ヴァヒド・カーデム=ミサク
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ヴァヒド・カーデム=ミサク(Vahid Khadem-Missagh, 1977年[1]7月23日[2] - )は、オーストリア出身のヴァイオリン奏者。[3][4]
バーデン・バイ・ウィーンの出身。ヴァイオリン奏者である父ビヤンの手解きで4歳からヴァイオリンを始め、マルガレーテ・ビーデルマンの指導も受けた[5]。11歳からウィーン国立音楽大学でボリス・クシュニールにヴァイオリンを師事。12歳の時にはニーダーエスターライヒ州モーツァルト・コンクールで優勝し、ザルツブルクで独奏者としてデビューを飾った。その後も、ウィーン国立音楽大学のライナー・キュッヒルやゲルハルト・シュルツの許で研鑽を積み、ベルン音楽院でイゴール・オジムの薫陶も受けた。また、1991年には全ドイツ青少年のためのコンクール「ユーゲント・ムジツィエルト」で優勝、1996年にはイタリアのストレーザ国際音楽コンクールで優勝するなど、コンクールの受賞歴も少なくない。1996年から妹のマルタと二重奏でのコンサートも行うようになった。1999年にはバーデン・バイ・ウィーンから、2014年にはニーダーエスターライヒ州からそれぞれ文化功労賞を授与されている。2000年にはグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のコンサートマスターに就任。2004年からウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートマスター。2008年には自らカプリチオ・ウィーンを結成。2016年から父の後を継いでアレグロ・ヴィーヴォ音楽祭の芸術監督を務める。
脚注
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