音読 (アンサイクロペディア)
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音読 (おんどく)とは、小学校の主に低学年に対して行われる文字通りの言葉の暴力の一つである。
概要[編集]
音読は小学校低学年の時に出る宿題で、声を出して親に聞いてもらい、それでサインをしてもらうというもっともサボりやすい宿題である。自分でサインするくらい誰でもできるからだ。ちなみに、普通に読めば面白い話も、音読させられると面白くなくなってしまう。
効果[編集]
- 舌の動きの高速化
- 大体の子どもはこんなめんどくさいことはさっさと終わらせたいので、早口になる。それで、舌の動きが高速化される。
- 声が大きくなる
- そういえば聞こえはいいが、実際には、「うるさくなる」。
- 筆跡偽造能力の向上
- 音読をやらず、さもやったように見せるため、親の筆跡を真似る能力が高まる。
学校側は色々と他にも効果があるなどと言っているが、児童が実感することはほぼないだろう。
サボり方[編集]
- 飛ばし読み
- 飛ばし読みをする時は、以下のことに気をつけよう。
- 飛ばしすぎない 飛ばしすぎると、話のつながりがよくわからなくなったり、実際の長さとあまりにも違すぎて、怪しまれたりする。
- 教科書を見られていない位置でやる 教科書を見られていると、飛ばしているのが丸わかりであることは、言うまでもない。
- 口パク
- 音読を集団でやる際には、口パクも有効である。しかし、口がつかれるので、あまりおすすめできない。
- 音読する範囲を変える
- 音読する範囲をこっそり短くすることですぐ終わらせることができる。学校では、ペアの子が言うことも多いが、ペアの子も、それを使えば楽になれるので、「ちゃんと飛ばさず読んで、といっておいて。」と教師が言っても、そういうことを言わないことが多い。
- 親がいないときにやったことにする
- しかし、留守番しているときにしか使うことはできないので、普通の家ではできるチャンスが少ない。
- そもそもやらない
- もともとやらずに◎や◯をつける。その時は、親の筆跡を真似てサインをする能力が求められる。しかし、学校で読まされたとき、ボロが出ることが多い。
- とにかく、バレなければいいのである。
他の人からの感想[編集]
- 面倒
- 先生は、何十枚もの音読カードにせっせとスタンプを押さなければならないため、手と指が疲れる。
- 親は、ちゃんと聞いて、声の大きさ、心がこもっているか、などを毎日聞かなければならない。全部適当に二重丸で済ませる人もいる。
- 見て見ぬふり
- 勝手に子どもがサインまで書いているとわかっていても、親はサインを書く負担が減るので見て見ぬふりをすることも。
- うるさい
- 兄弟は、自分がせっかくくつろいでいるのに、音読という名の騒音が近くで流されるので、非常に気分が悪くなる。
- つまり、音読は他人にとって何もメリットがないのである。
学校での音読[編集]
学校では丸読みというものがあり、そこでは次のようなことが起こることが多い。
- 最後まで残る
- 最後まで残るのは、もう読み終わった子から注目されるので、非常に恥ずかしい。なので、みんなは最後まで残らないように早口で読むが、ペアが読むのが遅いと、最後まで残ってしまう。なので、読むのが遅い子は、表向きに出なくとも嫌悪を示される。
- ペアじゃんけん
- ペアでやる場合、まずじゃんけんをする。先生によっては、勝った人からにすることもあるので、勝つほうが得か、負けたほうが得なのか、判断することが求められる。
- 四隅じゃんけん
- 全員で読む場合、これになる。全員自分から一番離れた人から始まってほしいので、負けた人はものすごいブーイングを食らう。最初の方に近い人のほうがたくさん読むので、実際の差はたった1つ分だが、とても損をした気になる。
- 口パク
- ただパクパクしていると、ばれるがパ行、バ行、マ行だけパクパクするとバレる確率が低下する。