サザビーリーグ
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株式会社サザビーリーグ(英:SAZABY LEAGUE, Ltd.)は、SAZABYやAfternoon teaなどのブランドで、バッグ・アクセサリー・生活雑貨・衣料品などの企画・販売、飲食店の運営などをグループで行っている会社。
2005年12月に、株式会社サザビーから、株式会社サザビーリーグに商号変更した。2008年4月から純粋持株会社に移行。2011年3月に、マネジメント・バイアウトにより上場廃止。2015年3月には事業子会社を合併し、事業会社に戻った。
創業者で元会長の鈴木陸三が、同社株の売却益を巡って東京国税局から約130億円の申告漏れを指摘された。
「ひとつ先のライフスタイル」を提案している。かつて創業者の兄角田雄二が設立したスターバックスコーヒージャパンは同社の関連会社であった。なお米国ニューヨーク州に存在する国際競売会社サザビーズとは無関係である。また、ハーレーダビッドソンジャパンも同社の関連会社だった。
グループの展開ブランド
本体事業
- ファッション、小物類
- ロンハーマン (Ron Herman)
- RHC ロンハーマン
- カナダグース
- レイニングチャンプ
- フランク&アイリーン
- And A
- エストネーション
- バンド オブ アウトサイダーズ
- ベアフット ドリームス
- デミリー
- ジェイ・サバティーノ
- ラジャンス
- ナバアサナ
- ラクエル・アレグラ
- SAZABY
- ミズキ
- カンペール
- ノジェス
- マニエール・ド・ノジェス
- アガット
- ベルシオラ
- シルバースプーン
- pilliq
- ジョンエリオット
- HOUSE OF LOTUS
- 雑貨・飲食
- Afternoon Tea
- コクーニスト
- フライングタイガー
- ソープトピア
- マリエオーガニクス
- レイチェル アシュウェル シャビーシック クチュール
- レストランKIHACHI
- TAACOBA
- LE SUN PALM
- シェイク・シャック
- AKOMEYA TOKYO
- rejiig
- シェアードテラス
- 系列子会社展開
- ファーイーストカンパニー
- ANAYI
- allurevile
- 3.1フィリップ・リム
- アメリカン・ラグ・シー
沿革
- 1972年4月26日 - 鈴木陸三が株式会社サザビー設立。設立当初は、家具の輸入販売を目的としていた。
- 1981年9月 - 生活雑貨とティールームを複合した「Afternoon Tea」1号店を開店
- 1985年4月 - 「SAZABY」1号店を開店
- 1989年6月 - アメリカハーレーダビッドソン社との合弁にて、ハーレーダビッドソンジャパンを設立。
- 1990年6月 - アクセサリーブランド「agete」1号店を開店
- 1995年4月1日 - 株式の額面変更を目的として、現法人が(旧)株式会社サザビーを吸収合併して、株式会社サザビーに商号変更。
- 1995年(平成7年)10月、アメリカ、Starbucks Coffee International, Inc.との合弁にて、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社を設立[13][14]。サザビー社長鈴木陸三の兄である[15]角田雄二が代表取締役社長に就任[広報 6]。
- 1996年(平成8年)8月2日、東京都銀座に、北米地区以外では初めてとなる日本1号店を出店[注釈 4]。
- 1997年9月1日 - 日本証券業協会(現:JASDAQ)に株式を店頭登録、ハーレーダビッドソン社との提携解消
- 2005年12月 - 社名を株式会社サザビーリーグ(初代)に変更
- 2008年4月 - 各事業部門を新設分割により以下の子会社4社とし、純粋持株会社へ移行
- アフタヌーンティーリビング事業部(Afternoon Tea Living)を、株式会社アイシーエルに分割。
- アフタヌーンティーフード事業部(Afternoon Tea Tearoom、SADEU)を、株式会社ビーエルティーに分割。
- サザビー事業部(「SAZABY」「VIASAZABY」ブランドのバッグ・革小物等販売)を、株式会社バゲージハンドラーズに分割。
- アガット事業部(「agete」「NOJESS」等のアクセサリー・服飾雑貨等販売)を、株式会社エーアンドエスに分割。
- 2009年8月1日 - 株式会社ビーエルティーが株式会社キハチアンドエスを吸収合併し、アイビー株式会社に商号変更。
- 2011年1月18日 - マネジメント・バイアウトを目的とした株式公開買付けの結果、株式会社AHA[1]が株式の91.39%を取得し、親会社となる。
- 2011年3月25日 - 上場廃止。
- 2011年3月30日 - 会社が全部取得条項付普通株式を取得して、株式会社AHA以外の株主が1株未満となるように種類株式の交付する方法で、AHAが完全子会社化。
- 2011年10月 - 株式会社AHAが株式会社サザビーリーグ(初代)を吸収合併し、株式会社サザビーリーグ(2代)に商号変更。
- 2014年10月 - スターバックスコーヒージャパン株式会社の保有全株式を米国スターバックス・コーポレーションに500億円で売却。
- 2015年3月 - 株式会社エストネーション、株式会社アイシーエル、アイビー株式会社を吸収合併。事業会社に戻る。
- 2020年4月 - 創業者で元会長の鈴木陸三が、同社株の売却益を巡って東京国税局から約130億円の申告漏れを指摘されていたことが判明[2]。
関連会社
- 株式会社バゲージハンドラーズ(完全子会社)
- 株式会社エーアンドエス(完全子会社)
- 株式会社ファーイーストカンパニー(完全子会社)
- アメリカンラグ シー ジャパン株式会社(80%出資)
- 株式会社タアコバ(80%出資)
- 株式会社ピナ(90%出資)
- 株式会社3.1フィリップリム・ジャパン(80%出資)
- Zebra Japan 株式会社 (50%出資)
- 株式会社サザビーリーグHR (完全子会社)
- サザビーリーグ(上海)有限公司(完全子会社)
- 統一午茶風光股份有限公司 (49%出資)
以前展開していたブランド
関連項目
- ハーレーダビッドソン(日本法人のハーレーダビッドソンジャパンは、当初サザビーとの合弁会社だったが、1997年合弁契約を解消し、アメリカ本社の完全子会社となった)
脚注
- ↑ 株式会社AHAは、常務取締役の角田良太が全額出資する会社。角田良太は創業者である鈴木陸三会長の甥。
- ↑ 「サザビーリーグ」創業者、株売却益130億円申告漏れ 産経新聞 2020年4月2日