顕正会

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顕正会
顕正会

顕正会(けんしょうかい)とは、正式名を「冨士大石寺顕正会」(ふじたいせきじけんしょうかい)と言い、数ある悪徳宗教団体の中でもとりわけ悪質な団体である。

若者を対象に強引な勧誘を行うことで有名であり、その被害はネット上にも広く流布している。

埼玉県さいたま市大宮区寿能町に本部を置く。正本堂建立時の国立戒壇の教義解釈が原因で日蓮正宗から破門された「妙信講」が母体。宗教法人法に基づく届出名は「宗教法人顕正会」。現在の代表役員は浅井昭衛。旬刊の機関紙顕正新聞』を発行。

勧誘方法

「折伏」と呼ばれる勧誘方法は以下のとおりである。この宗教団体はかなり悪質な手段で強制的に入会させようとする。毎年勧誘行為で逮捕者を出している。

  • 未来のある大学生や高校生(それも有能な)を喫茶店などに誘い出して、あたかも親しく話を持っていき、ある程度話が進んだところで話題を切り出す。
  • 親や親族が信者であった場合は子に伝授している。
  • 入信するまでしつこく引き留め帰らせない。
  • 上の手段でも駄目な時、集団で暴力を振るう。
  • また返り討ちにされた場合は幹部を呼んで執拗に電話をかける。
  • イベント会場等でファンを装い声を掛けてくる。その際には絶対に「顕正会」の勧誘とは口にしない。
  • コミケ等のアニメ関連のイベントや、鉄道イベント(駅構内)で勧誘して来るケースが増えつつある。
  • アキバのヨドバシカメラ前のすれ違いエリアにまでやってくる。
  • 学生時代に余り親交が無かった同級生から唐突に連絡があり、これが勧誘であったケースがある。
  • 最近では放射能関連の集会や講演会の際に、勧誘されるケースもある模様。
  • 同じ趣味という事で語らい、警戒心を解いてくる。
  • 連絡先をしつこく聞き出し後日、喫茶店、ファミレス等の飲食店に呼び出し、折伏(勧誘行為)を行う。
  • 聞き出した連絡先が本当かどうかを確かめるため、間違い電話による電話pingをしてくることもある。
  • 複数の信者で取り囲む事で勧誘し、入信するまで解放しないこともある。
  • 勧誘の際に暴言、暴力といった過激な行為に至る事も。

この会が行っている勧誘方法を実態から見れば、次の六点があげられる。

若者の心の隙間に入り込む勧誘

「入信すれば、病気が直ります」「人間関係が上手にいくようになります」などという言葉をよく用いており、この点で、自己啓発セミナーなどの勧誘方法に似ている。

特にこの教団の勧誘においては、「入会金は要りません。お金はかかりません。」ということが強調されている。確かに、この教団については、現在は深刻な社会問題になるような金銭的トラブルは起こっていない。

しかし、入会金は無料であっても、数珠や経本の代金として五百円、講演を収録したビデオやカセットテープなどが一本千円前後、また、教学関係の書籍が数千円など、本人の自由意志と言いながらもほとんどの会員が購入することになる。

会費は、年間で八万円が上限とされている。上限を設けないと会員がいくらでも自主的に出費してしまうことになりかねないので教団として良心的に上限を設定しているのだという説明がなされている。しかし、その反面で「顕正会にはお金がない。会長の家も古いままであり、人類の救済のためにすべてを投げ出している。」というような暗示的な言い方もしている。

平成九年七月十六日の『諌暁書』新聞広告は、全国紙七社、その他有力地方紙にも掲載された。全国紙の場合、一社あたり六千万円前後の経費がかかっているはず。そして、この書籍を信者たちは、それぞれ多部数買い込み、あちらこちらへ配布したことが分かっている。会員の中には、この書籍を購入するために相当の出費をしていることは確実である。

この意味で、教団の主張とは裏腹に金銭的な問題性が全くないとは言えない。

勧誘のターゲットは友人や学校の後輩

会員は、新しい会員の勧誘の対象をその者の周辺から始めるように幹部から指導を受けている。会員の周囲の知人や友人、また、高校の卒業名簿や部活の先・後輩などの関係をたどって勧誘が進められる。

最初に電話などで呼び出される。「××高校の卒業生で、あなたの先輩ですが・・」とか、「××君の友人ですが・・」と前置きされると、つい、警戒心が弱まる。また、用件を尋ねると「会った時に話します。とにかく、あなたにとって大事な話です。」という常套文句が使われる。喫茶店やファミリーレストランなどへ呼び出され、数人がかりで長時間説得された結果、断り切れないで入会を承諾するケースが多い。

一昨年までは、彼らの言う「折伏」という名前の勧誘活動は、夜十時までという一種の自己規制がありましたが、現在は深夜に及ぶこともある。相手の意志を無視し、精神的・肉体的な苦痛を与えるような勧誘活動に対して、学校や職場でも、現場が混乱したとして、問題化しているケースがある。

巧妙な勧誘テクニック

人は、「大事な相談」とか「大切な話」と言われると、相手によって自分が期待されているような錯覚に陥り、相手が真剣な振りで、自分の悩みや不安を聞いてもらえると、相手を自分の良き理解者であると思い込んでしまい、それだけで全面的に心を許してしまいがちである。

顕正会は、このような心理傾向に合わせて勧誘を行っている。彼らの親切に見える行動は、すでに打ち合わせされているところの仕組まれたものに過ぎない。マニュアルと指導にそった巧妙なテクニックである。

不安をあおるテクニック

この会の勧誘における特徴は、対象を不安な思いにさせておいて、救済の道を示すやり方である。相手の心理を不安と恐怖でがんじがらめにしておいたうえで、救いの言葉を伝えると、容易にその教えを受け入れることになることを熟知していて、常にこの方法を使う。

「もうすぐ大地震がやって来て、日本は大打撃を受ける」「日本の経済は完璧に壊滅する」「北朝鮮や中国が侵略する」「O・157やエイズウイルス、新型のインフルエンザによって、多くの人が死ぬ」などという内容の話を、テレビニュース、新聞や雑誌などの記事や書籍などを傍証にしながら、もっともらしく説くことが行われている。

仏教の「末法思想」を、若い人々の中に広がっている「終末思想」の論理にすり替えている。そして、破滅を目前にした日本を危機から救い出すには、顕正会の組織を拡大することしかないと植え付ける。

「無間地獄」に堕ちる/「因縁」論

また、入信して間もない会員に対しては、会の教えに疑問を持ったり背いたりすれば厳罰が当たると、脅すことで脱会の足止めを施す。そして、この罰の究極が死後の「堕地獄」である。   死者が「無間地獄」へ堕ちたかどうかは、死顔が黒くなるかどうかで判別されると強調する。顕正会に入信した者だけが成仏することができる、すなわち、死者の顔が白くなり、また死後硬直も起こらないのだということを、ことさらに強調する。

さらに、現実的に病気や家庭内のもめごとなどの諸問題が起こることは前世からの「因縁」であり、「宿命」として個人に現れているものであり、この「宿命」を変えることを可能にするのは顕正会の信仰しかないのだ、という論理である。

逆に、この信仰を捨てれば、ますます事態は今よりも悪化する方向に進むとされる。このように不安感を与え、自らの判断を凍結させるという巧みな操作を通じて、会の指導に絶対服従を誓う一員に育て上げて行く。

体験主義

顕正会は、「(理屈ではなく)実際に試してみなければ分からない」という言い方を常套的に使っている。会員の「信仰体験」を教団の集会の席などで発表させ、また、機関紙などに採録して掲載している。

このような信仰体験談は、基本的に「毎日勤行していたら病気(アトピー・ゼンソク・アレルギーなど)が治った」「職場での人間関係が円滑に保てるようになった」などというものである。このような現世利益こそが、信仰の証し=「現証」であると主張する。

確かに、宗教のある種の修養法が現実的に人間の身体と心に「治療」として効能があることは確かめられてはいる。しかし、過信から通常医療を軽視することになり、逆に手遅れとなるような危険と隣り合わせであることを忘れてはならないのは当然である。

この常識を狂わせた例に、次のような実話がある。同会に入信した娘が周囲に執拗な勧誘活動を行ったため、被勧誘者の両親などからその娘の母親に対して抗議が集中的に寄せられた。その心労のために母親はノイローゼに罹ったが、この娘はこの苦しむ母親に向かって、「病気になったのは罰が当たったからです。一緒に勤行すれば治るのに」と言った。   以上のように顕正会は、勧誘と入信の初期段階に、相手の心を巧妙に操作するテクニックを用いる。そして、この会に入信した子女を持った家庭生活は混乱し、それまでの通常の生活が不可能になってしまった事例が多々ある。

勧誘の根底にあるもの

表面的には、「実に親切」で「面倒見がよく」「秘密を守ってくれ」「相手のところにも一緒に行ってくれる」実にたのもしい「兄貴分」「姉御」「仲間」「上司」というところを切り口にしている。

ひと昔前まではこの種の人が我々の廻りにゴロゴロいましたが、昨今ではさがしても見つからない。ここに勧誘の巧妙さがある。こうして切り口をつけ、相手に信頼感を与えたうえで入会にもってゆく。

ここで、勧誘する側の心構えを説いた「組長訓」を紹介する。

「よき組長とは後輩に親切な暖かい人である。自分の預かっている組員はまだ信心のよくわからぬ人が多いにちがいない。これらの人々のよき信心の世話人として誰にも親しまれ、信頼される中心者となって欲しい。理論だけで人は動くものではない。組員を思う組長の親切によって始めて励まされ、共に歩むようになる。そして組長は後輩の信心を心配しているうちに、自分が大きく前進しているのである。又何でも解ったような顔をする必要はない。たとえ自分に力がなくても御本尊が絶対なのだとの確信に立ち、組員と手を取り合って共に歩む半歩前進の姿が大切である。自分だけ飛び上がって威張っては誰もついて来ない。共に学ぼう、共に折伏しよう、共に先輩の指導を受けようではないかという態度の中に組の力強い前進と後輩の明るい成長がある」   このように勧誘してくる。

相手の悩み、苦しみ、弱点を巧みに利用

「学業不振」「家庭不和」「対人関係」「仕事や健康」といった個人の弱点を巧みに利用し、入信させる。この場合かなりのベテラン会員だが、はじめは「聴き役」に徹し、相手の状況を完全に掌握すると攻勢に出てくる。「末法思想」「天変地異」「他国侵逼」(二十年後北朝鮮・中国が攻めてくると会長は予言している)に加え、「堕地獄」や「罰」が語られ「自分たちだけが残る」と結び、自分たちは「大衆救済を実践しているのだ」と大みえを切る。

弱みを利用して入会させながら、実際に解決している人の少ないことを口に出すと、「ご利益は形だけではない」「会長先生の不惜身命を考えたら、大海と一滴の水」などと言い、それよりも「ご本仏大聖人の眷属の自覚を持つことが大切」と、方向を転換させられてしまう。入会すると自分でも気のつかない間にこの言葉を口にしているという。一般社会人・主婦・病人にも、さそいの手はのびている。勧誘・入信・指導については、各班において細部にわたって「教育」「指導」が行われている。

どんな信徒のあつまりか

彼らの大多数が大学・短大・看護学校などの高等教育を受けた(ている)若者で、男子のほとんどが理工系の大学生または卒業生である。

現代の新宗教に入信する者たちが、比較的高学歴の若者であることは、オウムの場合でも指摘された。家庭環境にも、表面的にはあまり問題性がないように見える。彼らは子供の頃から「良い子」「手のかからない子」「責任感・使命感の強い生徒」と周囲に評価されてきたケースが多い。   入信の直接的動機という点でも、深刻な病気体験や両親の離婚などの家庭環境の問題、または、学校におけるいじめの経験などを理由としてあげている事例は多くない。どこにでもいるごく普通の若者が、明確な理由のないままに友人や知人・同僚・先輩などの勧誘を受けて入信に至り、親が気が付く間もなく急激な変容を遂げてしまう。

顕正会はどんな信徒の集まりかというと、とくに若い信徒には次のような特徴がある。

  • リーダーや先輩に盲目的に服従し依存していること
  • 教団を少しでも批判すると、必死になって正当化すること
  • 教団の教義や組織に何か矛盾を感じても、それは自分が間違っていると思うこと
  • 自分たちは選ばれた特別な存在であると思っていること
  • 折伏して顕正会に入信させることが、救済であると思っていること

  このような若い信徒が顕正会に入信する以前は、どんな若者であったか

  • 小さい頃から聞き分けのよい素直な子であった
  • きれい好きでいつもキチンとしていた
  • お母さん思いでよくお手伝いなどしてくれた
  • 学校へも真面目に通い成績も良かった
  • 手の掛からない本当によい子であった

つまり、顕正会に入信した若者たちは、家庭でお父さんやお母さんには良い子であったが、「僕たちの気持ちを聞いて欲しいストレス」「私たちを無条件で認めて欲しいストレス」を抱え込んで悩んでいたのではないだろうか。顕正会はそんな若者たちの心の隙間に入り込み、「あなたは求められている若者だ!」「あなたは選ばれた人材だ!」などと言葉巧みに誘導して、教団に盲目的に依存する信徒を作っていく。

勧誘から身を守る為に

本来、日本には「信教の自由」があるので、世間に迷惑を掛けなければどんな信仰を持ってても良い。宗教によっては癒し・救いになる事もあるし、自分の為に、自分で教義を調べて自分の意思で入信するならば別である。しかし心の隙を付いてくる勧誘は知らなければ対処の仕様が無い。学校では教えてくれない。

自分の意思にそぐわない不当な勧誘から身を守る対処法を以下に挙げる。

  • 初対面の人物を簡単に信用しない。(例え同じ趣味といえども)
  • 万が一、携帯の番号やメールアドレスを教えてしまった場合は着信拒否、アドレス変更の処置を取る。
  • 入信への拒否を示しているのにも係わらず帰してもらえない場合は、警察への通報。

そこで「自分には関係ない」と思っているそこのあなたも、勧誘のターゲットにされる。決して他人事ではない。

脱会すると…

しかし無理やり入れられてしまった会員は二度と脱会することはできない。ちなみに勧誘を断ったり、脱会しようとした者には以下の制裁が待っているらしい。

  •  会員から執拗な嫌がらせを受ける。
  •  何かと脅される。

彼らはいったん入信したものの脱会を認めないばかりか、信徒の死亡者もカウントしないため、公表されている信徒数だけは伸び続けている。だが実態と大きくかけ離れているのは日顕宗と同じである。

どうしても脱会したい場合

最後の手段として除名処分がある。

「ビデオ放映のDVDをこっそり別の物に差し替える」、「南妙法蓮華経と唱えてる部屋の中で般若心経を唱え続ける」、「信者へ顕正会の矛盾点を執拗にいい続ける」など問題を起こすと筆者のように「二度と来ないでくれ」となり除名される。

除名が決まったら直ちに入会時の書類を返却させる、PCにデータがある場合ディスク・クリーンアップで抹消など完全に脱会した事を証明させる。(ただし除名でも会員数を維持する為に書類を返さない場合があるので「書類を返さないのであれば法的手段を取る」と強気で当たる必要がある)

体験談

高校生2年生です

今日長いこと会ってなかった友達(10年近く付き合っている子。A子とします)と久しぶりに会いました。

会う直前に「話したいことがあるんだけど自分一人じゃうまく話せないかもしれないから別の友達も呼んでもいいかな」と言われ、友達の友達(私は知らない人。B子とします)にも一緒に会うことになりました。B子は知らない人でしたがとてもいい子で、すぐに仲良くなれました。

そして、3人でご飯を食べたときに冨士大石寺の話をされました。

私は学校の先生とうまくいかず、先月県立高校から通信制の高校に転校したばかりです。先日偶然駅で会ったA子にその悩みを相談したとき、私にその仏法のことを教えてあげようと思ったそうです。

A子はB子にその仏法のことを教わったと言っていました。B子が私にお寺や仏教について教えてくれ、一緒に近くにある支部みたいな場所に行きました。A子は器用で自分の考えをしっかり持っている子なので宗教団体に入っているイメージがなかったので少しびっくりしたのですが、私のことを本当に大切な友達と思っていて自分で効果があると実感したから勧めると言っていました。

A子が入信の紙に私の名前を書いて、一緒に入信勤行をしました。念仏を唱えるのですが、私は宗教にかかわるものなんてお葬式くらいしか見たことがなく、何だか異様な雰囲気があったように感じました。

A子は私の本当に大事な友達です。

信用していない訳ではないし、別の友達とトラブルもあったので信じられるものがほしいとも思っていたので「これからちょっと朝晩の勤行やってみようかな」くらいに思っていたのですが、先ほどネットで調べたら「顕正会被害者の会」というものがあるのを知りました。

被害内容は被害者女性が信者の方に「持っていると不幸になる」と言われ携帯につけていたお守りをはさみで切られたり、中学生が無理やり入信させられたり…というものでした。

もちろん私は無理やり入信させられた訳ではありませんが、この仏教以外は正しくない宗教だから、もしお守りを持っていたら毒になるからティッシュか何かにくるんで外(コンビニなど)のごみばこに捨ててね、と言われました。

いくら正しくない宗教のものといってもお守りをごみと一緒に捨てるなんて…と思いました。

数珠や冊子は受付でもらったのでお金は払っていません。粗い質問になりますが私はこれからどうしたらいいでしょうか。意見だけでも聞かせてください。

46才男性です

まさに今日、顕正会の勧誘に遭いました。仲の良い知人とその連れと私、3人で会いました。相談があるから会いたいと言われて、現場に行ってみたら宗教の勧誘です。

2時間も話を聞かされました。

私は宗教は信じないので、拒みましたが、しつこかったですね。一瞬、声を荒げたくもなりましたが、大人の対応が必要と思い、話だけは聞いてあげました。

そして最後に一言言ってあげました。

「友達としてなら付き合うけど、宗教の話は今後しないでくれ。自分が良いと思っていることを勧めているんだろうけど、何を考え何を選ぶかは俺の自由だ。」

家に帰ってからも「え~、なんであの人が・・・。」と考えくらい暗い気持ちになりましたが、自分の意思は曲げません。

どんな宗教だろうが自分には必要ありません。これからも、その考えは貫き通します。お互いに頑張ろう!!

顕正会という宗教に夫が勧誘を受けています

会社の同僚からで、その人とは仕事上関わりが多いようです。

「悪いけど興味ないから」「申し訳ない、否定するつもりではないけれど、自分は信仰する気はない」とか相手を尊重する言葉を選んでも全く動じず、しつこく顕正会会館に誘うそうです。

「迷惑だ」「いいかげんにしろ」「完全に洗脳されているよ」など強い言葉で断ったほうがいいのでしょうか?ただ、その場合恨まれて攻撃されたりいやがらせや危険な目にあったりしないでしょうか?

12年勤めた会社ですが、夫はそのことが原因でもう転職してもかまわないと言うほど精神的に参っているようです。家が違う宗派だから、と言っても顕正会以外はすべて邪教だとさらにしつこく反論してくるそうです。

上司に相談するかも微妙なところで悩んでいます。私にはそのような経験がないので「はっきり断れば?」としか言えなかったのですが、はっきり断ったくらいではあきらめないようです。

上司に相談してよいことだと思います

私は今社会人ですが、学生時代に同じクラスで、言われれば思い出すくらいの人から、数年前突然電話がかかってきて、私もしつこく馴れ馴れしく電話で勧誘を受けたことがあります。

何度も何度も何を言ってもかなりかなり!しつこかったですが、同居している親に電話口で対応してもらったりして、第三者を出すことで、なんとかおさまりました。

まあ、その人物によるのかもしれませんが、誰かの協力を借りてみたらいいと思います。そんなヤツの為にご主人が転職するなんて、シャクじゃありませんか?!

仕返しの攻撃やいやがらせを心配されているようですが、多分色々な人を手当たり次第勧誘しているようですので、ターゲットが変わって行くだけのような気がしますが・・・

それこそ何かあった時の為にも、先に上司には分かっていてもらった方が安心な気がしますが、いかがでしょう?

私の場合、ストーカー行為として警察に通報しますよと親に言ってもらっても駄目でしたから相当しつこいです。何をいってもしつこいのは変わらないと思いますから、第三者に介入してもらってはいかがでしょう。

ちなみに最近、勧誘時の脅迫・監禁で逮捕者続出していますよね、この宗教。密室で囲まれないようくれぐれもご注意を!

顕正会に勧誘されました・・・

3歳の息子とショッピングモールへ行って、そこで初めて会った子連れのママさんに声をかけられ、話も弾んだのでまた今度遊びましょうということで、メアド交換をしました。

その日の夜、そのママさんからさっそくメールがあり、「家に遊びに来ませんか?」とのことだったので、子供たちを遊ばせてあげたくて、なんの疑いもなく遊びに行きました。

すると、全然知らないもう一組の親子がいて、そのとき初めて(あれ?)と思ったのですが、案の定、2人のママさんから「顕正会」という宗教に勧誘されてしまいました。

宗教には興味がないのできっぱりと断って、さっさと帰ってきたのですが、私が彼女の携帯に赤外線送信したプロフィールには、私の住所も登録されていて、名前も住所も電話番号も、個人情報がすべて彼女に知られていることに気付きました。

顕正会についてネットでしらべてみると、入信報告書というものに勝手に名前を書かれて入会させられたという人もいるようで、怖くなりました。

私も入会させられてしまうのでしょうか?住所が知られているので、家に何か届いたりしますか?もし入会してしまったとして、引っ越して住所が変わっても入会したままなのでしょうか?

彼女のアドレスは、すぐに削除しました。私はこれからどうすればよいですか?このまま何もなかったように生活すればよいのでしょうか。

とても不安で眠れません・・・。

教義

  • 法華宗各派の祖として知られる日蓮を崇め敬い、大石寺にある本門戒壇の大御本尊を最高にして絶対の本尊と敬っている。日蓮正宗や創価学会などの他の富士門流各派と同じく、日蓮本仏論の立場から、「日蓮大聖人」、ないしは「蓮祖大聖人」と称している。
  • 富士門流各派にとっての「バイブル」である「日蓮大聖人御書」について、当時と現代との時代や社会の仕組み等の違いを勘案した解釈をすることを許さず、どこまでも「日蓮大聖人の仏法」の原典に忠実であろうとする。いわば、原理主義教団である。
  • 日蓮の説いた三大秘法国教化(この教団以外の存続を国家が認めないこと)を目指している。日本国の「真の国主」を天皇と規定し、広宣流布の暁に天皇の詔勅国会の議決、すなわち国家意思の表明を経て、天ヶ生原に本門戒壇の大御本尊を安置する国立戒壇を建立することこそが、日本を滅亡から救い世界平和を実現する唯一絶対の法であると主張しており、非国立の戒壇、すなわち国家意思を否定して私的に本門戒壇を建ててよいと容認する一切の動きに反対する。この過程で顕正会は天皇や皇族であっても一人残らず折伏するのが狙いではないかという解釈が出てくるが、これは日蓮が完成したばかりの『立正安国論』を時の最高権力者に提出した「国主勧暁」の相手を、当時その地位にあった第5代執権北条時頼から現代の皇族に置き換えることによって正当化される。
  • 広宣流布が成ったと判断される水準について、宗門では日本の総人口の3分の一が純真かつ強盛(ごうじょう)な信心を持ったとき、創価学会では信心の血脈を全世界に広げたときと規定しているが、顕正会はすべての日本国民が会員になるか、もしくは「国主」たる天皇が自派に帰依したときとしている。また「すべての日本国民の入会」が達成できなかったとしても会側として広宣流布の「完結」を宣揚し得る一応の数値的目標として、昭衛は1980年代には1億人を掲げているが、2010年現在、会員数は公称(本部に提出された入信報告書に基づく数字)でも140万人と、当面の目標である1,000万人には遠く及ばない。ただ、この1,000万人というのが公称なのかそれとも実際に活動している人数だけでなのかという点は明らかになっていない。なお、妙信講から「顕正寺顕正新聞社」に移行したときは規則の中に「御遺命守護完結の暁には顕正寺を日蓮正宗に供養(寄進)し同時に本会は解散する」という規定もあったが、現法人「顕正会」設立の時にこの部分は削除された。1998年(平成10年)の「完結奉告式」では昭衛は宗門管長阿部日顕が「未だに国立戒壇に対して怨嫉の心を持ち続けている」と批判し、寄進をしないと宣言。その後、顕正寺を破却して名実ともに単立宗教法人としての生き残りを目指す方針が確立した。
  • 公明党を創設して国会に進出した創価学会と違い、顕正会は自由民主党などの既存政党には与しない方針を取る。昭衛は「広宣流布が完成し国立戒壇を建立する時には国会議員も全員顕正会員になって当然」との論理を明らかにしており、その上でまず最優先で撲滅すべきは創価学会とその関連組織だとし、一貫して反学会、反公明党を主張する。その創価学会とは国立戒壇論を巡って宗門宗務院や東京地方裁判所での和解はしたものの後になって完全に関係を絶ち、顕正会は学会を「邪教」、第3代会長池田大作を「仏敵」とみなして攻撃の対象にしている。公明党以外の既存政党とつながりがある他の新興宗教団体を折伏するには顕正会自体が既存政党に関与していく必要があるとの見方も一部にはあるが、昭衛はこれにも断固反対という見解を示している。なお学会も聖教新聞創価新報で顕正会関連の記事を扱う場合、「顕正会」という名前そのものの使用を認めておらず「浅井一派」と呼び換えている。特に青年部向けの専門紙である創価新報では、聖教新聞以上に強い口調で非難することもある。
  • 戦争勃発への危機感が頻繁に説かれ、これを防ぐには広宣流布、国立戒壇建立以外には無いとして信者を勧誘に駆り立てている。昭衛は説法のたびに「北の脅威」論(かつてはソ連であったがソ連が無くなってしまい、現在は中国北朝鮮)を唱えているが、これは日蓮が『立正安国論』の中の「他国侵逼難」の部分で説いた元朝による侵略の可能性を、現在の北東アジア共産圏に置き換えることによって正当化される。ただし顕正会と敵対する創価学会は特にこの部分を強調して「平和と文化に反する時代錯誤の極右過激集団」と強烈に非難している。
  • 会員は、創価学会や日蓮正宗等に見られるような入会と同時に本尊授与をされることはなく、よって各会員は朝夕の勤行に於いて、自宅より遠く戒壇の大御本尊を直接拝み参らせる遥拝勤行に徹しているのも本会の大きな特徴である(顕正会の会館や、信者が拠点として所有する物件には、破門前に授与されていた本尊が安置されている)。
  • 「日蓮大聖人御書全集」の発刊を1985年昭和60年)に顕正新聞にて発表するが発刊されていない。更に、1995年平成7年)にも顕正新聞にて“御書発刊”を発表するが、未だ発刊はされていない。

動向

  • 折伏と称して布教活動が行われている。
  • 中学や高校、大学で休憩の合間に声をかける。
  • 上下関係が厳格でしかも外部の目が届きにくい環境で職務に当たる、特に折伏の容易な警察官自衛官の中に会員が増加していることを重く見た公安調査庁は、「この特異団体の今後の動向には注意を要する」と発表している。皇族への布教・信者化を目論んでいる事を「公表」している事、教団主導の憲法改正を主張しているから監視対象になっているという見方も存在する。
  • 機関紙「顕正新聞」には「法戦」と称される期間(概ね1ヶ月~4ヶ月単位、年数回)毎に、折伏成果(入会会員数)が記載されている。創価学会員や他宗教の熱心な信者だった人物を引き抜くことに成功した場合、その成果も大々的に誇示される。
  • 女子部が活動の主力となっている。
  • 鉄道ファンへの巧妙な勧誘が活発化しており、東京駅や上野駅などのターミナル駅や、鉄道イベントなどでの勧誘が多くなっている。* 東日本大震災後、被災地や反原発デモでの勧誘を中心に勧誘活動が活発化している。なお、浅井昭衛は震災や原発事故を「仏法に背き続けた罰」と発言している。
  • 批判側の活動でも特に創価学会日蓮正宗関係者など教理上同系統の団体構成員が運営するHPでは“この団体を信じていると地獄に落ちる”といった顕正会同様の脅し文句や、意図的に団体名称に当て字や比喩表現を行なうといった礼を欠いた記述、運営母体関係者が創価学会員や日蓮正宗信徒(法華講員)であったり、それを隠した顕正会被害者の会が立ち上げられるなどといったケースも少なくない。顕正会からこれら組織への関与や昭衛への批判を理由に除名された者であっても再折伏を受ける例すらある。この結果、真剣に被害対策に取り組んでいる団体まで疑いの目で見られる大きな原因となっている。

主要役員、年間行事、会員数等

  • 公称会員
    • 約150万人 ただし実際に活動しているのは10万人にも満たないという。

参考文献

  • 淺井昭衞,『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』(2004,冨士大石寺顕正会)
  • 週刊新潮』2005年9月29日号(掲載ページ調査中)島田裕巳 「創価学会」も恐れる過激な原理集団 「顕正会」研究(創価学会批判の一部として記載されたもの)
  • 教祖逮捕―「カルト」は人を救うか ISBN 4796617191 月刊『現代』1999年12月号に掲載された記事の親鸞会関連の記述も含めた加筆版が掲載されている。

外部リンク

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