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'''竹井 聖寿'''(たけい せいじゅ)とは、[[千葉県]][[柏市]]の[[通り魔]]殺人犯である。
 
'''竹井 聖寿'''(たけい せいじゅ)とは、[[千葉県]][[柏市]]の[[通り魔]]殺人犯である。
  

2020年1月17日 (金) 18:59時点における版

竹井 聖寿

竹井 聖寿(たけい せいじゅ)とは、千葉県柏市通り魔殺人犯である。

事件概要

竹井 聖寿

2014年3月3日午後11時半すぎ、竹井は千葉県柏市あけぼの5の路上で、会社員・池間博也さん(31)の首などを複数回刺して殺害し、現金などが入ったバッグを奪った。

一連の事件は約10分間にわたり、約50メートルの範囲で発生。自転車に乗っていた男性(25)が竹井に呼び止められ、刃物を払いのけた際に左手を切られ軽傷を負った。その直後に池間さんが刺された。続いて、近くに停車中のワゴン車に乗っていた男性(44)が「金を出せ。もう人を殺している」と脅され、財布を奪われた。さらに、別の車を運転していた男性(47)が倒れていた池間さんを発見し、降りた隙に車を奪われた。

車は現場から約1.5キロ離れた市内のコンビニの駐車場で見つかり、防犯カメラには、4日午前0時ごろ、竹井が徒歩で立ち去る様子が映っていた。

「金奪おうと思った」

池間さんと同じマンションに住む自称無職、竹井聖寿(24)を強盗殺人で逮捕した。マンションは現場から約20メートルの至近距離にある。竹井は「金を奪おうと思った」と供述し、一連の襲撃事件すべてについて関与を認めている。

池間さんらとは面識がないといい、詳しい動機や経緯を調べる。

現場周辺の聞き込みや、防犯カメラの映像で容疑者を特定。5日夕、竹井を立ち会わせて自宅を家宅捜索し、供述通りに凶器とみられる刃物を見つけた。

任意同行求められ、容疑者「チェックメイト」

柏署捜査本部は、竹井聖寿が、男性4人が襲われた事件のうち池間さん殺害に関与した疑いが強いとみて、任意で事情を聞いていた。竹井は4日夜、報道陣の取材に応じ、「犯行現場を見た」などと話していた。

県警の捜査員は5日朝、竹井が住むアパートに向かった。「分からないことがあるので、警察署に来てほしい」。捜査員が任意同行を求めると、竹井容疑者は「チェックメイト」と答えて素直に応じたという。

笑い声、馬乗り、牛刀…竹井容疑者、報道陣に「犯行見た」と“一部始終”説明

竹井聖寿ニコ動プロフィール

「感情が高ぶった」「金を取る目的で刺した」。

竹井は素直に容疑を認めているというが、事件の翌日には、報道陣に「犯行を見た」と冗舌に証言していた。自宅マンションの家宅捜索では、会社員の池間博也さんを殺害した凶器とみられる刃物なども見つかった。

「チェックメイト」。逮捕された竹井聖寿は、5日朝に捜査員から任意同行を求められ、チェスで「詰み」を意味するこの言葉をつぶやいたという。自宅は、事件現場から20メートルほどの場所にあるマンションの4階。1階には殺害された池間博也さんも住んでいた。近所付き合いは少なかったとみられ「(容疑者と)面識がない」というマンション住民が多かった。

竹井は千葉県警の家宅捜索にも立ち会ったが、捜索終了後はマンション前で見守る報道陣や近隣住民らをにらみつけ、自らマスクを外し、意味の分からない言葉で怒鳴るなど、興奮した様子を見せた。

一方、事件翌日の4日夜には現場で取材をしていた産経新聞など報道陣に「犯行を見た」と話していた。

竹井は「3日午後11時半ごろ、『おいこら』という怒鳴り声が聞こえたので、玄関から外をみると、(池間さんと犯人が)もみ合っていた」と説明。取り囲んだ報道陣に臆する様子もなく証言した。

さらに「犯人は手に30センチほどの長さの刃物を持っており、暗闇でもギラギラ光っていた」「犯人は『ハハハ』と笑い声を上げたり、奇声を上げたりしながら、牛刀のようなもので倒れた男性に馬乗りになり、背中を何度も刺していた」と状況を細かく話した。池間さんについて問われると「面識はない。同じマンションの住人が刺されているなんて分からなかった」。犯人は「身長約175センチで黒ずくめ」などと答えた。

不可解な部分もあった。犯人が車を奪った状況について、竹井は「(犯人は)たまたま通りかかった車の前に立って止め、運転していた男性を引きずり出した」と証言。しかし県警によると、犯人は人が倒れているのを不審に思った男性が、車を止めて降りたときの隙を見て、男性の車に乗り込んだという。事件の目撃者は容疑者以外にも複数いたが、「犯人が笑っていた」と証言したのは竹井1人だけだった。

「(事件を)撮影した6分くらいの動画もある」とも主張。報道陣から動画の提供を求められると、「事件の解決に一役買いたいが、警察に『外にもらすな』といわれた」などと釈明し、提供しようとはしなかった。さらに「もし、犯人が同じマンションに住んでいたら怖い」として、テレビカメラに対しては「顔を写さないでね」「音声も変えてほしい」などと、繰り返し要望していた。捜査幹部は「容疑者からのビデオの提供はない」と話しており、竹井の作り話だった可能性が高い。

犯罪心理に詳しい臨床心理士長谷川博一氏は竹井の行動について「アリバイ工作的に虚偽証言をするケースは考えられるが、自ら語ることは通常は考えられない。犯行直後の興奮状態の中、冷静な判断を欠き、『だれかに話したい』という心理が働いたのではないか」としている。

逮捕1週間。ネット知人に60万円借金。生活に困り犯行か

竹井聖寿が、インターネット上で知り合った知人から事件前に約60万円の借金をしていた。県警柏署捜査本部は竹井が金銭に困っていたことを裏付けるものとみて調べている。

同日で逮捕から1週間。竹井は7日に事件について黙秘に転じたが、雑談には応じ、かつて受けたいじめの体験などについて話している。

「人と面と向かって話すのは疲れる」。

5日夜の逮捕後、連日続く取り調べでこう話しているという竹井。職に就かず1人暮らしで、普段は近くのコンビニに行く以外はあまり外出せず、捜査関係者は「ひきこもり」に近い状態だったとみている。だが、ネットのチャットサイトなどは頻繁に利用し、事件数週間前にはネット上の知人に対し、「何か大きいことをしてやる」と話していたという。

「金を取る目的で刺した」と当初話していた竹井は現在、事件についての供述は拒んでいるが、小中学校時代にいじめられた経験や家庭環境の悩みなどを口にしているという。

逮捕直後には「普段考えていること」を問われ、「ハイジャックをして東京スカイツリーに突っ込んで、社会に報復したい」と答えるなど、犯行の背景には社会への不満があったともみられる。しかし、ある捜査関係者は「結局は金目的で短絡的な犯行ではないか」との見方を示す。

竹井は以前は親の援助を受けて生活し、ネット上のプロフィルでは「セレブニート」を自称。だが、捜査関係者によると、最近は援助を絶たれ、生活保護を受けていた。約60万円の借金も生活費のため借りたとみられ、返済に困っていた様子があるという。

逮捕前後には不可解な言動が目立ったが、取り調べに整然と受け答えをしていることなどから、捜査本部は刑事責任能力に問題はないとの見方を示しており、引き続きネット上での知人らから話を聞く方針。

孤独生活もネットでは冗舌「社会に報復」竹井容疑者の人物像

竹井 聖寿

竹井聖寿は1人暮らしで職にも就いておらず、周囲との交流がほとんど確認されていない。対照的にインターネット上では“冗舌”ぶりを発揮し、動画投稿サイトやチャット(文字での会話)サイトを頻繁に利用していた。逮捕前には報道陣に自ら「事件を目撃した」として犯行の内容を明かすなど不可解な行動もあり、通り魔事件を起こした容疑者像の謎は深まる一方だ。

「社会に報復したかった」。竹井は逮捕後、動機についてこう話す一方で、涙を見せながら「後悔している」と供述することもある。取り調べに素直に応じる一方で、突然発言が少なくなったり、話の流れと全く関係のない言葉を話すなど、特異な言動も散見される。

4日夜には大勢の報道陣を前に、自身が目撃したとする一連の事件の経緯を雄弁に説明した竹井。翌5日朝に捜査員に任意同行を求められた際には、チェスでいう「詰み」に当たる「チェックメイト」という言葉をつぶやいた。同日夕の家宅捜索では、自宅に集まった報道陣に向かって指を立てる挑発的なポーズをとったり、「バンザイ」と奇声をあげたりして捜査員に制止された。捜査幹部は「感情の起伏が大きいという印象」と話す。

インターネット上には、竹井のものとみられる、動画投稿サイトの利用者プロフィルが残されている。そのプロフィルでは「除悪(じょあく)」と名乗り、長文の自己紹介を掲載。内容には竹井と一致する点が複数あるほか、「過去に少年院に2回入っていた」「尊敬する人は(神戸児童殺傷事件を起こした)サカキバラ」などとつづっていた。

別の動画投稿サイトでは竹井らしき人物が奇声をあげておもちゃの剣を振り回している動画などが複数投稿されている。チャットサイトやインターネット電話サービスなども頻繁に利用していたとみられ、ネットを通じた交流関係を築いていた一面が見受けられる。

捜査本部も竹井のものとみられるこうしたネット上の行動について把握しており、確認を進めている。

普段の生活での竹井はどんな人物だったのか。事件現場のすぐそばの自宅マンションには、1年ほど前から1人で住み始めた。親からの金銭的な援助を受けて生活していたとみられる。竹井は「生活保護を受けていた」とも話しているという。

近くのコンビニエンスストアなどでは買い物をする竹井の姿が目撃されていたが、同じマンションの男性会社員(31)は、「逮捕で初めてそんな人が住んでいることを知った」と話し、近隣住民は写真を見ても「見覚えがない」と首をかしげる人も多く、周囲との接点は皆無に近かった。

ただ、捜査本部によると、事件に関して5日朝の時点で市民から53件の情報が寄せられていた、その中には竹井を挙げる情報もあった。この情報が、5日朝の任意同行につながった。

竹井は「まずバスジャックをして、人質を取って、そして空港に乗りつけて、ハイジャックをして、東京スカイツリーに突っ込んで、社会に報復してやる」と供述しているという。その過激な言葉は、ネットの中でも見られた。竹井がネット上に書き込んだとみられる文章には、

「私は現在、24才のセレブニートであります。悪を持って悪を制する信念と正義を持っております」と記されていた。これは、「除悪」という名でネット上に投稿された、竹井による書き込みの一部分。さらに、「子どものころは、爆弾を作ったり、うさぎをナイフで刺して、サカキバラを尊敬し、まね事で首と腹を刺したこともあります」と投稿されていた。

1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件で、「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った犯人を尊敬するという書き込みもあった。竹井がネット上に書き込んだとみられる文章には、「最後まで生き残った者が強者であり、死んだ者、謝罪した者は弱者となるのです。下には下がおり、上には上がいる。その狭間の繰り返しが人生であり、本当の最強の人間の強さとは何かを研究するべく、私はこれからも人生、戦っていく覚悟でございます」とあった。

5日朝、自宅を訪れた捜査員に、任意同行を求められた際に発した言葉は、「チェックメイト」だった。

不可解な言動を繰り返している竹井。2013年10月には、バイク店でトラブルを起こしていた。竹井が訪れたバイク店の店長は、「一番最初に来たときに、『キャンセル料払いますんで、バイク買いたいです』と。いや、まずその時点からおかしいんで、『いや、キャンセルするんだったら(バイク)買わないでください』と」と話した。

結局、その場で購入を約束し、一度は申込書にサインをした竹井だが、その後、キャンセルした。店側は、竹井に店への出入り禁止を告げたが、3カ月後、「バイクが欲しい」と、再び店を訪れたという。竹井が訪れたバイク店の店長は「『いや、ちょっとお客様、1回うちとトラブルがあったんで、出入り禁止ですよね』、『だから、ちょっと帰ってくれないですか』というふうな話したら、きのう(5日)の警察に連れて行かれる時みたいに奇声を上げて。『なんでだー』っていうような形で。(いきなり大声を出した?)そうですね」と話した。

また、以前住んでいた千葉・流山市では、ある事件を起こしていた。2年前、流山市のアパートに住んでいた竹井容疑者は、親子げんかを近所の人に注意された際、その男性に対し、包丁を突きつけ、「刺すぞ」と脅したという。さらに、小学校のころの竹井を知る人は「スタンガン持ってたりとか、そのころからナイフ持ってたりとか」と話した。竹井は、すでに、おかしな行動を取っていたという。

竹井の小中学校の同級生は「いきなり竹井が家に上がって、ちょっとしたと思ったら、スタンガン持ってきたみたいな。それで、『こいつスタンガン持ってる。やべぇ、逃げろ』みたいな感じで、わーって、みんな逃げたみたいな」と話した。

竹井は、取り調べで、収入については「親の援助や生活保護で収入を得ていた」と言い、強盗の動機については、「金が欲しかった」と供述している。一方で、質問とは関係のないことを話すなど、不可解な言動もあるとして、警察は、刑事責任能力の有無についても、慎重に調べている。

少年院時代の呼び名は「レッドマン」

「仲間うちでは竹井のことを“レッドマン”と呼んでいた。普段は色白だけど、キレるといつも顔を真っ赤にして怒っていたから」

刃物を持った男に4人が突如襲われ、うち1人が死亡、1人が軽傷を負った千葉県柏市の連続通り魔事件。逮捕された竹井聖寿(せいじゅ)容疑者(24)の数々の奇行が連日報じられているが、その異常行動は、かつて少年院にいた頃も周囲を震え上がらせていた。

冒頭の証言を寄せたのは5年前に関東地方の少年院で竹井容疑者と同室だったというAさんだ。竹井容疑者本人が書いたとされている動画投稿サイトのプロフィールによれば、「過去に少年院に2回入っていた」とあり、確かにAさんが少年院に入所していた時期と一致する。

「自分は18歳から19歳の終わりぐらいまで2年近く少年院にいましたが、自分が入った半年くらい後に、同い年だという竹井が入ってきました。ふだんはおとなしくて、どちらかといえばイジメられるタイプ。でも、キレると何をしでかすかわからないので、みんなから厄介者扱いされていた」(Aさん)

最大7人が共同生活を送る部屋で竹井容疑者と1年ほど一緒に過ごしたが、この男の行動はまったく予測できないものだったという。

「足を踏まれてからかわれてもおとなしくしているのに、何かの拍子でいきなりキレると所構わず大暴れする。寮父室という学校の職員室みたいな部屋に呼び出された際に、机の上にあったセロハンテープやら備品やらを全部弾き飛ばして怒鳴り散らしていたこともありました。食器を洗う当番の時にも、急に食器をひっくり返したり……。そういうことが度々あったので、竹井は単独室という独房の常連だった」

通り魔犯人はニコ生主だった

「スマホで事件の様子を撮影した」と嘘をつき、金銭を要求していた。また、男は以前からニコニコ生放送やYouTubeなどに動画を投稿し、ナイフなどを自慢していた。

裁判

法廷で突然「ハハハ」不規則言動で開廷遅れる。千葉地裁公判(2015年6月)

千葉県柏市の路上で2014年3月、会社員の池間博也さん(31)が刺殺されるなどした連続通り魔事件で、強盗殺人などの罪に問われた住居不定、無職、竹井聖寿被告(25)の裁判員裁判の第4回公判が2015年6月2日千葉地裁(小森田恵樹裁判長)で開かれた。

竹井被告は開廷前、突然話したり笑ったりといった言動を繰り返したため法廷から出され、開廷が約1時間遅れる事態となった。竹井被告はこの日、前回公判までのスーツ姿とは打って変わり、タンクトップ姿で入廷。腕のタトゥーがあらわになっており、傍聴人を驚かせた。

開廷前に「裁判長に申し上げる」といった発言を繰り返し、弁護士の制止も無視。以後も意味不明な発言をしたり、突然「ハハハ」と笑い始めたりしたため、竹井被告は法廷から一時出された。この日はかつてインターネットで交流していた仲間などが証人として出廷する予定だった。


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