マンハッタン (カクテル)
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マンハッタン(Manhattan)とは、ウイスキーベースのカクテルの一種である。通称カクテルの女王と呼ばれる。
名前の由来
諸説あるが、いずれもニューヨークのマンハッタンに由来する(例:マンハッタンに落ちる夕日をイメージした。等)。禁酒法時代を舞台にした映画「お熱いのがお好き」でマリリン・モンロー扮するシュガーたちが汽車内で作ろうとするシーンが有名。
標準的なレシピ
- ライ・ウイスキー、バーボン・ウイスキーまたはカナディアン・ウイスキー 2
- スイート・ベルモット 1
- アンゴスチュラ・ビターズ 数滴
ライ・ウイスキーをベースにして作るのが本来のレシピだが、ライ・ウイスキーの代わりにバーボン・ウイスキーまたはカナディアン・ウイスキーをベースにして作られることも多い。
作り方
- 材料をミキシンググラスに入れてステアする。
- カクテルグラスに注いでマラスキーノ・チェリーを飾る。
バリエーション
- スイート・ベルモットをドライ・ベルモットに替え、チェリーをオリーブに替えると「ドライ・マンハッタン」になる。また、チェリーの替わりに中央にパセリの葉を置くと「セントラル・パーク」となる。
- ベースのライ・ウイスキー、またはバーボン・ウイスキーをスコッチ・ウイスキーに変えると「ロブ・ロイ」になる。
- ベースをブランデーに変えると「キャロル」
- ベースをラムに変えると「リトル・プリンセス」
- ベースがバーボン・ウイスキーのものをバーボン・マンハッタンなどと呼び分けることもある。
関連項目
参考文献
上田和夫『Cocktail Technic』柴田書店 2000年