仮面のメイドガイ

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仮面のメイドガイ
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ジャンル コメディ
漫画:
作者 赤衣丸歩郎
作画
出版社 富士見書房
その他の出版社
掲載誌 月刊ドラゴンエイジ
レーベル
発売日
発表期間 2004年12月号 -
巻数 刊行8巻
話数
その他
テレビアニメ:
原作 赤衣丸歩郎
総監督
監督 迫井政行
シリーズディレクター
チーフディレクター
企画
シリーズ構成 ふでやすかずゆき
脚本
キャラクターデザイン あおい小梅
メカニックデザイン
音楽
アニメーション制作 マッドハウス
製作 メイドキングダム
放送局 放送局参照
放送期間 2008年4月 - 6月
話数 全12話
その他
コピーライト表記 ©RRR・富士見書房/メイドキングダム
テンプレート使用方法 ノート

仮面のメイドガイ』(かめんのめいどがい)は赤衣丸歩郎(あかい まるぼろう)の漫画作品、これを原作としたテレビアニメ作品。

概要

富士見書房の雑誌「月刊ドラゴンエイジ」で2004年12月号より連載中。赤衣の商業デビュー作品である。基本的にはスラップスティックなギャグ色が色濃く、またさまざまな作品のパロディが散見される。

2006年10月よりラジオドラマ化された。また、2008年4月よりテレビアニメが放送された。


注意以降に核心部分が記述されています。

ストーリー

主人公・富士原なえかは17歳の高校生。大財閥総帥の直系であり、数か月後に18歳となった暁には大財閥のすべてを相続する第一権利保有者となる。そのため、本人が知らないところで財産の簒奪をもくろむ者たちから命を狙われる立場となっている。

これに対し、大財閥の現総帥にしてなえかの祖父・大富士原全重郎は愛する孫を守るため、2人のメイドを遣わした。1人は美人にしてしとやかなメイドの鑑であるフブキ。そしてもう1人は……確かにメイド服らしきものを着てはいるものの、「メイド」の概念を根底から覆す熱き魂を持ち(=暑苦しい)、筋骨隆々とした(=さらに暑苦しい)、そして素顔を仮面で隠した(=怪しさ猛爆発の)、そしてそもそも女性ではない(=「メイド」ではない)漢・コガラシであった!!

本来ならば絶対服従でうやうやしく接すべき「ご主人様」であるなえかに対しても「貴様」呼ばわりする無敵漢・コガラシの「ご奉仕」という名のすさまじい嵐が、いま吹き荒れる!!

登場人物

メインキャラクター

富士原 なえか(ふじわら なえか)
- 井口裕香
17歳の高校生私立秀峰制覇学園2年C組。女子剣道部所属(副主将)。
大富士原財閥総帥・全重郎の孫にして、大富士原家財産の第一権利保有者で、なえか自身は知らないが18歳になれば財閥の全財産を相続する権利を持つことになる。本人は金持ちとしての生活は自分をダメにすると思っており、弟と2人で一般庶民レベルの生活をしている。しかし家事全般の才能は壊滅的に無く[1]、フブキたちが来るまでの自宅は近所でも有名なゴミ御殿であった。
体格は普通だが、胸は学校でも屈指の巨乳。バストは88cm[2]で、ブラジャーは少なくともFカップ以上。ずば抜けた視力を誇る。周囲の友人たちが気づかないうちに流れ星を見つけられるほど。
剣道部所属でことあるごとに新選組戦国武将、「剣の心」などを持ち出す、正義・大義が大好きな侍マニア。部活動は修行であると同時に「ダイエットの一環」らしく、そのせいで「エセスポ根少女」呼ばわりされることもあるが、剣の腕は超高校級であり、各種大会で好成績を収め団体戦で大将を務めるほど。
性格はそれなりに常識人だが、若干短気かつ暴走がちで、もはや普通ではなくなってしまった周囲の環境に振り回され、あらぬ行動に出ることもしばしば。また体重管理に余念がなく、常にダイエットを試みているが、コガラシのメイドガイスキャンによれば成長期に入っているため、正しい生活習慣を維持していれば減量は不可能とのこと。
学業の成績は、体育実技以外は低空飛行。特に数学は壊滅的であり、度々赤点で補習を受けては剣道大会を欠席して他の剣道部員に多大な迷惑をかけたこともある。
またにナースに憧れ、病弱な母を5歳の頃に看護した時もあったが、その看護の腕前も殺人的なまでに酷く、フブキも風邪で倒れた時、なえかの看護に散々な目に遭わされている。
とにかく普段からコガラシのセクハラ攻撃の被害に遭っていることが多いが、最近では自らも精神的ダメージを被ることも辞さずコガラシにゴスロリメイド服の強制着用を命じるという逆セクハラで対抗し、見事コガラシを遁走させ一矢報いるなど逞しくなってきている。
コガラシ
声 - 小山力也
年齢不詳。メイドガイを自称する、圧倒的な体躯と筋骨隆々とした肉体を誇る謎だらけの男。その姿と行動は「メイド」の概念を根底から覆す存在。超人的な身体能力と数々の常人には持ち得ない特殊能力(後述)を有しており、五感どころか37もあるという「メイドガイ・センシズ」なる超感覚で周囲を認識し、透視、精神攻撃、飛行など多様に及ぶ技を駆使する。いつどこから迫り来るか分からない大富士原家遺産の簒奪を目論む敵からなえかを確実に守護させるため、全重郎によって「なえかの好みに合わせたメイド」との名目で富士原家に派遣された、なえか専属メイド兼ボディーガード。
メイド服のような服に身を窶しているが、エプロンドレスはノースリーブの袖口で筋骨隆々とした腕をむき出しにし、さらに肩口やロングスカートの裾はフリルではなくジグザグカット仕様。カフスの代わりに鎖つきのブレスレットを装着。伸縮・操作自在の長い黒髪を振り乱し、両耳・両手の爪は動物のごとく鋭くとがり、黒のマニキュアを塗る。口にはサメの牙のようにとがった歯が並び、さらには顔の上半分をヘッドドレスと一体になったような白銀色の仮面で常に隠している。下着はフンドシを着用。
態度・口調は極めて横柄であり、主人であるなえかや上司に対してさえも敬語は一切使わず、さらにはしばしば「貴様」と呼称する[3]。傍若無人なだけでなく極めて威圧的かつ不気味な雰囲気を漂わせ、頻繁に「ククク…」、あるいは「クハハハハ!」と笑う。
家事全般のスキルは完璧であり頭脳明晰、そしてメイドの基本として「ご主人へのご奉仕」を最重要任務と心得ている。しかし他人のプライバシーや精神面(特に乙女心)のケアに関してかなり無頓着(本人はそれなりに配慮しているつもりである)な上に目的のためなら手段は選ばず、所有する特殊能力を駆使していつも必要以上の行いをし、犯罪レベルのセクハラ行為やトラブルを起こす。その度にフブキやなえかから制裁を受けているものの、本人に悪意はおろか女性に対する関心や下心さえもないため、全く懲りることはない。
驚異的な生命力・身体能力・戦闘能力を兼ね備えており、フブキやなえかに致命傷を負わされても短時間で完全復活し、一時本当に死亡したとしても「メイド神の加護」によって即座に蘇生する。さらに常人には視認できないほどのスピードで動き回り、一流のエージェントでさえ気付かれないままに下着を剥ぎ取るという芸当をもやってのけ、その戦闘能力は劇中では最強クラス。その他にも様々な分野に対して専門的な知識・技術を有し、メイドガイとなる前はミュンヘン工科大学を卒業した後、MIT教諭・傭兵など、数多くのエキスパートクラスの職業を経験していた。唯一の弱点はフブキが所有する「緊箍(きんこ)」なる笛の音。遠くからでも数秒間聞かせれば気絶し、至近距離から十数秒間連続して聞かせれば絶命するという(西遊記の緊箍児が元ネタだが効果はそれよりもさらに凶悪)。
フブキ
声 - 豊口めぐみ
19歳。メイドキングダム出身で、メイドアカデミーで訓練を受けたスペシャル・メイド・エージェント。秀峰町一と呼ばれるほどの美人であり、さらに細身ながらもDカップ以上の巨乳という抜群のプロポーションを持つ。加減・常識を知らないコガラシの暴走を鎮めるメイドガイ・テイマーであり、かつ幸助の好みを十分に配慮した人選で富士原家に派遣された、幸助専属メイド兼ボディーガード。自称「敏腕メイド」。将来祖母のアラシが全重郎と結婚したときは富士原なえかの従姉妹(全重郎の義理の孫)になる予定だが本編中に一切話題は無い。
コガラシと違い振る舞いはいたって上品で「メイドの鑑」然としており、「黙れ」や「馬鹿」と言う言葉にすら「お」を付けるほど。エージェントとしての特殊な訓練を受けており、護身術や格闘技は達人クラス[4]。本人曰く「呪術や医療に関してはコガラシよりも上」。服の中に大量の暗器や装備品を隠し持っており、体重と合わせると85kgの重さがあるというが、ふだんの動きはその重さをまったく感じさせない。コガラシを始め、他キャラクターの暴走を叱るときの決めゼリフは「このお馬鹿ーーっ!!」。しかし、数学は苦手でありなえかの数学の宿題の手伝いは出来ない。また、ウィスキーボンボン一つ食べただけでも酩酊状態になる位に酒に弱く、酔っぱらうと脱いでしまう癖がある。その状態はコガラシ曰く「奴の母そのもの」。
一応コガラシの上司であるが、回が進むごとに「貴様」や、「ドジッ娘メイド」呼ばわりされたり、透視されたりするなどコガラシには振り回されることの方が多い。ちなみにコガラシに突っ込む際には、隠し持っている暗器の中から主に釘バットを使用する。当初は常識人のように見えていたが、次第にギャグキャラとしての立場を確立しつつある。都合が悪くなったときの逃げ足は速い。
商店街の男性店主を中心に結成された親衛隊「商店街フブキたん親衛隊・ガーターベルト騎士団」が存在する。
富士原 幸助(ふじわら こうすけ)
声 - 阪口大助
なえかの弟。私立秀峰制覇学園1年模型部所属[5]。なえかに万一のことがあった場合は、いずれは財閥の財産を継承する権利を持つ。
体重80kgのぽっちゃり体形。メイドさん大好きなオタクである。性格は素直で、なえかよりも常識人。が、メイドさんの王国「メイドキングダム」の存在を本気で信じている(劇中ではフブキがそこの出身となっており、「本当に実在していたらしい」となっている)など、少々ゲームに毒されているところもある。メイドに対するこだわりは常軌を逸しており、作中に登場する様々なメイド関連の逸話や伝説を網羅している。また、全重朗の邸宅にいる多数のメイドをほぼ全員把握している。
大量の美少女フィギュアや美少女ゲームを持っている上、未成年なのにアダルト向けの美少女ゲームソフトを購入できる。
重度の水太りらしく、サウナに入ると普通の体格にまで痩せ(重量差は約28kg)、大量のコーラを飲むと元に戻る。痩せたときの顔は、姉のなえかですらときめくほどさわやかで美形である。
美少女やメイドだけでなく、動物にも愛情を注ぎ、原作では後に下着泥棒となった犬のボスと心を通わせるところから、アブノーマルな気はあっても本質的には心優しい人物だと思われる。

大富士原家

大富士原 全重郎(おおふじわら ぜんじゅうろう)
声 - 麦人
なえかや幸助の祖父。大富士原財閥の総帥。使用人や敵などからは「御前(ごぜん)」と呼ばれる。富士原家にコガラシとフブキを送り込んだ張本人。親バカならぬ爺バカで、孫たちを溺愛している。なえかが大会に出場するとなると、その会場に観戦用の特別室を造らせてしまい、さらに富士原家が「ゴミ御殿」としてテレビ放映されそうになったときは、取材したテレビ局ごと番組を潰したほどの力を持つ。大財閥の総帥だけの事はあり、手腕は確か。その情報網はかなりのもので、コガラシも信用するほど。
自邸には多数のメイドを雇っている。もちろん全員が美人である。幸助とは趣味が合うためか特に仲がよい。
ハウスメイドのアラシと婚約し、なえかや幸助たちを連れて自分専用熱海(南海の孤島)へ婚前旅行へ行った。
アラシ
メイド学校の教官でメイドマスターの称号を持つメイド。フブキの祖母だが、その外見は永遠に16歳の姿を保ち続ける化物のような女性。通称「常若(とこわか)のアラシ」。眼鏡を愛用。コガラシや氷柱花など、古くからの知人は単に「常若」と呼ぶ。
全重郎と婚約しており、近い将来にはなえかや幸助の義理の祖母となる予定。
フブキはメイド学校の教え子でもあり、ご近所にまで「ドジッ娘メイド」と呼ばれていることを知り激怒した。それにより、フブキの再特訓を行う。
戦闘能力はフブキよりも格段に上。フブキが全力で投げナイフを投擲しても、服にかすらせるのがやっとである。メイド柔術なるものを習得しており、得意技は「山嵐」。座った状態からの「座り山嵐」も撃てる。
全重郎の趣味で少々作りのしっかりしていない下着を着けており、フブキとの勝負ではそこを突かれて敗北した。
彼女の前で「5文字からなるワード」(おばあさま)は禁句であり、うっかり口にした者はきつい折檻を受けることになる。

財閥関係者

小富士原 侘び介(こふじわら わびすけ)
声 - 堀内賢雄
大富士原財閥分家の頭領で小富士原商事の社長。シズクとツララを社員扱いで雇い入れた人物。大富士原財閥の財産継承権権利を保有するが、序列は末席。自称「財閥No.2」だが、自称に過ぎない。痩せた細面に口ひげを生やし、いかにも貧相で狡猾な感じの男でその外見通りの小物。髪は左右で天を突くようにとがった形で、コガラシをして「小物にしては強気」「並々ならぬ野心を感じる」と言わしめたが、血を見ることを激しく嫌う。
全重郎の70歳の誕生日パーティーの会場でなえかと幸助の誘拐を企てたが、コガラシたちの策略で阻止される。
小富士原 ネロ秀(こふじわら ねろひで)
私立秀峰制覇学園の理事長の息子で、その立場を使い生徒会長にのし上がった。幸助なみに太っている。
唇が分厚く、ツリ目。髪が左右で上方にとがり、2本角の鬼のような顔貌。重度の眼鏡っ娘フェチ。
自らのダイエットのため購買部から甘味関係の飲食物を撤去させたり、自らの趣味で「女子のスカートを短くさせる」、「コンタクトレンズ禁止」などの暴挙を実行した。
なえかとは遠い血縁者であり、幼い頃からなえかにちょっかいを出しては(主に股間に)逆襲を受けている。なえかが巨乳となってからは「胸デブ」と呼び、さらなる怒りを買っている。
侘び介との関係は不明だが姓が同じであり、髪型や性格の相似からかなり近い血縁者と思われる。
なえかの父母
本編未登場。南米で墜落した航空機に搭乗していたが死体などが見つかっておらず、現在も行方不明のままとなっている。ジョー(後述)の調査によれば生存の可能性は高いようである。
航空機事故が偶然なのか財閥関係者の手によるものかは不明だが、全重郎は偶然ではないとにらんでいる。
尚、なえかの母親は病弱な体質だったが、なえかの酷い看護を受けてからは体が次第に頑強になり、なえかが火や刃物を使うようになってからは病弱ではなくなったという。[6]

メイド忍軍

シズク[7]
声 - 神田朱未
奥州メイド忍軍に所属するメイド忍者。21歳。当初はエリザベス専属だったが、後に小富士原家に仕える。忍者としては下忍で、少しドジで忍者の技も未熟な為、コガラシの前に何度も苦杯を呑まされる。彼女たちの先祖は遠い昔、支倉常長率いる忍者部隊が奥州へと連れ帰ったメイドらしい。
数々の任務失敗のため、処刑されそうになったりメイド喫茶に飛ばされたりしているが、ツララと違い変装していたものの(しずかと名乗っていた)、潜入したメイド喫茶では成果を出すなど、世間の些事には姉より長けているようである。
ツララ
声 - 岡寛恵
シズクの双子で21歳。
シズクと同じく当初はエリザベスに、後に小富士原家に仕えるメイド忍者。忍者としては中忍で、シズクより技ははるかに上。職務に忠実なのだが、コガラシからは「敵方のドジッ娘メイド」と呼ばれる。細いツリ目で、自ら「殺し屋のような目つき」と言うほど。シズクと同じ年齢[8]とは思えないほど「妖艶で危険な、大人の女」の雰囲気を漂わせており[9]、忍軍内では「氷の女」と呼ばれている。
胸のサイズは、若干シズクより小さい。外見とは裏腹に、薄ピンクのブラにパステルピンクのフリルつきパンティを愛用。コガラシなどにその嗜好を非難されることもしばしばあり、本人も年齢より(かなり)上に見られることは気にしているようである(学園潜入時にうけた精神的ダメージはことのほか大きかったようだ)。
任務失敗の罰として、系列のネコミミメイド喫茶での強制労働をさせられた。それ以後「子猫ちゃん」と呼ばれると激怒するなど、かわいいもの扱いされるのも苦手であり、雪月花をして「男免疫ゼロ忍者」と評されるほどその手の事には弱く[10]、勤め先では逃げたり放棄したりと散々。
氷柱花(ひょうちゅうか)
声 - 田中敦子
奥州メイド忍軍の頭領で幹部五花の1人。シズク・ツララの上官。コガラシのものとは形状が違うものの、同様に顔の上半分を隠す白銀色の仮面を常に着けている。漆黒のストレートロングヘアー。アラシとは古い知り合いらしい。
極めて厳しく冷酷な性格で、自身への悪口より、職務失敗に対して怒ったり、革命首謀者の傲慢不遜な物言いに対しても冷静な判断を下し、部下の失態・失敗には厳罰をもって処する、その名に恥じぬ冷静沈着振りを見せる。メイド服のスカートは古式ゆかしいロングスカート派。誤って任務先の変装に使用していたミニスカート姿のまま出現したツララに対し、静かに激怒していた。
雪月花(せつげっか)
奥州メイド忍軍の戦闘部門を統括する戦頭で幹部五花の1人。18歳。氷柱花より格下だが意見の相違が多く、忍軍内で敵対している。外見は少年と見間違えるほどボーイッシュ。自称も「ボク」。明るい茶髪のショートヘアー。常に十字星の紋様がついた額当てを着用している。この十字星の中心には、高解像度の超小型デジタルカメラが内蔵されている。
メイド服のスカートはミニスカート派。氷柱花の留守中に頭領代行となったのを利用し、メイド忍軍を全員ミニスカート化すべく「ミニスカ革命」を起こした。ツララによると「外見こそ女だが、中身はエロオヤジ」。配下のメイド忍たちからは「雪様(ゆきさま)」と呼ばれている。
登場回が増える毎に、作中の男性キャラクターなどから女性扱いされなくなってきている。コガラシには女装男扱いされ、零三号には相手にされず、復帰任務の潜伏先のチャイナメイド喫茶では客に見向きもされないという有様。
ミズチ
中忍。20歳。雪月花の直属にして1番の腹心。ミニスカート派。
ミニスカ革命で、ロングスカート派のツララにミニスカートをはかせるべく拉致しようとしたが、返り討ち(ネコミミメイド喫茶ごと爆破)に遭った。かなりのグラマラスなボディーの持ち主。
ツナミ
中忍。雪月花の配下で、ミニスカ戦闘部隊「絶対領域十人衆」の隊長。必殺技は「変移抜刀ミニスカ斬り」。
寒桜(かんざくら)
奥州メイド忍軍の情報部を統括する参謀頭で幹部五花の1人。別名「呪いの懐刀」。
呪術、占術が得意で彼女の占術は的中率100%でタロットカードを使って占う。氷柱花から信頼されており、本人も氷柱花を崇拝している。
御母堂様(ごぼどうさま)
支倉常長率いる忍者部隊が奥州へ連れ帰ったメイドの、最後にして唯一の生き残り。ふだんは奥の院に住み、めったに姿を見せない。
(黒脛巾組)零三号
かの伊達政宗が創設した黒脛巾組の末裔。御母堂様を守る奥の院の守りの要でもある。そのため、氷柱花の背後を取るなど忍術・手腕は確かなのだが、千住観音身体計測の術をはじめ、セクハラ好き。男とは戦わない主義。
マダムJ
声 - 皆口裕子
駅前デパートスィーツカフェ「デ・ランジュ」の前にオープンした爆乳カフェ「スイートほるすたいん」の店長。溢れるばかりの爆乳と、口の下のほくろが特徴。
その正体は、忍軍の経済を支えるメイド喫茶店舗のGM的存在(立場は嘱託中忍)。実は、彼女は貧乳であり、大きく見せているのはカップである。
氷柱花に使い物にならないと判断されたメイド忍軍たちの奉公先を管理しているようで、従業員は意外に楽しくやってたり、スイートほるすたいんもコガラシが来るまでは繁盛していた為、里にとっては重要な存在であるようだ。

学園関係者

和泉 英子(いずみ えいこ)
声 - 加藤英美里
なえかの級友で女子剣道部の部員で女子剣道の会計も担当し、成績もそれなりに優秀。剣道の腕前は全国クラス。なえかと違い、胸は薄め。ポニーテールのボーイッシュな「乙女2号」。本人曰く一部で意外な人気、らしい。
作中の登場人物の中で一番の貧乳であり、成長したエリザベスにすら追い越されてしまったほどで、コガラシの見立てではあと2ミリしか成長しないとのこと。
平野 美和(ひらの みわ)
声 - 小林ゆう
なえかの級友で女子剣道部の部員。英子同様剣道の腕前は全国クラス。英子と同じく、胸は薄め。ショートカットで少々おとぼけな「力と技の(乙女)V3」。コガラシを「師匠」と仰ぐ。
英子とともになえかの巨乳を羨む時があり、あまりにも数学の成績が悪いなえかを乳ファンクラブに売りつけようと思ったり、女の友情の脆さ(?)を感じさせることも。
内藤 昌(ないとう あきら)
声 - 高橋まゆこ‎
なえかの先輩で女子剣道部部長。女子高生レベルを遥かに凌駕する剣客級の腕前を誇るが、極度のあがり症ゆえに大観衆の前では実力の半分も発揮できない(それでも一般レベルははるかに越えている)ので、公式大会での大将はなえかに任せている。なえかがよく問題行動を起こすため気苦労が絶えない。
木下(きのした)
声 - 岩村琴美
なえかの後輩で女子剣道部の部員。女子剣道部のマネージャー的な存在。
田原坂 沙希(たばるざか さき)
声 - 甲斐田裕子
なえかの学校の後輩(剣道部ではない)で1つ年下の16歳。なえかに激しくあこがれる眼鏡っ娘。要するにレズである。
なえかに匿名でラブレターを出し、待ち合わせ場所に来たなえかともどもコガラシが作った巨大な落とし穴(地下の体育用具室)に落され、その奥にコガラシが用意した豪華なベッドでなえかと何やらやったらしい。
その後は乳ファンクラブと対立したり、なえかにストーカー行為を働いたりする。
水無瀬 由里(みなせ ゆり)
私立秀峰制覇学園の生徒会副会長。3年B組所属。ストレートのロングヘアーで眼鏡をかけた才女。その正体は小富士原家に代々仕える「ご奉仕一族」の末裔で、ネロ秀の専属メイド。国際A級メイドライセンスを15歳で取得し、東大A判定の学力と空手テコンドーに精通するなどパーフェクトな実力を持つ。ネロ秀が人の道を踏み外さないようにフォローする使命を持っているが、彼の馬鹿さ加減には心底あきれており、登場するたび暴走の制止と後始末に苦悩している苦労人である。
エリザベス・K・ストロベリーフィールド
声 - 藤田咲
なえかのクラスに転校してきた天才少女。英国からの帰国子女である。通称「リズ」。13歳だが優秀なため、飛び級して高校2年になっている。コガラシのスキャンによると身長130cm、体重28kg。スリーサイズはB61/W55/H66。左脇腹に変わった形のほくろがある。髪は金髪で、チェック柄のリボンでツインテールにしている。正体はなえかの命=財閥の財産を狙う者の実行部隊らしい。パラソルを使った「胡桃割りフルーレ」という必殺技を持っている。詳細は不明だが男性にのみ効果のある技らしい。「無駄にでかい物」が大嫌いであり、なえかの胸を「見苦しい、目障り」と断じた。
なえかに決闘を申し込んだ際、なえかを本気にさせるため、なえかの胸の写真(下着姿や入浴中)を「富士原なえか“乳”ファンクラブ」に売りつけようとした。
かなりのブラコンだが兄のヘンドリックは巨乳フェチのため、自分に興味を持ってくれないのが最大の悩み。巨乳フェチの兄の蛮行を阻止すべく、額にいちご柄のついた仮面をかぶり「怪傑・いちご仮面」と名乗って、なえかや女子剣道部の面々の前に現れたりしたこともある。
なえかとの剣道勝負の時に、コガラシが呼び寄せたカラスに胸元をつつかれ、それ以来、カラスへのトラウマを覚え、シーツに毎晩世界地図(ようするに寝小便)を描くようになってしまい、荒屋敷と共になえか、フブキとテニス対決を挑むが、敗退する。
ヘンドリック・K・ストロベリーフィールド
声 - 高橋広樹
エリザベスの兄。ブロンドの長髪で美形だが、乳ファンクラブに匹敵するほどの巨乳フェチ。「魅惑の魔眼」を持ち、視線だけで女性のハートを射止め、意のままに操ることができる。その実は「瞳術」(どうじゅつ)という瞬間催眠能力。
なぜか産休になった江林木[11]に代わり、2年C組の担任になる。担当教科は英語。担任就任の直前に担当クラスの巨乳女子生徒のみ家庭訪問をしていた。江林木に代わり剣道部の顧問にも就任する。なえかを「美しき胸の君」と呼び、自分の(結婚を前提とした)彼女にしようとする。さらに生徒会顧問にも就任。生徒会長・ネロ秀の暴走を「女の子が美しくなることなら」と無条件認定(ただし眼鏡っ娘属性はないらしい)。
有宗 美里(ありむね みさと)
なえかのクラス2年C組の臨時教師で数学を担当している。なえか以上の巨乳の持ち主。28歳。
胸の大きな女性は数学が出来ないという理由で学生時代に好きな人に振られてしまいそれがトラウマとなっており、数学がまるで駄目な、なえかを何とか数学好きにさせようしている。
富士原なえか“乳”ファンクラブ(ふじわらなえか・ちち・ふぁんくらぶ)
私立秀峰制覇学園・男子剣道部の3名。全員、目も言動もイッチャッてるアブナい人たち。とは言え、一応程度の一般的な常識も持ち合わせている。なえかの巨乳に魅せられた漢どもで、「なえかの胸を思う存分揉みしだくこと」を目的としてなえかに剣道勝負を挑んだり、なえか(の胸)を「1千万円で買い取り」しようとした。なえかの胸の話となるとどこからともなく3人まとめて出現する。“乳”の文字が入ったハチマキを着用している。
乳リーダー(ちち・りーだー)
声 - 川島得愛‎
“乳”ファンクラブのリーダー。黙っていればイケメンで、実はかなり紳士的な一面もある。一度はなえかの心のシーソーが傾きかけたことがあるほど(しかし、フブキにより阻止された)。工事現場でアルバイトをしている。
植芝[12]
声 - 名村幸太朗
猪口[12]
声 - 御園行洋

龍玉神社

巫女
声 - 柚木涼香
龍玉神社の巫女。名前は不明。コガラシとは過去に「ご奉仕仲間」だったらしい。コガラシを「ガイ」と呼ぶ。
コガラシが「魔性の女」と評するほどの能力者であり、神と紙と筆を使って交信(文通)できる。紺色のロングヘアーに巫女らしい落ち着いた風貌。下着は着用しない。
作中の主要キャラクターの中では3番目に胸が大きい(人外魔境の荒屋敷は除く)が、妹の若紫曰く「(物を)挟めるほど大きくない」。
若紫(わかむらさき)
龍玉神社の巫女の妹で自身も巫女。ただし、まだ能力(というか身体の成長)は不十分。
姉と同じくコガラシを「ガイ」と呼び、神とスケッチブックを使って交信できる。髪はおかっぱ。年端も行かない幼女だが、他人を「こわっぱ」と呼ぶことがある。

その他

魚松 マグロ(うおまつ まぐろ)
声 - 斎藤志郎
商店街の鮮魚屋「うおまつ」の店主。毎日早朝、築地から商品の鮮魚を仕入れている。
コガラシに強制訊問され、怪しい少女(エリザベス)のパンツの柄を覚えていたため「好色オヤジ」と呼ばれた。
「商店街フブキたん親衛隊・ガーターベルト騎士団」の団員。
ムラサキのひも
声 - 内田直哉(団長)・佐藤晴男加藤亮夫
富士原家のご近所に出没した下着泥棒グループ。富士原家に忍び込んだとき、コガラシが仕掛けていたトラップに引っ掛かり御用となった。捕まったのは3人組である。団長が別におり、3人組が捕まったため警察に追われているが、捕まっていない。団長はそれなりの報酬(下着)を払えば下着ドロの情報を教えてくれたりもする。その際に領収書を切るほど律儀な人物。
彼らによると、なえかの下着は「頭弱そうな巨乳美少女」のものとして末端価格7万円、フブキの下着は「町内一の美人」のものとして末端価格数百万円らしい。
荒屋敷 吉江(あらやしき よしえ)
声 - 山口眞弓
修験道高校2年。剣道部所属。人呼んで「女子剣道界の武蔵坊」。通常の女子高校生と比べ、一回りどころか10回りほど大きな巨体。その外見とパワーから「県北の暴れ熊」や「人とゴリラのハーフ&ハーフ」と呼ばれ、恐るべき体格と体力を誇る。
3年前の中学校剣道の県大会の時、なえかに男呼ばわりされて激怒、しかしなえかの竹刀の先が袴に引っ掛かって袴が脱げ、さらに運が悪いことに当日はたまたまパンツのゴムがゆるんでいたために大変なことになった。もちろん棄権負け。その後3年間姿を隠していたが、その間は山にこもり「打倒なえか」のため修行していたらしい。その恨みはすさまじく「叩きのめした上、丸裸で観客席に放り込む」と叫んでいた。
修行の後は1本3,500円の特製赤マムシドリンクを飲むことで通常の3倍の力が出せるようになった。このときは巨体がさらにふくれ上がり、舌は細く伸びて先が2つに割れ、その背後には大蛇の姿が見えるという。[13]
結局、再戦ではなえかに一本とられ、その後にコガラシの幻惑殺法により周囲の人間全てがなえかに見えるようにさせられて暴走し、反則負け。龍玉神社ではリズと組んで、なえか、フブキとテニス対決をし、パワー殺法とトリッキーな戦術(?)で苦しめるが、神の意志(というよりも好み)によって敗退し、雪辱は晴らせなかった。[14]
ジョー・ライアー
メイド考古学の世界的権威「ルイジアナ大学」の教授で、コガラシの元・主人。米国人。どんな危険も冒してもメイド考古学について調べようとする。元・名探偵であり、その経験から数千年前を見通すといわれるほど。
古代メイド王朝「プレ・メイドキングダム」を探しにコガラシとフブキを護衛につけ、アマゾンの奥地へと旅をした。その報酬として、南米におけるなえかの両親についての調査レポートをコガラシに渡した。
タツマキ
人呼んで「怪盗メイド服」。メイドグッズ、それも歴史的に貴重とされるものばかりを狙って盗む凄腕の女怪盗。目撃者は多いが、その顔はもちろん姿を写真に撮られることがなかった。しかし、秀峰デパートの美術館に忍び込んだ時、監視カメラにその姿を初めて撮られた。凄腕の割には盗みのときよくドジをするので「凄腕ドジッ娘大怪盗」の別名をつけられ、国際指名手配されている。
その正体はフブキの母でアラシの実娘。その姿はフブキとそっくりで、顔もプロポーションもほとんど同じ。母・アラシと同様に、19歳の娘がいる母親とは思えない若さを保っている。プロポーションが同じでドジッ娘という共通点のため、フブキが怪盗メイド服であると誤解され逮捕されそうになった。
かつてフブキの名をかたってフブキのクラスメイトとデートしたり、ミスコン荒らしをしたことがあるらしい。比較的常識人のフブキとは性格が正反対だが、レベルは同じとはコガラシの評。
サルバドーラ・デバイレ・サカサ
声 - 木下紗華
秀峰市内にある楠ヶ丘総合病院に勤める女医。おかっぱ頭で眼鏡をかけている。秀峰学院の校医に外見が酷似した人物がいるが、本人かどうかは不明。本籍はニケラゲア共和国マナゲア45丁目1-12-14。住所は静岡県蒼木ヶ原市秀峰町2-13-3。
医師免許証明書による診療可能科は外科・内科・小児科・肛門科・歯科。
生徒からは「ミス無愛想」と呼ばれる位、鉄面皮だったが、ヘンドリックの魅惑視線や、リーダーの記憶喪失事件から、ひとたび恋愛感情に火がつくと、メロメロになってしまう。
カミカゼ
「マスターメイドガイ」の称号を持つ、コガラシの師匠。豊かな銀髪と髭をたくわえるかなりの高齢だが、まだまだ現役でコガラシ以上に度を越した「ご奉仕」を行う。コガラシと同様に、顔の上半分を黄金の仮面で隠している。コガラシとは師弟というよりライバルのような関係で、コガラシには「オイボレ」や「徘徊ジジイ」呼ばわりされる一方、コガラシを「60にも満たぬ若造」と呼ぶ。
ヘルニアの持病があり、時々腰骨が大きな音を立てる。このために、フブキに化けていたところをアラシに見抜かれたことがある。
轟 源二(とどろき げんじ)
声 - 名村幸太朗
なえかが中学生時代に憧れていた人物で当時は剣道部に所属していた。全身包帯巻きのバンカラファッションに常にエビフライをくわえている。
なえかの作ったエビフライを食べ、死に掛けたことから、なえかの毒エビフライを克服するために山で修行を行っていた。

コガラシの技など

妖技

大回転・メイドガイ・ホーミングカタパルト
手や髪で捕縛した石などを、高速回転しながら投擲する大技。単なる石ころでさえ致死弾となるほどの威力を発揮し、照準もこの上なく正確。
デイドリーミン・メイドガイ・イリュージョン
両目から怪しげな念波を発し、対象に幻覚を見せる技。相手にとって苦痛となるイメージを見せることで、その心に多大なダメージを与えることができる精神攻撃。思念を持つ対象でさえあれば実体がなくとも効果を発揮する。
エンジェルフォールズ・精神破壊悪夢光線
額に隠された第3の目を開いて放つ、フルパワーのイリュージョン。相手の心にトラウマを残すほどの精神的恥辱を与えるようである。
ブラックローズフォールズ・精神破壊悪夢光線
エンジェルフォールズの上をいく超フルパワーのイリュージョン。相手の精神を粉砕してしまうほどの精神的恥辱を与えるようである。
メイドガイ・アイ
透視力。衣服や袋などを透かして見ることができる。人体のホクロ・汗疹・虫刺されまで判別できるほどの精度を誇るが、衣服の細かい柄までは判別できないらしい。
主な対象は配属環境からなえかやフブキ等女性になってしまうことが多く、つまりは完全なセクハラ行為であるが、コガラシ本人に悪意・下心は全くなく、その使用用途は対象の健康管理・衣類のサイズ調整・情報収集など、純粋に任務のためだけである。
デビルマンのデビルアイのパロディである。
メイドガイ・イヤー
「地獄耳」のこと。もちろん比喩的な意味ではなく、本当に小さな物音や内緒話でも聞き取る。
「メイドガイ・イヤーは地獄耳」の台詞の通りデビルマンのパロディである。
メイドガイ・ヴォイス
特殊な発声法によって、対象にそれぞれ違った効果を及ぼす七色の魔声。
サンライトイエロー
対象者にだけピンポイントで声を伝えることができる魔声。メイドガイ・イヤーとの併用によって、秘話通話のような芸当も可能。
モスグリーン
複数の動物を操ることができる魔声。
エメラルドブルー(メイドガイ・フリーズヴォイス)
潜在意識に干渉する特殊な催眠音波を発する。聞いた者は30分間身体がまったく動かせなくなり、まばたきさえできなくなる。
ブラックシャドー(メイドガイ・ハーメルンヴォイス)
特殊な催眠音波を含む声を発し、明確な意志が無い人間をコガラシの下へ集める群衆操作の効力を持つ魔声。
メイドガイ・空蝉スモーク
窮地に陥った際、多量の煙幕を発して視界を奪い、相手の攻撃を煙幕内の別の対象に移し替える。いうなれば煙幕と変わり身の合成技。
メイドガイ・ガン・アクション
ほとんどパワーのない夜店の射的の空気銃を銃本体を高速回転させることで遠心力によりコルク弾に凄まじい初速を与え、実銃に匹敵する射程と威力を持たせる技。なえかの足元に放たれ、見事に転ばせたほどの威力を誇る。
メイドガイ・岩盤畳返し
地盤を瞬時に跳ね上げて、あらゆる攻撃を防ぐ防御技。
メイドガイ・コピー
耳とプリンタを直結することで、脳内に記憶したイメージをデータに変換してプリンタに送信・直接印刷することができる妖技。そのクオリティは「鮮明画像、クッキリハッキリ、色鮮やか」というほど。
様々な電子機器に応用可能であり、携帯電話に接続することでカメラに頼らずとも携帯電話内に画像を残すことが可能。
メイドガイ・金色スプラッシュ・コンクエスト・ミヤツグチ
金魚すくいの金魚を女性用の和服のみにある身八口(みやつぐち:脇の下の開口部)から投げ入れる技。これをされた女性は金魚を出すために服(特に上半身)を脱がざるを得なくなる。
メイドガイ・シュレッダー
アニメ版で使用。高速振動させた歯で紙を裁断する。
メイドガイ・スキャン
目で見た対象物の特徴などを、正確かつ精密に把握できる。
対象が人間の場合、身長や体重などはもちろん、健康状態や成長度さえも把握可能。
メイドガイ・センサー
超感覚。コガラシが問題ありと判断する、あらゆるものの接近を感知する。
感知すると頭頂部の髪の毛が1束直立する(これは『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪アンテナのパロディ)。
メイドガイ・センシズ
コガラシが備える感覚機能。人間より遥かに優れた五感に加えてコガラシ固有の32もの超感覚、合計37種類存在する人類を遥かに超えた外界感知機能。
メイドガイ・ヘアーセンス
伸縮自在の触毛=コガラシの髪を伸ばして放射状に展開、触毛の届く範囲内の物体を接触・知覚する超感覚。
伸ばした触毛は自由自在に操作でき、物を絡め取って捕縛したり投擲したりする事が可能。ヤブ蚊の駆除や散らかった部屋での探し物にも使える便利な技。
メイドガイ・スチールヘアーセンス・バインド
メイドガイ・ヘアーセンスの応用。目に見えないほど極細かつ強靱な触毛を無数に伸ばし、相手をからめ取って動きを封じる。有効範囲はコガラシを中心に半径10mほど。
手から伸ばして使う他、クモの巣のように周囲に伸ばしトラップとして仕掛けることも可能。
避雷針ヘアーセンス増幅サンダー返し
触毛を避雷針として電撃を吸収し、電圧を大幅に増幅して反射する。
メイドガイ・超振動クロー
手を超高速で振動させることにより、持っているものの水分子を振動させ、水蒸気として蒸発させる技。要はミニ電子レンジのようなものである。
メイドガイ・ドッグ・トランスフォーメーション
犬耳を装着することでコガラシの野生の本能が目覚め、犬と会話ができるようになる妖技。
亜種として「ジャガー人」も存在する。その際は数匹のジャガーに人を襲わせるフリをするが、「人の肉の味を覚えさせない」ためにあくまでフリだけである。
メイドガイ・ドッグ・ネコダマシ
メイドガイ・ドッグになった時の技の1つ。実体は、単なる猫だまし(顔の前で突然手を叩き相手の動きを止める)である。
メイドガイ・トランスフォームド・サウザンドフェイス
顔貌のみならず体形までも自由自在に変化させ、別人になりすます変装術。カミカゼも使用可能。
メイドガイ・ハイドインシャドウ
気配を完全に消すことで周囲の環境に溶け込む隠密技。
メイドガイ・バードパーティー・モーニングコール
大量の鳥を操り、鳥のさえずりによってご主人の朝の爽やかな目覚めを演出するための技。
カミカゼも使用可能だが、両者とも対象への配慮完全無視の使い方をする。
メイドガイ・ヒーリング・ダンス
病魔退散に効果があるという、怪しげな踊り。
メイドガイ・ビリヤード
親指で対象を弾いて不規則なスピンをかけ、ビリヤードの球のように乱反射させる。
メイドガイ・レビテーション
空中を自由自在に浮遊する。本人曰く「我が奥儀」。
メイドガイウィング
空中を自由自在に飛翔する。メイドガイ・レビテーションの応用か?

知識・アイテムなど

メイドガイ・レシピ
全世界・全地球・全宇宙の料理を極めたコガラシならではのレシピ集。
レシピ総数は億の桁に達し、料理かどうかわからぬ物まで網羅している。
そのレシピに国境線は存在せず、「○○料理」などという枠も存在しない。
メイドガイ特製栄養ドリンク
わずかグラス1杯で脳と身体に強力なパワーがプレゼントされる。
材料はイモリの尻尾・マンドラゴラの根・黒後家蜘蛛の糸・みりん少々・特製秘伝のスープ。
カロリーもすさまじく、グラス1杯が牛乳30本分に相当する。
ドリンク剤タイプもあり、1本が2万kcalに相当する。
メイドガイ特製・ホルモンサラダの脂身ソースがけ
ラーメン店「豚王」の「特濃豚骨ラーメン超盛」を食べているなえかの「口休め」としてコガラシが作った料理。具体的なレシピは不明。
名称の通り、かなりハイカロリーで精力がつくものと思われる。
メイドガイ・バッジ
修行をする時、コガラシに努力が認められると与えられるバッジ。10個集めると、修行は完成するらしい。
かなり重いものらしく、普通の人間は9個以上持っていると水に沈み浮き上がることができない。
メイド・バッヂ
メイドなら誰しもが身に着けるバッヂ。所属ごとに様々な種類がある。
重量があり、文鎮としても使用可能。通信機としても使用できる。
メイドガイ・パラシュート
高い場所から不意に落下したり、深い落とし穴などに引っ掛かったときに使用する。
具体的にどのようなものかは描かれていない。
メイドガイ・護身ブラジャー
なえかの身に危険が迫った時のために、コガラシが改造を施したメイドガイ特製のブラジャーとパンティ。さまざまな効果を持つモデルが存在する。ちなみになえかの下着は全てこれに改造されてしまっている。
モデル=メツブシ
中央のリボンを引き抜くことで強力な閃光を発するブラジャー。リズに着用させ、視線能力者(特にヘンドリック)の能力を一時的に封じた。
モデル=グレネード
中央のリボンを引き抜き丸めて投げつけることで相手に多大なダメージを与えるブラジャーとパンティ。ネーミングからして手榴弾と同じ効果があるらしい。
モデル=フレイムボム・上下連動型
リボンを引き抜くことで作動、脱ぎ捨てると爆発する焼夷弾となるブラジャーとパンティ。火力はすさまじく、船の内壁を軽く焼き切り燃料系に至れば沈没させることも可能。
モデル=ボインミサイル
メイドガイ・バッジを模した腕時計のスイッチを押すことで、変形しミサイルとして発射できるブラジャーとパンティ。それぞれブラジャーは前方に飛ぶ高威力ミサイル、パンティは上空高くに飛ぶ信号弾仕様となっている。
陰陽型メイドガイ・マスク
コガラシの仮面に似た、顔の上半分を覆うマスク。額の部分に五芒星が描かれているのと上部左右に一対の小さな角のようなものがあるのが、コガラシの仮面との外見上の相違点。
龍玉神社の巫女が知人から処分を依頼された「呪われた面」を加工して作り、さらに模造品も大量生産した。しかし、まったく売れなかった。
強い野心を持った者が装着すると呪いのためにその野心が著しく強化され、暴走とも言える行動を始める。
一般人が装着すると呪いのために狂戦士となり、無差別攻撃を始める。
面を叩き割れば呪いは解けるとされている(あくまでも巫女がそう言っているだけで、もし解けなかった場合のお祓いは別料金らしい)。
メイドガイ・カッター
スカートを高速回転させることにより、裾を電動ノコギリのようにしてしまう技。
幸助の妄想の中の話での登場だが、後に幸助から聞いたコガラシは実装を検討しているらしい。
メイドガイ・シールド
スカートを高く持ち上げ、盾とするもの。すぐれた防弾効果を持つ。
ハーケンスカート
スカートのギザギザの部分がのびて地面に突き刺さり、コガラシを空中に固定する。
メイドガイ・ロード
秀峰町の地下に張り巡らされた、秘密の抜け道ネットワーク。
富士原家や学校はもちろん、銀行などの主要施設と連絡している。
いつでもどこでも最高のご奉仕を届けるためのものらしいが、いろいろ危険なものが隠されていたりしてさながら秘密基地の様相を呈しているらしい。

主な舞台

富士原家
なえかと幸助の自宅。2階建てでかなり広い。秀峰市秀峰町(静岡県内にあるらしい。第一話で出た地形の映像では静岡市駿河区を示している。)に存在する。
なえかが17歳6か月の頃、コガラシとフブキが住み込みで派遣された。
コガラシたちが来るまでは近所でも有名な「ゴミ御殿」と化していた。
私立秀峰制覇学園(しりつしゅうほうせいはがくえん)
なえかが通う高校。
最近剣道場が新しくなり、女子剣道部が占有使用している。
剣道場には「風林火山」の額が掲げられている。
龍玉神社(りゅうぎょくじんじゃ)
富士山麓に存在するかなり広い神社。その名の通り、龍神を祀る。創設以来2万5000年と言われる。8888段の階段を上りきったところにある。
神と交信できる巫女がいて、「本当に、ありとあらゆるお願いがかなう」神社として知る人ぞ知る存在。ただし女性専用。
実際には「ファインプレイ・大願成就システム」と呼ばれ、神が喜ぶこと(大抵何かエッチなこと)、すなわち「ファインプレイ」をする必要がある。
出銭総合銀行・秀峰支店(でぜにそうごうぎんこう・しゅうほうしてん)
秀峰町にある銀行。通称「でぜぎん」。キャッチコピーは「貴方の街のハートフル・バンク」。
銀行強盗に襲われたことがあるが、巻き込まれたなえかの身を守ろうとしたコガラシがなりゆきで警官隊を攻撃してしまい、なえか・コガラシが強盗犯扱いされたことがある。現在指名手配中。
強盗騒動後、暴走した支店長により侵入した強盗を撃退するために魔改造されている(窓にトゲつき鉄格子や吊り天井を設置、大金庫の要塞化など)。また、窓口担当の女子行員も強盗迎撃用の特殊武器を持っていたりする。
地下深くにある「大要塞大金庫」は鉄球つきの巨大アームが数本あり、近づく泥棒を実力で排除できる。
大要塞大金庫のもう1つの対人武装が「フォートレス・バルカン」。毎分1千万円分の500円硬貨を換金射出可能。なお、弾丸である500円硬貨は「撃ってもかまわない分」と「これ以上撃ったら経営やばいかも分」があり、後者の使用は真澄の許可がいる。
「フォートレス・バルカン」は「客の預金を湯水のように浪費する」という、銀行員ならではの快感があるらしい。
大要塞大金庫の最終兵器は「フォートレス・フレア」で発電用地熱エネルギーを溜めて一気に放出する超兵器。しかし、この兵器の暴走により支店そのものが崩壊した。
フロアの床下から「メイドガイ・ロード」につながっている。
豚王(読み方は不明)
秀峰市内にある博多ラーメン店。
アイレレに憑依されたなえかがアイレレの宇宙船の修理に必要なカロリーを摂るために「特濃豚骨ラーメン超盛」を食べた店。この超盛のカロリーは1万5000kcal以上ある(一般的な成人男性の約一週間分のカロリーに相当)。
視線の鋭いオヤジ店主がいる。客にサービスはしないらしい。ここの店主は「商店街フブキたん親衛隊・ガーターベルト騎士団」の団員。
デ・ランジュ
コガラシをして「うらぶれたオヤジ」の経営する駅前デパートスィーツカフェ。向かいにできた爆乳カフェ「スイートほるすたいん」により売り上げが激減。バイトをしていた英子と美由が、コガラシにカフェ建て直しを依頼。コガラシの料理の旨さと機転により店は繁盛するも、使っていた食材の為にガサが入る。その後の運営状況は不明。

書誌情報

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単行本

角川書店より「角川コミックス ドラゴンJr.」として刊行されている。

小説版は富士見ファンタジア文庫より刊行。

連載誌上などでの広告では、コガラシの姿とともに「かっこいいは 大義」のキャッチコピーが書かれることが多い。これは『苺ましまろ』のキャッチコピー「かわいいは、正義!」のパロディである。

ラジオドラマ

ラジオ大阪富士見ティーンエイジファンクラブ」内で2006年10月15日 - 11月5日の全4回、2話(各回前後編)分が放送された。

富士見書房サイト内の「富士見ティーンエイジファンクラブ」ページにて、放送後24時間(毎週月曜日23:00)以降、数か月間Webラジオとしてオンデマンド配信された(現在は配信終了)。

内容に追加の上、ドラマCD化された。

  1. 第1話「いざ、御奉仕! 御奉仕!」前編(10月15日放送)
  2. 第1話「いざ、御奉仕! 御奉仕!」後編(10月22日放送)
  3. 第2話 前編(10月29日放送)
  4. 第2話 後編(11月5日放送)
担当声優
コガラシ:玄田哲章
富士原なえか:高橋美佳子
富士原幸助:高戸靖広
フブキ:豊口めぐみ
大富士原全重郎:麦人
和泉英子:小島めぐみ
平野美和:木村まどか
田原坂沙希:松来未祐
ナレーション:檜山修之

ドラマCD

2007年5月31日、富士見書房とフロンティアワークスより発売された。

上記ラジオドラマの内容に追加した完全版と新シナリオの全4話(各前後編、計8編)を収録している。

収録内容は、以下の通り。

  1. 参上! メイドガイ・コガラシ(前編)
  2. 参上! メイドガイ・コガラシ(後編)
  3. 守れ! 乙女の純潔(前編)
  4. 守れ! 乙女の純潔(後編)
  5. 進め! 恋のときめきロード(前編)
  6. 進め! 恋のときめきロード(後編)
  7. 必勝! 期末試験狂想曲(前編)
  8. 必勝! 期末試験狂想曲(後編)

1. - 4.がラジオドラマ放送分に追加されたものであり、5. - 8.が新シナリオである。

なお、富士見書房の雑誌に付録の申込用紙かキャラアニ.comのネット通販でのみ販売された「Fujimi限定Ver.」とアニメイトなどで販売された「一般流通Ver.」がある。これらは本編の収録内容は同一だがジャケット画が異なり、また特典(「一般流通Ver.」は初回限定版のみ)である「声優オマケトークCD」(8cmシングルCDサイズ)の内容が違っている。

  • Fujimi限定Ver.:「私の法則」
  • 一般流通限定Ver.:「こんな格好してみたい」

またラジオドラマの声優に加え、以下の声優が追加されている。

追加の声優
審判:出村貴
部員A:上原さやか
リーダー:渡邉太一 ※上記「主な登場人物」の「乳リーダー」のこと。
  • 富士見ドラマCDコレクション 仮面のメイドガイ FJMA-0004

テレビアニメ

2008年4月から同年6月まで独立UHF局ほかAT-Xにて放送された。全12話。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ『Special Life!
作詞:KOTOKO、作・編曲:C.G mix、歌:KOTOKO
エンディングテーマ『ワクガイ!!』
作詞:三重野瞳、作・編曲:福山芳樹F-BAND、歌:福山芳樹

サブタイトル

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
ご奉仕 一 はじめましてだ、ご主人! 井上敏樹 迫井政行 大谷肇 大塚美登理
ご奉仕 二 博士の愛した巨乳 ふでやすかずゆき 藤澤俊幸 篠原誠 玉井公子
ご奉仕 三 ロマンティックが止まらない? 江夏由結 吉川博明 小野田雄亮 渡辺和夫
PARK IL YOUNG
ご奉仕 四 ヒモとボイン 芦沢剛史 臼井文明 玉井公子
ご奉仕 五 メイド忍法 女子高生の術 ふでやすかずゆき 藤澤俊幸 草野新二郎 SEO SOON YOUNG
KWON YONG SANG
ご奉仕 六 ドジッ娘メイドは振り向かない 江夏由結 山岡実 高木秀文
ご奉仕 七 なえかの剣 鞍馬山修行編 ふでやすかずゆき 吉川博明 大谷肇 玉井公子
PARK IL YOUNG
ご奉仕 八 その名は怪傑! いちご仮面 江夏由結 小野田雄亮 渡辺和夫
PARK IL YOUNG
高澤美佳
ご奉仕 九 甘いご奉仕 谷間の中に 田所修 川久保圭史 PARK GI DEOK
SEO SOON YOUNG
ご奉仕 十 ファインをねらえ! ふでやすかずゆき 吉川博明 岩本美香 清水空翔
PARK GI DEOK
ご奉仕 十一 真夏の夜の乳 宍戸淳 篠原誠 玉井公子
ご奉仕 十二 さらば愛しきメイドガイ 迫井政行 迫井政行
高木秀文
大塚美登理
渡辺和夫

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送区分 備考
千葉県 チバテレビ 2008年4月5日 - 6月21日 土曜 25時35分 - 26時05分 独立UHF局 幹事局
神奈川県 tvk 土曜 26時30分 - 27時00分
埼玉県 テレ玉 2008年4月7日 - 6月23日 月曜 26時00分 - 26時30分
京都府 KBS京都 2008年4月8日 - 6月24日 火曜 25時30分 - 26時00分
兵庫県 サンテレビ 火曜 26時10分 - 26時40分
中京広域圏 メ〜テレ 2008年4月9日 - 6月25日 水曜 26時50分 - 27時20分 テレビ朝日系列
日本全域 AT-X 2008年4月10日 - 6月26日 木曜 10時30分 - 11時00分 CS放送 リピート放送あり
AT-X ver.を放映[15]
AT-X 木曜10:30枠
前番組仮面のメイドガイ次番組
ARIA The ORIGINATIONMission-E

他作品への登場

テレビアニメ『ご愁傷さま二ノ宮くん』第3話「街へでようよ - 麗華 くるくるす」にコガラシと思われる人物が登場している。 また、テレビアニメ『銀魂』第111話「NH物は彼女に見つかるな!」にコガラシらしき人物が登場している。 コミック『メイドをねらえ! 〜中林校長の野望〜』原作まっつー、作画椿あすにもコガラシが登場している。

Webラジオ

仮面のメイドガイ・強制ご奉仕ラジオ
2008年4月10日よりアニメイトTVにて配信中。パーソナリティは井口裕香(富士原なえか役)、アシスタントは小山力也(コガラシ役)。

著者

本作品の著者の赤衣丸歩郎(あかい まるぼろう)についての情報は以下のとおりである。

  • 埼玉県所沢市在住。
  • ペンネームはタバコなどのブランド「Marlboro」から取っている。
  • 同人活動では「赤Marl」のペンネームで、サークル名は「赤いマルボロ」。
  • 連載中の作品リスト
    • 仮面のメイドガイ(月刊ドラゴンエイジ)
  • 外部リンク

脚注

  1. 特に料理は食べた者を毒殺寸前まで追い込むレベルで、あこがれだった先輩(轟源二)に食べさせてしまったため、以降”毒殺女”というニックネームまで貰い、恋愛恐怖症のきっかけにもなったほどである。
  2. 単行本第1巻およびアニメ版第2話の実力考査テスト時点の自己申告による。まだ成長途中らしい。
  3. ただし、アラシに対しては「常若の」、全重郎に対しては「御前」と呼んでおり、一応人は選んでいるつもりではある様子。
  4. ただし、本来のスタイルは暗器などの投擲による攻撃であり、接近戦は不得手としている。
  5. 3巻及び富士見書房HPより。中学生という説があるが、制服がなえかの学校の男子のものと同じであるほか、第1話で姉と同じ学校に通っていることを示唆するセリフがある。
  6. 幸助曰く、「人間、命に関わると、成長するもの。」
  7. 富士見書房のサイトでは「シズクラ」と誤表記されていた(ツララの説明文中にはしっかりシズクと記載されていた)。現在は修正されている。
  8. 実年齢以上に見えることで、剣道部入部に失敗。しかも、なえかから「賞味期限がきれたおばさん」呼ばわりされて激怒する。
  9. 大富士原邸に潜入したとき、ツララを目撃したなえかは「30 - 40代」と証言した。
  10. 生娘で悪かったなと本人も認めている
  11. えりんぎ。50歳過ぎの初老男性教師。2年C組担任。担当科目は数学。剣道部顧問。
  12. 12.0 12.1 アニメ版のクレジットより。原作では名前は描かれていない。
  13. なえかも負けじと対峙し、気迫を見せたが、その背後に映ったものは乳牛
  14. 勝つために神の前で全裸を晒したが、神の不快感と怒りを買って落雷を浴びるというオチで終わる。
  15. 乳首の露出など、地上波では修正される場面がいくつか出ている。

関連項目

外部リンク