「トランスフォーマー」の版間の差分

提供: Yourpedia
移動: 案内検索
(新しいページ: '{{Otheruses|玩具|この玩具の背景世界に登場するロボット|トランスフォーマー (架空の生物)|その他の用法|トランスフォーマー (曖昧...')
 
(「トランスフォーマー」の保護を解除しました: 不当な長期保護)
 
(3人の利用者による、間の6版が非表示)
37行目: 37行目:
 
* [[ロボットマスターズ]](OVA)
 
* [[ロボットマスターズ]](OVA)
 
* [[超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ]]
 
* [[超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ]]
* [[en:Transformers: Animated|Transformers: Animated]]
+
* [[Transformers: Animated|Transformers: Animated]]
 +
* [[en:Transformers: Prime]](北米で放送予定。)
  
 
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーZ』まで(同一時間軸の玩具展開『RETURN OF CONVOY(ザ・バトルスターズ)』『合体大作戦』まで)のシリーズを『ジェネレーション1(G1)』と呼ぶ。
 
『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーZ』まで(同一時間軸の玩具展開『RETURN OF CONVOY(ザ・バトルスターズ)』『合体大作戦』まで)のシリーズを『ジェネレーション1(G1)』と呼ぶ。
97行目: 98行目:
 
===実写映画===
 
===実写映画===
 
「[[トランスフォーマー (実写映画)|トランスフォーマー]]」-''Transformers''
 
「[[トランスフォーマー (実写映画)|トランスフォーマー]]」-''Transformers''
 +
「[[en:トランスフォーマー・リベンジ]]」
 +
「[[en:トランスフォーマー3]]」
  
 
===時系列===
 
===時系列===

2020年1月13日 (月) 01:14時点における最新版

トランスフォーマーとは、株式会社タカラ(現タカラトミー)より発売されている変形ロボット玩具シリーズの総称。

もともと国内で販売されていた『ダイアクロン』『ミクロマン』シリーズをアメリカハスブロ社が他の変形ロボット玩具と一緒に『TRANSFORMERS』として販売したものが米国内で大ヒット、それを日本に逆輸入したものが『トランスフォーマー』シリーズである。 後に同業他社からも「マクロス」「ドルバック」等に登場するメカがハスブロ社を通じて海外で発売された。 『トランスフォーマー』には、「トランスフォーマー」と呼ばれるロボット生命体が正義の「サイバトロン(AUTOBOTS)」と悪の「デストロン(DECEPTICONS)」に分かれて戦っているという背景設定が存在し、マーベル・コミックによって漫画やアニメも作成されている。近年は倒産したドリームウェーブ社からリメイクコミックなどが出版されており、こちらは日本語版がジャイブより出版されている。

シリーズ作品は、登場するトランスフォーマー、時代背景などにより、いくつかのサブシリーズに分けることができる。

2007年7月4日には、マイケル・ベイ監督、ドリームワークス制作、パラマウント映画配給で、実写映画として全米公開された。(トランスフォーマー (実写映画)

シリーズ一覧[編集]

アニメ作品一覧[編集]

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』から『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーZ』まで(同一時間軸の玩具展開『RETURN OF CONVOY(ザ・バトルスターズ)』『合体大作戦』まで)のシリーズを『ジェネレーション1(G1)』と呼ぶ。

また、海外においては『ARMADA(マイクロン伝説)』『ENERGON(スーパーリンク)』『CYBERTRON(ギャラクシーフォース)』の三作を『Unicron Trilogy(ユニクロン三部作)』と呼ぶ(なお、当時トランスフォーマーに携わっていたタカラトミーの幸ヒサシは、同三部作に対し『マイクロン三部作』の名称を用いている。詳しくはこちらを参照のこと)。

テレビシリーズについては、『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』までは日本テレビで、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」以降はテレビ東京で放送されている。しかし、日本テレビ時代の放送はローカルセールス扱いのため、系列局毎に放送時間が異なっていた他、日本テレビ系列局が所在しながら系列外局が番組販売扱いで放送した例もある。一方、テレビ東京の放送はネットセールス扱いではあるが系列局自体が少ない。これらの理由で、本シリーズは一貫して(本当の意味での)全国一斉放送には恵まれていない。

ゲーム作品一覧[編集]

玩具のみで進行するシリーズ一覧(国内展開)[編集]

玩具のみで進行するシリーズ一覧(海外展開)[編集]

漫画作品一覧[編集]

 (テレビマガジン等で連載していたトランスフォーマー関連の漫画を収録した単行本のタイトル)

実写映画[編集]

トランスフォーマー」-Transformers 「」 「」

時系列[編集]

トランスフォーマーは、そのシリーズ間につながりを持つが、時系列順には、発表されていない。しかし、大まかな時代背景は公式ページで明らかとなっている。

全シリーズ総体としてみると、国内シリーズの時間軸以外に、大きく分けて海外玩具版、海外アニメ版、コミック版、さらに後述の『ユニクロン3部作』等、多数の軸が存在し、またそれぞれにも『バイナルテック』のように細かい分岐が発生している。トランスフォーマー全体の世界観の中では、これら複数の時間軸は互いに隣り合わせの次元に存在する並行世界(パラレルワールド)として同列に扱われており、これらの並行世界群は「マルチバース」という大規模構造を形作っている。ときには次元の壁を通り越え、互いの世界に干渉を起こす者等も度々現れており、中でも『ユニバース』、『ロボットマスターズ』、『キスぷれ(第二部)』等、こういった多次元世界的概念を前提として多作品世界間を股に描かれるシリーズも少なくない。

以下は国内作品を中心とした基本的な時代背景である。

2010年以前
しかし作中では、400万年前と表現されていた。また、この2作に登場するトランスフォーマーは800年後の未来から過去にやってきたという設定になっている。
本作はビーストウォーズに端を発するタイムパラドックスにより分岐した世界
本来、2010は原語版では劇場版を挟んだオリジナルシリーズの第3シーズンとして放映された。また、ザ・ムービーの直後の物語であり、従来の米国版では2006年に起こった話とされている。ザ・リバースは第4シーズンとして放映された3話構成のミニシリーズである。
2011年以降の初期シリーズ
ザ☆ヘッドマスターズは海外版のザ・リバースと同様に2010の続編だが日本国内で独自に作られたシリーズであり、ザ・リバースとは設定、物語が異なっている。
同様にG-2もストーリー設定が国内外では異なったものが用意されている。
800年後の未来
ビーストウォーズの時代はG-2以降も500年続いた戦争が旧デストロン(ディセプティコンズ)が降伏して終結し、300年間の平和が保たれていた時代の後の物語である。
ビーストウォーズIIの舞台「惑星ガイア」が未来の地球でありながら人類が一切登場しないなどの描写から、未来の世界では地球上の人類は既に絶滅していることがわかる。あくまでも裏設定の範疇だが、人類は『G-2』の時期に絶滅したようである(サイバトロン#エイリアンとの関係・メタルスなどに関連記述あり)。
また、ビーストウォーズリターンズに登場するトランスフォーマーは、過去から未来に戻ってきたビーストウォーズ、ビーストウォーズメタルスのトランスフォーマーである。

なお、2003年以降放送のマイクロン伝説、スーパーリンク、ギャラクシーフォースの『ユニクロン3部作』は、設定をリセットした新シリーズなので上記の時系列には含まれない。 しかし、この3部作の世界とG1世界の宇宙は何度か次元を超えての交流が有った様である。

特長[編集]

玩具の最大の特長に敵側の重視がある。戦力が拮抗するよう販売され、ライバルにあたるキャラクターが両軍にいる(初期デストロンのトリプルチェンジャーに関して、国内ではアストロトレインをサイバトロンとしブリッツウィングのライバルとする案もあった。後のビーストウォーズの対決セットもそれを踏襲)ばかりか、初の合体兵士であるデバスターを皮切りに、電飾と電動歩行がライバルキャラより絢爛たる印象を与えるダイナザウラーや、当時としては破格の名前通り六段変形が可能なシックスショット。さらに『G-2』期初出後、幾度も流用された、組み合わせ遊びのポテンシャルが高いスモークスクリーン&ドレッドウィングなど、凝った作品を敵側に配する傾向がある。販売的に苦戦しがちな敵側キャラクターの増強という点や、ヒーローキャラクターはイメージが固定されておりデザインのバリエーションが難しいなどの点が理由とされる。

そのような視点から見ると、国内の『Z(ゾーン)』~『合体大作戦』は敵側キャラクターの印象のないエアポケットの時期と考えられる。また後の『カーロボット』でも、六段変形のギガトロン、色彩が悪の荘厳さを湛える十段変形の改修玩具デビルギガトロン、余剰パーツを減らす工夫がなされ遊び手の増したブルーティカスの流用品バルディガスなどが発売されたが、両軍玩具の総数差で、同様に考えるファンもいる。

こうした傾向は、アニメ初期では「主役不在の群像劇」という形で生かされており、初代の玩具CMで使われたフレーズ「君が選ぶ、君のヒーロー!」のとおり、視聴者が主役を決めることができる。この「主役」は、当時のカセットロンのCMに象徴されるように、悪のデストロン兵士であっても構わないのである。

こぼれ話[編集]

  • 元となった『ダイアクロン』のロボット達と違い、「自分の意志を持った生物」という設定になったのは、「人が乗って戦うロボット」という日本ではおなじみの概念にアメリカ人がなじめなかったためという説がある。
  • トランスフォーマーの玩具、特に初代の時期には、権利関係で国により発売されない場合があった。日本ではスカイファイアーやオメガスプリーム、イギリスではスワープやレーザーウェーブ、ドイツではバンブルやスタースクリームがそれにあたる。変わったところでは、銃規制の変化によってアメリカで販売不可能となったメガトロンの例もある(そのため『G-2』以降のメガトロンは戦車などを変形モチーフとする)。
  • アニメ関連の書籍では、主役級ロボに限定した場合の最身長ロボにマクロスがあげられることが多い。だが、実際にはマクロスの1kmよりもフォートレスマキシマスの3kmの方が高い。(リアルタイム時の出典元を要出典)もっとも、本シリーズには明確な主役が存在しないため、それ以前にユニクロンを挙げることも出来る。
  • アニメシリーズでの描写の特徴として、初代『トランスフォーマー』のカーリーを初めとする女性キャラクターの強さが冗談めかして挙げられることもある。これは男女差別を禁じるアメリカのTVコードが影響していると思われ、実際に女性キャラをメインキャラに加えることを要求されることもあったという。良くも悪くもフェミニズムの影響であろう。この「強い女性キャラ」はトランスフォーマーシリーズの伝統として定着した感があり、フレイムコンボイに畏怖の念を抱かせたこともあったために一部のファンによって最強説が囁かれている『ギャラクシーフォース』のローリや、サムがヘタレ気味だったために余計に強さが引き立っていた実写映画版のミカエラにも受け継がれている。このように、トランスフォーマーシリーズの独特の味わいが生まれた影には、アメリカのTV事情が密接に関係していると言えよう。
  • 玩具売り上げにおいてはバンダイ戦隊シリーズ機動戦士Ζガンダムを凌駕し男子向け玩具市場のNo.1を誇っていた。そして、その異常な販売成績は、一般紙に載るほど。しかし、「聖闘士星矢」などのいわゆる「クロス物」の台頭により、売り上げ自体は良かったものの全盛期の勢いが無くなっていったのは否めない。また、後のビーストウォーズは爆発的な人気を得たが、近年のユニクロン三部作は玩具の造形や多数のギミックの増加等で高水準なものが多くなり、店頭キャンペーン等も行ったが売り上げが伸びず、大型店舗では放送終了間際~放送終了後になると叩き売りされるという事態に陥ったこともある。但し、トイザらス限定「マグナコンボイセット」のように、店頭に並べた翌日に売り切れになった事例もある。このことから、ユニクロン三部作の売り上げは、コンボイ、メガトロン(ガルバトロン)、スタースクリームといった売れ筋キャラ並びに、ジェットファイアーのように彼らと合体するキャラに集中したため、全体的な売り上げが伸び悩んだものと思われる。また、マイクロン伝説終盤から見られた単調なパワーアップ(その大半は玩具で見ると色が変わったのみ)も飽きられた要因の一つと考えられている。もっとも、色替えキャラの発売と出演はハスブロの要求に沿ったものであり、日米の放送システムや決算システムの違いによりこのような現象が起こったのである。
  • 初期トランスフォーマーに、後に美少女イラストで名を上げたうるし原智志大張正己羽原信義ら、後年有名になったクリエーターが多数、関わっていたことはあまり知られていない。

情報掲載誌(2008年現在)[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


テンプレート:トランスフォーマーシリーズfr:Jouets Transformers ms:Transformers nl:Transformers (speelgoed) simple:Transformers (toy line) sv:Transformers zh:变形金刚