バイオハザード アウトブレイク

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バイオハザード アウトブレイク2003年カプコンよりプレイステーション2用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲームバイオハザードシリーズの番外編(本編とはつながりがある)である。プレイステーション2をインターネット接続することでオンラインゲームとしてもプレイ可能。

2004年にはマイナーチェンジした続編『バイオハザード アウトブレイク FILE2』が発売された。

シリーズ[編集]

  • 『バイオハザード アウトブレイク』(プレイステーション2)2003年12月11日発売
  • 『バイオハザード アウトブレイク FILE2』(プレイステーション2)2004年9月9日発売

オンライン[編集]

  • 共通事項
    • 同じキャラは選択できない
    • ゲーム自体の参加費は無料だが、プレイにはMMBB(マルチマッチングBB)と呼ばれるサービスに加入しなければならない。このサービスは有料である。
    • ゲーム前はチャットできるが、ゲーム開始時はチャットができず、予め用意されているアドリブ・アピールで意思疎通等を行なう。
    • 同時参加人数は最少1人から最大4人。
    • 部屋を作って、参加者を募るシステムでチャットをしながら参加者を待てる。設定は難易度、キャラクター、待ち時間、部屋のタイトルを編集可能。ただし、開いた後は閉じなければ編集できない。
  • オフラインとの違い
    • アイテムがランダム配置。
    • ウィルスゲージが100%になってゲームオーバーとなった場合、ゾンビになって動き回れる。制限時間はFILE1では2分、FILE2では10分である。味方への攻撃も可能でドアの開閉もできる。ただし、ハシゴの乗降はできない。(なお、味方への攻撃は一般的に荒らしとされるため、しないのが普通である)
    • セレクトボタンを押しても時間は止まらない。
    • ゾンビとなった場合、制限時間内でもムービーが開始されればゲームオーバーとなる。
    • 他のキャラからのアイテム要求文が表示されるようになり、こちらが要求した場合は相手側に要求文が表示される。
  • FILE1
    • 16フロアあり、1フロア20部屋作ることができる。
    • 本編に収録されているシナリオ5つを最初から最後までプレイしていくモードと難易度、キャラクターを選択して部屋を開いて募っていく2モードがある。
  • FILE2
    • 参加者を募る方法として各コーナーのロビーにあるクイックスタートという方法が追加された。これはキャラを選ぶだけで自動的に部屋を見つけ始めると言うものである。
    • 一つのコーナーにつき、20部屋ずつある。前作との相違点は一コーナーに320部屋ある訳ではない。
    • 無制限の「フリーモード」を始め10のコーナーがある。(例:自動的にナイトメア(敵の攻撃が強くなる)モードになるナイトメアコーナーなど)

バイオハザード アウトブレイク[編集]

舞台はラクーンシティ、巨大製薬企業アンブレラとレオン、クレア、S.T.A.R.S.隊員が戦っている中、少しでも生き延びようとする一般市民の苦悩や葛藤を描いた作品。最終的には戦術ミサイルにより町は消滅する。バイオハザード アウトブレイクはミサイル攻撃される数日から数時間前の話が描かれている。

バイオハザード23』と同様の時間軸で描かれ、これらの作品に関連したイベントも見られる。プレイヤーは8人の一般市民の内1人を使い、ラクーンシティからの脱出を目的とする。

ファンには人気のある「ラクーンシティ」が舞台になる上にシリーズ初のオンラインモードが装備されていたので期待されていたが、シリーズでおなじみの隠し要素に関するバグがあり、隠し要素が出現できないようになっていた。[1]カプコンはオンラインモードに新しいゲームルールを追加し、それをプレイすることで隠し要素出現のための条件を満たせるようになっていた。後述の通り、ゲーム中に一切のチャットができない代わりのアドリブシステム、個性豊かなキャラクターにより、常に自分の行う役割を状況に応じて判断して操作するなど、従来のシリーズにない楽しみ方ができ、また、シリーズに登場したメイン、サブキャラクターとのザッピング、ニアミス、2や3で登場したMAPなどにより、シリーズファンにニヤリとさせる演出も多く、やり込み要素もシリーズを通して多い。2008年5月現在未だ続編の発売予定はない。

ゲーム概要[編集]

アウトブレイクシリーズでは多数のシステムを追加している。

5つのシナリオ
本作では1つの長いシナリオをプレイするのではなく、それぞれが独立した5つの短いシナリオから1つを選んでプレイすることになる。最初はシナリオを1つしか選べないが、順番にシナリオをクリアすることで選べるシナリオが増えていく。基本的にシナリオのラストにはボスが待ち構えている。
仲間 (AIPC) がいる
本作ではAIが操作する2人(オンラインでは他のプレイヤーが操作するキャラクターが最大3人)の仲間が一緒に行動してくれる。またオフラインでのAIの操作も使用するキャラクターによってクセがあり、キャラクターによっては勝手に一人で行動したり、回復アイテムをすぐに使うキャラクターもいる。特に、敵から攻撃されない位置に居るのに、わざわざ倒さなくても良い敵の方へ自分から向かっていく等、不可解な行動を取ることもある。また、ゾンビなどの弱い敵に対し、ボス戦で使用するような強力な武器を使用して、弾薬を無駄に浪費するケースも多々ある。
仲間同士で収集したアイテムを受け渡しすることも可能で、あるプレイヤーが荷物持ちになったり、足りないアイテムを融通してもらうということもできる(銃器の弾薬などは一度まとめてしまうと、二つに分割することは不可能)。
オンラインでは個々のプレイヤーが自分で状況を判断して、仲間と協力して戦ったり、独断で行動したり出来ることも本作の特徴である。
新しい種類の武器
今までのバイオハザードと違い、一般市民がプレイヤーキャラクターである為、包丁、鉄パイプなどの身近にある物も武器として登場する。威力は銃器と比べると貧弱であるが、それらの扱いに長けるキャラクターがいる・難易度が高くなるほど弾薬に困るなどの理由から、シナリオにもよるがメイン武器として使用される場合もある。
ゾンビなどの雑魚敵の出現数が無限
これまでのバイオハザードシリーズではゾンビなどの雑魚敵は最初から登場する位置と数が決まっていたため一定のエリアに一定数配置されたゾンビを倒せばそのエリアは例外を除いて敵が再び出現することは無かった。しかしアウトブレイクでは登場する雑魚敵の出現数は特に決まっておらず、これまで通ったルートでゾンビを倒していても戻ってくるとまた新たなゾンビが配置されていたり、ドアを抉じ開けて入ってくる場合がある。また、敵によっては倒しても死体が消えず、一定時間経過することで復活するものもいる。ただしFILE2に収録されているエクストラゲーム「殲滅」についてはこれまで通り一定数の雑魚敵を全滅させればクリアとなるため例外的に敵の配置箇所と配置数は決まっている。
アドリブ
今回は(デフォルトでは)□ボタンを押すと、状況に合わせてキャラクターが何かセリフを喋るようになった。キャラクターの組み合わせによってはシナリオの軸となる重要な話や現在のキャラの状態、心情などを聞くことが出来る。セリフパターンはそこまでは多くないものの、そのせいか発言内容自体はどことなく印象強いものが多い。
アピール
L2ボタンとR3スティックの組み合わせにより、他キャラクターの名前を呼んだり、「GO!」、「HELP!」、「COME ON!」等の簡単な会話を組み合わせることでAIPC(オンラインなら他PC)との意思疎通を図ることが出来る。(オフ、オンに限らず、これらの要求にAIPC、他PCが応えてくれるとは限らないが、オンラインにおいてはこれが本作の楽しみの一つである)
ドアの開閉
今までの作品では開かないドアがあった場合、カギやカードキー、パスナンバーなどでロックを解除する必要があったが、今作では鍵穴がもろくなっている場合であれば、攻撃したりキーピックを使うことで強引に開けることが可能になった。ドア以外にもロッカーやシャッターなどがあり、耐久度は場所や難易度によって様々。ドアによってはカギが存在せず、破壊することでしか開けられないものもある。
ウイルスゲージ
これはキャラクターのウイルス感染進行度を表している。時間が経つと徐々に進行する他、敵の攻撃や一部の仕掛けでも上昇し、100%になると体力が満タンでもゲームオーバーになる。一時的に進行を止めることは出来るが完全に止めることは基本的には出来ない。オンライン時に100%になるとプレイヤーはゾンビとなり、他のプレイヤーを攻撃できるようになるが、制限時間がある。今作では体力が0になっても死亡せず(ハンターの首狩りなど、即死攻撃は除く)、地面に倒れ、はいずり状態になる。はいずり状態では、ウィルスゲージが猛スピードで加速する為、それにより実質ゲームオーバーとなる。(100%になる前に起こしてもらったり回復アイテムを使えば進行は通常に戻る)あるアイテムを使えばウィルスが消滅してゲージも消えるが、仲間が全滅している上に回復アイテムが無い時に這いずり状態になると、立ち上がることが出来ず死ぬことも出来なくなる(しかし、一定時間這いずり回ると自動的に強制ゲームオーバーとなる)。
スペシャルアクション
キャラクターごとにそれぞれ違ったスペシャルアクションを持っている(スペシャルアクションの内容は後述)。
パーソナルアイテム
キャラクターがシナリオ開始時に所持しているアイテム。各人で種類が異なり、他の仲間へは受け渡しが出来ない。捨てることもできない。
SPアイテム
いわゆる隠しアイテム。ゲーム中様々な場所で入手できる。こちらは登場人物の趣味等などの細かな設定が理解できたり、シリーズに出てきたキャラクターの名前が登場していたりする。また、取得することでゲーム終了時のリザルトポイントが増える他、特定のSPアイテムを集めることがある隠し要素の出現条件となっている。
メニュー画面時のゲームの進行
従来ではメニュー(アイテム)画面に切り替えるとプレイ状態がストップしていた。しかし、本作では半透明になったプレイ画面にメニューが表示されるだけであり、この画面の時にも敵が攻撃してくる。よって、マップの確認、ファイルによるクリア推理、アイテムの合成などが、敵に襲われて中断されるため、場所を考えてしなければならない。
その他
武器を持ってない時は「タックル」(下に向けて攻撃すると踏みつけ)が出来るようになった。また負傷した仲間に「肩を貸す」ことが出来るようになった。一部の武器は使い続ける、もしくは一部の敵の攻撃で消耗、破損するようになった。銃器のリロードは弾薬を一発一発込める方式になり、メニューでの組み合わせでもそれは変わらない。 (マガジンアイテムでマガジンを交換するすばやいリロードが可能)

シナリオ[編集]

発生 (outbreak)
プレイヤーキャラたちが集まったJ'sBARにゾンビが進入してくるところから物語は始まる。BAR店内、BAR隣のアパート、裏路地等を通って町からの脱出を目指す。最初のシナリオだけあって難易度は低く、ボスもいない。大量のゾンビを爆弾(ダイナマイト)で全滅させるか、それを無視して引き返してトラックで脱出すればクリア。
零下 (bellow freezing point)
あちこちが凍りついたアンブレラの研究所からの脱出を目指す。プレイヤーキャラによってスタート地点が変化する。氷を溶かした後はハンターが目覚めるため難易度が上がる。ヨーコでプレイすると一部のイベントをショートカットできたりと多少有利に進められる。研究所のダクトの吹き抜けは2階から4階に変更されている。ボスはG変異体。
巣窟 (the hive)
ヒル達に支配されたラクーン総合病院からの脱出を目指す。撃退イベントを起こすまでは終始リーチマンが襲ってくるため、追撃をいかに退けるかがカギとなる。ボスはジャイアントリーチ。
獄炎 (hellfire)
火事に見舞われたアップルイン・ホテルからの脱出を目指す。ホテル内には至る所に炎が噴出す箇所があったり、リッカーが蠢いているため、危険箇所が多い。難易度を上げるとバックドラフトを起こす部屋が登場し、ドアを開けた瞬間爆発して大ダメージを受ける。ボスはサスペンデッド。
決意 (decisions,decisions)
ラクーン大学及びラクーンシティからの脱出を目指す。T-ウィルスに対する特効薬、デイライトが登場する最初で最後のシナリオとなる。大学の敷地内には下水道や旧地下鉄道・排気塔などもあり、探索すべき場所が他のシナリオに比べて非常に多い。物語中盤からは大学内にタナトスが登場し、執拗に追跡してくる。中盤はデイライト作成のため3つのアイテムを仲間と共に集めるのが目的(使用の有無に関わらず、作らなければストーリーが進行しない)。最後のシナリオだけあってストーリーが長く、様々なクリーチャーが多数登場するため難易度も高い。ボスはタナトスR。

プレイヤーキャラ[編集]

今作では、能力や最初から持ってるアイテム(パーソナルアイテム)等がそれぞれ違った個性豊かな8人のキャラクターが登場する。操作できるのは以下の8人。傾向として、男性は戦闘能力や体力が高いがウイルス感染速度が速く、女性は体力や戦闘能力は低めだがウイルス感染速度が遅い。 プレイヤーキャラや行動によって挿入ムービーやエンディングが分岐することがある。また、シナリオとプレイヤーの組み合わせによって、最初からマップ全域を熟知している場合がある(例としてFILE2のシナリオ「死守」とケビン)。それ以外のものは実際に散策してマップの範囲を広げるか、どこかにあるマップを見る(入手)する必要がある。

なお、一部のシナリオではNPCとして登場する場合もあり、選んでいない場合は途中でゾンビと化して襲いかかってくることがある。

ケビン・ライマン (Kevin Ryman)
31歳のR.P.Dの警察官。射撃の腕は署内No.1。いくつもの射撃大会で好成績を残している。楽天家で細かいことには拘らない性格。それが災いしたのかS.T.A.R.Sの試験に2回落ちている。また遅刻や欠勤が多く、勤務態度はあまりよくない。射撃能力が高く、体力が高めで移動速度も8人の中で一番速く、初心者でも扱いやすい。但し、ウイルス感染速度が速いのが欠点である。スペシャルアクションはタックルより出が早い「キック」と必ずクリティカルヒットになる「狙い撃ち」。パーソナルアイテムは普通のハンドガンの3倍近い威力を誇る「ケビン専用45オート」。パートナーの時は主にプレイヤーを気遣い、行動を共にしてくれる。好戦的で手持ちの武器をどんどん使ってしまうので武器を預けるのにはまず向かず、弾薬の無駄遣いも多い。FILE2では、単独で行動するタイプになっており、普段は単独行動するが、プレイヤーが危険な状態になると、同行し護衛してくれるようになる。医者という人材からかジョージには協力的。またシンディに対しては好意がある様子。なぜかマークとは仲が悪い。
オンラインモードでは、戦闘能力が高く、全体的にプレイヤーキャラとしては高い能力を持つため、クリーチャーとの戦闘で大きな活躍が期待できる。しかし、回避系のアクションを持っていないため、DANGERになるなど一度窮地に立たされると辛い面もある。
デビット・キング (David King)
年齢不詳の配管工。無口で過去のことはあまり喋らないが、無愛想というわけではなく、必要なこと以外は口にしない性格。昔はそれなりに荒れていた(真相は不明)。戦闘向けで体力も高い上に、さらにウィルス感染にも強い。後述の連続ナイフ攻撃等により、ポテンシャルは高い。パーソナルアイテムは「工具入れ」。この中には武器として使える「折りたたみナイフ」(通常の折りたたみナイフと性質は同じ)武器の修理に使う「ジャンクパーツ」武器を作成する「ビニールテープ」攻撃力の高い「スパナ」が入っている(ただし使用回数には制限がある)。スペシャルアクションは「スパナ投げ」と「連続ナイフ攻撃」。またキャラの中で彼のみ拳銃を片手で撃つ(そのせいか連射速度は遅め)パートナーの時はほとんど単独行動をとりがちなのであまり活躍に期待できない。しかし、プレイヤー側の「HELP」アピールに対しては即座に反応してくれることが多いため、いざという時は頼れる存在となりうる。回復アイテムは自身の身が危なくなるまで使わない。FILE2でも前作同様に殆ど単独で行動するが、指示を殆ど聞いてくれなくなっている。ケビン同様にプレイヤーがピンチになると護衛してくれる。理由は定かではないがマークとアリッサに対しては協力的。逆にシンディとは不仲で、犬猿の仲。
オンラインモードでは、弾丸の確保が難しくなるVERYHARDなどで、扱いの難しいナイフ系の武器をうまく使えるキャラとして活躍することが多い。また、FILE2では「連続ナイフ攻撃」がさらに強くなったため、より使われるようになった。
マーク・ウィルキンス (Mark Wilkins)
52歳の警備員。50代とは思えないような体力を持つ。ベトナム戦争を経験した人物。戦争のむなしさを痛感しており、平穏な暮らしを願っている。作中には登場しないが妻と息子がおり(FILE2のエンディングでそれらしき人物を見ることができる)、常に家族のことを気にかけている。射撃能力が高く、体力は8人の中で一番高い上ハンドガンの連射速度も早いが移動速度は遅く、ウイルス進行度もかなり早い。また、立派な体格が災いして机の下やロッカーなどの狭い場所には入れない場合がある(他のキャラは全員入れる)。スペシャルアクションは敵からの攻撃のダメージを軽減する(ウイルス進行は防げない)する「ガード」と棒タイプの武器の威力が上がる「フルスイング」。パーソナルアイテムはクリティカル率の高い「マーク専用ハンドガン」。パートナーの時は状況次第でプレイヤーに同行することもあれば単独で行動するタイプで、プレイヤー側の助けに応じて護衛してくれることも多い。ケビン同様に好戦的で手持ちの武器をどんどん使うため弾薬の消費も激しい。FILE2ではプレイヤー側に同行して行動するようになっているが、マーク自身が危険な状況になると単独で行動するようになる。同じ黒人同士ということもあるためか、ジムに対しては協力的。またデビットのことも信頼しているようだ。ケビンとは犬猿の仲。
オンラインモードでは、体力の多さとガードの存在から攻撃の身代わりになるなどで、プレイヤーが攻撃を受けるのを防ぐことが出来るため、防御面で活躍できるキャラとなっている。強いハンドガンを所持していること・撲殺能力が高い事から射撃・打撃戦闘の能力も高く、重火器でも打撃武器でも戦い抜ける万能タイプである。
シンディ・レノックス (Cindy Lennox)
24歳のウェイトレス。容姿端麗でスタイルも良く、ピアノの心得もある。サービス精神に富んでおり、他人のことを第一に考える性格。優しい笑顔で多くの客を魅了している。趣味はハーブ栽培。戦闘向けではなく体力は2番目に低く、攻撃によるウィルス進行も高い。しかし、仲間を助けるようなアクションを取ることができ、ハーブをたくさん持つことができるため生存率は高い。パーソナルアイテムはハーブを3つずつストックできる「ハーブケース」。スペシャルアクションは無敵時間が発生する「しゃがみこみ」(また、スペシャルアクションに似たものとしてハーブケースの中のハーブを仲間に対して使える「手当て」がある)。パートナーの時は単独で行動する時もあるが、普段はプレイヤーと共に行動するので状況を把握しやすく、ハーブで手当てを行ってくれる(2回まで)。FILE2では前作よりもプレイヤーに同行して行動するようになっている他、どのキャラに対しても同行追従して動くようになっている。医者という人を助ける立場からかジョージを信頼している様子。また、ジムに対しても友好的な気持ちを持っているようだ。無愛想なためかデビットとは仲が良くない様子で、犬猿の仲。
オンラインモードでは、ハーブを複数持ち歩ける点での生存率の高さと仲間の手当て出来る面で評価されている。また初期DANGER状態のNPCキャラ(体力や攻撃力の補正が高いキャラに多い)とはゲーム開始と同時に手当てできる面で相性も良い。しかし、ハーブケースの中にハーブを入れると、他のプレイヤーから見て、ハーブケースの中にどのハーブがどれだけあるかわからなくなる欠点がある。
ジョージ・ハミルトン (George Hamilton)
39歳の医者。自然に周囲の信頼性を得ていく包容性がある。態度は紳士的で周囲に友人が多い。腕時計を集めるのが趣味で、他にもアウトドア関連の知識も豊富。戦闘能力・体力・移動速度は平均的だが、パーソナルアイテムで様々な薬品が作り出せるため、生存率は高い。パーソナルアイテムはハーブを使ってカプセルを作れる「メディカルキット」、スペシャルアクションは体勢を低くしてタックルを食らわせる「かわしタックル」。出始めには無敵時間があり、力を最大までためるとダメージこそ変わらないがゾンビならかならず吹き飛ばせるという長所がある。パートナーの時は状態がいい時は単独行動をとることが多いが、ダメージが深くなるなど自分の身が危なくなるとプレイヤーに付いて行動するようになる。FILE2では、ほぼプレイヤー側に追従して行動してくれるようになった。またシンディ同様に単独行動は殆ど取らず、どのキャラに対しても同行して行動する。他人を気遣う性格のこともあるのかシンディとは仲が良い様子。また警察官という人柄故かケビンにも信頼を寄せているようだ。アリッサには気がある様子。どういうわけかヨーコに対しては非協力的。
オンラインモードでは、「メディカルセット」でハーブを効果的に利用でき、状況によってどのハーブでどのカプセルを作るか適切な判断を求められる場面が多い。また、武器無しで相手をダウンさせることのできる「かわしタックル」をどれだけうまく使えるかも重要になってくる。
アリッサ・アッシュクロフト (Alyssa Ashcroft)
28歳の「ラクーンプレス社」に勤める新聞記者。好奇心旺盛な性格で、負けず嫌いな面から他人と衝突することが多いが、自分を慕うものに対しては面倒見が良い。また銃の扱いも慣れている様子。トレーニングは欠かさないようである。女性の中では一番戦闘向けで、移動速度もケビンに次いで早く、体力も女性の中では一番高い。パーソナルアイテムは「キーピック」。ピッキングにより、施錠された一部のドアや引き出し等を開けることが出来る。尚、一部のドアやロッカーは彼女でしか開閉できない物もある。スペシャルアクションはケビンと同じ「狙い撃ち」(ケビンより構えるのが遅い)と距離を保つことの出来る回避行動、「バックステップ」。このバックステップによりDANGER状態でも通常以上の速度で移動が可能なため、キーピックの使いどころさえ把握すれば扱いやすいキャラである。彼女の隠しコスチュームはジム用のウェアや空手着、トライアスロンのユニフォームなどスポーツに関するものが多い。パートナーの時はプレイヤーについて来るタイプであり回復アイテムを使うタイミングは比較的早い。FILE2では、殆どの場合において単独行動を取るタイプになっており、それ故にパートナーとしての活躍にはあまり期待出来ないキャラとなってしまっている。自分を慕っているという立場からかヨーコに対しては協力的。逆にジョージのことについては快く思っていない様子。
オンラインモードでは、戦闘能力の高さを評価されている。また、上記で述べたように、DANGER状態になったときや階段の上り下りでは普通に歩くよりも「バックステップ」で移動した方が早いため、重傷時の移動も他のキャラほど苦にはならない。また、高難度ほどキーピックでの開錠役としての出番が多くなってくる。
ジム・チャップマン (Jim Chapman)
24歳の地下鉄駅員。お調子者で臆病者。常に一言多く周囲の反感を買いやすい(本人は悪気があるわけではない)。趣味はバスケットと靴集め。パズルが得意。体力も低くウィルス感染速度も最も早い上、戦闘能力もないため生存率は低く、上級者むけのキャラクター。だが、パーソナルアイテムを使うと攻撃面で非常に強力なキャラに変身する(運次第だが)。パーソナルアイテムは表が出るとクリティカル率がアップする「コイン」(重ねがけ可)。スペシャルアクションは敵が攻撃しなくなる「死んだフリ」(但し死んだフリをしている間はウィルスの感染速度が通常よりも早くなる。この欠点は回復アイテム等で一時的に進行を止めればある程度解消できる。)その他に、パズルを解く場面でアドリブを聞くとヒントが聞けたり、その部屋にあるアイテムの場所がわかる(アイテムの種類までは分からない)「アイテムサーチ」がある。彼の隠しコスチュームはバスケットユニフォームなど、アリッサ同様にスポーツに関連したものが多い。パートナーの時は状態が良い時は単独行動を取りつづけるが、傷を負うなどで少しでも自分の身が危なくなるとプレイヤーに付いて行動する。指示をあまり聞かず、回復アイテムも少しでも傷を負うとすぐ使ってしまうため回復アイテムの消耗が激しい。前述のとおりマークと仲が良く、ヨーコに気がある様子(ヨーコ本人は快くおもっていないようだが)アリッサを恐れているようで非協力的。
オンラインモードでは、他の8人に比べると活躍出来る場面が少ない。しかし、コイントスの使いようによっては戦闘時に大きく活躍出来ることもある。
ヨーコ・スズキ (Yoko Suzuki)
20歳。自称大学生。バイオシリーズでは唯一の日系人(但し、ゲームの性質上、言語は英語)。非常に奥手。コンピューターが得意。大人しく静かな性格だが、コンピューターのことになると大胆な行動にでることも。薬品会社「アンブレラ」で働いていた経歴があるらしいが、その時の記憶は失ってしまっている。FILE2ではアンブレラの実験体にされていた可能性を示すファイルも手に入る。体力・移動速度・戦闘能力は8人の中で最低だが、アイテムを多く持つことができ、ウイルス感染速度も8人の中で最も遅く、後述のエスケープなどにより、探索や戦闘回避に優れる。パーソナルアイテムはアイテムをアイテム欄と別に4つ入れられる「ナップサック」。スペシャルアクションは無敵状態のまま一定距離移動出来る「エスケープ」。ちなみに彼女の隠しコスチュームにはバイオシリーズでは前代未聞のブルマータイプの体操服スクール水着がある。パートナーの時は常にプレイヤーについてくる上に指示に対する反応も良いのでパートナーとしては最適。ハンカチを貸してくれたりしてくれたこともあるからなのかケビンを信頼しているようだ。またデビットのことが気になる様子。ジムのことは前述のとおり快く思っていない。
オンラインモードでは、持てるアイテムの多さ、感染速度の遅さ、回避行動を持っているなど、難しいステージの攻略にも多いに貢献できる良点を持っているため、初級者から上級者まで幅広く活躍している。

ノン・プレイヤーキャラ[編集]

ここではゲームに登場するNPC(ノン・プレイヤーキャラ)を紹介する。ある条件を満たすとNPCを使用してプレイすることが可能。その場合、スペシャルアクションなどの特徴は、基本メンバーの8人のうち誰かと同じである。NPCは十数人ほど存在するがここでは、「シナリオ上の重要人物」「ある程度関わりのある人物」のみについて解説する。

発生[編集]

ボブ (Bob)
マークの同僚であり親友。ゾンビがJ'sBARに侵入したとき、すでにウイルスに感染していた。マークたちの助けで共にJ'sBAR屋上まで逃げ延びたが、ゾンビになって親友を襲うことを恐れ、自害する。(VHではゾンビ化する)
ウィル (Will)
J'sBARのウェイター。料理が得意。店に侵入してきたゾンビに襲われ死亡。ゾンビ化する。日記に「シンディの笑顔は最高だ」と書いていたり、ヘソクリを店に隠していたりとシンディに好意を寄せているような一面があったり、少々奇抜な所がある。
レイモンド (Raymond)
R.P.D.の警察官。J'sBAR前通りで、市民の誘導に当たっていた。プレイヤーキャラ達を安全な場所に誘導しようとしていたが、一瞬の隙をつかれてゾンビ(難易度によってはシザーテイル)に襲われ、タンクローリーのガソリンでゾンビ(シザーテイル)の群れを一掃することをプレイヤーキャラに託し、絶命する。
ドリアン (Dorian)
RPD署員。少し禿げた頭が特徴。護送車の運転手を担い、生存者達を避難所に連れて行こうとする。
エリック (Eric)、エリオット (Elliot)、ハリー (Harry)
大通りを爆破してゾンビの大群を一掃しようとした警官達。エリックは爆弾の準備をしている警官。エリオットはそれを援護している警官。ハリーは太った臆病な警官。エリックとエリオットはそのゾンビ達に襲われて死亡するがハリーは生存する。ハリーはFILE2の「死守」でも護送トラックで警察署に駆けつけ、運転手を務めていたが、迫り来るゾンビに耐えかね、マービンを残したままトラックを発進させた。

零下[編集]

モニカ (Monica)
アンブレラの女性研究員。かつてヨーコと面識があったらしい。ヨーコからIDカードを奪い、アンブレラの研究所からG細胞のサンプルを持ち出そうと目論むが、ふとした事故により持ち出したG細胞に寄生されてしまう。最後は成長したG細胞に身体を食い破られ死亡。

巣窟[編集]

ハルシュ (Hursh)
ラクーン総合病院に勤める医師。脱出のためにエレベーターを動かすが、その際にリーチマンに襲われ、新たな宿主とされてしまう。

獄炎[編集]

レン (Ren)、チャーリー (Charie)
ラクーンシティの消防隊員。アップルインで生存者の探索を行っていたがボイラー室で起きた爆発に巻き込まれ二人とも死亡する。
ダニー (Danny)
ラクーンシティの消防隊員。同僚のギルと共にラクーンシティの消火活動・人命救助にあたっており、火事に見舞われたアップルインのロビーのドアを破壊し、生存者の脱出を促した。シナリオをレンとチャーリーのIDタグを所持してクリアした場合、死亡した2人のために生き延びることを誓う。「決意」のラストで救助ヘリに乗っているのも彼である。

決意[編集]

ピーター・ジェンキンス (Peter jenkins)
ラクーン大学の教員で、ジョージの友人。大学内でグレッグと共にT-ウィルスに対抗するための試薬「デイライト」を作り出した。その途中でグレッグの本当の目的に気付き始め、混乱の中「デイライト」をジョージに託すため大学に呼び寄せるが、プレイヤーキャラ達が発見したときは既に死亡していた。(なおVHではゾンビとなってプレイヤーに襲いかかる)
グレッグ・ミューラー (Grec Müller)
ラクーン大学の教員で、元アンブレラ研究員。アンブレラを裏切った後「アンブレラに対抗する」と称してピーターを利用し「デイライト」を製造・独占しようとする。タナトスの製作者で、兵器に対して独自の美学を持っており「兵器というものは力だけではなく、美しく独創的で神々しくなければならない」と言っている。プレイヤーを泳がせてデイライトを作成させ、一気に奪い取る計画を立てていたが、最後はアンブレラの傭兵(名前は不明だが3に登場したニコライ・ジノビエフに酷似している)によって射殺される。かつてヨーコを検体実験の被験者とし、記憶の一部を抹消した張本人でもある。FILE2の『記憶』シナリオで彼が廃病院宛に送った封書が確認できるため、違法臨床実験にも関与していた可能性がある。

クリーチャー[編集]

ゾンビ (Zombie)
本作ではショットガン等で攻撃しても部位破壊が起きない。また、掴みかかって噛み付く攻撃の他に新たに引っ掻き攻撃を使ってくるようになった。ドアを叩き開けてのフロア移動を行う。基本的に倒しても何度も復活したり、上記のような部位破壊攻撃が出来なくなったため、従来のシリーズに比べ油断出来ない存在となっている。FILE2では行動速度・耐久力がさらに上がっており、怯み・ダウンしにくくなったため、より驚異的なクリーチャーとなった。
ゾンビ犬 (Zombie Dog)
今作での出番は少ないが、FILE2では狭い場所に出てくる上に腕に噛み付いてきやすくなっており、出血させられやすく、ゾンビ同様に倒しても一定時間後にまた出てくるようになったため、危険なクリーチャーとなっている。
クロウ (Crow)
FILE2では「構え歩き」により、従来に比べ簡単に倒せるようになったが、無限に出現するようになった。
ジャイアントスパイダー (Giant Spider)
リッカー (Licker)
本作では飛び掛り攻撃を使わない代わりに舌による攻撃を多用するようになり、稀に天井から舌で首を締め上げる攻撃も使うようになった。
モス・ジャイアント (Moth Giant)
2ガンサバイバーでは這うようにしか飛行できなかったが、本作で登場するタイプは空中を自在に飛び回るようになっている。
ベビーモス (Baby Moth)
モス・ジャイアントの幼虫。踏むだけで倒せる。吐き出す酸液に当たると毒状態にされてしまう。
ハンター (Hunter)
今回は通常の攻撃や『首狩り』のほか、ハンドガンやショットガンを使用不能にする『武器破壊攻撃』を行うようになった。破壊された武器はデビット(またはそれに準ずるNPC)以外のキャラには修理できない。ドアを叩き開けてのフロア移動を行う。
ハンターγ (Hunter γ)
地上での動きは緩慢だが、水中で襲われると『丸呑み』にしてくる。
ワスプ (Wasp)
本作ではラクーン大学排気塔やアークレイ山地周辺に生息していたスズメバチがT-ウイルスの影響で通常の百倍近い大きさまでに巨大化したもの。針部の毒性が極めて強く、刺されるとほぼ確実に毒状態に陥る。
ネプチューン (Neptune)
今回登場するのは野生化したタイプ。陸に上げることができないため、基本的には倒せないが、桟橋の内側にいるもののみ銃による攻撃で倒すことができる。水中で噛み付かれるとそのまま丸呑みにされ、即ゲームオーバー。

その他、上記のクリーチャーの詳しい性質はバイオハザードシリーズの登場クリーチャー及びそれぞれの作品の項を参照のこと。

シザーテイル (Scissor Tail)
ハサミムシと思しき小型節足動物が、T-ウィルスの影響で巨大化したもの。性格はきわめて凶暴で、プレイヤー目掛けて大きく飛び掛って噛み付いてきたり、毒のあるハサミのような尾で相手を攻撃する。野道などでは地面に潜って移動することもできる。体色が異なる2種類の個体が存在するが、能力や行動などは変わらない。毒と出血効果を持つ攻撃を持っており、更には体力・攻撃力も高いと凶悪なクリーチャーでもある。FILE2では飛び掛りに追尾性能が付き、さらに危険な相手になった。
リーチ (Leech)
T-ウィルスの影響により巨大化したヒル。血を好む性質は変わっておらず、標的に吸い付いて血を吸い取る。攻撃力はあまり高くないが、吸い付くとなかなか離れないため集団で襲い掛かられると厄介。バイオハザード0に登場したマーカスのヒルとは全く異なる存在。
G変異体 (G Mutator)
「零下」シナリオのボスクリーチャー。G細胞が人間に寄生、人間の細胞と融合しながら成長したもの。今作ではG生物に植えつけられた胚から直接生まれたのではなく、胚を植えつけられた宿主との拒否反応によって分離した幼体が再び人間に寄生する形で生まれた。バイオハザード2のG成体と似た姿を持ち、G生物特有の巨大な眼球が背中に形成されている。動きは遅い。G幼体を周囲にばら撒きつつ、強酸の液体を武器にプレイヤーに襲い掛かる。
リーチマン (Leech Man)
「巣窟」シナリオに登場。リーチが人間の死体に大量に吸着し、一つの生物のようになった姿。病院の換気口を自在に移動し、生き血を求めて彷徨い歩く。一部の部屋を除くあらゆる場所に現れる。出血状態のキャラを優先して狙うため、止血のために止血剤や救急スプレーは欠かせない。輸血パックを使えば一時的な足止めこそできるものの、体力が無限であるためいかなる攻撃でも倒すことは出来ず(攻撃することで一時的にダウンさせることはできる)、撃退するにはあるイベントを発生させる必要がある。ただし途中でAIPCが死亡するとリーチマンとして復活し、撃退する手段もなくなるため逃げるしかない。
ジャイアントリーチ (Giant Leech)
「巣窟」シナリオのボスクリーチャー。巨大化したリーチの中でも特に際立って異常なまでに巨大化した個体。その大きさは人間を上回るほど。地下水道に大量のリーチと共に巣のようなものを作り、獲物が来るとその巨体による突進と口から吐き出す消化液で襲ってくる。FILE2では消化液が毒液になっている。誘き寄せに成功するとナイフですら簡単に倒すことができる。
サスペンデッド (Suspended)
「獄炎」シナリオのボスクリーチャー。人間の姿を完全に失わずに進化した(その証拠にアップルインで出現したのは元は女性だとわかる)リッカーの亜種。通常のリッカーと違い眼球が残っており、リッカーより優れた能力を持つ。戦闘開始時にリッカーが集まってくることから、リッカーを操ることが出来る可能性もある。発達した下半身で天井からぶら下がっているためその場から動かないが、舌による攻撃はリッカーよりも強力な攻撃を多く持つ。攻撃力は高いが移動できないため、安全地帯を見つければさほど苦戦せずに倒せる。
タナトス (Thanatos)
グレッグによって生み出されたタイラントの亜種。黒人をベースにしており、T-002型のように心臓が露出している。アンブレラはグレッグに量産を要請していたようだが、グレッグは自らの最高傑作と称するタナトスを量産する気などなかったようだ。普通の銃火器ではダウンさせることすらできず、この段階では倒すことは不可能(体力無限。ただしFILE2の『対峙』では倒せる)。そのため基本的には逃げに徹する必要があるが、体内には「デイライト」の材料の一つ「T-ブラッド」が流れているため一度は対峙しなければならない。名前の由来はギリシャ神話に登場する死の神。
タナトスR (Thanatos Reborn)
「決意」シナリオのボスクリーチャー。ラクーン大学の崩壊に巻き込まれ、致命的な損害を受けたことでリミッターが解除されたタナトスの進化体。皮膚はあちこちが焼け爛れ、右腕を損失したことで左腕が異常なまでに肥大化している。バランスの悪そうな巨体に反して機動性が高く、猛ダッシュからタックルを繰り出したり、大ジャンプからプレイヤーを踏み潰すなど俊敏に動く。右胸の巨大心臓が弱点で、それ以外の部位を攻撃してもまともなダメージは与えられない。「アウトブレイク」のラストボス。なお、普通に倒すことも出来るが、デイライトをアンプルシューターで撃ち込めば一撃で撃退することが出来る。

登場武器[編集]

バイオハザードシリーズの武器は、全編を通して入手できる数は1種類につき1つのみが基本だが、本作では一種類につき複数の入手が可能な場合が多い。ただしシナリオ毎に入手可能な武器は異なる。シリーズ恒例の隠し武器は存在せず、順ずる要素として全ての武器の弾薬・耐久度が無限になる『インフィニティモード』がある。

銃器[編集]

攻撃力が高く、遠距離からの攻撃が可能。弾薬がある限り使えるが、ハンターの攻撃を受けると壊されて使用不可能になる場合がある。※の物は専用のマガジンが存在し、所持していれば素早いリロードが可能。ハンドガンタイプの物はスペシャルアクションの『狙い撃ち』が可能。

弾薬が共通する銃器[編集]

共通して『ハンドガンの弾』を流用できる。

※ハンドガン(M92F
シリーズ恒例の武器。『零下』を除く全てのシナリオで入手可能。
ハンドガンSG(SIG
ハンドガンと比較して攻撃力が高いがその他の性能では劣り、特に距離による威力の減退がとても大きい。
バーストハンドガン(M93R
3点バーストによる射撃を行うハンドガン。連射力・攻撃力が高いためゾンビ程度なら反撃の隙を与えずに倒すことも可能だが、弾薬の消費が激しい。ハンドガンに分類されるが狙い撃ちは不可。『FILE2』では構え歩きをしながら撃つことで一発ずつ撃つことが出来るようになった。
※マーク専用ハンドガン(M92F)
マークのパーソナルアイテム。通常のハンドガンと比較してわずかに攻撃力が劣るが、距離による威力の減退が非常に少なく、クリティカルヒットの発生率が高い。またアイテム欄を使わないというメリットがある。ハンドガンマガジンを流用できる。
サブマシンガン(MP5A4
ボタンを押し続けるだけで凄まじい連射が可能。他のシリーズ作品と異なり装弾数が大幅に減少しており、威力もアサルトライフルよりやや低めだが、ハンドガンの弾を流用できるため使い勝手がよい。連射式のため弾の消耗が激しく、リロードに時間がかかるのが難点。
MP5A5
「決意」のデモにのみ登場。前述したサブマシンガンとはストックが違い、またプレイヤーが使用できない。タナトスを回収に来た部隊(U.B.C.S.にも見えるが、実際はU.S.S)が使用していた。ちなみに、部隊が全滅しデモが終わると、隊員の死体が横たわっているがMP5A5を装備していたのにも関わらず、周辺には何故か、M4カービンが落ちている。
専用の弾薬を使用する銃器[編集]
ケビン専用45オート(コルト・ガバメント
ケビンのパーソナルアイテム。ハンドガンの約3倍の威力を持ち、怯ませ効果が高いが、入手弾薬が少ない。『FILE2』ではケビンのエクストラアイテムに45オートマガジンが追加されたが、それに伴いシナリオ中に取得出来る弾薬がより少なくなっている。
マグナムハンドガン(デザートイーグル
威力の高いハンドガン。零下の特定のイベント時にしか入手出来ず、予備の弾薬も入手出来ない。
マグナムリボルバー(S&W M29
ハンドガン系の武器では最強の威力を誇り、距離による威力減退も少なめ。
ショットガン(SPAS12
攻撃範囲の広い銃。距離による威力の増減が激しい。引き付けて撃つことでゾンビを吹き飛ばすことが出来る。
アサルトライフル(M4カービン
ボタンを押し続けるだけで凄まじい連射が可能。サブマシンガンと比較して一発辺りの攻撃力が高い。弾薬の入手はマガジンのみになる。『FILE2』では威力が上がっており、より強力な武器となった。
グレネードランチャー(M79グレネードランチャー
威力の高い弾薬を発射する。本作では炸裂弾と硫酸弾の2種類が存在し、それぞれシナリオごとに入手可能な弾薬が決まっている。炸裂弾は威力が非常に高く、爆風にもダメージがあるため複数の敵を巻き込みやすい。硫酸弾は炸裂弾に比べると威力が低めだが、一部の敵には炸裂弾よりも大きなダメージを与えられる。反動が大きく、一発撃つごとに弾をこめるモーションを行なうため、発射後の隙が非常に大きい。
ロケットランチャー(AT4
シリーズ恒例の武器。入手できるのは一丁だけで一発分の弾しか装填されておらず予備弾薬も存在しないが、最強の攻撃力を持つ。本作では構えの際しゃがむようになっており、構え歩きが出来ない。『FILE2』では威力が3分の1程度に下がっているが、入手できる数は増えている。

ナイフ[編集]

攻撃力が低いが、攻撃速度が速く無限に使用可能。スペシャルアクションの『連続ナイフ攻撃』が可能。

折りたたみナイフ
最も攻撃力の低いナイフ。デビットのパーソナルアイテムに含まれる他、通常の入手も可能。ゾンビをダウンさせづらい。
包丁
攻撃力が少し高く、数回斬りつけることでゾンビをダウンさせやすい。ヤリの材料にもなる。
サバイバルナイフ
最も攻撃力の高いナイフ。包丁同様に数回斬りつけることでゾンビをダウンさせることが出来る。

打撃武器[編集]

攻撃力は低めで攻撃速度も遅めだが、敵を怯ませることに優れる。表示されないが耐久度が設定されており、何度か使用すると壊れてしまう。スペシャルアクションの『フルスイング』(FILE2では『連続振り回し』も)が可能。

振り回す動作の物[編集]
木製の棒
ヤリや長い棒の材料になる。デッキブラシが消耗した際もこれになる。
鉄パイプ
全てのシナリオで入手可能で、ハンマーやスタンロッドの材料になる。何度か使用すると曲がって攻撃力とリーチが低下する。
松葉杖
病院内が舞台のシナリオで入手できる武器。鉄パイプよりも攻撃力が比較的高いが、耐久度も低い。
ハンマー
鉄パイプとコンクリート片を組み合わせて作成できる。攻撃力が高く、敵を豪快に吹き飛ばすことができる。
突く動作の物[編集]

振り回す動作の物と比較して攻撃速度が遅く、リーチが長い。フルスイング時の動作は同様。

デッキブラシ
攻撃力は非常に低い。
長い棒
木製の棒を二つ組み合わせて作成できる。『FILE2』では拾って入手することも出来るようになっている。
ヤリ
包丁と木製の棒を組み合わせて作成できる。敵を怯ませる効果も高い。
スタンロッド
鉄パイプとバッテリーを組み合わせて作成できる。打撃武器としては最も攻撃力が高く、敵を怯ませる効果も高い。バッテリーから流れる電流でダメージを与えるため、マークのフルスイングで攻撃しても威力は上がらない。

投擲武器[編集]

投げて使用する武器。隙が大きく、狙いを付けにくい。複数ストックが可能な物は投げるたびに装備しなおす動作を行い、その際に攻撃などを受けると装備が解除される。

棒切れ・折れた鉄パイプ・折れた松葉杖
打撃武器が壊れたもの。敵を仰け反らせる効果はそれなりにあるが、攻撃力は極めて低い。
コンクリート片
ハンマーの材料となる。命中すると敵を吹き飛ばすことができる。
火炎ビン
新聞紙とアルコールボトルを組み合わせた物に、ライターを組み合わせることで作成できる。攻撃力が高く、炎による追加ダメージがある。組み合わせが必要な武器の中では、唯一デビット以外のキャラクターで作成可能。
薬ビン
攻撃力の高い薬液が入っているビン。灰色と黄色の2種類が存在し、灰色は爆発性の液体・黄色は強酸の液体と、グレネードランチャーと同様の性質を持つ。
スパナ
デビットのスペシャルアクションで使用する。攻撃力が高く敵を怯ませる効果も大きいが、補充することは不可能。

その他[編集]

釘打機
イベントでバリケードを作るための道具だが、武器としても使用可能。威力はハンドガンと同程度だが、ただの釘打機なだけに狙い撃ちは可能
殺虫スプレー
虫系のクリーチャーにのみダメージを与えられる。虫系以外に使用した場合、怯むことがあるがダメージにはなっていない。
火炎スプレー
殺虫スプレーにライターを組み合わせて作成できる。通常のクリーチャーにもダメージを与えられ、ゾンビに対しては炎による燃焼追加ダメージがある。
救急スプレー
本来は回復アイテムだが、武器としても装備できる。敵に使うとわずかに怯ませることができ、味方に向けて噴出することで体力を回復できる。この場合複数の味方を回復できるため、特にオンラインモードで活用されている。
アンプルシューター
デイライトを装填・射出するための武器。ちなみにハンドガンタイプなので狙い撃ちは可能だが、威力は上がるのかは不明

バイオハザード アウトブレイク FILE2[編集]

前作からの変更点はエクストラアイテムの追加、新しいアクションの追加、新しいクリーチャーの追加、新しい武器の追加等がある。前作のアナザーストーリーという位置づけである。前作をクリアしたことを前提としているためか、最初のシナリオから難度は高い。また、前作のデータが同メモリーカード内にある状態で「コンバート」という機能を使うことで前作のコレクションがすべて出現するようになった。これによりオフラインユーザーでも前作の隠し要素をすべて楽しめるようになっている。この措置は前作での批判点を解消するために取られたものと思われる。

ゲーム概要[編集]

※ 前作のシステムに加えて、新たなシステムが追加されている。

新たなアクションの追加
武器を構えたまま移動できる「構え歩き」アクションが追加された。敵が近づくと自動的にそちらを向くため、不意打ちされる危険性が下がった。また、一部のキャラクターに新しいスペシャルアクションが追加されている。
エクストラアイテムの追加
各キャラクターが最初から持っているアイテム。キャラクター毎にアイテムが違う。パーソナルアイテムと違って受け渡しが可能である。
AIPCの選択可能
今作ではオフラインでシナリオをはじめる毎にAIPCを二人選択できるようになった。
相性の追加
キャラクターの相性が良いとプレイヤーの指示を聞くことが多くなったりプレイヤーに同行してくれるなど協力的な行動を取ってくれることが多くなる。逆に相性が悪いとプレイヤーの指示を拒否することが多くなったり単独行動を取るなど非協力的な行動を取ることが多くなる。
エクストラシナリオの追加
今作でも前作同様5つのシナリオから一つを選んでプレイすることになるが、ある条件を満たせばエクストラシナリオをプレイすることが出来る。各部屋を周って雑魚敵を全滅させる『殲滅』と、ひたすらボスを倒し続ける『対峙』の2種類があり、各3つ、合計6つ用意されている。

シナリオ[編集]

咆哮 (wild things)
凶暴化した動物達が徘徊する動物園からの脱出を目指す。強敵のゾンビエレファントが序盤から登場し、園内を徘徊しているため、難易度は高い。敵は主に凶暴化した動物達で、ゾンビは序盤にごく僅かに登場する程度。ボスはゾンビエレファント又はゾンビライオン(オス)のどちらかで、条件次第でボスが変わる。
異界 (underbelly)
地下鉄の駅からの脱出を目指す。前半はゾンビしか出現しないが、後半のイベント後はメガバイトが主な敵となる。地下鉄に乗って脱出するルートと排気塔から脱出するルートの2種類のエンディングがある。ボスはギガバイト。
記憶 (flash back)
アークレイ山地の森を抜け、廃墟と化した病院からの脱出を目指す。院内では常にアクスマンが付きまとうため、撃退用の弾薬の確保が重要となる。また、グリーンゾンビやイビルシェード、ワスプなど毒を持つ敵が非常に多いためブルーハーブや解毒剤は必須。ルートによっては病院に行かずに森を抜けることも出来る。ボスはヒュージプラント。
死守 (desperate times)
警察署をゾンビから死守し、避難車両到着まで持ちこたえるのが目的。前半は脱出のためのアイテムを探し、後半は制限時間内に署内の武器を集めることになる。ボスは大量のゾンビで、難易度ごとに規定された数を倒せばクリアとなる。
突破 (end of the road)
前半はアンブレラの研究所、中盤は地下下水道、後半はラクーン市街を抜けて街からの脱出を目指す。前半はタイラントの起動が主な目的となり、タイラント起動後は研究所の出口を、タイラントが暴走した後は追撃をかわしながら市街へと向かうことになる。下水道でタイラントを倒したか否かによってルートが変化する。市街では地雷が仕掛けられていたり、アンブレラの傭兵に狙撃されたりと難易度が非常に高い。ボスはニュクス。
殲滅 (elimination)
前述のとおり雑魚を全滅させるシナリオ。殲滅1,2,3がある。1,2は敵を倒すだけで特に面倒な仕掛けはないが、3では地雷が設置されているため、可能な限り破壊しながら進むことになる。なお、制限時間が設けられており、制限時間内に敵を全滅させないとゲームオーバーになる。
対峙 (show down)
前述のとおりボス戦のみのシナリオ。対峙1,2,3があり、1は前作のボス、2は今作のボスと戦うことになり、3は前作と今作両方のボスに加え、最後には3体のタイラントが待ち構える。殲滅と違って制限時間は設けられていないが、ボスを倒すたびにフィールドが切り替わるため、武器・回復薬類は一度取り忘れると取りに戻ることが出来ない。

プレイヤーキャラ[編集]

キャラのプロフィールや能力は前作と同じなので、ここではエクストラアイテムや新しく追加されたアクションについて説明する。声優は前作から変更された。

ケビン・ライマン (Kevin Ryman)
エクストラアイテムは「45オートのマガジン」。追加アクションはモーションが大きいが肘部分を当てるとゾンビをダウンさせられる「エルボータックル」。
デビット・キング (David King)
エクストラアイテムは「ライター」。追加アクションは「連続ナイフ攻撃」が4段になり、上方・下方も2段攻撃になった。これにより、さらに接近戦に特化した。スパナはダウン性能がやや下がった。また、彼のみが開ける事の出来る「ハッチ」がシナリオ中に数ヶ所存在する。
マーク・ウィルキンス (Mark Wilkins)
エクストラアイテムは「ハンドガンマガジン」。追加アクションは「フルスイング」が上方、下方と使い分けられるようになった。また、前作のように立派な体格が災いして狭い場所に入れないデメリットがあるが、メリットとして巨大な箱や車などを一人で押すことができる(他のキャラの場合、ネットワークなら協力すれば押せるがシングルでは不可能)。ガード性能はダメージ無効化からダメージ7割軽減になった代わりに前作よりも多くの攻撃をガード出来るようになった。
シンディ・レノックス (Cindy Lennox)
エクストラアイテムは出血状態を防止し、肩を貸したキャラクターを止血する「止血帯」。追加アクションは肩を貸しているキャラクターもしゃがみこむ「同時しゃがみこみ」。
ジョージ・ハミルトン (George Hamilton)
エクストラアイテムは様々なカプセルを射出できる「カプセルシューター」。これの追加によりサポート的要素の強いキャラとなった。追加アクションはないが、かわしタックルの移動距離が若干短くなった。
アリッサ・アッシュクロフト (Alyssa Ashcroft)
エクストラアイテムは「スタンガン」。追加アクションはないが、バックステップが前作より動作がやや遅いが、後退距離が伸び、回避時間が存在するようになった。
ジム・チャップマン (Jim Chapman)
エクストラアイテムはクリティカル率が上がるなどの効果がある「幸運のコイン」。追加アクションは棒系の武器でずっと攻撃が出来る「連続振り回し」。死んだふりが弱体化しており、倒れている最中は無敵ではなくなった。
ヨーコ・スズキ (Yoko Suzuki)
エクストラアイテムは即死しなくなる等の効果がある「お守り」。追加アクションは相手をのけぞらせた後エスケープを行う「突き飛ばし」。最大まで溜めるとエスケープはしないものの、威力が若干上昇し、ダウン率が高くなる。

ノン・プレイヤーキャラクター[編集]

ここではゲームに登場するNPC(ノン・プレイヤーキャラ)を紹介する。ある条件を満たすとNPCを使用してプレイすることが可能。NPCは十数人ほど存在するがここでは「シナリオ上の重要人物」「ある程度台詞のある人物」のみについて解説する。

咆哮[編集]

オースチン・テイラー
ラクーン動物園の監視員。ハンターとしての腕前は一流だが、園内に私物の銃を持ち込むなどしていたため勤務態度についての評価は低い。難易度をハード以上にすると監視所に登場し、生き残った職員に自分の無事を伝えるように依頼する。作中に登場する武器『ハンティングライフル』は彼の持ち物で、上司からは持ち帰るように注意されていたが、皮肉にもこのことがメインキャラクター達の脱出に大いに貢献することとなった。
パトリック・レイズ
ラクーン動物園の職員。詳細は不明だがゾンビや逃げ出した動物達に襲われたらしく、プレイヤーキャラ達が発見する頃にはひどく衰弱しており、まもなく事切れる。オースチンの腕前を信頼しており、彼の無事を伝えたか否かで死に際が多少変化する。
ロイド・スチュアート
ラクーン動物園の職員。帽子を深くかぶっているため素顔は見えない。動物園正門の施錠を担当していたらしく、園長が彼に宛てて書いた施錠に関するメモが確認できる。

異界[編集]

ジャン
R.P.D.の警察官でケビンの同僚。ゾンビへの恐怖で逃亡を続けていたが、地下鉄入口において力尽き、ケビンたちに宛てた遺書を残して果てる。
リッキー
ラクーンシティの地下鉄職員でジムの同僚。楽天的なジムの態度に時折反感を覚えることもあったらしい。仕事中、メガバイトに噛み付かれてウィルスに感染し、死亡。彼の持っているメモには、死亡までの過程が書かれている。

記憶[編集]

アル
アークレイ山地にひっそりとたたずむ山小屋に住む老人。プレイヤーキャラ達が山小屋に迷い込んだ際に隣町へ続く道があると教えてくれる。迷わないようにと案内役を買って出てくれるが、途中でいなくなってしまう(難易度ハード以上では道案内は受けられない)。彼の正体、そしてその目的は…
リーガン・マレット
ラクーンシティから逃亡し、山小屋にたどり着いた女性。逃亡の最中に襲われて傷を負い、一緒に連れてきた娘ともはぐれてしまう。動けない自分の代わりに娘を探してくれるようプレイヤーに依頼する。
ルーシー・マレット
リーガンの娘。母親と共にアークレイ山地へと逃げてきたが、途中でリーガンとはぐれてしまい、山中の川辺を彷徨っていた。あるアイテムがないとこちらを信用しない。ゲーム中、唯一の子供NPC。
カート
新聞記者で、アリッサの元同僚。現在は廃病院となっているアークレイ山地の病院で違法な臨床実験が行われていると知り、証拠を掴むために単身で調査を始めるが、病院が閉鎖されるきっかけとなった事件に巻き込まれて死亡する。回想にのみ登場する故人。
ドロシー・レスター
かつて廃病院に入院していたアクスマンの妻。不治の病に冒され、昏睡状態に陥っていたが、アンブレラの非公認薬の投与によって意識は回復、症状も和らいだかに思われた。だが今度は異常なまでの食欲に支配されるようになり、数年前に死亡扱いとされた。しかし彼女は死んでおらず、長い年月を経て植物の細胞と融合し、やがて巨大な植物ヒュージプラントへと変貌を遂げた。

死守[編集]

リタ
R.P.D.の婦警。署員やプレイヤーキャラの脱出のため抜け道を使い助けを呼びに行く。
マービン・ブラナー
R.P.D.の警察官。2に登場したマービンと同一人物。ゾンビやリッカーに支配された警察署から脱出するべく抜け道を探し、リタの協力によって外部に連絡を取ることに成功するが、ゾンビに襲われて傷を負ってしまう。避難車両到着後、生存者が脱出する時間を稼ぐために警察署に残る。彼の結末は2で明らかになる。
ベン・ベルトリッチ
新聞記者。2に登場したベンと同一人物。署長の身辺を調査していたため留置場に入れられたが、バイオハザード発生後は安全のために自らの意思で留置場にこもっていた。シナリオのキーアイテムを持っているほか、警察署の各所にあるフィルムを渡せば強力な武器や回復薬等をくれる。同業者のためか、アリッサで話しかけると台詞が多少変化する。彼の結末はやはり2で明らかになる。
アーロン
R.P.D.の署員でケビンの後輩。ゾンビ、カラスの署内への進入を食い止めるために外階段を守って奮戦するも、最期にはゾンビに腹部を噛み切られ死亡する。
フレッド
R.P.D.の署員でケビンやジャンの友人でもある。屋上でゾンビ、カラスと奮戦していたが、アーロン同様、救援の到着前に死亡する。
トニー
R.P.D.の警察犬訓練士。警察署が混乱に陥る中、警察犬達を心配して犬舎に様子を見に行くが、既にゾンビ化していた警察犬に襲われて死亡する。

突破[編集]

リンダ
アンブレラの女性研究員。試薬のサンプルを持ち帰るために研究所を訪れる。脱出の最中、アップルイン前道路で狙撃されて重傷を負う。彼女を生還させるか否かがエンディングに大きく関わってくる。
カーター
アンブレラの研究員。リンダと同じく試薬のサンプルを取りに来た。ハンターを掃討するためにタイラントを起動するが、これが彼の悲惨な最期を決定付けることになる。
ロドリゲス
アンブレラの私設部隊U.S.S.第二分隊の隊長。ニュクスの入ったカーゴを奪取したことでアンブレラ内での権利をすべて剥奪されることとなる。リンダとは協力関係にあったらしく、街にミサイルが撃ち込まれる寸前までリンダを待ち続けていた。カーゴを奪取した理由は明らかにされていない。
アーノルド
アンブレラの特殊部隊U.B.C.S.の隊員。ニュクスのカーゴの奪還と、ロドリゲスの暗殺任務にあたっていた。PSG-1狙撃銃を愛用し、市街地に地雷を仕掛けたり、遊び感覚でゾンビを狙撃したりと残忍な性格の持ち主。リンダを狙撃したのは彼で、プレイヤーに対しても容赦なく狙撃してくる。街にミサイルが撃ち込まれる計画「コード・ダブルエックス」の存在を知り、トミーを見限って街から逃走した。その後の動向は不明。
トミー・ニールセン
アンブレラの職員で、ラクーンシティー内に存在するカーゴドックの管理を担当していた。ロドリゲスによってニュクスを封入したカーゴを奪取されそうになり、U.B.C.S.隊員を引き連れてロドリゲスの行方を追っていた。シナリオの進め方によってはニュクスの奪還に成功するが、その後の行方は不明。その後ニュクスが目覚めたことを考えると、彼もニュクスに取り込まれた可能性もある。

クリーチャー[編集]

ゾンビエレファント (ZOMBIE ELEPHANT)
元々はラクーンシティの動物園の花形であった象(名前はオスカー)がウィルスに感染しゾンビ化。獲物を求めて動物園内を彷徨う。条件次第で「咆哮」シナリオのボスとして登場。園内を徘徊している最中にも倒す事が出来るが、耐久力が高く難しい。
ゲーム本編で入手できるファイルには、象の様子がおかしくなっていく過程が書かれている。特定の場所では即死攻撃をしてくる。
ゾンビハイエナ (ZOMBIE HYENA)
動物園のハイエナがウィルスに感染してゾンビ化。集団で行動する性質は変わっておらず、大抵は2匹同時に出現する。小型だが素早く、噛み付かれると出血させられやすいため追い詰められると脅威になる。
ゾンビライオン(メス) (ZOMBIE LION FEMALE)
ウィルスに感染してゾンビ化したメスライオン。本来ライオンは群れで行動するが、ゾンビライオンは単独(場合によっては2、3匹)で行動している。他のザコクリーチャーとは違い倒すと復活しない。
ゾンビライオン(オス) (ZOMBIE LION MALE)
元は動物園のショーで人気者だったオスライオン(名前はマックス)。ゾンビ化しても群れを統率する性質は残っており、戦いの際はメスライオンを引き連れて現れる。ゾンビエレファントをオリに閉じ込める、または園内で倒した場合、『咆哮』シナリオのボスとして登場する。
ホーンビル (HORNBILL)
サイチョウがウィルスの影響で凶暴化したもの。普段は上空を旋回しているが、プレイヤーを見つけると巨大なくちばしを武器に突進してくる。性質はカラスと似ている。
フライングバグ (FLYING BUG)
アブ。殺傷能力は無いに等しいが毒を持っているため軽視できず、非常に小さいためハンドガンなどの攻撃が当てづらい。殺虫スプレーやショットガンなど広範囲に攻撃できる武器が有効だが、倒しても無限にわいてくるため近づかないのが得策といえる。
ツタ (IVY)
何らかの植物のツタ。攻撃力は低いが、一度捕まると身動きが取れなくなる。その間に別のクリーチャーに襲われると非常に危険である。ある程度攻撃すると消えるが、一定時間経過すると復活する。
ラフレシア (RAFFLESIA)
動物園に展示されたラフレシア。本来の開花時期は短いが、ウィルスに侵されたことで満開を保っている。あらゆる攻撃を受け付けないが、その場から移動せずこれといった攻撃もしてこない。コンテナを落とすことで倒せるが、周囲にはフライングバグが集まっているため、倒さずに放っておけばフライングバグとの戦闘を回避できる。
アリゲーター (ALLIGATOR)
ワニがウィルスの影響で凶暴化したもの。バイオハザード2に登場したタイプと違って巨大化はしていないが、それに引けをとらない攻撃力・耐久力を持っている。水中では無類の強さを誇り、アリゲーターがいる池に入るのは自殺行為に等しい。
メガバイト (MEGABITE)
Tウィルスの影響で巨大化したノミ。大きさや色はさまざまだが、最大のものは3~4mにもなる。集団で行動し、獲物を見つけると跳ねながら接近してくる。血を摂取すると瞬時に巨大化し、さらに凶暴になる。黒い個体は巨大化こそしないものの取り付かれると血を吸われると同時に毒を注入されるため、注意が必要である。また、各所に置かれている輸血パックを使うと一時的な足止めをすることが出来るが、この場合も巨大化する上に黒い固体と既に巨大化している個体には効果がないため多用は禁物。
ギガバイト (GIGABITE)
「異界」シナリオのボスクリーチャー。メガバイトのウィルスが侵行し、さらに巨大化したもの。地下鉄トンネルに巨大な巣を張っており、メガバイトに餌を運ばせているいわゆる「女王アリ」のような存在である。自ら攻撃してくることもあるが、ほとんどの場合メガバイトを巧みに操って攻撃してくる。
グリーンゾンビ (GREEN ZOMBIE)
T-ウィルスに汚染された植物と同化したゾンビで、頭に花を咲かせている。通常のゾンビに比べ移動速度が速く、攻撃すると頭部から毒花粉をばらまく。毒花粉の範囲は突き系武器の射程距離ギリギリの範囲。
イビルシェード (EVIL SHADE)
廃病院の特定の場所に生える巨大な蕾。一定間隔で毒の花粉を撒き散らすが、プレイヤーを狙ってくることはない。攻撃すると一時的にしぼむが、しばらくすると復活する。特殊溶剤の薬ビンや刃物、火炎系の武器でのみで完全に倒すことができる。
ドレイナー (DRAINER)
特別病室の天井からぶら下がるヒュージプラントの一部。ヒュージプラントの養分にするべくプレイヤーに襲い掛かる。あらゆる攻撃を受け付けないが、ヒュージプラントを撃退すれば同時に枯れる。
ツイストアッパー (TWIST UPPER)
アークレイ山地にごく僅かに生える巨大なツタ。エクストラシナリオの殲滅2のみに登場する。つり橋の下などから突き上げるようにして攻撃してくる。こちらの攻撃を一切受け付けないが、自ら移動することはないのでやり過ごすのが無難。
アクスマン (AXEMAN)
アークレイ山地に建つ廃病院の中を徘徊する、斧を持ちマスクを被った謎の男。
通常は倒すことが出来ず、一定のダメージを与えると逃走し、一定時間出現しなくなる。ヒュージプラント撃退後の病院崩壊中にのみ撃退することが可能で、それにより彼の正体を知ることが出来る。また、彼を撃退したかどうかでエンディングが変わる。
植物に支配された廃病院で時を過ごしていた彼は、痛覚や空腹感などを感じなくなっていたらしい(ゲーム本編で入手できるファイルで確認できる)。
ヒュージプラント (HUGE PLANT)
「記憶」シナリオのボスクリーチャー。廃病院の地下にある特別病室に根を張り、病院全体を覆い尽くす巨大な食人植物。その正体はアクスマンの妻であるドロシー・レスターが、アンブレラの非公認薬の副作用により長い年月をかけて植物へと変容したもの。非常に硬い表皮に包まれており、事前にある手順を踏んでおかないとダメージを与えられない。
タイラント (TYRANT)
アンブレラの研究によって誕生した、暴君の名を冠する究極のB.O.W.。本作に登場する個体は2などに登場した量産型(T-103型)の1体。アンブレラの研究所で冷凍保管されていたが、研究員のカーターによって目覚める。研究所内のハンターを駆逐するようにプログラムされており、起動後しばらくはハンターを撃退してくれる頼もしい味方なのだが、後に暴走してカーターを殺害し、目に映るもの全てに襲い掛かる。今作のタイラントは2ガンサバイバーのような緩慢な動きではなく、ダッシュ移動を行うようになったため非常に手ごわい。起動の際に入力したコードA・Gにより攻撃力・素早さなどが変化する。体内には爆弾が仕掛けられており、スイッチで起爆すれば即死させることが出来る。
タイラントR (TYRANT REBORN)
生命の危機に瀕した量産型タイラントのリミッターが外れ、劇的なパワーアップを遂げた形態。姿はスーパータイラントに似ているが、その能力はスーパータイラントを遥かに凌駕している。驚異的な攻撃力・機動力に加え、即死攻撃「メガスラッシュ」を持つ。タイラントの段階で起爆スイッチを使っていなければ、この形態でも即死させることが出来る。
ニュクス (NUX)
「突破」シナリオのボスクリーチャー。ギリシャ神話の夜の女神の名を冠した生物兵器で、本作のラストボス。あまりにも強力すぎるために特殊合金製のコンテナに封印されていたが、ヘリによる空輸の際にコンテナが落下、その衝撃で目覚めてしまう。巨大な肉塊のような姿で生物を体内に取り込む能力を持ち、タイラントRですら一瞬にして取り込んでしまった。動作は鈍いが、遠距離からでも肉片を飛ばしてくるため油断できない。迂闊に近づくと体内に取り込まれてしまい、瀕死状態と同様にウイルス進行度が劇的に上昇、100%になる前に仲間がニュクスを倒さない限り助からないという絶望的な状態に陥る。タイラント、タイラントRに使用していない状態で起爆スイッチを使うと、即死こそしないが戦況を有利にすることができる。
ゲーム本編のファイルによると現段階ではまだ試験体であり、正式なB.O.W.ではなかったらしい。何を素体として製作されたのか、本来はどんな姿をしていたのかは謎に包まれている。
タイラントC (TYRANT C)
量産型タイラントの頂点に君臨する個体で、『対峙3』のラストに登場する隠しボス的存在。通常の量産型と違って赤いコートを纏っており、額には角のようなものが形成されている。体力や攻撃力は他の個体と同程度だが、その恐るべきスピードは他のタイラントの比ではなく、「メガスラッシュ」も使うなど凶悪極まりない。『C』の意味は不明だが、その姿や特性から「Char Aznable」の頭文字ではないかという説がある。

登場武器[編集]

この項では『FILE2』で新たに登場した武器に関して述べる。前作の武器も大半のものが登場している。

銃器[編集]

ハンドガンGL(グロック17
ハンドガンより攻撃力が低いが、装弾数が多く距離による威力の減退も少ない。
ハンドガンHP(ブローニングHP
ハンドガンと比較して装弾数が少ないが、攻撃力が高く、距離による威力の減退が起こらない。
リボルバー(S&W M36
リボルバー式のハンドガンで、威力は通常のハンドガンの1.5倍ほどあるが、距離による威力の減退が大きく装弾数が5発しかない。専用弾を使用。
ショットガンE(レミントンM870
通常のショットガンより威力がやや低めだが、距離による威力の減退が比較的小さい。
ハンティングライフル(レミントンM700
大型獣に対して使われる強力なライフル。反動が大きく装弾数が2発しかないが、威力はグレネードランチャーを上回り、距離による威力の減退も無い。専用のライフル弾を使用。

この他に、グレネードランチャーの火炎弾・全てのハンドガンタイプの銃器のマガジン(計5種類)・マグナムハンドガンの予備弾薬・サブマシンガンのマガジンが追加された。

打撃武器[編集]

前作と比較して威力が全体的に上方修正されており、扱いやすくなっている。

角材
威力は木製の棒と同程度で、耐久度はこちらの方が高い。
『記憶』シナリオにのみ登場。威力ではハンマーやスタンロッドに劣るが、他の打撃系武器と異なり絶対に壊れない特性を持つ。植物系クリーチャーに対して非常に効果が高い。

投擲武器[編集]

特殊溶剤の薬ビン
T-ウィルスに感染した植物を枯れさせる効果のある薬ビン。イビルシェードやヒュージプラントに有効。

その他[編集]

スタンガン
アリッサのエクストラアイテム。威力は低いがダウン効果が非常に高く、足止めに適している。バッテリーと組み合わせることで充電が可能。
時限爆弾
バッテリーとジャンクパーツを組み合わせることで作成可能。ライターで着火することで爆発し、周囲の敵に大ダメージを与えられるが、近くに自分や仲間が居ると巻き込まれるので注意が必要。
カプセルシューター
ジョージのエクストラアイテム。回復アイテムである各種カプセルを射出し、攻撃にも回復にも使える。ただし敵に照準を合わせることは出来ない(自動照準を使うと味方に向けられる)ので、敵を撃ちたい場合は手動で調整する必要がある。装填数は無限。恐らくアンブレラ(もしくはラクーン病院、ラクーン大学)が対B.O.W.用に開発したものと思われる。
起爆スイッチ
シナリオ『突破』及び『対峙』にのみ登場。タイラントの体内に仕込んである爆弾を、電波の届く2メートル以内で2秒間押し続けることで、爆発させることができる。一度しか使えず、有効距離も非常に短いが、成功すれば一撃で倒すことができる。

デイライト[編集]

ラクーンシティの大学内で極秘裏に研究、開発されてきたと思われる、『日の光』の名を冠した対t-ウィルス用の特効薬。(名前は開発者であるピーターからの『日の光があれば傘 (=アンブレラ)はいらない』という皮肉)。これを使用した生物は、体内のT-ウィルスが全て死滅し、以降のT-ウィルスによる感染も永続的に防ぐことができる。

ハチの毒から生成できる「V-ポイズン」、T-ウイルスに感染した生物の血液である「T-ブラッド」、そして何らかの薬品(非常に変質しやすく密閉容器が必要)「P-ベース」。この三つの薬品を入手し、校舎内の実験室にある特殊な製造機にセットすることで生成可能。最大で五個(プレイヤー四人+エンディング分岐用)入手できる。

アンプルに詰められた状態で手に入るので、アンプルシューターという武器に装填、発射可能。これが命中したクリーチャーは、体内のt-ウィルスが死滅するのでほぼ全て即死する。エンディング時にこれを所持しているか、自分に使用しているかでエンディングが変わる。

脚注[編集]

  1. 厳密に言うと、カプコンはこれに対し「バグではなく仕様であり、隠し要素はオンラインユーザーだけの特典」とコメントしている。ただし説明書などには『オンラインでもオフラインでも問題なく楽しめる』旨の表記がされている。

外部リンク[編集]

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登場人物 クリス・レッドフィールド - ジル・バレンタイン - アルバート・ウェスカー - オズウェル・E・スペンサー - リサ・トレヴァー
用語 T-ウィルス - ラクーンシティ - プラーガ - 黄道特急
制作者 カプコン - 三上真司