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(監督)
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==== 監督 ====
 
==== 監督 ====
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; 達海 猛(たつみ たけし)
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: 声 - [[関智一]]
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: 年齢:35歳。身長:175cm。通称:「タッツミー」。
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: 本作の主人公で、ETUの監督。
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: 信条は「'''弱いチームが強い奴らをやっつける'''」こと。 飄々としており、一見いい加減で破天荒な言動の裏で、サッカーに関しては非常に研究熱心で、ETUの監督となってからは、クラブハウスの用具室に住み込み、夜遅くまで次節の対戦相手の分析、研究に力を入れている。膨大な資料から得た情報から、相手の弱点を見抜く洞察力を持ち、試合では徹底的に突く知略家である。FAカップの[[ポーツマスFC]]戦では、相手の強固なディフェンスの中心である[[サッカーイングランド代表|イングランド代表]]DFのパス精度の低さを見抜き、選手交代からそこを突いて得点を挙げている。また、チャンスやピンチの場面では、感情を露にする。この硬軟入り混じった人柄が、人を惹きつける魅力ともなっている。ETUの低迷の最大の要因は、「チームに根付いている負けグセ」「監督が変わったからって選手が変わる訳じゃない」、「1試合ごとに切り替えが出来なければシーズンはとても戦えない」とも評している。(メンタル)であることを見抜き、個々の選手との対話や練習の中で改善を促している。
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: ETUでの現役時の背番号は7。ゲームメイクのセンスと得点能力を兼ね備え、幾度も逆転劇を巻き起こしたETUの主力選手で、[[サッカー日本代表|日本代表]]の中心選手候補だった。しかし、巨大になり過ぎた自分の存在により生まれた様々な軋轢を憂い、笠野と相談し、ETUをあるべき姿に戻すため、あえて「チームを見捨てた裏切り者」の汚名を着ながらETUをチームを離れる決断をした。その後は[[プレミアリーグ]]のクラブへ移籍するが、直後の試合にてかねてから抱えていた足の故障で引退。引退後は、イングランド5部リーグのアマチュアクラブ「FCイーストハム」で監督を務め、[[FAカップ]]ではプレミアリーグのクラブから勝利を狙えるほどにチームを育てた。現地に赴いた後藤に懇願され、イーストハム首脳陣の後押しもあり、監督としてETUへ復帰した。
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==== 選手 ====
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; 椿 大介(つばき だいすけ)
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: 声 - [[水島大宙]]
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: ポジション:MF([[センターハーフ]]、守備的MF)。年齢:20歳。身長:174cm。体重:65kg。血液型:O。利き足:右。背番号:7番。通称:「バッキー」。
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: 昨季まで[[Jサテライトリーグ|サテライト]]所属であったが、達海に素質を見い出され、スタメンとして起用される。傑出した俊足とスタミナを生かした前線への飛び出しが最大の武器であり、[[ミドルシュート]]も身に付け、ETUの新たな攻撃の核として定着しつつある。心優しい性格であるが、重度の[[チキン]]で好不調の波が激しい。本人も精神面の弱さによって安定感に欠けることを長年[[コンプレックス]]に感じ「自分を変えたい」と考えており、この想いが同時にパワーの源となっている。かつて同じ7番を付けた達海のように、大舞台で才能を爆発させ、見る者を惹き付ける何かを持つ。
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: サッカーを始めたきっかけは、小学校が廃校になったときに、最後に生徒と教職員全員でやれることを探したことからで、当時から不思議な求心力を持っていた。無名の中学校から、関東にあるサッカー強豪高校へ進学。高校ではレギュラーではなかったものの、途中出場で活躍した試合が偶然スカウトの目に留まり、卒業後はニッポン・フットボール・リーグ(プロであるリーグジャパンの下位のリーグカテゴリ)のFC武蔵野(このチームのモチーフは、[[日本フットボールリーグ|JFL]]所属の[[横河武蔵野フットボールクラブ|横河武蔵野FC]]と言われている)へ入団。更に、そこで笠野に見出されて、ETUへ移籍する。
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; 村越 茂幸(むらこし しげゆき)
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: 声 - [[置鮎龍太郎]]
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: ポジション:[[ミッドフィールダー|MF]]([[ボランチ|守備的MF]])。年齢:32歳。身長:180cm。体重:74kg。血液型:A。利き足:右。背番号:6番。通称:「コッシー」。
 +
: 他クラブからのオファーを断り、達海を慕い、ETUに入団、1年間だけながら、達海と共にプレイした。達海の移籍後・2部降格後も他クラブへの移籍のオファーを断り、10年間一貫してETUに所属し、「ミスターETU」と呼ばれる大黒柱として、チームを1部へ復帰させる活躍をした。生真面目で堅実なプレーを信条とし、選手のみならず、サポーターからの信頼も厚い。過去には日本代表候補に選出された経験もある。
 +
: キャプテンとして自分がETUを支えてきたという自負から、達海と対立していたが、チームの全てを背負い過ぎと指摘され、後に和解(この指摘は、同時に現役時代の達海自身の反省点でもある)。現在はリーダーシップは封印し、自分のプレーに専念するが、チーム全体に気を配るリーダー的な位置は変わっていない。
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: 入団当時の背番号は16。
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; ルイジ 吉田(ルイジ よしだ)
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: 声 - [[小野大輔]]
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: ポジション:MF([[トップ下|攻撃的MF]])。年齢:26歳。身長:176cm。体重:64kg。血液型:B。利き足:左。背番号:10番。通称:「ジーノ」または「王子」本人は日本姓の吉田で呼ばれることを嫌がり、周囲には自分を「ジーノ」か「王子」と呼ぶように強制している。またユニホームのバックネームも愛称の「GINO」を使用。
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: 自由気ままな性格の攻撃的MF。[[イタリア]]人と日本人のハーフ。ETUの攻撃の要で、広い視野と左足から繰り出す多彩で精度の高いパスで選手を自在に動かし、またフリーキックを始めとして自らも得点出来る決定力も持っている。試合中に頻繁に集中が切れる点や、守備意識の低い点(戦術上必要ならばある程度はする)が改善されれば、すぐにでも日本代表に選出される才能を持つ、天才肌の選手である。
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: キザな[[ナルシスト]]ぶりや、若手選手を「犬」呼ばわりするなど、本人に悪意はないが性格にやや難がある。過去のシーズンには、「試合に飽きた」という理由で途中交代を要求したり、「めんどくさい」という理由でオールスター戦出場を辞退したこともあった。反面、その性格からプレッシャーには無縁のようで、勝負所や悪天候の中でも自滅することはない。達海もある程度のプレースタイル・戦術はジーノの個人の判断に委ねており、達海との相性は良いと評される。ファン層は幅広く多国籍に及ぶが、本人はファンに笑顔で手を振ることしかしないため、彼のサインはレア物となっている。愛車は[[マセラティ]]。以前、有里が「ETUのプリンスプリン」という彼のグッズ(プリン)を考案したが、ボツになった。理由は、本人の背番号の10にちなんで甘さを10倍にしたがために、甘すぎてマズくなってしまったから。キャッチフレーズは”王子の笑顔は甘すぎる!”。ちなみに、ブロマイド付きである。(※単行本17巻p2参照)
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; 黒田 一樹(くろだ かずき)
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: 声 - [[伊藤健太郎 (声優)|伊藤健太郎]]
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: ポジション:[[ディフェンダー (サッカー)|DF]]([[センターバック]])。年齢:28歳。身長:170cm。体重:67kg。血液型:A。利き足:右。背番号:2番。通称:「クロ」または「クロエ」。
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: スキンヘッドがトレードマーク。センターバックとしては小柄ながら、闘志を前面に出した厳しいディフェンスで、杉江と共にETUの守備陣を支えている。かつては村越と同様に「一度ETUを捨てた」達海と対立していたが、達海の情熱を感じ、吹っ切れた様子。
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: 村越のことを心底慕っており、村越の言うことには何でも素直に従う。反面、何かにつけて赤崎とは口論になる。
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: 非常に声が大きく、言葉遣いも荒いが、熱い性格で、チームのムードメーカー的存在となっている。達海曰く、「黒田には人をイラつかせる才能がある」らしい。一部に熱烈なファン(なぜか強面ばかりである)を持つ。ちなみに、ルーキーの頃は髪があった。「黒田こけし」という、全く売れていないオフィシャルグッズがある。
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; 杉江 勇作(すぎえ ゆうさく)
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: 声 - [[桐井大介]]
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: ポジション:DF(センターバック)。年齢:28歳。身長:182cm。体重:76kg。血液型:B。利き足:右。背番号:3番。通称:「スギ」。
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: 相手を冷静に分析するタイプで、守備能力が高く、相手のエースをマークすることも多い。同じDFの黒田と仲が良く、プライベートも共に行動することが多い。黒田とは対照的に寡黙で、なだめ役になることが多く、黒田も杉江の助言には耳を傾ける。日本代表候補に選出された経験もある。コーナーキックなど、セットプレー時には長身を活かして積極的に参加する。
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: 他チームからは、「ETUで一番良いDF」と思われている模様。
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; 赤崎 遼(あかさき りょう)
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: 声 - [[武藤正史]]
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: ポジション:MF([[サイドハーフ|右サイドハーフ]]、攻撃的MF、代表時は右サイドバック)。年齢:21歳。身長:175cm。体重:68kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:15番。通称:「ザッキー」ただし、名前の読みは上述の通り「あか'''さ'''き」。
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: 若手選手の中心的存在で、[[オリンピックサッカー日本代表選手|五輪代表]]候補にも選出されている。後藤のGM就任後初の世代別代表選手。ドリブルでの突破を得意とする。登場人物紹介欄で「生意気盛り」と評されたように、相手が年上であろうがハッキリと物を言うタイプで、冷淡とも思える態度を取ることがあるせいか、黒田と仲が悪い。
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: ETUのユース出身。
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; 世良 恭平(せら きょうへい)
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: 声 - [[川野剛稔]]
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: ポジション:FW。年齢:22歳。身長:166cm。体重:60kg。血液型:O。利き足:左。背番号20番。通称:「セリー」。
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: 常に明るく元気で、声が大きい。高さは無いが、スピードと運動量を生かし、今季は開幕から1トップのレギュラーとして起用されているが、得点が少ないことを本人も気にしている。
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: 夏木の復帰によってポジションを脅かされ、不安に駆られるが、FWとして真っ向から挑んでいくことを決意する。
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: 自分には才能がないことを自覚している。しかしその分、限られたスキルを最大限発揮する術を覚えている為、プレーに迷いがないという強みを持つ。
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; 夏木 陽太郎(なつき ようたろう)
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: 声 - [[楠大典]]
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: ポジション:FW。年齢:26歳。身長:175cm。体重:69kg。血液型:B。利き足:右。背番号:11番。通称:「ナツ」または「ナッツ」。
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: 高い身体能力と得点センスを持つ、ETUのエース。昨季は怪我の為、約半分の試合を欠場したが、それでもチーム得点王として、ETUの一部残留に貢献した。簡単なシュートを外してしまうことが多いが、[[オーバーヘッドキック|バイシクル]]など派手なゴールを決めることが多く、ここ一番で決める勝負強さを持つ。
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: 異様にテンションが高い情熱家で、時には空回りし、イージーミスを連発するなど、それを弄られたり煙たがられたりするが、復帰戦では久しぶりに立ったピッチとスタジアムの雰囲気に感動し、涙ぐむなど、サッカーに対する情熱は誰にも負けない。ただし、情熱ゆえに、怪我が完治する前にボールを蹴って怪我を長引かせてしまったという経緯もある。妻子持ち。
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; 堺 良則(さかい よしのり)
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: 声 - [[川田紳司]]
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: ポジション:FW。年齢:31歳。身長:174cm。体重:69kg。血液型:A。利き足:右。背番号:9番。通称:「サック」。
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: 闘争心あふれる選手で、非常に怒りっぽい性格だが、ピッチ上では冷静に好機を窺うクレバーなFW。開幕時点では控えに甘んじている。年齢的にベテランの域に差し掛かっており、心身のケアを怠らない。FWのスタメン争いの中、負傷し意気消沈する世良に、同ポジションのライバルながら、FWとしての哲学を説いた。
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; 緑川 宏(みどりかわ ひろし)
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: 声 - [[藤真秀]]
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: ポジション:[[ゴールキーパー (サッカー)|GK]]。年齢:33歳。身長:184cm。体重:77kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:1番。通称「ドリさん」。
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: チーム最年長で、元日本代表選手(清水インパルス在籍時)。冷静沈着、的確なコーチングで、ゴールを死守する。他の選手から助言を求められるなど、選手達からの人望は厚く、村越と並んでETUの精神的支柱。ベテランらしく、達海の真意にいち早く気付いたり、核心を突く発言やアドバイスをする。
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; 清川 和巳(きよかわ かずみ)
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: 声 - [[中川慶一]]
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: ポジション:DF(左サイドバック)。年齢:23歳。身長:174cm。体重:66kg。血液型:O。利き足:右。背番号:16番。通称:「キヨ」
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: 染めた長い髪が特徴。達海が監督に就任してから、レギュラーポジションを獲得。
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: 俊足を活かした攻撃参加が得意だが、「守備には不安がある」と自らも自覚している。
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: チームのメンバー(主に黒田やジーノ)に脳内ツッコミをすることが多い。試合のハーフタイム中に、赤崎の不躾な発言に食って掛かったこともある。同い年で同期入団の石浜と仲が良い。
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; 石浜 修(いしはま おさむ)
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: 声 - [[深津智義]]
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: ポジション:DF(右サイドバック)。年齢:23歳。身長:176cm。体重:76kg。血液型:B。利き足:右。背番号:22番。
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: [[パイナップル]]のような不思議な髪形をしている。同期入団の清川とコンビで居ることが多かった。そのフィジカルとスタミナは、達海からの評価も高い。清川と同様に、達海の監督就任以降レギュラーに定着したが、石神がレギュラーに返り咲いてからは、ベンチを暖める日々が続いたこともあり、葛藤の末に、中断期間にオファーのあったヴァンガード甲府へ移籍した。
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: 入団当時、周囲から「田舎っぽい」と言われたことを気にして、[[タトゥー]]を入れようとしたことがある。
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; 石神 達雄(いしがみ たつお)
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: 声 - [[中田隼人]]
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: ポジション:DF。年齢:30歳。身長:176cm。体重:72kg。血液型:O。利き足:右。背番号:5番。通称:「ガミさん」。
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: 達海が監督になる前のレギュラー選手。開幕当初は先発メンバーの一人で、一時は石浜にポジションを取られてしまったが、再びレギュラーの座を取り戻した。マイペースでノリの軽い性格だが、ベテランらしく試合の嗅覚を読み、相手選手の癖を見抜くなど、観察眼は鋭く、的確なアドバイスも多い。
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; 堀田 健二(ほった けんじ)
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: 声 - [[岡哲也]]
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: ポジション:MF。年齢:29歳。身長:178cm。体重:73kg。血液型:A。利き足:右。背番号:8番。
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: ボランチからトップ下まで、中盤のポジションならどこでもこなせる、テクニックに長けたポリバレントな選手。達海が就任した後、椿にレギュラーを奪われ、引退を視野に入れようか悩んでいたが、川崎戦の石神の一言で、新たなプレースタイルを身につける。チーム随一のキックの精度の持ち主で、荒れたピッチのコンディションでも正確なロングフィードを見せる。
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; ガブリエル・ペレイラ
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: ポジション:FW。年齢:19歳。身長:170cm。体重:63kg。利き足:右。背番号:17番。
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: 笠野がスカウティングし、リーグ後半戦より加入したブラジル人。高速ドリブラーであり、練習試合ではスピードが武器の椿でさえ翻弄した。サイドから中央へ切り込むプレーが得意。南米出身らしい陽気な性格であり、同時に[[マリーシア]]の気質も持っている。
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; 殿山 充(とのやま みつる)
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: ポジション:MF。年齢:24歳。身長:174cm。体重:62kg。利き足:右。背番号:30番。通称:「トニー」。
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: ガブリエルと同時期にJ2の福岡から移籍してきた選手。ボールタッチ、ゲームメイクの能力は一級品。控えめな性格であり、圧倒的な存在感の無さが弱点。
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; 佐野 正(さの ただし)
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: ポジション:[[ゴールキーパー (サッカー)|GK]]。年齢:27歳。身長:188cm。体重:89kg。血液型:O。利き足:右。背番号:23番。
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: 2番手キーパー。ややぽっちゃりとした体型で、いがぐり頭が特徴。ベンチでは、しばしば個性の強い選手達に振り回されている。
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; 小林 実(こばやし みのる)
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: ポジション:DF(センターバック)。年齢:25歳。身長:178cm。体重:76kg。利き足:右。背番号:26番。
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: 控えのDF。規律違反を犯して黒田と杉江が出場停止となったリーグカップの清水戦で、2人の代わりに出場。
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; 亀井 武士(かめい たけし)
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: 声 - [[川島得愛]]
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: ポジション:DF(センターバック)。年齢:22歳。身長:178cm。体重:78kg。血液型:B。利き足:右。背番号:27番。
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: 控えのDF。小林と同じく、規律違反を犯して黒田と杉江が出場停止となったリーグカップの清水戦で、2人の代わりに出場。
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: 「攻撃的なセンターバック」というプレースタイルを自覚しており、「目標は点を取ること」と発言し、黒田に怒られたこともある。
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; 丹波 聡(たんば さとし)
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: 声 - [[真仲恵吾]]
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: ポジション:MF(左サイドハーフ)。年齢:31歳。身長:173cm。体重:66kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:14番。通称「タン(さん)」または「タンビー」。
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: 堀田同様、どこでもこなせるポリバレントな選手。三十路でありながら若手と一緒になって騒げる陽気な性格だが、試合においては、ベテランらしい落ち着きと、仲間を熱く叱咤する闘志を同時に発揮するムードメーカー。登場人物紹介欄においては「何かと頼りにされる人柄」とされている。
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; 宮野 剛(みやの つよし)
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: 声 - [[佐藤健輔]]
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: ポジション:[[フォワード (サッカー)|FW]]。年齢:20歳。身長:175cm。体重:70kg。血液型:A。利き足:右。背番号:18番。
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: スピードを活かした突破が武器。本職はFWだが、チームの戦術上、右サイドハーフをやっている。
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; 矢野 真吾(やの しんご)
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: 声 - [[島崎信長|島﨑信長]]
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: ポジション:MF(左サイドハーフ)。年齢:24歳。身長:170cm。体重:68kg。血液型:A。利き足:右。背番号:21番。
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: 紅白戦では達海組として出場した。主に丹波の控え。
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; 熊田 洋二(くまだ ようじ)
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: ポジション:MF(ディフェンシブハーフ)、またはDF(左サイドバック)。身長:178cm。体重:68kg。利き足:右。背番号:4番。
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: 本来ボランチのプレーヤーであるが、中断期間明けの札幌戦では、左サイドバックとして先発出場する。
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; 上田 研人(うえだ けんと)
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: ポジション:[[フォワード (サッカー)|FW]]。年齢:18歳。身長:171cm。体重:60kg。利き足:右。背番号:25番。
 +
: 高卒ルーキーながら、中断期間明けの札幌戦では先発出場を果たす。
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: 「ゴール前でのふてぶてしさが武器」と達海からも評価されている。
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; 湯沢 洋行(ゆざわ ひろゆき)
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: ポジション:[[ゴールキーパー (サッカー)|GK]]。年齢:21歳。身長:185cm。体重:77kg。利き足:左。背番号:31番。
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: 3番手キーパー。
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; 鈴木 順(すずき じゅん)
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: ポジション:DF。年齢:28歳。身長:173cm。体重:67kg。利き足:右。背番号:12番。
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; 向井 慎一(むかい しんいち)
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: ポジション:DF。年齢:25歳。身長:180cm。体重:75kg。利き足:右。背番号:13番。
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; 住田 克樹(すみだ かつき)
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: ポジション:MF。年齢:27歳。身長:173cm。体重:70kg。利き足:右。背番号:24番。
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; 広井 邦明(ひろい くにあき)
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: ポジション:MF。年齢:26歳。身長:172cm。体重:70kg。利き足:右。背番号:28番。
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==== コーチ陣 ====

2011年4月29日 (金) 12:51時点における版

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GIANT KILLING』(ジャイアントキリング)は、ツジトモによる日本漫画作品。原案・取材協力は綱本将也。『モーニング』(講談社)にて、2007年6号より連載されているサッカー漫画。単行本は2011年4月現在、19巻まで刊行されている。2010年テレビアニメ化された。略称は「ジャイキリ」。

概要

前作『U-31』において、ベテラン選手の苦悩と葛藤、復活を描いた原作者の綱本将也が、今度は若手漫画家のツジトモ監督をテーマに描く。タイトルの「ジャイアント・キリング」とは、「番狂わせ」「大物食い」を意味する言葉であり、スポーツ競技において、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使う。

なお、ETU(East Tokyo United)以外で、この作品に出てくるクラブ名は、全て実在するクラブ名をもじったものである(例:東京ヴェルディ→東京ヴィクトリー、ガンバ大阪→大阪ガンナーズなど)。ただし、海外(プレミアリーグ)のクラブ名は、そのまま使用されている。

第2回とらのあなコミック&ノベル大賞受賞。宝島社このマンガがすごい!2008」オトコ編6位、「このマンガがすごい!2009」オトコ編3位作品。第34回(平成22年度)講談社漫画賞一般部門受賞。

ストーリー

低迷を続けるETU(East Tokyo United)に、一人の男が監督として迎えられた。男の名は達海猛。かつてのETUのスター選手であり、引退後はイングランド5部のアマチュアクラブの監督として、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた人物である。そんな彼に、古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか凶と出るか。

登場人物

※キャラクター名の下、“ - (人物名)”は、#テレビアニメ版における声の出演者。

ETU(East Tokyo United)

監督

達海 猛(たつみ たけし)
声 - 関智一
年齢:35歳。身長:175cm。通称:「タッツミー」。
本作の主人公で、ETUの監督。
信条は「弱いチームが強い奴らをやっつける」こと。 飄々としており、一見いい加減で破天荒な言動の裏で、サッカーに関しては非常に研究熱心で、ETUの監督となってからは、クラブハウスの用具室に住み込み、夜遅くまで次節の対戦相手の分析、研究に力を入れている。膨大な資料から得た情報から、相手の弱点を見抜く洞察力を持ち、試合では徹底的に突く知略家である。FAカップのポーツマスFC戦では、相手の強固なディフェンスの中心であるイングランド代表DFのパス精度の低さを見抜き、選手交代からそこを突いて得点を挙げている。また、チャンスやピンチの場面では、感情を露にする。この硬軟入り混じった人柄が、人を惹きつける魅力ともなっている。ETUの低迷の最大の要因は、「チームに根付いている負けグセ」「監督が変わったからって選手が変わる訳じゃない」、「1試合ごとに切り替えが出来なければシーズンはとても戦えない」とも評している。(メンタル)であることを見抜き、個々の選手との対話や練習の中で改善を促している。
ETUでの現役時の背番号は7。ゲームメイクのセンスと得点能力を兼ね備え、幾度も逆転劇を巻き起こしたETUの主力選手で、日本代表の中心選手候補だった。しかし、巨大になり過ぎた自分の存在により生まれた様々な軋轢を憂い、笠野と相談し、ETUをあるべき姿に戻すため、あえて「チームを見捨てた裏切り者」の汚名を着ながらETUをチームを離れる決断をした。その後はプレミアリーグのクラブへ移籍するが、直後の試合にてかねてから抱えていた足の故障で引退。引退後は、イングランド5部リーグのアマチュアクラブ「FCイーストハム」で監督を務め、FAカップではプレミアリーグのクラブから勝利を狙えるほどにチームを育てた。現地に赴いた後藤に懇願され、イーストハム首脳陣の後押しもあり、監督としてETUへ復帰した。

選手

椿 大介(つばき だいすけ)
声 - 水島大宙
ポジション:MF(センターハーフ、守備的MF)。年齢:20歳。身長:174cm。体重:65kg。血液型:O。利き足:右。背番号:7番。通称:「バッキー」。
昨季までサテライト所属であったが、達海に素質を見い出され、スタメンとして起用される。傑出した俊足とスタミナを生かした前線への飛び出しが最大の武器であり、ミドルシュートも身に付け、ETUの新たな攻撃の核として定着しつつある。心優しい性格であるが、重度のチキンで好不調の波が激しい。本人も精神面の弱さによって安定感に欠けることを長年コンプレックスに感じ「自分を変えたい」と考えており、この想いが同時にパワーの源となっている。かつて同じ7番を付けた達海のように、大舞台で才能を爆発させ、見る者を惹き付ける何かを持つ。
サッカーを始めたきっかけは、小学校が廃校になったときに、最後に生徒と教職員全員でやれることを探したことからで、当時から不思議な求心力を持っていた。無名の中学校から、関東にあるサッカー強豪高校へ進学。高校ではレギュラーではなかったものの、途中出場で活躍した試合が偶然スカウトの目に留まり、卒業後はニッポン・フットボール・リーグ(プロであるリーグジャパンの下位のリーグカテゴリ)のFC武蔵野(このチームのモチーフは、JFL所属の横河武蔵野FCと言われている)へ入団。更に、そこで笠野に見出されて、ETUへ移籍する。
村越 茂幸(むらこし しげゆき)
声 - 置鮎龍太郎
ポジション:MF守備的MF)。年齢:32歳。身長:180cm。体重:74kg。血液型:A。利き足:右。背番号:6番。通称:「コッシー」。
他クラブからのオファーを断り、達海を慕い、ETUに入団、1年間だけながら、達海と共にプレイした。達海の移籍後・2部降格後も他クラブへの移籍のオファーを断り、10年間一貫してETUに所属し、「ミスターETU」と呼ばれる大黒柱として、チームを1部へ復帰させる活躍をした。生真面目で堅実なプレーを信条とし、選手のみならず、サポーターからの信頼も厚い。過去には日本代表候補に選出された経験もある。
キャプテンとして自分がETUを支えてきたという自負から、達海と対立していたが、チームの全てを背負い過ぎと指摘され、後に和解(この指摘は、同時に現役時代の達海自身の反省点でもある)。現在はリーダーシップは封印し、自分のプレーに専念するが、チーム全体に気を配るリーダー的な位置は変わっていない。
入団当時の背番号は16。
ルイジ 吉田(ルイジ よしだ)
声 - 小野大輔
ポジション:MF(攻撃的MF)。年齢:26歳。身長:176cm。体重:64kg。血液型:B。利き足:左。背番号:10番。通称:「ジーノ」または「王子」本人は日本姓の吉田で呼ばれることを嫌がり、周囲には自分を「ジーノ」か「王子」と呼ぶように強制している。またユニホームのバックネームも愛称の「GINO」を使用。
自由気ままな性格の攻撃的MF。イタリア人と日本人のハーフ。ETUの攻撃の要で、広い視野と左足から繰り出す多彩で精度の高いパスで選手を自在に動かし、またフリーキックを始めとして自らも得点出来る決定力も持っている。試合中に頻繁に集中が切れる点や、守備意識の低い点(戦術上必要ならばある程度はする)が改善されれば、すぐにでも日本代表に選出される才能を持つ、天才肌の選手である。
キザなナルシストぶりや、若手選手を「犬」呼ばわりするなど、本人に悪意はないが性格にやや難がある。過去のシーズンには、「試合に飽きた」という理由で途中交代を要求したり、「めんどくさい」という理由でオールスター戦出場を辞退したこともあった。反面、その性格からプレッシャーには無縁のようで、勝負所や悪天候の中でも自滅することはない。達海もある程度のプレースタイル・戦術はジーノの個人の判断に委ねており、達海との相性は良いと評される。ファン層は幅広く多国籍に及ぶが、本人はファンに笑顔で手を振ることしかしないため、彼のサインはレア物となっている。愛車はマセラティ。以前、有里が「ETUのプリンスプリン」という彼のグッズ(プリン)を考案したが、ボツになった。理由は、本人の背番号の10にちなんで甘さを10倍にしたがために、甘すぎてマズくなってしまったから。キャッチフレーズは”王子の笑顔は甘すぎる!”。ちなみに、ブロマイド付きである。(※単行本17巻p2参照)
黒田 一樹(くろだ かずき)
声 - 伊藤健太郎
ポジション:DFセンターバック)。年齢:28歳。身長:170cm。体重:67kg。血液型:A。利き足:右。背番号:2番。通称:「クロ」または「クロエ」。
スキンヘッドがトレードマーク。センターバックとしては小柄ながら、闘志を前面に出した厳しいディフェンスで、杉江と共にETUの守備陣を支えている。かつては村越と同様に「一度ETUを捨てた」達海と対立していたが、達海の情熱を感じ、吹っ切れた様子。
村越のことを心底慕っており、村越の言うことには何でも素直に従う。反面、何かにつけて赤崎とは口論になる。
非常に声が大きく、言葉遣いも荒いが、熱い性格で、チームのムードメーカー的存在となっている。達海曰く、「黒田には人をイラつかせる才能がある」らしい。一部に熱烈なファン(なぜか強面ばかりである)を持つ。ちなみに、ルーキーの頃は髪があった。「黒田こけし」という、全く売れていないオフィシャルグッズがある。
杉江 勇作(すぎえ ゆうさく)
声 - 桐井大介
ポジション:DF(センターバック)。年齢:28歳。身長:182cm。体重:76kg。血液型:B。利き足:右。背番号:3番。通称:「スギ」。
相手を冷静に分析するタイプで、守備能力が高く、相手のエースをマークすることも多い。同じDFの黒田と仲が良く、プライベートも共に行動することが多い。黒田とは対照的に寡黙で、なだめ役になることが多く、黒田も杉江の助言には耳を傾ける。日本代表候補に選出された経験もある。コーナーキックなど、セットプレー時には長身を活かして積極的に参加する。
他チームからは、「ETUで一番良いDF」と思われている模様。
赤崎 遼(あかさき りょう)
声 - 武藤正史
ポジション:MF(右サイドハーフ、攻撃的MF、代表時は右サイドバック)。年齢:21歳。身長:175cm。体重:68kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:15番。通称:「ザッキー」ただし、名前の読みは上述の通り「あかき」。
若手選手の中心的存在で、五輪代表候補にも選出されている。後藤のGM就任後初の世代別代表選手。ドリブルでの突破を得意とする。登場人物紹介欄で「生意気盛り」と評されたように、相手が年上であろうがハッキリと物を言うタイプで、冷淡とも思える態度を取ることがあるせいか、黒田と仲が悪い。
ETUのユース出身。
世良 恭平(せら きょうへい)
声 - 川野剛稔
ポジション:FW。年齢:22歳。身長:166cm。体重:60kg。血液型:O。利き足:左。背番号20番。通称:「セリー」。
常に明るく元気で、声が大きい。高さは無いが、スピードと運動量を生かし、今季は開幕から1トップのレギュラーとして起用されているが、得点が少ないことを本人も気にしている。
夏木の復帰によってポジションを脅かされ、不安に駆られるが、FWとして真っ向から挑んでいくことを決意する。
自分には才能がないことを自覚している。しかしその分、限られたスキルを最大限発揮する術を覚えている為、プレーに迷いがないという強みを持つ。
夏木 陽太郎(なつき ようたろう)
声 - 楠大典
ポジション:FW。年齢:26歳。身長:175cm。体重:69kg。血液型:B。利き足:右。背番号:11番。通称:「ナツ」または「ナッツ」。
高い身体能力と得点センスを持つ、ETUのエース。昨季は怪我の為、約半分の試合を欠場したが、それでもチーム得点王として、ETUの一部残留に貢献した。簡単なシュートを外してしまうことが多いが、バイシクルなど派手なゴールを決めることが多く、ここ一番で決める勝負強さを持つ。
異様にテンションが高い情熱家で、時には空回りし、イージーミスを連発するなど、それを弄られたり煙たがられたりするが、復帰戦では久しぶりに立ったピッチとスタジアムの雰囲気に感動し、涙ぐむなど、サッカーに対する情熱は誰にも負けない。ただし、情熱ゆえに、怪我が完治する前にボールを蹴って怪我を長引かせてしまったという経緯もある。妻子持ち。
堺 良則(さかい よしのり)
声 - 川田紳司
ポジション:FW。年齢:31歳。身長:174cm。体重:69kg。血液型:A。利き足:右。背番号:9番。通称:「サック」。
闘争心あふれる選手で、非常に怒りっぽい性格だが、ピッチ上では冷静に好機を窺うクレバーなFW。開幕時点では控えに甘んじている。年齢的にベテランの域に差し掛かっており、心身のケアを怠らない。FWのスタメン争いの中、負傷し意気消沈する世良に、同ポジションのライバルながら、FWとしての哲学を説いた。
緑川 宏(みどりかわ ひろし)
声 - 藤真秀
ポジション:GK。年齢:33歳。身長:184cm。体重:77kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:1番。通称「ドリさん」。
チーム最年長で、元日本代表選手(清水インパルス在籍時)。冷静沈着、的確なコーチングで、ゴールを死守する。他の選手から助言を求められるなど、選手達からの人望は厚く、村越と並んでETUの精神的支柱。ベテランらしく、達海の真意にいち早く気付いたり、核心を突く発言やアドバイスをする。
清川 和巳(きよかわ かずみ)
声 - 中川慶一
ポジション:DF(左サイドバック)。年齢:23歳。身長:174cm。体重:66kg。血液型:O。利き足:右。背番号:16番。通称:「キヨ」
染めた長い髪が特徴。達海が監督に就任してから、レギュラーポジションを獲得。
俊足を活かした攻撃参加が得意だが、「守備には不安がある」と自らも自覚している。
チームのメンバー(主に黒田やジーノ)に脳内ツッコミをすることが多い。試合のハーフタイム中に、赤崎の不躾な発言に食って掛かったこともある。同い年で同期入団の石浜と仲が良い。
石浜 修(いしはま おさむ)
声 - 深津智義
ポジション:DF(右サイドバック)。年齢:23歳。身長:176cm。体重:76kg。血液型:B。利き足:右。背番号:22番。
パイナップルのような不思議な髪形をしている。同期入団の清川とコンビで居ることが多かった。そのフィジカルとスタミナは、達海からの評価も高い。清川と同様に、達海の監督就任以降レギュラーに定着したが、石神がレギュラーに返り咲いてからは、ベンチを暖める日々が続いたこともあり、葛藤の末に、中断期間にオファーのあったヴァンガード甲府へ移籍した。
入団当時、周囲から「田舎っぽい」と言われたことを気にして、タトゥーを入れようとしたことがある。
石神 達雄(いしがみ たつお)
声 - 中田隼人
ポジション:DF。年齢:30歳。身長:176cm。体重:72kg。血液型:O。利き足:右。背番号:5番。通称:「ガミさん」。
達海が監督になる前のレギュラー選手。開幕当初は先発メンバーの一人で、一時は石浜にポジションを取られてしまったが、再びレギュラーの座を取り戻した。マイペースでノリの軽い性格だが、ベテランらしく試合の嗅覚を読み、相手選手の癖を見抜くなど、観察眼は鋭く、的確なアドバイスも多い。
堀田 健二(ほった けんじ)
声 - 岡哲也
ポジション:MF。年齢:29歳。身長:178cm。体重:73kg。血液型:A。利き足:右。背番号:8番。
ボランチからトップ下まで、中盤のポジションならどこでもこなせる、テクニックに長けたポリバレントな選手。達海が就任した後、椿にレギュラーを奪われ、引退を視野に入れようか悩んでいたが、川崎戦の石神の一言で、新たなプレースタイルを身につける。チーム随一のキックの精度の持ち主で、荒れたピッチのコンディションでも正確なロングフィードを見せる。
ガブリエル・ペレイラ
ポジション:FW。年齢:19歳。身長:170cm。体重:63kg。利き足:右。背番号:17番。
笠野がスカウティングし、リーグ後半戦より加入したブラジル人。高速ドリブラーであり、練習試合ではスピードが武器の椿でさえ翻弄した。サイドから中央へ切り込むプレーが得意。南米出身らしい陽気な性格であり、同時にマリーシアの気質も持っている。
殿山 充(とのやま みつる)
ポジション:MF。年齢:24歳。身長:174cm。体重:62kg。利き足:右。背番号:30番。通称:「トニー」。
ガブリエルと同時期にJ2の福岡から移籍してきた選手。ボールタッチ、ゲームメイクの能力は一級品。控えめな性格であり、圧倒的な存在感の無さが弱点。
佐野 正(さの ただし)
ポジション:GK。年齢:27歳。身長:188cm。体重:89kg。血液型:O。利き足:右。背番号:23番。
2番手キーパー。ややぽっちゃりとした体型で、いがぐり頭が特徴。ベンチでは、しばしば個性の強い選手達に振り回されている。
小林 実(こばやし みのる)
ポジション:DF(センターバック)。年齢:25歳。身長:178cm。体重:76kg。利き足:右。背番号:26番。
控えのDF。規律違反を犯して黒田と杉江が出場停止となったリーグカップの清水戦で、2人の代わりに出場。
亀井 武士(かめい たけし)
声 - 川島得愛
ポジション:DF(センターバック)。年齢:22歳。身長:178cm。体重:78kg。血液型:B。利き足:右。背番号:27番。
控えのDF。小林と同じく、規律違反を犯して黒田と杉江が出場停止となったリーグカップの清水戦で、2人の代わりに出場。
「攻撃的なセンターバック」というプレースタイルを自覚しており、「目標は点を取ること」と発言し、黒田に怒られたこともある。
丹波 聡(たんば さとし)
声 - 真仲恵吾
ポジション:MF(左サイドハーフ)。年齢:31歳。身長:173cm。体重:66kg。血液型:AB。利き足:右。背番号:14番。通称「タン(さん)」または「タンビー」。
堀田同様、どこでもこなせるポリバレントな選手。三十路でありながら若手と一緒になって騒げる陽気な性格だが、試合においては、ベテランらしい落ち着きと、仲間を熱く叱咤する闘志を同時に発揮するムードメーカー。登場人物紹介欄においては「何かと頼りにされる人柄」とされている。
宮野 剛(みやの つよし)
声 - 佐藤健輔
ポジション:FW。年齢:20歳。身長:175cm。体重:70kg。血液型:A。利き足:右。背番号:18番。
スピードを活かした突破が武器。本職はFWだが、チームの戦術上、右サイドハーフをやっている。
矢野 真吾(やの しんご)
声 - 島﨑信長
ポジション:MF(左サイドハーフ)。年齢:24歳。身長:170cm。体重:68kg。血液型:A。利き足:右。背番号:21番。
紅白戦では達海組として出場した。主に丹波の控え。
熊田 洋二(くまだ ようじ)
ポジション:MF(ディフェンシブハーフ)、またはDF(左サイドバック)。身長:178cm。体重:68kg。利き足:右。背番号:4番。
本来ボランチのプレーヤーであるが、中断期間明けの札幌戦では、左サイドバックとして先発出場する。
上田 研人(うえだ けんと)
ポジション:FW。年齢:18歳。身長:171cm。体重:60kg。利き足:右。背番号:25番。
高卒ルーキーながら、中断期間明けの札幌戦では先発出場を果たす。
「ゴール前でのふてぶてしさが武器」と達海からも評価されている。
湯沢 洋行(ゆざわ ひろゆき)
ポジション:GK。年齢:21歳。身長:185cm。体重:77kg。利き足:左。背番号:31番。
3番手キーパー。
鈴木 順(すずき じゅん)
ポジション:DF。年齢:28歳。身長:173cm。体重:67kg。利き足:右。背番号:12番。
向井 慎一(むかい しんいち)
ポジション:DF。年齢:25歳。身長:180cm。体重:75kg。利き足:右。背番号:13番。
住田 克樹(すみだ かつき)
ポジション:MF。年齢:27歳。身長:173cm。体重:70kg。利き足:右。背番号:24番。
広井 邦明(ひろい くにあき)
ポジション:MF。年齢:26歳。身長:172cm。体重:70kg。利き足:右。背番号:28番。

コーチ陣