知法思国会
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知法思国会(ちしほうこくかい)は、1928年(昭和3)に、本多日生を中心として、佐藤鉄太郎、矢野茂、井村日咸らにより設立された仏教団体[1]。
政界における汚職や、経済的な不況の原因を明治維新以来の西欧文化への傾倒に求め、また無政府主義や共産主義の拡大を害悪とみなして、国粋主義・国家主義的な思想矯正のための仏教振興を旨とした[1]。
会員は本多日生が書いた「自警の文」を自らの戒めとしたが、この文章は教育勅語を宗教的に解釈したものとされていた[1]。
付録
脚注
参考文献
- 中濃 (1974) 中濃教篤「解説」妹尾鉄太郎・稲垣真美(編)『妹尾義郎日記 第3巻』国書刊行会、1974年、NCID BN01797570、pp.497-511