新浪微博
新浪微博(シナウェイボー)とは、中華人民共和国・新浪公司の運営するミニブログサイト。TwitterとFacebookの要素を併せ持ち、中国全体のミニブログユーザーのうちの57%、投稿数にして87%を占める。現在、中国で最も人気のあるウェブサイトの一つ。SINA Corporationは2009年8月に発足し、2012年12月時点で5億アカウントを超えるユーザーがいる。
日本ではFind Japan株式会社が2011年7月正式に新浪公司と契約締結をし新浪微博の日本国内での認証サービスを提供するオフィシャルパートナーとしてさまざまなサービスの促進を行っている。
サービス名の由来
微博とは、中国語でマイクロブログの意味である。よって、微博とは一般的なサービスの名称であり、他にも複数の微博と称するマイクロブログサービスが提供されている。しかしながら、中国内において、微博と言えば一般的に新浪微博を指す。
歴史
2009年7月のウイグル騒乱後、中国共産党によって、当時運営されていた中国内のマイクロブログサービスの閉鎖が行われた。それに加え、ほとんどのTwitterやFacebookに代表されるマイクロブログサービスへのアクセスが遮断された。この際に、新浪のCEOである曹国輝氏はこれらのアクセス遮断を好機と考え、独自にマイクロブログサービスを開発し、最初の新浪微博のテストバージョンを2009年8月14日に公開した。同年9月には、基本的な機能(メッセージ機能、プライベートメッセージ機能、コメント機能、返信機能)が実装されたバージョンが公開された。その後はユーザー数を順調に増やし、2010年12月には、アクセスの急増による障害が発生した。2011年3月には、登録ユーザー数が1億人を突破した。2012年12月末現在、新浪は登録ユーザー数が5億人を超えたと発表した。