本間新一
現在、この項目の一部の版または全体について、削除の手続きに従って、削除が提案されています。
削除についての議論は、削除依頼の依頼サブページで行われています。削除の議論中はこのお知らせを除去したら絶対に許さないよ。
依頼サブページはまだ作成されていません。雛型を利用して作成できます。
インクルード文 {{Wikipedia:削除依頼/本間新一}} の 貼り付け先は Wikipedia:削除依頼/ログ/2007年6月17日 です。
内枠の中にあるメッセージはサブページが作成されると自動消去されます。消去されない場合はキャッシュを破棄して下さい。
}}
この項目の執筆者の方々へ： まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、削除の方針に該当するかをどうか検討してください。
本間新一（MAGERES）は、インターネット掲示板ふたば☆ちゃんねるで生まれたガッチリで優しそうな40代紳士の架空の人物である。その名前はあるコテハンに由来するが、現在では独立したキャラクターとなっている。
彼にはさまざまな通称があり、一般的には「マジレス」と呼ばれ、一部のファンからは「うま味紳士」「誰このおっさん」「うん……でも許さないよ！」などと言われる。
糞コテ・マジレス
そもそも「マジレス」とはふたば☆ちゃんねるの二次元裏板こと「虹裏」、およびその周辺掲示板群に出現した一人の糞コテの名前である。
匿名での利用が圧倒的に多い虹裏においてコテハンを名乗り、荒らしの数々を行ったことで「鍵っ子」「ぴるす」「アージュ最高」とともに荒らし四天王として大いに悪名を馳せた。
ことに普段はそれなりに話も通じ、日常的なコミュニケーションも取れる人物なのだが突然キレるや否や、『絶対に許さないよ』というスレで掲示板中を埋め尽くすなどどこか病的なスタンスは『繊細すぎる……』と住人の嘆息を招くぴるすと双璧をなすと言えよう。
画像の流出
始まりはふたば☆ちゃんねるに、「糞コテ同士のオフ会での集合写真」と称する画像が掲示板に流出したことである。
そこに映った4人の人物はそれぞれ、前述の「荒らし四天王」ことふたば☆ちゃんねるが誇る糞コテ、『鍵最高』『ぴるす』『マジレス』『アージュ最高』に比定されており、日頃彼らの悪行に悩まされていた住人たちは思わぬ画像流出に喝采をあげた。
中でも一番印象的なマジレスの笑顔とポーズは、掲示板の住人の目を釘付けにすることになった。
短く刈り上げた髪、なんともいえない微妙な含み笑い、軽く両手を組んでのまろやかなガッツポーズ、そしてなんとも言えず悩ましく曲げた腰の絶妙な角度。
元々虹裏はコラ文化の盛んな掲示板であったこともあり、この「マジレス」写真は住人たちの格好のSOZAIとなる。かくしてそれまで彼らの手により荒らしを受けていた鬱憤もあってか、さまざまなコラージュが作られ始めることとなる。
うま味紳士の登場
この盛り上がりに拍車をかけたのが、over40のゲイAV『うま味紳士』のコラージュの出現である。「ガッチリで優しそうな40代紳士が犯される！」というなんとも言えないキャッチフレーズを持つこのAVの表紙に、あるとき「マジレス」の顔のみをコラージュしたものがいた。
このコラージュは、オリジナル画像のAV男優「秀夫」の物よりもしっくりくる完成度の高さだったため、住人からは、オリジナルのうま味紳士(秀夫の顔が載っているもの)を貼ると「コラ貼るな」などと言われ、完全にオリジナルを食ってしまう結果となり、挙句なぜか秀夫も4人と同じく糞コテの一員として扱われるようになってしまった。
本間新一
画像が掲示板に晒されて以降、まさに毎日のように、ふたば☆ちゃんねるの二次裏、ことにnov鯖（このあたりの事情は双葉の項を参照）にてコラ画像によってスレッドが立てられるようになる。また、掲示板にスレッドが立てられると、「誰このおっさん」→「ふっふっふ（以下略）」（ミスター・サタン画像のコラ）→「ホンママジレスは新参チェッカーやな」と言った定型レスが付けられることが習慣となり、長く続けられていく間に変化のパターンも楽しまれるようになっていった。
このパターンが完全に定着すると、「ホンママジレスは新参チェッカーやな」→「ホマ新チ」と略すようになり、「ホマ新チ」と語感が似ていると言う理由で「北新地」等の別の言葉を当てる者も現れた。「本間新一」も語感が似ていると言う理由で使われはじめた名前である。
マジレスのキャラクター化
やがてコラだけでなく、マジレス画像を使った動画なども多く作られるようになり、腰を軽く折り腕を組んだ悩ましいポーズのまま、縦横無尽に動き回るマジレスの姿は住人の喝采を浴びた。
この頃にはすでに「糞コテ」の画像はやがて、元の荒らしである糞コテから独立したキャラクターとして捉えられるようになっており、マジレスはモデルとなった本人の発言から「絶対に許さないよ！」「メモっといたからな 三日後100倍だからな」といった台詞が半ば定型となり、前述の秀夫も同様のキャラクターとして「んんんんんんんんん～～～！ 絶対に許しませんぞ～～～～っ！」という台詞が作られるに至った。
また悪ノリした住人によりペプシネックスのCMキャラクターとして投稿され、ダンスフロア狭しと踊りまくった挙句、何の因果か上位に残ってしまうという椿事も起こった。なおこのコンテストにおいては他の虹裏キャラクターも上位陣に潜り込んでいる。
2007年のふたば☆ちゃんねるイベント「ふたば＠学園祭」においてはマジレスのコスプレまで登場、即そのコスプレ姿がアップされ新たなキャラクターとして加わるなど、「誰このおっさん」という画像の人気はもはや留まるところを知らない。
ちなみに当のコテハン「マジレス」は現在もふたば☆ちゃんねるで活動中であり、『本物のマジレスは絶対に許せないけどこのマジレスは許すよ！』というのが住人の感想である。当のマジレス本人は後述するような事情もあり、むしろこの情況を楽しんでいるようだ。
画像は一体誰？
実はこの画像がコテハン4人組の写真だということは当初から疑問視されていた。
「接点がないはずの4人が、一体何故わざわざ集まって記念写真など撮ったのか」「そもそもこれは誰が撮ったのか」「そして誰がそれを流出させたのか」「ていうか誰このおっさん」といった疑問があったからである。やがてその4人の一人である「アージュ最高」本人であるという写真が流出するに及び、この画像の真実性は完全に否定される。この画像の「アージュ最高」は、本人とはまるで別人だったからである。
とすると住人たちは相手が「糞コテ」であるということを免罪符に、しかし実際には全く関係のない善良な一般市民を散々コラージュの材料にし、もはや回収不可能なところまで広めてしまったのである。
この気の毒な「マジレスの中の人」の正体については様々な噂が語られ、曰く「あるイベントで話しかけてきた」「取引先の課長だった」「この騒動に関しては『許して』いるらしい」などといわれ、「本人」を名告る人物が書き込みを行ったこともある。しかし匿名掲示板である虹裏ではもはや真相を知ることは不可能と言ってよく、「マジレスの中の人」はある意味都市伝説的存在となりつつある。
住人たちは何の因果かコラのSOZAIとされてしまった誰かを哀れみつつ、「本当に取引先としてマジレスが出て来たらどうしよう」「なんかの弾みで『許さないよ！』とか言われたら俺は笑ってしまうに違いない」などと密かに畏れている。
