紀勢自動車道

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函館競馬場(はこだてけいばじょう)は、北海道函館市にある中央競馬競馬場である。

競馬場概要

  • 所在地:函館市駒場町12-2
  • 駐車場:有料
  • 入場料金:一般席100円、A指定席1000円、B指定席600円

夏季の北海道シリーズの前半戦として6月中旬~8月上旬に2回・16日間開催している。

かつてはホッカイドウ競馬も開催していたが、1998年門別競馬場が開設されたことに伴い1997年度を最後に開催権を返上したため、馬場を使用してレースが開催されるのは上記の期間のみとなった。

JRAでは非開催時も場外発売所「パークウインズ」として使用しているほか、ホッカイドウ競馬も「函館場外発売所」として引き続き使用している。

2004年度から薄暮競走を開催している。薄暮競走はその後札幌競馬場などでも行われているが、中央競馬で初めて行ったのは函館競馬場である。

2008年9月~2010年4月までスタンド改築工事が予定されており、2009年の開催は他場に振り替えられる予定。

検疫厩舎がないため、函館競馬場で実施される重賞競走は国際競走とされていない(札幌小倉も同様)。

コース概要

芝コース・ダートコースとも向正面に約3mの上り坂があるものの、直線は平坦な右回りコース。

ゴールまでの直線は中央競馬で一番短く、障害コースは設置されていない。

芝コース
  • 1周1627m、直線262m
  • フルゲート:16頭(1000mは14頭、1700mは12頭)いずれもAコース使用時
  • 距離設定:1000m、1200m、1700m、1800m、2000m、2600m
芝1700mのコース設定は、1994年以降使用されていない。
ダートコース
  • 1周1476m、直線260m
  • フルゲート:12頭(1700mは13頭)
  • 距離設定:1000m、1700m、2400m

1994年のコース改修工事でスパイラルカーブが導入され、コーナーが曲がりやすくなった。また、芝コースも札幌競馬場と同様の洋芝へと変更された。

従来の芝コースの路盤は芝の生育を最優先に考え、野芝に畑の黒土という構成であったが、この路盤では晴天が続くとカラカラに乾いた硬い馬場になり、逆に雨が降ると水はけが悪いために泥んこの不良馬場になっていた。1988年に函館記念 (JRAGIII) でサッカーボーイが記録した芝2000mのレコードタイム1分57秒8は当時としては破格のタイム(これは当時の日本レコードでもあった)であったが、この硬い馬場が原因であると思われる。

なお、コース改修後最初の開催は1開催(当時の9月開催)限定で行われ、芝コースは育成の関係で使用せず、ダートコースのみで行った(当時8月にあった第1回開催相当分は3回札幌開催として振り替えられ、函館記念も札幌競馬場で施行された)。

ダートコースの内側に調教用のウッドチップコースが設けられている。これはかつて中央競馬に所属していたアラブ系競走馬の調教コースだったものを改修してできたもので、競馬場にある調教施設としては函館競馬場のみ設置されている。

また、中央競馬の競馬場では唯一、スタンドから海を臨むことができる。

なお、芝1200mのスタート地点の後方には「洋服の青山」の看板があり、テレビ中継でもこの看板がよく見えることから、広告効果は計り知れないものがあると思われる。

歴史

ちなみに函館における競馬開催は、1875年6月15日に函館招魂社(現在の函館護国神社)例大祭の際に行われた祭典競馬がルーツであるとされ、函館競馬場が作られる以前は1883年函館市海岸町に開設された馬場で競馬が開催されている。

アクセス

ファイル:中央競馬場位置図.png
図中、2 が、函館競馬場の位置
  1. 函館市電で約25分、「競馬場前」電停下車。
  2. 函館バスで約20分
タクシーで10分

主な競走

JpnIII
特別競走
特別指定交流競走

北海道シリーズでは、地方競馬との交流競走が数多く組まれている。特に2歳戦では、この時期としては異例の「500万下条件戦」を設けるなど、特別扱いで交流競走に力を入れている。地方馬は岩手などからの参戦もあるが、ホッカイドウ競馬からの参戦が最も多く、レースによってはJRAのレースにもかかわらず、出走馬が全馬ホッカイドウ競馬の所属馬というレースもある。ホッカイドウ競馬の調教師にとっても、ここで芝コースの適性を判断してから、今後の参考にすることも多い。
この背景には、以前のように2歳新馬戦を北海道だけで先行させず、道外で同時開催されている競馬場でも夏競馬から2歳新馬戦を一斉に始めるようになったため、各競馬場に2歳馬が分散するようになったこと、また2回札幌開催に入ると、道外では秋の中山・阪神開催が始まるためここでデビューする2歳馬も多くいることから、JRA所属の2歳馬だけでは出走頭数を揃えにくくなっているという事情もある。

その他のホッカイドウ競馬を発売する場外発売所(北海道内)

運営主体が異なる発売所の間では、馬券の払戻に互換性がない。
北見競馬場・ハロンズ名寄では、3連複・3連単は発売しない。

外部リンク

テンプレート:日本の競馬場