ドグラ・マグラ

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ドグラ・マグラ』は、夢野久作の小説作品。ジャンルは幻想文学、ホラー、変格ミステリ。『黒死館殺人事件』『虚無への供物』と並び、「三大奇書」(日本推理小説三大奇書)と称せられる。

タイトル

  • 謎めいたタイトル「ドグラ・マグラ」という言葉は、九州地方の方言で「切支丹伴天連」(キリシタンバテレン)を意味するものと作中で解説されている。詳しいことは明らかになっていない部分が多い。
  • 死霊』で有名な埴谷雄高氏は、以下のようなコメントを残している。(三一書房版夢野久作全集第6巻巻末解説対談より)

それからこの「ドグラ・マグラ」という言葉については本の中にちゃんと説明が出ていて、九州にはああいう言葉があるらしいけども、どうもほんとうにそうなのかという気がちょっとするんですけどね。(・・・中略・・・)そういうアナグラムというのが向うにあるらしいけど、「ドグラ・マグラ」にもなんとなくアナグラムみたいなものがあるんじゃないかという気がするんですがね。それでぼくも考えたが、解いてみると、どうもラ・グラン・ドグマ(大ドグマ)というふうに思えるわけですね。ただしドグマというのは調べてみたら男性名詞なんですね。だからラ・グラン・ドグマとなるんじゃちょっと変なんですけれど、しかしドグマがAで終わるから無理矢理ラにしてもいいとこじつけられる。ぼくの感じではなんとなくそういう風に解けちゃったんですけどね。アルセーヌ・ルパン式に解けば(笑)。

影響を受けている作品

『ドグラ・マグラ』は多くの作品に影響を与えている。以下は、影響を受けている(と思われる)作品の一覧。

ネタ

ドグラ・マグラ関連でいえば、Yahoo!知恵袋のこの名回答もけっこう有名である。

関連書籍

漫画
解説本

関連項目

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