都営バス錦22系統
出入庫型新路線 平成16年に、永代通りの延長部分が開通した。明治通りが交叉する日曹橋から先、南砂町・新砂を通り、荒川を渡って西葛西駅の南までの区間が一気に開通し、力不足となっていた葛西橋と国道357号の荒川河口橋の間に、新たに清砂大橋が架けられた。 [錦22]はこの延長区間を走る新設路線であり、江東運転免許試験場から西葛西駅南までの区間は独自区間となっている。[錦22]は平成17年4月1日開業で、所管は臨海(はとバス委託)。錦糸町駅発着の[東20]・[錦11]の2路線が新たにはとバス委託されるのに伴い、出入庫系統として新設された。昨年の[臨海22]臨海車庫~船堀駅に引き続き、出入庫専用系統であるがまだまだ珍しい存在である。 錦糸町駅から葛西臨海地域を結び、葛西橋経由の各系統と比べて渋滞もほとんどないためにスムースな移動が可能となっている。しかし、出入庫系統のために運行間隔が非常に偏っているので注意されたい。 新設区間には6箇所の停留所が設けられたが、このうち「新砂三丁目アパート」・「江東高齢者医療センター入口」と、「清新町健康サポートセンター」・「西葛西駅南」はそれぞれ非常に近接している。西葛西駅南から先は[西葛20]などと併走するが、西葛西駅ロータリーには入らないため、「清新町健康サポートセンター」・「西葛西駅南」の各停留所を利用することになる。また、西葛西駅南停留所は[西葛20]なども通過するが、停車するのは[錦22]だけである。「南砂町駅入口」から南砂町駅ロータリーまでは歩いて2~3分だが、ここで乗り換える意義はあまりないであろう。 また、東陽町駅の臨海車庫行きの乗り場は四ツ目通り上の[東22]の停留所と、永代通り上の[都07]などの停留所と2箇所に停車するのも特徴である。