「福島県浜通り地震」の版間の差分

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'''福島県浜通り地震'''(ふくしまけんはまどおりじしん)とは、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の丁度1ヶ月後に、[[福島県]]と[[茨城県]]を直撃した、[[震度]]6弱の大[[地震]]である。
 
'''福島県浜通り地震'''(ふくしまけんはまどおりじしん)とは、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の丁度1ヶ月後に、[[福島県]]と[[茨城県]]を直撃した、[[震度]]6弱の大[[地震]]である。
  
 
== 概要 ==
 
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2011年([[平成]]23年)4月11日、午後5時16分ごろ、いきなり、福島県浜通り、福島県中通り・茨城県南部を、M(マグニチュード)7.0の大地震が襲った。
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2011年([[平成]]23年)4月11日、午後5時16分ごろ、いきなり、福島県・茨城県を、震度6弱の大地震が襲った。震央は福島県浜通りで、震源の深さは6 km、規模はM([[マグニチュード]])7.0と推定される。
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丁度1ヶ月前に発生した、東北地方太平洋沖地震の[[余震]]であるが、[[プレート]]境界付近(海溝)で発生した本震(M9.0)とはメカニズムが違い、内陸で発生した直下型地震(正断層型)であった。
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この地震の翌日には、福島県中通りでM6.4の地震([[福島県中通り地震]])が発生し、福島県と茨城県で、再び震度6弱を記録。2日間に、立て続けに大きな揺れに襲われた。
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福島県や茨城県などでは、震災以降、このような正断層型の余震が頻繁に発生している(当地震の翌日の福島県中通り地震は逆断層型)。
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== 周辺での地震 ==
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福島県浜通り・福島県中通り・茨城県北部などでは、この地震以降も地震活動が活発となり、2019年現在までに、当地震を含め、震度5弱以上の地震(大半は正断層型)は合わせて25回も発生している。うち、震度6弱以上のものは、当地震(福島県浜通り地震)と、2011年4月12日の福島県中通り地震、2016年12月28日の[[茨城県北部地震]]の3つ。
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== 震度 ==
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各地の震度(5強以上)は以下の通り。
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== 被害 ==
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*死者4人
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*負傷者10人
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*福島県いわき市で土砂崩れや火災が発生
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*福島県などで停電あり
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*鉄道の運転見合わせ・道路の通行止めなど相次ぐ
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== 関連項目 ==
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* '''[[福島県中通り地震]]'''
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* '''[[茨城県北部地震]]'''
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2019年8月30日 (金) 06:29時点における最新版

福島県浜通り地震における都道府県ごとの震度分布(赤:震度6弱・橙:震度5強・黄:震度5弱・緑:震度4・黄緑:震度3・青:震度2・水色:震度1)
本震における震度分布

福島県浜通り地震(ふくしまけんはまどおりじしん)とは、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の丁度1ヶ月後に、福島県茨城県を直撃した、震度6弱の大地震である。

概要[編集]

2011年(平成23年)4月11日、午後5時16分ごろ、いきなり、福島県・茨城県を、震度6弱の大地震が襲った。震央は福島県浜通りで、震源の深さは6 km、規模はM(マグニチュード)7.0と推定される。

丁度1ヶ月前に発生した、東北地方太平洋沖地震の余震であるが、プレート境界付近(海溝)で発生した本震(M9.0)とはメカニズムが違い、内陸で発生した直下型地震(正断層型)であった。

この地震の翌日には、福島県中通りでM6.4の地震(福島県中通り地震)が発生し、福島県と茨城県で、再び震度6弱を記録。2日間に、立て続けに大きな揺れに襲われた。

福島県や茨城県などでは、震災以降、このような正断層型の余震が頻繁に発生している(当地震の翌日の福島県中通り地震は逆断層型)。

周辺での地震[編集]

福島県浜通り・福島県中通り・茨城県北部などでは、この地震以降も地震活動が活発となり、2019年現在までに、当地震を含め、震度5弱以上の地震(大半は正断層型)は合わせて25回も発生している。うち、震度6弱以上のものは、当地震(福島県浜通り地震)と、2011年4月12日の福島県中通り地震、2016年12月28日の茨城県北部地震の3つ。

震度[編集]

各地の震度(5強以上)は以下の通り。

震度6弱

福島県(古殿町・いわき市・中島村)

茨城県(鉾田市)

震度5強

福島県(天栄村・平田村・白河市・浅川町・棚倉町・鏡石町)

茨城県(小美玉市・日立市・高萩市・かすみがうら市・北茨城市・筑西市)

栃木県(那須町)

被害[編集]

  • 死者4人
  • 負傷者10人
  • 福島県いわき市で土砂崩れや火災が発生
  • 福島県などで停電あり
  • 鉄道の運転見合わせ・道路の通行止めなど相次ぐ

関連項目[編集]