Grand Galop Chromatique(日本語訳:半音階的大ギャロップ)はフランツ・リストのピアノ独奏用小作品。作品番号S.219。ピアノ協奏曲第1番に似た変ホ長調で、頻繁に転調しながら主題を繰り返す。繋留音を使いながら上昇・下降半音階を右手・左手両声部に展開する。ギャロップの名称のとおり派手でめまぐるしい曲想。
簡潔ながら華やかな演奏効果が見込めるため多くの演奏家が挑んでいる。特にジョルジュ・シフラのものが有名。