第2次小泉内閣
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第2次小泉内閣(だい2じ こいずみ ないかく)とは、小泉純一郎が第88代内閣総理大臣に任命され、2003年(平成15年)11月19日から2004年(平成16年)9月27日まで続いた日本の内閣である。
概要
2003年(和暦??年)11月9日に実施された第43回衆議院議員総選挙の結果、自由民主党ほか与党側が絶対安定多数を維持したため、小泉首相が再指名された。前の第1次小泉内閣第2次改造内閣の発足からあまり時間が経っておらず、落選者がほとんど出なかったことなどから、新たな人選もほとんどなく、閣僚は全員が再任された。首相再選と全閣僚再任は、1967年(和暦??年)の第2次佐藤内閣以来、36年ぶりで、戦後3例目。
組閣当時の世論
- 前の第1次小泉内閣第2次改造内閣からほとんど顔ぶれの変化がなく、新たに目立った報道などがなされることはなかった。
- マニフェストを掲げて戦った選挙の後だけに、そのマニフェストへの態度が見守られた。
大臣
内閣府特命担当大臣についてはその担当を()内に記載、内閣府以外の他省庁(内閣官房含む)で行われる特命事項を担当する大臣の職務は【】内に記載。
- 内閣総理大臣 - 小泉純一郎
- 総務大臣 - 麻生太郎(河野グループ)
- 法務大臣 - 野沢太三
- 外務大臣 - 川口順子(民間)
- 財務大臣 - 谷垣禎一(小里派)
- 文部科学大臣、国立国会図書館連絡調整委員会委員 - 河村建夫
- 厚生労働大臣 - 坂口力(公明党)
- 農林水産大臣 - 亀井善之
- 経済産業大臣、【国際博覧会担当】 - 中川昭一(江藤・亀井派)
- 国土交通大臣、【首都機能移転、観光立国担当】 - 石原伸晃(無派閥)
- 環境大臣、【地球環境問題担当】 - 小池百合子
- 内閣官房長官、内閣府特命担当大臣(男女共同参画担当) - 細田博之(2004年5月7日 - )/福田康夫( - 2004年5月7日)
- 国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(青少年育成及び少子化対策、食品安全担当) - 小野清子
- 防衛庁長官 - 石破茂(橋本派)
- 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、個人情報保護、科学技術政策担当)、【情報通信技術(IT)担当】 - 茂木敏充
- 内閣府特命担当大臣(金融、経済財政政策担当) - 竹中平蔵(民間)
- 内閣府特命担当大臣(規制改革、産業再生機構担当)、【行政改革、構造改革特区、地域再生担当】 - 金子一義(堀内派)
- 内閣府特命担当大臣(防災担当)、【事態対処法制担当】 - 井上喜一
副大臣
組閣翌日の2003年11月20日任命。
- 内閣府副大臣 - 伊藤達也、佐藤剛男、中島真人
- 防衛庁副長官 - 浜田靖一
- 総務副大臣 - 田端正広、山口俊一
- 法務副大臣 - 実川幸夫
- 外務副大臣 - 逢沢一郎、阿部正俊
- 財務副大臣 - 石井啓一、山本有二
- 文部科学副大臣 - 小野晋也(2004年5月20日 - )/原田義昭( - 2004年5月20日)、稲葉大和
- 厚生労働副大臣 - 谷畑孝、森英介
- 農林水産副大臣 - 金田英行、市川一朗
- 経済産業副大臣 - 坂本剛二、泉信也
- 国土交通副大臣 - 林幹雄、佐藤泰三
- 環境副大臣 - 加藤修一
政務官
組閣翌日の2003年11月20日任命。
- 内閣府大臣政務官 - 西川公也、宮腰光寛、森元恒雄
- 防衛庁長官政務官 - 嘉数知賢、中島啓雄
- 総務大臣政務官 - 松本純、小西理(2004年4月6日 - )/平沢勝栄( - 2004年4月2日)、世耕弘成
- 法務大臣政務官 - 中野清
- 外務大臣政務官 - 田中和徳、松宮勲、荒井正吾
- 財務大臣政務官 - 七条明、山下英利
- 文部科学大臣政務官 - 田村憲久、馳浩
- 厚生労働大臣政務官 - 竹本直一、佐々木知子( - 2004年7月20日)
- 農林水産大臣政務官 - 木村太郎、福本潤一
- 経済産業大臣政務官 - 江田康幸、菅義偉
- 国土交通大臣政務官 - 鶴保庸介、佐藤茂樹、斉藤滋宣( - 2004年7月30日)
- 環境大臣政務官 - 砂田圭佑
※途中退任した3人の政務官のうち佐々木厚労政務官、斉藤国交政務官の後任は欠員のまま置かれなかった。