皆川雅子

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皆川雅子(みながわ まさこ)とは、岐阜県養老町の町議(2013年現在72歳・4期)であり、町財政を私物化する老害である。

養老町議会、辞職勧告決議を可決。着服元職員母の町議に(2013年3月)

養老町議会は18日、町斎苑の女性嘱託職員(45)=解雇=が施設使用料を着服していた問題に関し、この元職員の母親の皆川雅子(72)の辞職勧告決議案を可決した。

辞職勧告決議案は、皆川議員を除く議員11人が連名で提出。

「嘱託職員の親であり、同居親族でもあることから、議会に対する批判は厳しく信頼をそこなった」としている。皆川議員を退席させた後、議長を除く出席議員10人で審議し、全会一致で可決した。

町によると、元嘱託職員は10年4月から臨時職員として斎苑に勤務し、利用者から受け取った施設使用料の一部を着服。今年1月に発覚するまで1000万円以上を着服していた。町は養老署に業務上横領の疑いで告訴した。

町議会の一般質問で元嘱託職員の採用に関して「皆川議員の関与があったのではないか」との質問が出されたが、大橋孝町長は「当時の町長と採用担当者が退職しており分からない」と答えた。

娘の公金横領、告訴やめて…町議が町長に依頼(2013年6月)

岐阜県養老町の皆川雅子町議(72)(4期)が、自分の娘で、公金を着服したとして解雇された元嘱託職員(45)を告訴しないよう大橋孝町長に頼んでいたことが17日、町議会の報告書でわかった。

報告書はさらに、2010年に娘の採用を町幹部に働きかけたとも指摘。事件発覚後の今年3月、町議会は議員辞職を勧告したが、皆川町議は「体調不良」を理由に本会議を欠席している。

養老町は同月、元嘱託職員が勤務していた町斎場の施設使用料約100万円を着服したとして、解雇するとともに業務上横領容疑で告訴した。着服総額は約1000万円とみられる。施設使用料の明細書に不審点があるのを別の職員が見つけ、発覚した。

皆川町議は議長経験もあるベテラン。町が元嘱託職員の告訴準備を進めていた今年2月4日、町長室で大橋町長に対し、「突然告訴と言われても困る。穏便にお願いしたい」と求めたとしている。大橋町長は拒否した。