横浜駅

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国/地方 日本の旗 日本 
団体コード 27000-8
ISO 3166-2:JP JP-27
面積 1,896.80 km²
境界未定:なし
総人口 8,823,473
人口密度 - 人 /km²
隣接都道府県 兵庫県京都府奈良県和歌山県
府の木 イチョウ
府の花 ウメ
サクラソウ
府の鳥 モズ
他のシンボル
知事 橋下徹
都道府県庁
所在地 〒540-8570
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大阪府の位置
特記事項:
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横浜駅西口

横浜駅(よこはまえき)は、神奈川県横浜市西区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京急行電鉄(東急)・京浜急行電鉄(京急)・相模鉄道(相鉄)・横浜市交通局横浜市営地下鉄)・横浜高速鉄道である。

JR東日本と京急の駅は高島二丁目に、東急・相鉄・横浜市営地下鉄・横浜高速鉄道の駅は南幸一丁目にある。

概要

横浜市の中心駅であり、JR・私鉄・地下鉄の各線が集まるターミナル駅である。当駅には合計6社局が乗り入れており、2014年現在一つの駅に乗り入れる鉄道事業者数としては日本最多となっている

現在の横浜駅は三代目であり、初代の「横浜駅」は現在のJR東日本根岸線桜木町駅の位置に、二代目の「横浜駅」は現在の横浜市営地下鉄高島町駅付近にあった。

当駅は工事完成前に構内や駅周辺で次々と工事が行われるため、実質1915年に開業してから2014年現在に至るまで、一度も工事計画が完全に完成したことはない。このため、「日本のサグラダ・ファミリア」と揶揄されている。ただし、これは横浜駅のみに限った傾向とは必ずしも言えない。現在では駅ビルおよび駅周辺の大規模再開発事業が進行中(2011年)である。

2008年4月から、当駅に乗り入れている4者と横浜市や市民団体によって、当駅の俯瞰図・構内図・広域図・断面図に点字を施した「横浜駅さわる地図バリアフリーマップ」が配布されている[1]。点字のないPR版もある。

乗り入れ路線

各社局の駅の位置関係

以下の6社局が乗り入れている。JR東日本を除く各社局の駅には駅番号が付されているため、その番号も合わせて記す[2]

上記のうち、東急電鉄と横浜高速鉄道は直通運転を行っており、2社が同じ構内に発着している。東急東横線は当駅を終点としており、みなとみらい線および相鉄本線は当駅を起点としている。

JR東日本の乗り入れ路線

JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である東海道本線、および当駅を起点に根岸駅を経て大船駅とを結ぶ根岸線の2路線であるが、一般列車の運転系統は以下のように多岐にわたっている(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」参照)[3]

東海道本線の線路は、当駅以西の大船駅方面が東海道線用列車線と横須賀線用線路(旧貨物線)との複々線、当駅以東の東京都心方面はこれらに加えて根岸線に直通している電車線(京浜東北線)を加えた3複線となっており、京浜東北線と横浜線が電車線、東海道線の東京駅発着列車が列車線、横須賀線と湘南新宿ラインが横須賀線用線路を使用する。電車線(京浜東北線)と東海道線列車線は川崎駅経由の本線、横須賀線用線路は武蔵小杉駅経由の支線(品鶴線)を経由する。

JRの主な優等列車としては、東海道本線経由で伊東線などに直通する特急「踊り子」「スーパービュー踊り子」(基本的に東京駅発着であるが、後者は新宿駅方面から湘南新宿ラインと同じルートで運転される列車もあり)、横須賀線のルートから総武本線・成田線を通じて成田空港駅へ向かう特急「成田エクスプレス」(一部は当駅発着)、さらに夜行列車として東海道本線経由で山陰・四国方面へ向かう寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」が停車する。しかし、遠近分離の観点から帰宅ラッシュ時に運行される東海道線の通勤快速と朝夕ラッシュ時に運行される「ホームライナー」「湘南ライナー」は通過する[3]

また、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅であり、運賃計算の中心駅となる[3]

歴史

現在の横浜駅付近は幕末まで海の中であり、明治維新直後に高島嘉右衛門らが埋め立て事業を行い、鉄道が敷設された。海はその後も現在の西口近くに「平沼」として残った。

  • 1872年6月12日明治5年(旧暦)5月7日) - 品川駅からの鉄道路線が開通し、横浜駅(初代)が開業。日本で最初に開業された鉄道駅の一つ(もう一つは品川駅)で、現在の桜木町駅に相当する。駅舎の設計は、アメリカ人建築家のR・P・ブリジェンスで、新橋停車場と同じデザインだった[4]
  • 1887年(明治20年)7月11日 - 横浜駅(初代)- 国府津駅間が開通。新橋駅方面と国府津駅方面を直通する列車は当駅で進行方向を反転(スイッチバック)していた。
  • 1898年(明治31年)8月1日 - 東海道本線のスイッチバック解消のために横浜駅を経由しない短絡直通線が開通。横浜以西への直行優等列車は、横浜の代わりに上りは程ヶ谷駅(現在の保土ヶ谷駅)、下りは神奈川駅停車とし、横浜 - 程ヶ谷間を連絡する小運転列車が設定されていた。
  • 1901年(明治34年)10月10日 - 短絡線上に横浜の人の利便を図って平沼駅(現在の横浜駅に程近い位置)を設置。優等列車は神奈川駅と程ヶ谷駅に代わってこの平沼駅に停車していた。
  • 1914年大正3年)12月20日 - 京浜間での電車運転開始に伴い横浜側の仮終着駅として高島町駅が開業。
  • 1915年(大正4年)8月15日 - 東海道本線の横浜通過を避けるため、現在の地下鉄高島町駅付近に横浜駅(2代目)が開業(旅客駅)。横浜駅(初代)を桜木町駅に改称。平沼駅廃止。高島町駅は横浜駅京浜線ホームとなる。
  • 1923年(大正12年)
    • 9月1日 - 駅舎が関東大震災で焼失。
    • 9月7日 - しばらくの間仮駅舎を設置して営業。この頃に平沼が完全に埋め立て。
  • 1928年昭和3年)
    • 5月18日 - 東京横浜電鉄線(現在の東急東横線)が開通。
    • 10月15日 - 横浜駅がさらに北側、現在地に移転。東海道本線を現在のルートに変更。神奈川駅を廃止。
    • この時、横浜駅には汽車線ホームのみが設置され、京浜線ホームは設置されていなかった。そのため、駅の東口に京浜線仮ホームを設置した。また、2代目横浜駅も当駅構内扱いの高島口乗降場として残された。
  • 1930年(昭和5年)
  • 1933年(昭和8年)12月27日 - 神中鉄道線(現在の相鉄本線)が開通。現在の西口は砂利置き場だった。
  • 1945年(昭和20年)5月29日 - 横浜大空襲により駅設備の大半が焼失。
  • 1957年(昭和32年)12月9日 - 北側自由地下通路供用開始。
  • 1959年(昭和34年)7月16日 - 横浜市営トロリーバスが横浜駅西口に乗り入れ。
  • 1962年(昭和37年)11月23日 - 東急東横線ホームが島式1面2線から変則相対式2面2線に変更。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 - 「みどりの窓口」開設。
  • 1967年(昭和42年) - 東急東横線ホームが変則相対式2面2線から相対式に変更。
  • 1968年(昭和43年)8月31日 - 横浜市電の横浜駅西口電停が廃止。
  • 1971年(昭和46年)3月20日 - 横浜市電の横浜駅前電停が廃止。
  • 1972年(昭和47年)3月31日 - 横浜市営トロリーバス廃止。
  • 1974年(昭和49年)
    • 2月8日 - 相鉄線ホームの改築工事完成(地上2階の4面3線に)。
    • 5月26日 - 京急線ホームが変則相対式2面2線から島式1面2線に変更。
  • 1976年(昭和51年)9月4日 - 横浜市営地下鉄3号線が開通。
  • 1980年(昭和55年)
    • 10月1日 - SM分離(東海道線と横須賀線の分離運転)により、横須賀線は現在の東海道線ホームから新たに設置されたホームに乗り入れる。
    • 11月7日 - 東口新駅舎・東西自由通路供用開始。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 横浜市営地下鉄3号線横浜駅 - 新横浜駅が延伸開業、中間駅となる。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 国鉄駅での荷物取り扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅となる。
  • 1995年平成7年)4月19日 - 横浜駅異臭事件が発生。
  • 1999年(平成11年) - 関東の駅百選に選定。
  • 2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
  • 2002年(平成14年) - 横浜市営地下鉄で駅ナンバリングを使用開始。
  • 2004年(平成16年)
    • 1月30日 - 東急東横線当駅 - 桜木町間、この日の終電をもって営業終了(廃止は翌31日付け)。同時に同線高架ホームの使用もこの日をもって停止。
    • 1月31日 - 東急東横線のりばを地下化。きた通路・みなみ通路の供用開始。東西自由通路を「中央通路」に名称変更。
    • 2月1日 - 横浜高速鉄道みなとみらい線が開通し、東急東横線との相互直通運転を開始。
  • 2006年(平成18年)7月22日 - 京急線ホームが島式1面2線から変則相対式2面2線に変更。32年ぶりに上下方向別単式2面2線の構造に戻る。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月18日 - 東急・京急・相鉄・横浜高速・横浜市営地下鉄でICカードPASMO供用開始。
    • 4月28日 - 横浜市営地下鉄ホームでホームドアの使用を開始。
  • 2010年(平成22年)
  • 2012年(平成24年)

駅構造

ホームは多くが南北方向に伸びており、地上は東寄り(東京湾側)から京急線とJR線のホームが並ぶ。かつては東急線もJR線脇の地上2階部分に並行して高架ホームがあったが、みなとみらい線との相互直通運転開始を機に地下5階(改札は地下3階)へ移転した。また、相鉄線と横浜市営地下鉄線はこれらの路線の南西側(みなみ西口付近)にホームがあり、相鉄線はJR線の脇、地上2階に南方向へホームが伸び、横浜市営地下鉄は南寄り地下3階(改札は地下2階)に概ね東西方向へホームが伸びる。

地下1階部分では、自由連絡通路「きた通路」「中央通路」「みなみ通路」が東西に貫き、「きた東口(A・B・C)」「きた西口」「中央東口」「中央西口」「みなみ東口」「みなみ西口」の6か所の出口がある。また、地下2階部分の東急線・みなとみらい線ホーム上には南北自由通路があり、これらの通路を結んでいる。

島式ホーム4面8線を有する地上駅で、のりばの番号は京急からの通し番号になっている。京浜東北・根岸線と横須賀線・湘南新宿ラインのホームはそれぞれ1面2線、東海道線は2面4線を使用する。ホームの有効長は京浜東北・根岸線が10両分、他は15両分である。線路は多くが主本線だが、東海道線の5・8番線のみ副本線(待避線)となっている。

東海道線の待避線では優等列車の待避が行われるほか、平日朝ラッシュ時には上り普通列車が7・8番線を交互に発着している[5]。なお、2004年10月16日に湘南新宿ラインが増発される以前は夕ラッシュ時に当駅始発の下り列車が設定されており、上りホームの7番線から発車していた。

改札は、中央通路に面して2か所(中央北改札・中央南改札)ときた・みなみ両通路に面してそれぞれ1か所(北改札・南改札)の計4か所があり、改札ごとに階段などが分かれている。さらに中央北改札付近には京急との連絡改札が設置されている。2004年1月30日までは北側の跨線橋上に京急と、中央北改札内に東急との連絡改札があった。東急との連絡改札は最後まで有人改札だったため、Suica導入後は簡易改札機が設置された。南改札は当初、京浜東北・根岸線と東海道下り線の間付近に設置されていたが、2009年12月20日から東海道上り線と横須賀線の間付近に移設された。みどりの窓口は中央通路に設置されている。かつてはみなみ通路にみどりの窓口が設置されていたが南改札の移設時に閉鎖され、代わりに指定券券売機が2台設置された。

エレベーターはホームと中央北改札コンコースを結ぶものが各1台、エスカレーターは中央北改札と7・8番線(上り)および9・10番線(両方向)、きた通路北改札と各ホーム(片方向)、中央南改札と3・4番線(下り)および5 - 10番線(上り)がある。なお、中央南改札と9・10番線を結ぶエスカレーター(上り)は、横須賀線ホーム拡幅(後述)後、2010年12月23日に新設されたものである。また、中央北改札と9・10番線を結ぶエスカレーター(両方向)は従来の階段をつぶして設置されたため、階段がなくエスカレーターのみとなっていたが、こちらも横須賀線ホーム拡幅(後述)後、エスカレーターの西側に階段が新設された。

横浜線の電車が日中1時間に6本(快速3本・各駅停車3本)当駅3・4番線を経由して隣の桜木町駅まで乗り入れているが、朝夕夜間帯は毎時1-3本程度の磯子/大船直通列車を除いて基本的に東神奈川駅始発・終着となっており、京浜東北線に乗車して同駅での乗り換えが必要となる[3]。横浜線直通電車(橋本・八王子行)の場合、案内看板が点灯するほか、駅員の肉声放送も流れるようにしている。なお、土曜休日(一部を除く)に同線経由で当駅と松本駅を結ぶ臨時特急「はまかいじ」号が運転される[3]

上りの寝台列車が大幅に遅延した際、朝ラッシュ時の通勤輸送への影響を避けるため小田原 - 品川間で東海道貨物線を走行し、当駅を経由しない場合がある。

1980年9月30日までは現在の横須賀線ホームがなく、横須賀線電車も東海道線ホームに発着し、東京 - 大船間は東海道線と同様に川崎経由で運転されていた。

2010年10月1日より当駅南口に遺失物管理センター(JR東日本関連会社が管理を受託)を開設し、従来、改札、出札、ホームの各部署で対応していた遺失物の取り扱い業務を当センターへ集約した。なお、当駅発行の定期券については従来通り出札で管理している。

2011年時点のダイヤで当駅を通過する旅客列車は東海道線の「湘南ライナー」および通勤快速のみだが、1961年10月1日当時、下り準急「おくいず」と準急「はつしま」が当駅を通過し、東京駅 - 小田原駅間ノンストップで運転されていた。上りの同名列車は当駅に停車した。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
3 根岸線 下り 桜木町磯子本郷台方面  
4 京浜東北線 北行 東京上野大宮方面  
横浜線 下り 新横浜町田八王子方面  
5・6 東海道線 下り 小田原熱海伊東方面  
7・8 東海道線 上り 川崎品川・東京方面  
9 横須賀線 下り 保土ヶ谷鎌倉横須賀方面  
湘南新宿ライン 南行 藤沢平塚・小田原方面 大船駅から東海道線へ直通
10 横須賀・総武線(快速) 上り 品川・東京・千葉方面  
湘南新宿ライン 北行 渋谷新宿・大宮方面 大宮駅から宇都宮線高崎線へ直通
成田エクスプレス 上り 成田空港方面 一部は当駅始終着

本項では湘南新宿ラインのラインカラーをオレンジで示すが、実際のホーム案内はすべて青のみ用いられている。

東京急行電鉄・横浜高速鉄道

地下5階にある島式ホーム1面2線を有する地下駅。東急と横浜高速鉄道の共同使用駅で、東急が管轄している。東横線渋谷寄りにシーサスポイントがあり、本駅折り返しや東横線またはみなとみらい線内の不通時などの非常時に使用される。東横線の下り最終列車は本駅止まりで到着後に夜間留置され、翌朝に当駅始発のみなとみらい線下り列車となる。その他にも、朝に東横線渋谷方面に当駅始発の急行電車が、深夜に当駅止まりの急行電車(土・休日は特急電車)が一本ずつ設定されている。

改札は地下3階に2か所あり、渋谷寄りから正面改札と南改札となっている。地下1階への出入口ごとおよびフロアごとにそれぞれ3色のアクセントカラーを設定している。フロアごとのアクセントカラーの色は、地下2階がオレンジ色、地下3階が緑色、地下5階が水色、出入口ごとのアクセントカラーの色は、北口が緑色、中央口がオレンジ色、南口が水色となっている。ホーム7号車付近(階段下)には待合室が1か所設置されていたが、2008年6月に撤去された。

ホームと改札との間には階段のほか、エレベーターとエスカレーターが設置されている。エスカレーターは4か所あり、改札寄りは階段と並行して上下各1組、中程は上下各2基となっている。また、通常より若干速いスピードで運転されることがあり、その際の入口に「高速」を表記している。改札階では、階段・エスカレーターとも4か所すべてが同じ方向を向いている。改札外のエスカレーターは改札階の地下3階と南北自由通路の地下2階の間は3ルートともある。当初は地下2階と地下1階の間は中央通路と南改札を結ぶルートのみにあり、他の2ルートは工事中だったが、2007年11月までにすべてのルートにエスカレーターが設置された。なお、南北自由通路を経由すれば中央通路と正面改札の間も階段を使わない移動は可能である。

南改札寄りのエスカレーターは階段と上下各1本のエスカレーターが並行して改札階とホーム階を直接結んでいる。ただし、時間帯によってはエスカレーターが2本とも上り専用となる。また、正面改札寄りのエスカレーターは地下4階で分割されており、階段とエスカレーターを乗り継ぐこともできる。

エレベーターは各通路ごとに1基ずつ設置されている。

トイレは地下3階改札口内にある。多機能トイレは男女各トイレに併設しており、オストメイト対応となっている。

2013年3月16日から開始された東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に向け、特急・通勤特急・急行の10両編成列車に対応するためのホーム有効長延伸工事を行い、1号車寄りと8号車寄りにそれぞれ1両分ずつホームを延伸した。

のりば

番線 路線 行先
1 みなとみらい線 みなとみらい元町・中華街方面
2 東横線 武蔵小杉渋谷F副都心線 池袋小竹向原和光市 
西武線 所沢飯能 東武東上線 川越市森林公園方面
  • みなとみらい線との直通を行う前の東横線は相対式ホーム2面2線の高架駅であり、2004年1月30日の営業終了までは中央自由通路に通じる改札と渋谷側にあったCIAL直結の改札口および桜木町方にあった相鉄線方面の改札口(地下化工事の最中に設置)があり、JRとの有人連絡改札も設置されていた。その前(国鉄東海道線と横須賀線の分離運転前)は島式1面2線の高架駅であり、のりば番号は国鉄線に続いて9・10番線となっていた。

京浜急行電鉄

12両編成対応の上下方向別単式ホームで、JR線ホームの南隣に位置する。1930年の開業当初は島式1面2線、その後1944年2月に現在と同じ2面2線となったものの、1974年5月に再度島式ホーム1面2線となった。しかし、利用客の増加が続いたため、混雑緩和のために2006年7月に東口側に下り専用ホームが設置された[6]。1番線に上大岡・三浦海岸方面、2番線に羽田空港・品川方面の列車が発着する。

新しい下りホームなどの設置は国土交通省の鉄道駅総合改善事業費補助制度によるもので、この制度では第三セクターに対し国や自治体から補助金が拠出されることから、資本関係にある第三セクターの横浜高速鉄道が関係施設を保有して事業主体となり京急が受託する形で工事が行われた[7]。なお工事以前は極めて小さいながら独立した駅舎を持っていたが、この下りホーム設置により撤去された。跡地には下りホームと直結する地下1階・地上8階建ての駅ビルが2008年に開業し、同社のオフィスをはじめ、飲食店やコンビニエンスストアが入居している。

改札はきた・中央の両通路およびみなみ通路への連絡路に面して設置されている他、中央自由通路の北側にJRとの連絡改札がある。2004年1月までは北側の跨線橋上にも連絡改札があった。また1987年から2006年3月17日にかけては相鉄口改札(乗り換え改札ではない)が設置されていたが、みなみ通路に連絡する南改札開設に伴い閉鎖された。

階段やエスカレーターなどは各改札からそれぞれホームへと連絡している。エレベーターは中央通路(およびJRとの乗り換え)ときた通路へ上下線ホームから各1台ずつ、計4台が設置されている。みなみ通路との連絡は階段のみである。

京急線中央改札口のコンコース内は、2008年2月15日に「エキポート横浜」としてリニューアルし、飲食店などのテナントが入居している[8]

当駅は、「京急駅メロディ(列車接近案内音)」募集の対象駅で、選考の結果、横浜の情景を歌ったいしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が採用された[9]

駅業務は子会社の京急ステーションサービスに委託されている。

当駅には開業当初から待避設備はないが、かつては一部の下り普通が途中駅無停車の下りハイキング特急を待避していた。まず下り線で客扱いをした普通は、一旦品川寄りの渡り線を通って上り線に転線、その後ハイキング特急を待避して、再び下り線に転線していた。途中駅無停車は下りのみで、上りには途中駅無停車の列車はなかった。この渡り線は現在も残されており、大晦日から元日にかけて泉岳寺駅 - 当駅間で終夜運転を行う際にも毎年使用されているほか、早朝の当駅始発上り電車の回送にも使用される。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 本線 下り 上大岡横須賀中央浦賀三浦海岸方面
2 本線 上り 羽田空港品川日本橋成田空港方面

相模鉄道

ホーム

地上2階にある頭端式ホーム4面3線を有する高架駅。1番線と2番線用降車ホーム、2番線用乗車ホームと3番線が、それぞれ同一の島を構成する。ホーム有効長はいずれも10両編成分である。すべてのホームに安全柵がある(相鉄では当駅のみ設置)[10]

当駅に到着する列車は、初電より15時までの到着列車は、降車ホーム側のドアを開けた直後に乗車ホーム側のドアも開き、利用客はどちらのドアからも下車ができる。一方15時以降の到着列車は、降車ホーム側のドアのみが開き、全員が下車したことを確認後にそのドアが閉まり、到着列車の運転士が乗車ホーム側のドアを開ける(整列乗車)。

改札は2階の端(頭端部)とホーム中程の階段を降りた1階に分かれ、1階の改札は地下鉄駅側と駅ビル(五番街)側の2方向に設置されている。1階の改札と2階の各ホームの間は階段があり、1階の改札と3番線降車ホームとの間にはエレベーターがある。

2010年12月12日から2階改札付近からJR線みなみ改札への連絡通路が新設された。連絡通路は2階 - 地下1階をエスカレーター(両方向)で結んでいる。なお、この通路付近には1987年から2006年3月17日にかけて京急線への連絡通路が存在していた。

2012年3月に、改札口付近に運行情報ディスプレイ[11]が、1番線・3番線の車止め部分に大型のデジタルサイネージがそれぞれ設置された。

のりば

番線 路線 方面 各停 快速 急行 特急
1 本線 二俣川大和海老名
いずみ野線直通 湘南台方面
早朝・深夜以外 - - -
  1・2番線 降車専用ホーム
2 二俣川・大和・海老名・
いずみ野線直通 湘南台方面
早朝・深夜 終日 朝・夕方・夜 湘南台行き
3 二俣川・大和・海老名方面 早朝・深夜 - 朝・夕方・夜
夜間・休日朝の
一部時間帯を除く
海老名行き
  3番線 降車専用ホーム

横浜市営地下鉄

地下3階にある島式ホーム1面2線を有する地下駅である。駅番号はB20。1番線に湘南台方面、2番線にあざみ野方面の列車が発着する。副名称は「相鉄ジョイナス前」とされており、改札口とジョイナスと出入り口が存在する。湘南台方面のみ始発列車が設定されている。横浜市営地下鉄の中で年間の利用者数が最も多い駅である。

のりば

番線 路線 行先
1 ブルーライン 関内湘南台方面
2 ブルーライン 新横浜あざみ野方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。


駅構内店舗

  • KIOSK
    • 横浜1号店・横浜2号店 - 改札外、中央通路内
    • 横浜5号店 - JR北口改札内
    • 横浜16号店 - JR9・10番線ホーム
    • 横浜29号店 - JR北口改札内
  • NEWDAYS
    • よこはま南改札店 - JR南口改札内
    • 横浜南口店 - JR南改札コンコース内
    • 横浜中央北店 - 中央北口改札内
    • 横浜中央店 - 改札外、中央通路沿い京急改札脇
    • 横浜西口店 - 改札外、西口コンコース
  • 崎陽軒
    • 京急横浜駅上りホーム店 - 京急2番線ホーム
    • 横浜駅京浜東北・根岸線ホーム店 - JR3・4番線
    • 横浜駅東海道線下りホーム店 - 5・6番線ホーム
    • 京急横浜駅中央改札内店 - 京急横浜駅中央改札内
    • みなとみらい線横浜駅店 - 東急東横線・みなとみらい線改札内
    • 横浜駅中央店 - 横浜駅東西自由通路
    • 相鉄横浜駅店 - 相鉄横浜駅1F改札外
    • 市営地下鉄横浜駅店 - 市営地下鉄横浜駅改札外
  • デイリーヤマザキ
    • はまりん 横浜店 - 市営地下鉄横浜駅改札外
    • はまりんコンビニ横浜ミニ店 - 市営地下鉄横浜駅改札外
  • [[キュービーネット|QBハウス
    • 京急横浜駅北口店 - 京急北口改札内
    • 市営地下鉄横浜店 - 地下鉄駅ザ・ダイヤモンド口改札外
  • TSUTAYA
    • はまりん横浜駅店 - 地下鉄駅改札外地下1階、2番出口近く
  • BECK'S COFFEE SHOP(ベックスコーヒーショップ)
    • 横浜北口店 - 北口改札内
    • 横浜中央口店 - 中央南改札内
    • 横浜南口店 - 南口改札内

駅弁

主な駅弁は下記の通り[3]

  • 横濱チャーハン
  • しょうが焼弁当
  • 鯛めし
  • シウマイ弁当
  • 横濱中華弁当
  • 三彩おこわ
  • お赤飯弁当
  • 帆立ごはん弁当

利用状況

一日あたり乗車人員の推移

横浜市の拠点となる駅の一つであり、神奈川県内で最も利用客の多い駅である。各社局の利用状況は以下の通りである。相互乗り入れによる直通客などを除いた2007年度の乗降人員は1,203,963人である[12]

  • JR東日本 - 2013年度の一日平均乗車人員406,594人である[* 1]
    • 同社の駅では新宿駅、池袋駅、東京駅に次ぐ第4位で、すべてのJRの駅では新宿駅、池袋駅、大阪駅JR西日本)、東京駅に次ぐ第5位。
  • 東京急行電鉄 - 2013年度の一日平均乗降人員は351,652人である[* 2]
    • 同社の駅では渋谷駅に次ぐ第2位。ただし、横浜高速鉄道との相互直通人員を含む。
  • 京浜急行電鉄 - 2013年度の一日平均乗降人員313,608人である[* 3]
    • 同社の駅では第1位。下り方(横須賀中央方面)と他社線を乗り継ぐ利用者が多く、下り方で輸送密度が高くなっている。
  • 相模鉄道 - 2013年度の一日平均乗降人員は424,631人である[* 4]
    • 同社の駅では第1位。
  • 横浜市営地下鉄 - 2013年度の一日平均乗降人員は134,131人である[* 5]
    • 同局の駅では第1位。
  • 横浜高速鉄道 - 2013年度の一日平均乗降人員は183,469人である[* 5]
    • 同社の駅では第1位。ただし、東京急行電鉄との相互直通人員を含む。

年度別一日平均乗降人員

各年度の一日平均乗降人員は下表のとおりである(JRをのぞく)。

年度別一日平均乗降人員
年度 東京急行電鉄[* 6] 京浜急行電鉄[* 6] 相模鉄道[* 6] 横浜市営地下鉄[* 5] 横浜高速鉄道[* 5]
東横線 本線 本線 ブルーライン みなとみらい線
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
1980年(昭和55年) 295,691 未開業
2000年(平成12年) 459,965 114,860
2001年(平成13年) 455,239 -1.0% 116,450 1.4%
2002年(平成14年) 445,946 -2.0% 116,320 -0.1%
2003年(平成15年) 305,031 25.1% 301,269 439,885 -1.4% 118,374 1.8% [13]
2004年(平成16年) 313,322 2.7% 304,311 1.0% 436,010 -0.9% 122,671 3.6% 116,404
2005年(平成17年) 307,985 -1.7% 306,494 0.7% 437,354 0.3% 122,483 -0.2% 127,015 9.1%
2006年(平成18年) 311,933 1.3% 308,041 0.5% 437,932 0.1% 125,110 2.1% 134,830 6.1%
2007年(平成19年) 323,851 3.8% 314,772 2.2% 440,986 0.7% 132,509 5.9% 147,138 9.1%
2008年(平成20年) 328,769 1.5% 314,580 -0.1% 437,820 -0.7% 124,173 -6.3% 154,482 5.0%
2009年(平成21年) 332,002 1.0% 312,890 -0.5% 431,347 -1.5% 129,987 4,7% 158,964 2.9%
2010年(平成22年) 327,587 -1.3% 311,022 -0.6% 428,224 -0.7% 129,194 -0.6% 156,141 -1.8%
2011年(平成23年) 327,237 -0.1% 303,890 -2.3% 420,242 -1.9% 127,528 -1.3% 160,233 2.6%
2012年(平成24年) 335,988 2.7% 305,878 0.7% 421,165 0.2% 128,244 0.6% 167,804 4.7%
2013年(平成25年) 351,652 4.7% 313,608 2.5% 424,631 0.8% 134,131 4.6% 183,469 9.3%

年度別一日平均乗車人員

各年度の一日平均乗車人員は下表のとおりである。

年度別一日平均乗車人員[* 5]
年度 JR東日本 東京急行電鉄 京浜急行電鉄 相模鉄道 横浜市交通局 横浜高速鉄道 出典
1990年(平成02年) 364,959 146,589 173,416 240,547 45,704 未開業
1991年(平成03年) 378,262 145,489 175,202 245,689 46,773
1992年(平成04年) 383,837 141,160 173,167 248,586 46,944
1993年(平成05年) 392,830 137,283 172,104 248,515 53,782
1994年(平成06年) 397,125 134,629 171,575 246,951 54,371
1995年(平成07年) 397,964 131,653 168,393 249,452 54,284
1996年(平成08年) 402,216 127,669 162,745 245,088 55,116
1997年(平成09年) 399,913 124,823 157,517 241,918 55,392
1998年(平成10年) 396,732 121,643 154,041 240,803 55,889
1999年(平成11年) [* 7] 391,196 120,049 150,730 236,528 56,038
2000年(平成12年) [* 8] 385,023 118,957 149,073 230,716 57,524
2001年(平成13年) [* 9] 381,604 121,912 148,467 228,191 58,129
2002年(平成14年) [* 10] 378,767 121,954 148,588 223,539 58,008
2003年(平成15年) [* 11] 379,053 129,764 149,534 220,383 58,602 [注 2]
2004年(平成16年) [* 12] 380,922 154,192 151,143 218,073 60,452 60,749 [14]
2005年(平成17年) [* 13] 384,594 152,190 152,033 218,467 61,078 65,789 [15]
2006年(平成18年) [* 14] 391,185 162,398 152,721 218,593 62,323 69,754 [15]
2007年(平成19年) [* 15] 403,394 160,037 155,474 219,890 66,144 75,314 [16]
2008年(平成20年) [* 16] 402,193 162,789 155,905 218,232 62,564 79,293 [16]
2009年(平成21年) [* 17] 399,633 164,678 155,209 215,039 65,120 81,872 [17]
2010年(平成22年) [* 18] 398,052 162,576 154,463 213,548 64,724 80,289
2011年(平成23年) [* 19] 394,900 162,370 150,170 209,572 63,912 81,776
2012年(平成24年) [* 20] 400,655 166,891 151,430 210,090 64,308 85,691
2013年(平成25年) [* 1] 406,594 175,392 155,320 211,708 67,179 93,454
利用状況の出典

駅周辺

当駅周辺地区は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである横浜都心に指定されている[18][19]

駅周辺は商業ビルが林立し、横浜最大の繁華街となっている。また、西口・東口とも数階層にわたる複雑な地下街を有し、周辺のビルと直結している。駅周辺は特定都市再生緊急整備地域に指定されており[20][21]、段階的に大規模な再開発を行う計画となっている(詳細は「#エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」を参照)。

東口

駅舎移転当時からの玄関口にあたる。商業施設の少ない時期もあったが、地下街横浜ポルタそごう横浜店の開店以降は盛り返している。

2011年時点で東口で最も高いビルは横浜スカイビルである。これは東口再開発に伴って建て替えられた「2代目」で、初代スカイビルは最上階に回転する展望台とレストランが特徴の複合高層ビルであった。

横浜新都市ビル2階部分から日産自動車グローバル本社みなとみらい地区方面)とを結ぶペデストリアンデッキはまみらいウォーク」が設置されている。なお、そごうやスカイビルがある一角(出島地区)はみなとみらい地区の68街区ともされ、同地区に含む場合がある。

きた東口

2006年2月供用開始。屋根がガラス張りになっており、開放感のある空間として作られている。きた通路が地下1階にあるため、階段とエスカレーターが設置されている。2009年12月にはベイクォーター・ポートサイド方面へのデッキ「ベイクォーターウォーク」が竣工した。

みなみ東口

東口に隣接している。また、周辺で再開発計画があるため、横浜中央郵便局とJR東日本横浜支社の間に暫定的に設置されている。

西口

かつては砂利置き場があるなど荒地だったが、1950年代より一帯の地主だった相模鉄道(現・相鉄ホールディングス)が積極的に開発を行い、一大繁華街を形成するまでになった。アクセスが良いため、専門学校なども立地している。

2011年時点で西口で最も高いビルは相鉄ビル(横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ)である。相鉄ビル竣工以前は長らく横浜天理教館(天理ビル)(天理教の関連企業東京天理教館が所有するオフィスビル)が西口で最も高いビルだった。

下記のほかに7階建ての駅ビル「CIAL」(シァル)があったが、再開発計画により2011年3月27日をもって全館閉店している(詳細は後述)。なお、CIAL跡地と隣接する同じく再開発事業地である横浜エクセルホテル東急跡地では、開発が本格化するまでの空きスペースを利用して期間限定の屋台村・仮設飲食店などが営業されている[22]。また、CIAL跡地でも商業施設の着工が遅れていることから空きスペースを利用して、商業・飲食店舗などが入る「西口ルミネ」を2014年2月より期間限定でオープンしている[23][24]

きた西口

2007年4月供用開始。裏通りの飲み屋街に面する。

みなみ西口(相鉄口)

かつては相鉄口と呼ばれていたが、みなみ通路の供用開始に伴い、みなみ西口に改称された。相鉄ジョイナスの南側に位置し、相模鉄道の1階改札口に隣接している。パルナード通り(横浜市道183号線)沿いに量販店が多くあるため人通りが多い。横浜市営地下鉄とは、出口内の階段(出口4)の他に、出口外にある階段(出口5)でもつながっている。

横浜駅西口五番街」は、昭和30年代前半に成立した西口屈指の歓楽街である。かつてはグランドキャバレーバーがひしめき合う盛り場で、後にカラオケ店や居酒屋パチンコ店などに大きく様変わりしている。2000年代に入ってからは花壇「ハマハナ」が10台設置されており、横浜駅五番街商店会協同組合と特定非営利活動法人かながわユースボランティアりんぐファクトリーによって定期的に管理・手入れがなされている。

バス路線

路線バス

東口・西口それぞれにバスターミナルが設けられ、付近の一大ターミナルとなっている。一般の路線バスの他、深夜バス高速バスも多数発着する。

東口バスのりば

横浜駅東口第二広場として1981年11月に整備された。そごう1階に横浜駅前(横浜駅・横浜駅東口)ターミナルがあり、主に沿岸部へ向かう路線が発着する。なお、桜木町駅戸部駅方面から東口バスターミナルに向かう路線バスはすべて横浜駅改札口前停留所(東口地下街ポルタ入口そば、降車専用)を経由する。また、定期観光バスベイサイドライン」もこのターミナルを発着する。

西口バスのりば

西口には横浜駅西口のりばがあり、ダイヤモンド地下街上に第1ターミナル(のりば番号:1~15)、地下鉄駅北側上に第2ターミナル(のりば番号:19~24)がある他、一部路線は三菱東京UFJ銀行前(のりば番号:16)や横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ付近に発着する。

高速バス

東口・西口およびYCATから各地への高速バスが発着する。

YCATのりば

東口のりば

昼行便

新富士駅富士宮駅行(京浜急行バス・富士急静岡バス)は2014年3月31日をもって廃止

夜行便

西口のりば

昼行便

第2ターミナル

夜行便

第1ターミナル

第2ターミナル

水上交通・航路

エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)

国際化や都市間競争への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などの課題を解消し、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進める指針となる計画である。大規模ターミナル駅周辺の再生モデルとして、行政と民間が共有・協働して実現していくものである。開発プロジェクト名は一般公募され、「エキサイトよこはま22」に決まった。

「横浜都心・臨海地域」として、横浜駅周辺では西口地区、西口五番街地区、きた西口鶴屋地区、東口地区などが特定都市再生緊急整備地域に指定されており、今後再開発を行う計画となっている[20][21][25][26][27]。これらの地域において老朽化した建物を解体し、高層ビルなどによる横浜駅や駅周辺の一体再開発を目指す。なお、当プロジェクトでは新たな枠組みとして再開発地区を5つのエリアに分けており、横浜駅を中心に西口周辺(五番街含む)および東口周辺の地区を合わせて「センターゾーン」とし、その周囲にある4つのエリアをそれぞれ「南幸地区」、「北幸地区」、「鶴屋町地区」、「平沼地区」としている[28]

また建物の建て替えのみならず、現在は地下で結ばれている東口と西口方面を駅ホーム上空の2階部分で直線に結び(新たなペデストリアンデッキの整備)、駅前広場や待ち合わせ場所(ターミナルコア)の整備、中央通路とザ・ダイヤモンド(西口地下街)の地下階層による接続、東口地区とみなとみらい地区の更なる接続強化、首都高速道路の壁面緑化、河川の有効活用や河川沿岸の整備(河川は治水対策をし、水上バスの運行やボードデッキを整備する)などを行い歩行者空間や交通の充実を図るというもので、横浜港開港150周年である2009年に計画がとりまとめられた。開発の期間を二期に分け、全体の完成は計画策定から20年後を目処にしている。

2010年1月には、「エキサイトよこはま22」の横浜市案による20年後の横浜駅周辺を表したイメージ映像が横浜市都市整備局のサイトなどで公開された。この映像は今後の計画検討の際などに利用される予定である。

関連する個別の開発計画

横浜駅西口駅ビル計画(仮称)[29](駅前棟・鶴屋町棟)

2010年8月、JR東日本東急による共同開発計画が発表された。CIAL横浜エクセルホテル東急(いずれも2011年3月末閉館)を取り壊して高層駅ビルへの建て替えを行うというもので、メインとなる駅前棟の上層部にはオフィス、下層部には商業施設などが入る。また、鶴屋町地区には駐車場をメインとしながら保育所を設置する鶴屋町棟も建設される。当初はJR線の上部にも8階部までの商業施設棟(線路上空棟)を建設するとしていたが、2014年3月に発表された計画では中止となっている[30]。駅前棟の高さは当初約195m(地上33階建て)の予定であったが、その後に約180mへ変更することが発表された。しかし、東日本大震災を受けて安全性を重視するため更に規模縮小となる可能性が示唆され[31]、2014年3月に発表された計画では駅前棟が高さ約135m(地上26階、地下3階)、延床面積約94,000m²で、鶴屋町棟が高さ約31m(地上9階)、延床面積約24,000m²となっている[30][32]

なお、当初の発表では2011年に着工、2019年の完成を目指すとしていたが、JR東日本では「東日本大震災を受けて建設計画を見直す」としており、計画の遅れが示唆されていた。2014年3月に発表された計画では1年遅れて駅前棟・鶴屋町棟共に2020年東京オリンピック開幕前[33])の開業予定となっている[32]。また、着工が遅れているCIALおよびエクセルホテル東急跡地では期間限定施設として、それぞれ商業施設の「西口ルミネ」や屋台村・仮設飲食店などが運営され、継続的に賑わいの創出が行われている[24]

2013年12月末には開発事業敷地内における東急の所有地(エクセルホテル東急跡地と、きた西口鶴屋地区の旧東横線使用地)をJR東日本に売却(2015年9月引き渡し予定)し、開発主体を一元化することが発表された。開発を加速する狙いがあるとされ、東急は事業から完全撤退するわけではなく「今後も様々な形で協力する」としている。これにより、JR東日本が中心となって鶴屋町棟およびそこから駅前棟に繋がる歩行者ネットワーク(歩行者デッキ)の整備などを行なっていくこととなる。また、同社はこの歩行者ネットワークに隣接する「横浜駅きた西口鶴屋地区再開発事業(仮称)」の再開発区域とも一体的に開発を進めていく方針である[34][35]

東口地区の再開発

事業主体は日本郵政、JR東日本、京浜急行電鉄、横浜市の4者で、同市では2014年3月中に東口地区の再開発(対象となるビルや駅前広場、歩行者デッキ、市道)に関する大まかな概要などを盛り込んだ基本構想をまとめるとしている。なお、都市再生特別措置法の申請期限が2017年3月31日までとなっているため、それまでに都市計画を制定する方針である[30]

隣の駅

東日本旅客鉄道
東海道線
通勤快速
通過
快速「アクティー」・普通
川崎駅 - 横浜駅 - 戸塚駅
横須賀線
新川崎駅 - 横浜駅 - 保土ヶ谷駅
湘南新宿ライン
特別快速・快速(高崎線 - 東海道線直通)
武蔵小杉駅 - 横浜駅 - 戸塚駅
普通(宇都宮線 - 横須賀線直通、一部は宇都宮線内快速)
新川崎駅 - 横浜駅 - 保土ヶ谷駅
京浜東北線・根岸線(横浜線・根岸線の系統含む)
快速・各駅停車(いずれも根岸線内は各駅に停車)
東神奈川駅(京浜東北線) - 横浜駅 - 桜木町駅(根岸線)
※線路名称上の東海道本線としての当駅の隣の駅は東神奈川駅と保土ヶ谷駅であるが、双方の駅に停車する系統は存在しない。
東京急行電鉄・横浜高速鉄道
東横線・みなとみらい線
特急・通勤特急・急行
菊名駅(東横線・TY16) - 横浜駅 (TY21・MM01) - みなとみらい駅 (みなとみらい線・MM03)
各駅停車
反町駅 (東横線・TY20) - 横浜駅 (TY21・MM01) - 新高島駅 (みなとみらい線・MM02)
京浜急行電鉄
本線
京急ウィング号
通過
快特・快特(金沢文庫駅以南は特急)
京急川崎駅 (KK20) - 横浜駅 (KK37) - 上大岡駅 (KK44)
特急
神奈川新町駅 (KK34) - 横浜駅 (KK37) - 上大岡駅 (KK44)
エアポート急行
仲木戸駅 (KK35) - 横浜駅 (KK37) - 日ノ出町駅 (KK39)
普通
神奈川駅 (KK36) - 横浜駅 (KK37) - 戸部駅 (KK38)
かつては戸部駅との間に平沼駅が設置されていた。
相模鉄道
本線
特急・急行
横浜駅(SO01) - 二俣川駅(SO10)
快速
横浜駅(SO01) - 星川駅(SO05)
各駅停車
横浜駅(SO01) - 平沼橋駅(SO02)
横浜市営地下鉄
ブルーライン(3号線)
高島町駅 (B19) - 横浜駅 (B20) - 三ツ沢下町駅 (B21)

舞台となった作品

映画

桃太郎電鉄シリーズ

脚注

注釈

  1. なお、2代目横浜駅は、現在も高島町交差点前のマンション敷地内に遺構の一部が残っている。
  2. 平成16年2月1日より営業開始。
  3. 両社で愛称が異なるが、共同運行を行なっている路線である。


出典

  1. 「横浜駅バリアフリーマップ」配布へ-点字で駅の構造表示 - ヨコハマ経済新聞 2008年03月31日
  2. 相鉄線全駅で「駅ナンバリング」を導入します
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 『JR時刻表』2010年8月号(交通新聞社刊)
  4. 横浜駅の物語「初代横浜駅データ」建設産業図書館
  5. 2013年3月改正時点では1738M(7時24分発)から778M(8時46分発)までの一部列車が8番線発着となる。
  6. 平成18年度 鉄道安全報告書
  7. 横浜高速鉄道株式会社・有価証券報告書 第24期 第一部3.(3) 京浜急行・横浜駅の駅総合改善事業(北部改札と、みなみ通路への接続通路も補助対象)
  8. 京急線横浜駅に新規7店舗-「エキナカ」充実で集客狙う - ヨコハマ経済新聞
  9. [http://www.oricon.co.jp/news/music/60169/full/ 京急「駅メロ」に、EXILE、ゆず、ゴジラ ニュース-ORICON STYLE-
  10. 横浜駅構内図 相鉄
  11. 4月1日(日)から全駅に運行情報ディスプレイを設置 - 相模鉄道ニュースリリース 2012年3月1日
  12. 駅別乗降者数総覧 ’08 エンタテイメントビジネス総合研究所
  13. 2004年2月1日開業。
  14. 神奈川県県勢要覧(平成17年度)15-21章 224ページ
  15. 15.0 15.1 神奈川県県勢要覧(平成19年度)15-21章 226ページ
  16. 16.0 16.1 神奈川県県勢要覧(平成21年度)15-21章 240ページ
  17. 神奈川県県勢要覧(平成23年度)228ページ
  18. エキサイトよこはま22 横浜駅周辺大改造計画 概要版(改訂版)平成25年6月。発行・編集、横浜市都市整備局都心再生部都心再生課。
  19. 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想)平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
  20. 20.0 20.1 横浜市の都市再生の取組について > 横浜都心・臨海地域(区域図)(横浜市都市整備局)
  21. 21.0 21.1 横浜都心臨海部が「特定都市再生緊急整備地域」に指定されました!~ヨコハマは、「環境未来都市」・「国際戦略総合特区」とあわせて全国唯一のトリプル指定!!~記者発表資料 横浜市 平成24年 (2012年) 1月20日付)
  22. 横浜エクセルホテル東急跡地に登場した屋台村の正体とは?([はまれぽ.com] 2013年10月20日付)
  23. 神奈川県・横浜駅に、ルミネの期間限定新施設「西口ルミネ」がオープン(マイナビニュース 2013年12月22日付)
  24. 24.0 24.1 期間限定の「ルミネ」オープンへ…横浜駅西口(読売新聞 2014年1月1日付)
  25. 横浜駅周辺地区・エキサイトよこはま22:まちづくりの計画(横浜市都市整備局)
  26. 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域:横浜都心・臨海地域(都市再生本部)
  27. 都市再生緊急整備地域及び特定都市再生緊急整備地域の一覧首相官邸 > 地域活性化統合本部会合 > 都市再生
  28. まちづくりの計画:エキサイトよこはま22(横浜市都市整備局 > エキサイトよこはま22 公式ページ)
  29. (仮称)横浜駅西口駅ビル計画 -事業計画の概要-(東日本旅客鉄道株式会社・東京急行電鉄株式会社/横浜環境創造局 平成23年 (2011年) 12月5日付)
  30. 30.0 30.1 30.2 横浜駅大改造を縮小、線路上空には建てない(日経BP:ケンプラッツ 2014年3月10日付)
  31. 横浜駅西口再開発ビル縮小 JR東、震災受け安全性重視(日本経済新聞 2013年6月14日付)
  32. 32.0 32.1 (仮称)横浜駅西口駅ビル計画について(東日本旅客鉄道株式会社 2014年3月4日付)
  33. 東京五輪に間に合う! 横浜駅西口に地上26階建てビル(MSN産経ニュース 2014年4月23日付)
  34. 横浜駅西口駅ビル計画、東急がホテル跡地をJR東へ売却/神奈川(神奈川新聞:カナロコ 2013年12月28日付)
  35. 東急/JR東日本に横浜駅西口の用地を譲渡(流通ニュース 2014年1月6日付)

関連項目

外部リンク