グラスマンの法則 (言語学)
提供: Yourpedia
2007年6月26日 (火) 00:36時点におけるキリカ (トーク | 投稿記録)による版 (http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=グラスマンの法則_(言語学)&oldid=13182339)
グラスマンの法則(グラスマンのほうそく、Grassmann's Law)は印欧祖語における音韻推移を示す法則であり、印欧祖語で2つの帯気音の間に、何も無いか、母音がある場合、ギリシャ語派とインド・イラン語派への音韻推移のみは、先頭の帯気音 [*h] が脱落することである。ドイツの言語学者ヘルマン・ギュンター・グラスマンにより1863年に指摘された。
置く | 守る・尋ねる | |
---|---|---|
印欧祖語 | dhadhati(彼は) thithemi(私は) |
bheudh |
インド・イラン語派 サンスクリット |
dadhati | tithemi |
ギリシア語(派) | bodhami | peuthomai |
印欧祖語音韻推移の例外としては、ヴェルナーの法則より先に指摘されたが、法則自体はヴェルナーの方が有名な為、書籍などではヴェルナーの法則の直後に記される事が多い。de:Graßmannsches Gesetzfr:Loi de Grassmann gl:Lei de Grassmann zh:格拉斯曼定律