単なる家族以上のものであり、兄妹でありながら恋愛対象として捉えている。イクトに全力で甘える姿は普段のクールな性格からは想像できない程で、イクトのためならどんなに汚いことでもやり抜く。
第18話であむのしゅごキャラであった×ダイヤとキャラなりし、「ダークジュエル」となった。×ダイヤが来るまではイルとのキャラチェンジやキャラなり「ルナティックチャーム」をよく使用していた。強力な力を持つ×ダイヤとイルを比べていた節もあり、×ダイヤが来てからはイルとはあまりキャラチェンジ、キャラなりをしなくなった。もう1つのしゅごキャラであるエルを邪険に扱うことが多く、それも一つの要因となり、エルは×ダイヤと入れ替わる形であむの元に居候していた。
三条ゆかりの計画で、インディーズバンド「ブラックダイヤモンズ」のヴォーカルを務めることになり、大勢の観客からこころのたまごを奪うことになってしまう。そうした行いに疑問を感じるようになり、また「イクトのため」と固執するあまり歌う意味を見失いかけていたが、後に「イクトのためじゃない自分だけの歌」を見つけ、誰かに歌で喜んでほしいという歌が純粋に好きだった気持ちを思い出した。そしてダイヤがあむの元へと戻り、エルとキャラなりして「セラフィックチャーム」となった。
「ブラックダイヤモンズ計画」の後にイースター社を抜け、ゆかりと新しい事務所を立ち上げる事に。現在はイースター社の妨害がひどく、地方のショップやデパートでの巡業という細々とした芸能活動しかできない状態だが、歌唄は「歌える場所が自分のステージだ」と希望を捨てていない。
引越の最後まであむに「イクトはあげない」と発言していたが、あむとの間には、お互い意地を張っているものの深い友情が生まれた様子。後にイクトを探してあむの家にやって来て、自分とイクトの過去をあむに打ち明けた。また「アンタにイクトを救う権利を分けてあげてもいい」と以前より緩和した態度を採るようになった。
星名 一臣(ほしな かずおみ)
声:小形満
イースター社の専務で、イクトと歌唄の義父である初老の男性。
二階堂とゆかりの元上司で、2人はまずこの専務に報告するようにしていた。なかなかエンブリオが見つからないことを腹立たしく思っている様子で、御前に見放される事を恐れている。
イクトからは「専務さん」と呼ばれている。イクトに×たまのエネルギーを注入したバイオリンを演奏させ、こころのたまごを抜き取らせエンブリオをおびき寄せる作戦を打ち出し、一時的に音楽を禁じバイオリンを取り上げ細工した。後にそのバイオリンと装置の音叉との共鳴によってあむの家で就寝していたイクトを操り、大量のこころのたまごを抜き取らせた。
月詠 或斗(つきよみ あると)
かつて天才と呼ばれた日本屈指のバイオリニストで、イクトと歌唄の実父。
奏子と恋に落ちたが、当時まだ地位も名声も無かった為に2人の結婚は周囲に猛反対されてしまう。そこで「いずれ音楽を一切辞めイースター社を継ぐ」という条件と引き換えに結婚を許してもらうことになった。しかし或斗はその約束を守らず、イースター社の前会長であったイクトと歌唄の祖父が逝去した夜に行方を眩ませた。これにより奏子とイクト、歌唄への風当たりは一層強いものとなってしまった。数年後、失踪時に持ち出した愛用のバイオリンのみが海外で発見されたが、現在も依然行方は知られていない。
星名 奏子(ほしな そうこ)
星名家の一人娘で、イクトと歌唄の母親。
周囲の猛反対を押し切り或斗と結婚した。或斗失踪の後も彼を信じて帰りを待ち続けたが、数年後にバイオリンのみ発見された折、住む所を終われ続ける生活に限界を感じ、また待つことにも耐えられなくなったため、一臣と再婚してしまう。以後一臣の言う事には逆らえず、そんな奏子にイクトと歌唄は裏切られたように感じている。

ガーディアン[編集]

あむが所属している聖夜学園小の生徒会的存在で、しゅごキャラを持つ者が代々受け継ぐ。KチェアQチェアJチェアAチェアと特別措置として置かれるジョーカーの五つの役職がある。一見優雅な集団だが、普段は雑用(書類整理など)をこなしている。業務中はロイヤルケープを着用する決まりになっているが、あむは恥ずかしがって着ていない。なお現在のガーディアンには、Jチェアの者はキャラチェンジした唯世と2人だけの時、絶対服従しなければならないという裏ルールがある。空海曰くそれは「唯世なりの甘え」らしい。

辺里 唯世(ほとり ただせ)
声:高木礼子
身長154cm 体重42kg 誕生日3月29日 血液型B型
第1話から Kチェアを務める少年。通称「王子」。あむと同い年。あむの6年生の時のクラスメイトであむの憧れの人。しゅごキャラはキセキ。
ブロンドの髪で長いアホ毛が一つ飛び出ている。花粉症持ち。本人の外見に反し家は純和風で、部屋の中もきちんとしている。大の犬好きである。数年前に倒れた祖母のことを大切に思い、頻繁に花を買ってはお見舞いに行っている。
幼い頃から祖母に強い人間になるよう教育されていたが極度の恥ずかしがり屋で、それが彼のコンプレックスであり、キセキが生まれる切っ掛けとなった。しかし今でも大勢の前で話すのも告白されるのも苦手で、必要に迫られた場合はキセキとキャラチェンジしている。普段は大人しい性格だが「王子」と聞く(聞き間違いも含む)と、キャラチェンジして真性の王様キャラとなってしまい「夢は世界征服」などと豪語する。そのためガーディアン内で「王子」は禁句。アニメ版では素の状態でも世界征服ということがある。キャラチェンジ時は小さな王冠が頭に付く。第22話ではキャラなりし、「プラチナロワイヤル」になった。
気づかないうちに女性の心をくすぐる言動をしている。得意技は相手に自分のお願いを聞かせる「キラキラ光線」。ただしこの技は女性にしか効かないと思われる。アニメ版では親衛隊なるものも存在し、モテている。幼い頃死んでしまった飼い犬のベティが好きだったため、あむを一度フッていたが、その後「アミュレットハート」に好意を抱くようになった。最近は素のあむのことも意識し始め、第28話であむの気持ちを今まで傷付けてきたと謝罪し、「今更だが好きになってもいいか」と告白した。なお「海里に悪い」と付き合うことは要求しなかった。現在はあむを「あむちゃん」と呼ぼうと努め、また「もっとちゃんと好きになりたい」と思っている。後に告白時にイクトがあむの部屋に隠れていたことを知り、ひどくショックを受ける。
イクトと歌唄とは幼馴染みであり、幼い頃はイクトを「おにーたん」と呼んで慕っていて、いつも歌唄とイクトのとり合いをして喧嘩していた。しかしその後イクトに「ダンプティ・キー」を奪われたため現在は敵対心を抱いており、イクトをよく「ドロボウ猫」「不幸を運ぶ黒ネコ」などと呼ぶようになった。
藤咲 なでしこ(ふじさき - )
声:千葉紗子
誕生日7月4日 血液型AB型
本名は藤咲 なぎひこ。第1話から第14話までのQチェアで第27話からのJチェアの少年。あむと同い年。あむの5年生の時のクラスメイトで、良き親友。しゅごキャラはてまりだが、現在はたまごに戻ってしまっている。そして新たにもう一つたまごを産んだ。
実は男子が女形舞踊を学ぶため、子供の間は女の服を着、女の名前で暮らさねばならないという藤咲家の家訓により、女子として振舞っていた。てまりとキャラチェンジをすると桜の花の髪飾りがつき、口調は広島弁風のヤクザ調、性格も好戦型に変わり薙刀を武器とする。これは本人曰く「男子に戻りたい反動」らしい。
なでしこ時は、長い黒髪を花の付いた髪飾りで束ね、一見すると淑やかな美少女であった。料理やお菓子作りが得意。あむがガーディアン入りを断った時、あらゆる手段で懐柔しようとした策略家の面もある[2]。アドバイスをするなどあむの恋を応援し、見守っている。また、友情とは別のニュアンスで好意を抱いているようにも見えた。家はとても豪華で日本舞踊を習っている。イースターミュージック所属の演歌歌手・香川まさしのファン。イクトを「黒ネコさん」と呼ぶ。
なぎひこ時は髪を解いている。なぎひことしての性格は女子に対しては紳士的で、男子に対しては歯に衣を着せぬ言動が目立つ。初めてなぎひことしてあむと会った時には「なでしこの双子の兄」と名乗った。あむには女装期間が明けたらちゃんと話すつもりだったらしいが、依然打ち明ける機会に恵まれず、罪悪感に苛まれ続けている。本人はあくまで真剣なので女装のことを面白半分で言われるのが許せないようで、唯世や興味本位で女装のことを尋ねた空海に、スカートを笑顔でむりやり穿かせたこともある。力は見かけに拠らず結構強い。
6年生になった春、踊りの表現の幅を広げるためにヨーロッパへ留学した。その後一時帰国し、迷子になったあみをあむたちの元に送り届けた。理由は踊りの修業でスランプに陥ってしまったためであった。てまりがたまごに戻り、新たにもう一つのたまごが生まれた理由はその辺りにあるようだ。その後あむ達と冬休みに再会し、初代Kチェア・司の発案でJチェアに強制的に就任させられた。唯世の裏ルールに「もう引き受けてしまったから仕方ない」と諦めているものの隙あらば反撃している。
相馬 空海(そうま くうかい)
声:阿部敦 / 幼少時代:田中晶子
誕生日8月17日 血液型A型
第1話から第14話までJチェアを務める少年。あむより1歳年上。しゅごキャラはダイチ。
オレンジ色の髪を持ち、健康的に日焼けした肌色をしている。明朗快活でガーディアン達にとって頼れる兄のような存在。サッカー部の主将を兼任し、体力や運動神経に優れている。唯世の裏ルールをやや楽しんでおり、自分が唯世を支えなければと責任感を持っていた。勘が鋭く(本人曰く冴木のぶ子の占いより当たる)、あむの心の陰りにいち早く気付き相談に乗った。新メンバーのりまと海里にも、初対面時にも関わらず普段と変わらない気さくな態度で接した。歌唄とは共通する部分があり、なぜか気が合う様子。
アニメ版では、かなりのモテ男らしきシーンがある。また、学内の女子達による彼のファンクラブもある様子。幼馴染みの詩音(アニメオリジナルキャラクター)には本人は気付いていなかったが恋心を抱いていたようである。なおアニメオリジナルストーリーでの持ち回(メインとなる回)が多く、原作よりもより深くキャラクターが掘り下げられている。
チャレンジ精神が旺盛で、様々なことに限界に挑戦して見たいという気持ちからダイチが生まれた。キャラチェンジすると、星型の髪飾りが付く。第18話では「ハンプティ・ロック」の力で一時的にキャラなりし、「スカイジャック」になった。
現在は初等部を卒業して中等部に上がり中学生となったが、ガーディアンにたまに顔出しはしている様子。
結木 やや(ゆいき - )
声:中村知子
誕生日5月25日 血液型O型
第1話からAチェアを務める少女。あむより1歳年下。しゅごキャラはペペ。
オレンジがかった茶髪をツインテールにしていて、大きな赤いリボンを付けている。可愛いものとお菓子が大好きで、特になでしこの作るスイーツがお気に入りだった。甘えん坊でまだ幼い部分があり、誰かが密着したり仲良くしている姿を見るとすぐ混ざりたがる。あむを「あむちー」「あむちん」、りまを「りまたん」、なでしこを「なっちん」と呼ぶ。りまには「めしつかい」としていい様に扱われている。習い事としてバレエ教室に通っている。実は泳げない。イースターミュージック所属のダーツのファン(なでしこによると、ややの好きな芸能人はコロコロ変わるようである)。
つばさという生まれたばかりの弟がいて、つばさの育児に両親がかかりきりになったことから赤ん坊であることへの羨望が生まれ、ぺぺが誕生した。キャラチェンジするとよだれかけを付け、巨大なガラガラやおしゃぶり、アニメ版のみではミルクを武器に使う赤ちゃんのような姿になるが、赤ちゃんの性質に影響されて泣き虫な性格となり、あまり戦闘では役に立っていない。第24話では「ハンプティ・ロック」の力でキャラなりし、「ディアベイビー」となった。
つばさを邪険に扱うこともあったが、あむに諭され認識を改めた模様。その後なぜか、さらに赤ちゃんキャラに磨きをかけると決意した。
真城 りま(ましろ - )
声:矢作紗友里
誕生日2月6日 血液型B型
第16話からQチェアを務める少女。あむと同い年。口癖は「バカみたい」。しゅごキャラはクスクス。
ウェーブがかかった亜麻色のロングヘアーで黒のカチューシャをしている。あむからの第一印象は「子鹿みたいで可愛い子」。小柄で可愛らしい容姿だが、性格は女王様気質で毒舌家、意地っ張りでもある。あまり自分から行動せず、大抵の事は携帯電話に大量に登録された「めしつかい(主にクラスの男子)」にやらせる。「めしつかい」には「りまさま」「女王さま」などと呼ばれている。得意技は嘘泣き。自分の興味のないことにはどこまでも冷めている。男子には人気がある反面、女子には嫌われていた(その点は、本人も自覚していた様子)。
意外にもお笑いが大好きで、「ギャグマンガ大王」というギャグ漫画の大ファン。いい加減なギャグが許せないらしく「笑いは遊びじゃない」と考えている。「ギャグマンガ大王」の作中の決め台詞である「バラバラーンス!」はキャラチェンジで見せるギャグの定番になっている。ちなみにこの「バラバラーンス!」が間違われて使われているのは我慢ならない様子。キャラチェンジするとギャグキャラになってしまい、それをカッコ悪いと思っているために自身のキャラチェンジを非常に嫌がっている。キャラチェンジ時は目の下に雫と星のワンポイントがつく。登場当初からキャラなりし、「クラウンドロップ」になることができた。
以前に誘拐されかけた事があり、そのため両親に送迎してもらっている。両親の仲が芳しくない事に心を痛めていたが、あむの説得もあってか今は解決した模様。
クラスメイトの前でキャラチェンジしてしまい落ち込んでいる所をあむに慰められ、お互いを「あむ」「りま」と呼び合うなど仲良くなりつつある。極度の運動音痴だが、球技大会であむの頑張りに影響されてか意外な努力を見せ、ギャグ好きというのもクラスメイトに判明したため、クラスの女子とも徐々に打ち解けつつある。
なぎひこが正式にJチェアとして就任した折、なでしこがあむの親友であったと聞かされ、対抗意識を燃やす。またなぎひこにも非友好的で、彼のことを信用ならないと思っている。
三条 海里(さんじょう かいり)
声:斎賀みつき
誕生日6月12日 血液型A型
第16話から第26話までJチェアを務める少年。ゆかりの弟。背が高いので大人っぽく見られるが、あむより2歳年下。しゅごキャラはムサシ。
黒髪の真ん中分けで眼鏡をかけており[3]、外見通りの頭脳派で几帳面な性格。さりげない気遣いができ、年齢の割りにとても大人びている。家事も出来る様子。口癖は「以後よしなに」で、妙に古い言い回しを用いる。アニメ版では「おかしな現象には必ず科学的根拠がある」と言っているが、しゅごキャラの存在については日々苦悩しているらしい。ガーディアン入り時には活動について殆どを予習しており、また情報収集には余念がない。最年少ながらも勝手に仕切ってしまうため、あむとややに「委員長」や「いいんちょ」と呼ばれている。実際、転校前の小学校でもクラス委員長をしていた。ガーディアンのメンバーを「ジョーカー」「K(キング)」のように役職名で呼ぶ。唯世の裏ルールには、ゆかりからも同じような扱いを受けていたため、特に反発せずよく働いていた。
幼い頃から宮本武蔵に深いあこがれを抱いており、ムサシが生まれた。キャラチェンジするとポニーテールのようなちょんまげが付き、木刀を武器として戦う。剣術には優れており、キャラチェンジの状態でもランとキャラなりしたあむを圧倒できた程である。またアニメ版では木刀を横に構えることで×キャラの攻撃を防いだ。第24話であむを庇おうとキャラなりし、「サムライソウル」となった。
家庭ではだらしないゆかりに料理、洗濯などをして献身的に尽くしており、精神的に弱い部分のあるゆかりを支えなければと義務感を抱いていた。ゆかりの命令でガーディアンの秘密を探り、その任務中に思いがけずあむのことが好きになってしまう。スパイであることや、おねだりCDを聖夜学園で広めていることを後ろめたく感じていた。しかし初めてキャラなりした後に、イースター社(ゆかり)へのしがらみをふっきり、本当の仲間になった。
第26話で改心した姉・ゆかりが新しい事務所を立ち上げるのを手伝った後、故郷の山口に戻った。その別れ際にあむに告白し、唯世にライバル宣言をした。
天河 司(あまかわ つかさ)
声:石田彰
聖夜小ガーディアンの初代Kチェアで、ガーディアンの設立者。アルバイトでプラネタリウムの管理をしている唯世とそっくりな顔の青年。また駆け出しの作家を自称し、「こころのたまご」という絵本の作者でもある。あむ達の通う聖夜学園の理事長。
もともと、ハンプティ・ロックを持っていたと思われ、嘘は言わないが、その代わり明言もしない性格。常に星の動きを読み、未来を予見している。作中の謎に関わる部分を知っているかのような態度や発言を度々している。あむにそれとなく助言をしたり、イクトに「イースター側に居るべきではない」とやんわりと説得しようとしたり、なぎひこの悩み解決の糸口が見つかるかもしれないとJチェアに就任するよう勧めたりと何かと子供たちを気遣っている。
大の猫好きで、煮干しと猫じゃらしは常に携帯している。特にイクトの猫耳がお気に入りらしい。得意技は唯世と同じく「キラキラ光線」。イクトにいわせると「唯世ぶりっこ」。唯世の場合と同様に女性にのみ有効な技のようである。

イースター社[編集]

星名家によって創立された会社で、この物語の悪役のアジト的存在。名前は英米の復活祭のイースターに由来すると思われる。表向きは食品、銀行、重工など世界的企業を束ねるグループ会社の元締め。裏ではエンブリオを使って何らかの目的を遂げようと企んでいる模様。歌唄やイクトが所属していた芸能プロダクション、「イースターミュージック」もその傘下のひとつである。

月詠 幾斗(つきよみ いくと)
#月詠家と星名家参照
ほしな 歌唄( - うたう)
#月詠家と星名家参照
二階堂 悠(にかいどう ゆう)
声:間島淳司 / 少年時代:沢城みゆき
誕生日9月18日 血液型A型
元イースター社員。あむの5年生時の臨時担任で、6年生の時の担任。
聖夜学園では、スーツは皺だらけで全体的にだらしない格好をし、オレンジ色の髪を寝癖もそのままに無造作に束ね、眼鏡を掛けたよく転ぶうだつの上らない教師を装っていた。一方イースター社勤務時は、髪形を整えて眼鏡を外し、奇麗なスーツに身を包んでいた。なおアニメ版では、聖夜学園にいる時とイースター社にいる時では、声色も異なる。あむのことをずっと「ヒマ森さん」と呼んでいる。
子供の頃はロボットエンジニアを目指していたが、恩師の退職、両親の猛反対などに遭い、進むべき方向を見失う。その迷いから生まれる前のしゅごたまを事故で壊してしまい、夢を捨てて屈折した人間として育った。そのためしゅごキャラを見ることが出来る。
イースター社に入社後にエンブリオ探しを三条ゆかりと競うようになり、エンブリオを探す目的で聖夜学園に潜り込んだ。子供達のこころのたまごを壊すことを楽しんでいた節があるが、時たま罪悪感に苛まれることもあった様子。大量の×たまのエネルギーからエンブリオを人工生成する機械の研究を進めるが、あむ達によって未然に防がれる。この実験に使うこころのたまごを得ようとしてスゥを連れ去るものの、スゥ自身は心から二階堂を心配しており、彼の更正に尽力した。事件後は特にスゥと仲良くなり、あむにスゥをもらっても良いかと承諾を得ようとするも断られた。
あむ達を相手に決定的な敗北を喫した為にイースター社を解雇されたが、恩師の復帰を知った事がきっかけで、元々持っていた教員免許を活かし正式にあむ達のクラス担任となった。現在は自分が夢を持つきっかけになった工作クラブの顧問を勤める。しかし、あむとラン、ミキは未だに二階堂が苦手な様子。
元彼女であるゆかりの弟・海里の正体を知っていたが、大人びて妙に冷めてる彼がガーディアン(特にあむ)と関わってどう変わっていくのかに興味を持ち黙って見ていた。なお海里にも苦手意識を持たれていたようである。
三条 ゆかり(さんじょう - )
声:夏樹リオ
誕生日8月7日 血液型はB型
元イースター社員。歌唄のマネージャーで、海里の姉。年齢は本人曰く20代。
海里と同じく真ん中分けで眼鏡を掛けている。髪の色は海里と異なり、鮮やかな赤色である。仕事はきっちりしているが家では相当だらしない一面があり、基本的に海里が家事全般を手助けしている。イクトを盾に歌唄を追い詰めたり、落ち込む海里を「役立たずな弟」などと表したりとなかなか強かな性格であるが、実は精神的に弱い部分がある。歌唄と長く行動を共にしていたせいか、いつの間にかしゅごキャラを見ることが出来るようになった。
歌唄の能力を利用しエンブリオを探していた。新プロジェクト「ブラックダイヤモンズ」を立ち上げ、エンブリオ探しと×たま大量生産を同時に狙った。聴いた人のココロのたまごを無理矢理取り出すCDを無料配布し、知名度が上がった段階でメンバーを公表すると共に曲を全世界に配信する計画であった。しかしこの試みはガーディアンに阻止されてしまう。
歌唄に今までひどいことをして来たにも関わらず×たまの攻撃から守ってもらったことに感激し、改心した。計画失敗のためにイースター社に戻れなくなったため、歌唄と新しい事務所を立ち上げることを決心した。
二階堂と以前交際していたが、別れた現在では人生の汚点と感じている。しかし、後に二階堂に引越の手伝いをさせており(本人曰く「使えるものは元でも現でも使ってやる。」)、エルは元サヤのフラグかと睨んでいたがイルは懐疑的である。
星名 一臣(ほしな かずおみ)
#月詠家と星名家参照
御前(ごぜん)(本名不明)
イースター社の人間からは常に「御前」と呼ばれている。イクトによるとイースター社で一番偉い人間らしい。第27話で御簾越しの登場を果たした。
価値あるものだけを愛する性格で無価値と無能を嫌う。何らかの目的で、イースター社をあげてエンブリオを探させている。社員たちは御前にエンブリオを差し出すことが出来れば出世コースが約束されているが、失敗続きの者は容赦なく切り捨てられる。

しゅごキャラ[編集]

あむのしゅごキャラ[編集]

初期に生まれた3人はキャンディーズのメンバーから名前を取られている。ちなみにあむからは「3バカ」、エルからは「おこさまトリオ」と呼ばれたことがある。全員スートがモチーフだが初期設定では、ランはさくらんぼ、ミキはりんご、スゥは柑橘系とフルーツをモチーフに考えていた。[4]

ラン
声:阿澄佳奈
一番目に生まれたあむのしゅごキャラ。運動と応援が得意(と言うより応援以外何もしない、アニメ版では度々あむに怒鳴られている)で、静かにすることが苦手。明朗快活で素直な性格。勝手にあむをキャラチェンジさせることがしゅごキャラの中で1番多い。髪型はサイドテール。ピンクのサンバイザーと系のチアリーダー風の服を着用しており、頭にハート型の髪飾りを付けている。
キャラチェンジ時の主な能力は身体能力の向上。特に足首(時には手首にも)に光の羽を出現させ、半ば空中飛行のような跳躍をも可能にする。言動は素直で快活、行動的になる。この時あむの髪飾りはハート型に変化する。3人のしゅごキャラの中では最もテンションが高い。掛け声は「ほっぷ、すてっぷ、じゃーんぷ」。
第5話で初キャラなり、「アミュレットハート」となる。なお、この「アミュレットハート」が最も使用頻度が高い。
ミキ
声:加藤奈々絵
二番目に生まれたあむのしゅごキャラ。芸術家肌で自分を超一流のデザイナーと自負している。実際センスがよく、あむが外出時に服のコーディネイトを頼むこともしばしば。知性派でクールな性格。だが実はあむのしゅごキャラの中で一番怖がり。一人称は「ボク」であり、男の子のように見える(原作ではランでさえ第7話まで男子だと思っていた)。しかし実際はヨルやキセキ、アニメ版ではダイチやムサシにもときめくという惚れっぽい一面を持つ女の子である。嫌な事があるとたまごに戻っていじけるタイプ。髪型はショートカットに近いボブカットで、スペード型の飾りがついた水色キャスケットをかぶっている。ハーフパンツなどの服は系でコーディネートしている。束縛が苦手。3人の中で唯一の真面目者。余談だが演じている加藤はインタビューやラジオでミキを「1番あむに似ている。」「ちびあむちゃん」と言っている。
キャラチェンジ時の主な能力は芸術センスの向上だが、本人は能力を無闇に乱用される事を嫌っている。あむの髪飾りはスペード型に変化する。掛け声は「ドロゥ、ドルゥ、ドロゥン」。
第9話で初キャラなり、「アミュレットスペード」となる。
スゥ
声:豊崎愛生
三番目に生まれたあむのしゅごキャラ。菓子作りを始めとした家事全般を得意とする。かなりの天然ボケでマイペースだが、言っていることはやや非情。髪型はショートカットだがサイドだけを長く伸ばし、カールを巻いている。薄緑の三角巾と系のメイド風の服を着用しており、クローバー型の髪飾りを付けている。毛虫が苦手。二階堂のことを気にかけており、掃除しているかちゃんと食べているかと母親みたいな台詞をいうことも。ただし、家事全般が得意とは言えおかしなスタミナドリンクを作って振る舞い、あむ達をひどい目にあわせ、あむとエルを臨死体験にまで追い込んだこともある。
キャラチェンジ時の主な能力は料理技能の向上。ホイップクリームを大量に呼び出すなど、魔法めいた力も発揮する。また、キャラチェンジ中の言動はかなり女の子らしく(あむ曰くブリブリガール)なる。あむの髪飾りはクローバー型に変わる。掛け声は「ちっぷ、しろっぷ、ほいーっぷ」。
第13話で初キャラなり、「アミュレットクローバー」となる。
ダイヤ
四番目に生まれたあむのしゅごキャラ。強い力を持つ。×キャラだった時は金髪のポニーテール、ダイヤの上に大きく×が付いた髪飾りを付けていた。服は黒いワンピース。ミステリアスな目付きで肌が色黒。[5]。×が取れると色白でオレンジがかった黄色い髪をツインテールにしており、レモン色のワンピースを着用しており大小のダイヤ型の髪飾りがついたカチューシャとステージ用のピンマイクをつけている。
6年生に進級した際にたまごとして生まれたが、あむの周囲の環境変化が重なったため、不安が心のトラブルとなって孵化する前に×たま化してしまった。空海の卒業、なでしこの留学に加え、クールな一面が和らぎ始めたのに「らしくなくなった」と勝手に評価され「自分らしさとは何か」が分からなくなったことが主な要因である。
×ダイヤ時はあむを持ち主と認めておらず、たまごのまま歌唄の元へ行ってしまう。第17話ではたまごから孵り、×キャラのまま歌唄と一時的にキャラなりをした。以降はたまごの外に出ており、人やしゅごキャラの心を読むことができていた。
第25話の終わりであむが「自分の輝きを信じる」と言ったことで×が取れ、キャラなりに成功した。その後他のしゅごキャラに会う事なくたまごに戻っていった。
歌唄とのキャラなりは「ダークジュエル」。あむとのキャラなりは「アミュレットダイヤ」。

ガーディアンのしゅごキャラ[編集]

キセキ
声:三宅華也
唯世のしゅごキャラ。顔は唯世に似ているのであむに「ちび唯世くん」と言われたこともあるが、前髪の流れが逆。性格は彼とは違い、クールでツンデレ気味。服は典型的な王子様ファッションで、王冠をかぶり、マントを着用している。命令が特技で、服従が苦手。唯世とともに花粉症
第22話で唯世とキャラなりし「プラチナロワイヤル」となった。
アニメ版第7話(アニメオリジナル)で1年生の時の唯世が書いた作文に対し自分が生まれる前であると語っているが、原作ではキセキが生まれたのは唯世が幼稚園児だった頃であり、ズレが生じている[6]
てまり
声:柚木涼香
なでしこのしゅごキャラ。髪型はポニーテール。純和風の着物姿で、の形の髪飾りを付けている。なぎなたが得意で、どろんこになることが苦手。キャラチェンジの掛け声は「ちん、とん、しゃん」。普段はおしとやかだが、怒ると極道の姐のような性格になる。この性格のときは、なぜかミキから「おやびん」と呼ばれる。
第27話で、なでしことヨーロッパ留学中になんらかの原因でたまごに戻ってしまったことが判明した[7]
ダイチ
声:吉野裕行
空海のしゅごキャラ。Tシャツハーフパンツというスポーツ選手のような出で立ちで、頭には型の飾り付きのヘアバンド、腕にはリストバンドをつけている。スケボーが得意で正座をすることが苦手。アニメ版ではキセキや女子しゅごキャラの突っ込み役になっている。
第18話で「ハンプティロック」のおかげでキャラなりし、「スカイジャック」になった。
ぺぺ
声:こやまきみこ
ややのしゅごキャラ。髪型はややと同じツインテールだが、赤ん坊のような外見で、大きなリボンの付いたうさ耳帽子とベビー服を着ており、常におしゃぶりをくわえている。しかし、どちらかというとややよりしっかりしている[8]。生まれたばかりのややとそっくりである。甘えん坊で、怒りん坊が苦手。キャラチェンジの掛け声は「プリティ、キューティ、ラブベイビィ」。
第24話で「ハンプティ・ロック」のおかげでキャラなりし、「ディアベイビー」になった。
クスクス
声:成田紗矢香
りまのしゅごキャラ。顔には右目の下には星、左目の下にはしずくのマークがあり、ピエロのような姿をしている。いつもクスクスと笑っている。ぺぺのおんぶ遊びに乗ったりと、少し子どもっぽいところがある。りまの許可をとらずに、勝手にキャラチェンジをしようとすることが多い。両親が喧嘩ばかりで心を痛めていたりまに、「変な顔」をして元気付けようとするなどりま思いな一面もある。
登場当初からキャラなりし、「クラウンドロップ」になることができた。
ムサシ
声:岡本信彦
海里のしゅごキャラ。の様な姿をしており、顔・髪型共に海里とそっくりだが、チョンマゲがついている。海里と同様眼鏡をかけている。海里の師的存在でどこか頼りなげな海里を気に掛け、アドバイスをすることもある。中国の漢詩を口にするなど、しゅごキャラの中でもかなりの知性派であり、常に物事を小難しく考えている節がある。
第24話でキャラなりし、「サムライソウル」になった。

イースターのしゅごキャラ[編集]

ヨル
声:沢城みゆき
イクトのしゅごキャラ。猫耳尻尾もあり、肉球手袋と猫足ブーツを着用している。自由を愛するノラ猫キャラ。十字架のペンダントに棘ブレス、拘束ベルト付きのズボンといったパンク・ファッション風の服を着用。犬が苦手。ノラ猫コースをよく「散歩」する。アニメ版では頻繁にノラ猫軍団を従えている描写がされている。ノラ猫軍団は定期的に特訓されている様子で、攻撃や探索、悪戯など様々な用途で使われ、ヨルの手足のような存在である。任務を成功させた猫にはまたたびが報酬として与えられる。
原作と比較するとアニメ版におけるトラブルメーカー的な行動が多く、イクトにお仕置きされることもしばしば。またイースター社を抜ける以前の二階堂のことを嫌っていた様子。普段一緒に行動することは少ないがイクトにはかなり懐いているようで、かまって貰えずにしょげてしまうこともある。危なっかしいイクトの身を案じており、怪我をした時は必死で介抱したり逃亡中に具合が悪くなった時はあむの家へ連れて行くなど世話を焼くことも多い。
第7話でイクトとのキャラなりを見せ、第25話でキャラなり名「ブラックリンクス」が判明した。
イル
声:今野宏美
歌唄のしゅごキャラ。悪魔のような姿をしている。いじわるが得意でお説教が苦手。性格は多少乱暴でパニックなどの緊急事態を楽しんでいる節がある。キャラチェンジ時の主な能力は、歌声と共にココロのたまごを抜き取ること。歌唄の元にいたエルによくいじわるしていたため、のちにエルが家出する理由の一つとなる。しかし本音ではエルのことはかなり気に入っていたようである。
第11話で歌唄とのキャラなり「ルナティックチャーム」を見せた。また第25話では(半ば強制的に)あむとキャラなりし「アミュレットデビル」となった。ちなみにあむのキャラなりと歌唄のキャラなりでは大分姿が違っていて、あむの方がイルの姿に近い。
エル
声:氷青
歌唄のしゅごキャラ。天使のような姿をしている。お説教が得意でいじわるが苦手。ややおせっかいな性格で人の話を聞かない面もある。「ウェイト」「シャラップ」などの英単語を咄嗟に口にすることがあり、また自作の奇妙な歌を口ずさむこともしばしば。セオリーにこだわるところがあり、キャラなりしたあむに『美少女戦士セーラームーン』のパロディと思われる決め台詞を言わせていたことも。これは彼女にとって「ヒロインの様式美」らしい。
歌唄がイースター社に利用されている事に心を痛め改心するよう何度も説得を試みるが、聞き入れてもらえないばかりかキャラなりもしてもらえなかった。歌唄の元を飛び出し、あむの元に居候していた。あむを歌唄の宿敵と認識しているものの、一緒に歌唄を止めて欲しいという願いから行動を共にする。
第18話であむと一時的にキャラなりし「アミュレットエンジェル」となる。このキャラなりはアニメ版ではギャグ要素としての登場が多く、強制的にさせたこともある。第26話で歌唄とキャラなりし「セラフィックチャーム」となる。なおイルと同じく歌唄よりあむとのキャラなりの方がエルの姿に近い。
歌唄の元に戻った後は、歌唄の素直になれない気持ちを代弁していた。(歌唄は「エルの寝言」と反論している。)

その他のしゅごキャラ[編集]

スノッペ
声:新井里美
アニメオリジナルキャラクター。鳥井美冬のしゅごキャラ。雪童子のような姿をしており、雪の結晶の飾りを藁につけている。語尾に「〜スノ」をつける。キャラチェンジの時は髪を括っているゴムが雪の結晶の飾りになり、緊張しなくなる(あむ達は地味な変化にコケてしまった)。美冬に信じてもらえなかった事で消えてしまい、さらに×たまになり、×キャラになってしまったが、あむに助けられる。
ゼロ
声:渡辺明乃
アニメオリジナルキャラクター。長倉拓哉のしゅごキャラ。マジシャンのような姿をしており、拓哉の芸名『ゼロ』の名前の由来になった。しかし拓哉には「空想の友達」と認識されていた。一度×たま、×キャラになってしまうがあむに助けられる。「スマイル、スマイル!」が口癖。
クウタ
声:小幡記子
アニメオリジナルキャラクター。翔太のしゅごキャラ。ベレー帽をかぶった絵描きのような姿をしている。彼を生んだ翔太自身には認識されておらず、翔太に不幸な出来事が重なった為に姿がほとんど見えなくなっていた。自分と翔太の心の危機を知ってほしいと幽霊騒ぎを起こすも、翔太自身の心持ちから×キャラ化してしまう。しかし、りまやあむに助けられて翔太の中に戻っていった。

聖夜学園小[編集]

山吹 沙綾(やまぶき さあや)
声:川庄美雪
あむの4年から6年のクラスメイト。イヤミな典型的ステレオタイプのお嬢様。家柄、財力、ルックス、才能全てに自信を持っており、自分が1番だと信じて疑わないナルシストかつ負けず嫌い。学園への寄付金は毎年トップ。絵画教室に通っている。空海のことが好き。あむのことが気に食わず、一方的にライバル視しているが、全く相手にされていない。
まなみ
声:明坂聡美
あむの4年と6年のクラスメイト。わかなと1年の時から一緒のクラス。原作では登場回数は2回ほどしかないが、アニメ版ではちょくちょく登場している。
わかな
声:佐藤聡美
あむの4年と6年のクラスメイト。まなみと1年の時から一緒のクラス。原作では登場回数は2回ほどしかないが、アニメ版ではちょくちょく登場している。
鈴木君(すずきくん)
声:南央美
あむに憧れている男子。あむより2つ年下[9]。今日こそはとあむにファンレターを渡そうとして、結局いつもなんらかの邪魔が入り渡せない哀れな役回りである。
思い込みや妄想癖がかなり激しい。アニメ版では野鳥が大好きだという設定がある。人の話を聞かないところがあり、アニメ版第2話ではこころのたまごに×が付いてしまい(自分にはあむのファンである資格がないと思ってしまったため)これがアニメでのあむにとっての初めての浄化になった。
原作ではモブキャラ的な扱いだったが、アニメ版の登場回数は原作に比べて格段に多い。また彼の行動が意外な形であむへの助力になったりするなど、見所満載のキャラクターとして育っている。
山田(やまだ)
声:代永翼
アニメオリジナルキャラクター。空海の部活仲間であり同級生。レギュラーに選ばれず落ち込んでいるとき、冴木のぶ子がテレビで言った「凡才はいくら努力しても凡才のまま」という言葉に、天才(空海)には敵わないと薄々抱いていた劣等感を刺激され×たまが生まれるが、あむに助けられる。その後、空海と真の男の友情を結んだ様子。
渡会 美咲(わたらい みさき)
声:名塚佳織
アニメオリジナルキャラクター。あむの隣のクラスの子でバレー部所属。ハイテンションで、何故かあむのことをフルネームで呼ぶ。唯世のことが好きだった。沙綾の言葉に加え、唯世がキャラチェンジした後の性格が嫌だと言ったのを自分のことだと勘違いし×たまが生まれるが、あむに助けられる。その後空海のことが好きになったが、現在は再び唯世のことが好きになっている模様。あむとは友達になった。

その他[編集]

冴木 のぶ子(さえき - こ)
声:山本圭子
本名は佐伯信子。自称霊感占い師。あむがしゅごキャラを授かるきっかけになった人物で、あむ日く「インチキ占い師」。
みどりが編集している雑誌「主婦の知恵」で彼女の占いを今まで3回特集し、全て好評だった。実はあむと同じでオカルトが苦手。みそピーナッツが好きな54歳。霊感が強いせいかしゅごキャラが見える。化粧が濃い。ペーパードライバーではあるが中型自動車以上の運転免許を所有している[10]
なでしこママ(本名不明)
声:大原さやか
なでしこ(なぎひこ)を厳しくも愛情深く育てているよき母で、日本舞踊の名人でもある。なぎひこが多少無茶な行動をしても「本当は男の子なのだから、元気な方がいい」と許容している。みどりとは気が合うようだ。アニメ版ではなでしこのヨーロッパ留学に付き添って行った場面が描写されていた。
ばあや(本名不明)
声:滝沢久美子
なでしこ(なぎひこ)のばあや。なぎひこ時のなでしこに手を焼かされたこともあるが、なでしこのことを大切に思っている。
空海のおじいちゃん(くうかいの - )(本名不明)
声:中村大樹
海の近くにある(アニメ版ではスキー場の近くにある)古びた寺で住職をしている。そのためか、しゅごキャラの声はうっすらと聞こえる。どことなく空海とキャラが似ている。厳しいが、頑張って何かを成し遂げた時には褒めることもある。
結木 つばさ(ゆいき - )
ややの弟でまだ赤ん坊。つばさの誕生により、ぺぺが生まれた。アニメ版ではあやしているヨルを捕まえ放り投げてしまう姉譲りの腕白ぶりを見せた。
羊田 ミミ子(ひつじだ - こ)
声:定岡小百合
ややと舞香が通っているバレエ教室の先生。とてもキャラが濃く、化粧も濃い。
オカシン
声:佐藤拓也
アニメオリジナルキャラクター。オカシンとは略称で、本名「おかだしんご(漢字不明)」。若い女性に大ブレイクしている美形の人気小説家。冴木のぶ子によると「天才の守護霊様が憑いている」らしい。あみ曰く「カッコいい!」で、つむぐ曰く「いかにもな男」。人気絶頂とあってか様々なバラエティー番組やドラマに出演している模様。

ゲストキャラクター[編集]

鳩羽 雪(はとば ゆき)
声:藤村歩
あむとなでしこの5年のクラスメイト。父親の仕事の都合でアメリカに転校することになり、その不安から×たまが生まれてしまうがあむに助けられる。
姫川 舞香(ひめかわ まいか)
声:下屋則子
ややと同じバレエ教室に通っている少女。ややからは「舞ティ」と呼ばれている。母親も元バレリーナで、教室始まって以来の天才少女と言われている。練習で足を痛めたために主役降板となり、発表会に出られなくなったショックと「頑張りなんてムダだ」という思いから×たまが生まれるが、あむに助けられる。周りを見下す傲慢な性格だったが、最後は代役を務めたややを認め友好的な態度を示した。
鳥井 美冬(とりい みふゆ)
声:比嘉久美子
アニメオリジナルキャラクター。最年少のスノーボードの選手である少女。あむ達が聖夜小の5、6年生のスノーボード合宿時に出会い、滑り方などを教えてくれた。男の子の様な物言いをする。あがり症を治したいと願って、しゅごキャラのスノッペが生まれた。しかし二階堂の策略に惑わされ、またその時行われていたスノーボード大会の周囲の期待のプレッシャーに耐え兼ねて、スノッペを信じなかったことでスノッペを消してしまった。しかしガーディアンによって無事スノッペを見つけ出された。
長倉 拓哉(ながくら たくや)
声:渡辺明乃
アニメオリジナルキャラクター。聖夜学園小4年星組に在籍している少年。仮面をつけた正体不明の少年マジシャン『ゼロ』としてテレビに出演している。ゼロというしゅごキャラを持っているが、拓哉はゼロを自分の心が作った幻のようなものだと思っている。一流のマジシャンを目指しており技量も高いのだが、プロデューサーの方針でCGを使った派手なショーをやらされていた。夢と現実の違いに悩みあむ達の協力で立ち直るが、プロデューサーに番組を降ろされた上に二階堂の策略によってゼロを×キャラにしてしまう。その後あむに助けられ、再び芸能活動を始める。
詩音(しおん)
声:中原麻衣
アニメオリジナルキャラクター。空海の幼馴染みで、音楽学校を受験しようとしているピアノの上手な少女。中でもジャズが得意。登場回で19才の誕生日を迎える。ピアノの勉強の為に街を離れることになったものの、自分の夢や新しい世界に飛び込んでゆくことに不安や迷いがあったようだ。歌唄のゲリラライブに遭遇し、こころのたまごを抜き取られてしまうが、あむと空海に助けられ、二人に見送られて街を出て行った。空海との関係をなでしことややは怪しんで冷やかしていたが、あむは「歳の差がありすぎだ」と反論していた。
翔太(しょうた)
声:沢城みゆき
アニメオリジナルキャラクター。聖夜学園小に在籍している少年。りまと張り合える程の意地っ張り。絵が好きで、画家である祖父からもらった絵の具セットと家族の絵を大切に持っている。画家になる夢を抱いていたが、両親は彼の進路のことで揉め別居してしまい、唯一後押しをしてくれた祖父も逝去してしまった。クウタというしゅごキャラが生まれていたことに気付けず、夢を諦めかけてクウタを×キャラ化させてしまうが、あむと彼の境遇に気持ちを重ねていたりまに助けられる。その後りまからクウタの存在を示唆され、薄々感づき始めた様子。なお彼の祖父にはクウタが見えていた。
日奈森 修司(ひなもり しゅうじ)
声:浅沼晋太郎
アニメオリジナルキャラクター。あむのいとこで、初恋の人。パティシエ見習いで、幼い頃はよくあむにケーキを作ってあげていた。フランス留学の際に絵里子と恋に落ち、結婚まで取り付ける。しかし結婚式の直前に絵里子を怒らせてしまい彼女が心変わりしたと誤解し、また将来も確かではない自分と将来有望な絵里子は釣り合わないと失望してしまった為に×たまが生まれてしまうが、あむに助けられる。後に絵里子に本音を打ち明けられ誤解も解け、無事結婚式を挙げた。
大友 絵里子(おおとも えりこ)
声:遠藤綾
アニメオリジナルキャラクター。大友財閥の令嬢で、修司の婚約者。モデルもこなす容姿端麗な美女。フランス留学中に修司と恋に落ち、結婚を約束する。結婚後は修司と共に夢を追いかけたいと願い、自分もパティシエ修業をしたいと思うものの、自分の身の上のこともあり迷っていた。修司にその事を打ち明けられずにいたが、あむとの交流もあってか思い切ってそれを告白し、2人でケーキ職人を目指すことを決めた。

脚注[編集]

  1. 単行本6巻より。
  2. 皮肉な事に、その後Jチェア入りを決めたのがあむの純粋な輝きに怯んだためである。
  3. 第21話で変装のため裸眼になると遠くの唯世とイクトの揉め合いを見難そうにしていたことから近視と窺える。また第26話では上空の様子を普通に見ていたことからキャラなりをすると視力矯正もされるようである。
  4. 通常版単行本3巻より。
  5. このように普通の×キャラとは姿がかなり違い、性質も普通に話す等しゅごキャラのそれと重なる部分が多いため「×キャラ」というべきかもしれない。
  6. この件だけ見ると、一見疑問な点に思えるが、「平行宇宙理論」を元にするとどちらの世界も正しい事になる。
  7. 基本的にしゅごキャラ達は持ち主と同一の性徴を保有するため、性の未分化状態と言える幼少期にはジェンダーフリー化していても、性徴のはっきりしてきた時期には性の合一が起こるようである。その為、次に孵化する時は男の子になっていると思われる。この事は外見的に男の子に見えるミキが実は女の子である事からも裏付けが取れる。
  8. アニメ第7話においてはてまりに対して「実は男の子?疑惑」を抱いている節が見受けられる。勘の鋭さも持ち合わせているようである。
  9. 月刊アニメージュ2007年12月号「しゅごキャラ!」設定資料FILEより。
  10. 11以上座席がある車を運転していた事から。普通自動車運転免許では定員10人以下しか運転出来ない。

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