FAIRY TAIL
この項目では、真島ヒロの漫画作品について説明しています。その他の「フェアリーテイル」については「フェアリーテール」をご覧ください。 |
この「FAIRY TAIL」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
FAIRY TAIL | |
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[[Image:|0|]] | |
ジャンル | ファンタジー漫画、少年漫画 |
漫画:FAIRY TAIL | |
作者 | 真島ヒロ |
作画 | |
出版社 | 講談社 |
その他の出版社 | |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | KCマガジン |
発売日 | |
発表期間 | 2006年35号 - 連載中 |
巻数 | 19巻(2010年1月現在) |
話数 | |
その他 | プロトタイプの読切 |
テレビアニメ:FAIRY TAIL | |
原作 | 真島ヒロ |
総監督 | |
監督 | 石平信司 |
シリーズディレクター | |
チーフディレクター | |
企画 | |
シリーズ構成 | 十川誠志 |
脚本 | |
キャラクターデザイン | 山本碧 |
メカニックデザイン | |
音楽 | 高梨康治 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures、サテライト |
製作 | TV TOKYO、dentsu、A-1 Pictures |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 2009年10月12日 - 放送中 |
話数 | |
その他 | |
コピーライト表記 | ©真島ヒロ/講談社・ フェアリーテイル製作ギルド・テレビ東京 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
ポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
『FAIRY TAIL』(フェアリーテイル)は、真島ヒロによる日本のファンタジー漫画及び少年漫画作品。2009年現在『週刊少年マガジン』(講談社)において連載中。略称は「FT」。累計1100万部発行[1]。2009年10月よりテレビアニメが放送中。
目次
概要
元々のアイディアは乗り物に弱い少年が様々なものを届ける運び屋として成長していくというものであったが、そこから「様々な仕事を請け負う魔法使い」というアイデアに派生し、連載案を読みきりとして発表した「MP(マジックパーティー)」の一部設定を引き継いだ[2]作品となった。主人公ナツは初期の段階では読み切りの「FAIRY TALE」の主人公と同一デザインの予定であり、その後主人公を人間にするに当たって角が取られ、幾多の髪型と服装のデザイン変更を行い現在のナツが完成した。 また、13巻以降にはカバーをはずすと没カットなどが描かれている。
ストーリー
世界中に幾多も存在する魔導士ギルド。そこは、魔導士達に仕事の仲介等をする組合。
立派な魔導士を目指す少女・ルーシィは、ひょんな事から火を食べ、火を吐き、火を纏う滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)・ナツと出会い、ナツの所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入する。しかしそこは、ルーシィの想像を超えた荒くれ者が集まるギルドだった。
問題児だらけの「妖精の尻尾」だが、ナツとルーシィは順調に依頼をこなして行き、次第に魔導士としても成長していく。
登場人物
FAIRY TAILの登場人物 を参照
ギルド
一種の組合。各ギルドによってそれぞれ紋章が定められており、ギルドのメンバーはその紋章を自分の体や衣服に入れている。なお、依頼主やギルドのメンバー以外でも食事や買い物と言った用事なら誰でも出入りは可能。魔導士ギルド、傭兵ギルドなど、種類は様々。
魔導士ギルド
- 妖精の尻尾(フェアリーテイル)
- 本拠地はマグノリア。マスターはマカロフ。ナツをはじめとした問題児ばかりを抱えており評議会からも目を付けられているが、特には気にしていない。仲間意識が強い。またメンバーの多くはなにかしらの悩みを抱えている。
- 巨人の鼻(タイタンノーズ)
- かつてボラが所属していたギルド。
- 青い天馬(ブルーペガサス)
- マスターはボブ。ボブの趣味により、ギルドメンバーには美男美女が多い。
- 四つ首の番犬(クワトロケルベロス)[3]
- マスターはゴールドマイン。レッグボール皇帝杯で「猟犬の聖石」を破り優勝した。
- 蛇姫の鱗(ラミアスケイル)
- リオンやジュラが所属しているギルド。
- 幽鬼の支配者(ファントムロード)
- マスターはジョゼ。エレメント4が所属。妖精の尻尾とは戦力は均衡しており[4]昔から仲が悪く対立していたが、一連の事件で解散命令を出された。
- 化猫の宿(ケット・シェルター)
- 闇ギルド「六魔将軍」討伐の為に「妖精の尻尾」「青い天馬」「蛇姫の鱗」と連合を組んだ。
- 不死鳥の墓(フェニックスクレイヴ)
- 魔導士ギルドの一つ。
- 猟犬の聖石(ハウンドホーリー)
- 魔導士ギルドの一つ。
- グラムラッシュ
- 魔導士ギルドの一つ。
闇ギルド
解散命令を出されたにもかかわらず、それを守らずに裏で活動し続けているギルドのこと。ほぼ犯罪組織と化している。中には「バラム同盟 」と呼ばれる六魔将軍、悪魔の心臓、冥府の門の3つのギルドからなる同盟があり、闇の最大勢力となって闇社会を動かしている。闇ギルドの多くはそのどれかのギルドの傘下に入っている。
- 悪魔の心臓(グリモアハート)
- バラム同盟の一角。マスターはハデス。ウルティアが所属している。最凶の黒魔導士ゼレフの封印を解こうとしている。
- 冥府の門(タルタロス)
- バラム同盟の一角。
- 六魔将軍(オラシオンセイス)[5]
- バラム同盟の一角。マスターはゼロ。メンバーはたった6人だがそれぞれが単独でギルド一つ壊滅させられる実力を持ち、お互いコードネームで呼び合っている。また、それぞれ「祈り」を抱いている。強大な魔法、“ニルヴァーナ”を手に入れ光の世界の崩壊を目論んでいる。ブレイン以外のメンバーは楽園の塔出身者。
- 鉄の森(アイゼンヴァルト)
- エリゴールがリーダーをつとめる。評議会に禁止されている暗殺系依頼を引き受けたことからマスターは逮捕され、解散命令を出された。それを逆恨みし、復讐するために呪歌(ララバイ)を手に入れ、ギルドマスター達を殺害しようとしたが、ナツらに阻止され、エリゴールを除き全員逮捕された。「六魔将軍」の傘下ギルドの一つ。
- 屍人の魂(グールスピリット)
- 雷神衆を笑ったという理由で雷神衆によって全滅させられた。「六魔将軍」の傘下ギルドの一つ。
- 裸の包帯男(ネイキッドマミー)
- 「六魔将軍」の傘下ギルドの一つ。
- 黒い一角獣(ブラックユニコーン)
- 「六魔将軍」の傘下ギルドの一つ。
- 尾白鷲(ハルピュイア)
- 「六魔将軍」の傘下ギルドの一つ。レーサーの直属。
- 髑髏会(どくろかい)
- 暗殺依頼に特化した暗殺ギルド。三羽鴉が所属している。
- 大鴉の尻尾(レイヴンテイル)
- かつて「妖精の尻尾」に所属していたマカロフの息子・マスターイワンにより組織された闇ギルド。裏社会では他の闇ギルドからは独立した存在。
その他のギルド
- 南の狼
- バニッシュブラザーズが所属している傭兵ギルド。
- ラブ&ラッキー
- アカリファの街にある商業ギルド。かつてルーシィの両親も所属していた。
魔法
魔法には大きく分けて2つあり、覚えて身につけた魔法を能力(アビリティ)系、アイテムを持って使う魔法を所持(ホルダー)系と呼ぶ。店で売っている魔法のほとんどは所持系の魔法であり、能力系と比べて敷居が低いが、所持系魔導士が能力系魔導士に実力が劣るという訳ではない。
※各個人が使う魔法についてはFAIRY TAILの登場人物を参照。
- 色替(カラーズ)
- 服の色を自在に変える事ができる。女の子に人気な魔法。
- 魅了(チャーム)
- 人の心をひきつける魔法。現在は販売及び使用禁止となっている。ボラが持っていた。
- 星霊魔法
- 契約した星霊を鍵を使って召喚する魔法。使用者は星霊魔導士と呼ばれる。契約は曜日単位で行い、呼び出せる曜日は星霊個人の事情によって異なる。
- 変身魔法
- あらゆるものに姿を変える魔法。
- 接収(テイクオーバー)
- 対象者の体を乗っとり、自分の肉体にその力を還元する魔法。
- 造型魔法(ぞうけいまほう)
- 特定の物を自由に形を変えられる魔法。術者の性格が最も現れる魔法の一つであり、その造形創造力が強さに繋がるとされる。
- 術の発動には両手を使うことが基本であり、片手の造形は不安定でバランスが悪い。
- 思念体(しねんたい)
- 自分の分身を作る魔法。実体はない。
- 絶対氷結(アイスドシェル)
- 術者の肉体を氷に変えて、対象者と共に永久に封じ込める魔法。それは溶ける事のない氷で、グレイ曰く「いかなる爆炎の魔法をもってしても溶かす事のできない氷」である。また、氷の中の標的を長時間かけて風化させる。
- 月の雫(ムーンドリップ)
- ベリア語の呪文。月の魔力を一つに収束することで、いかなる魔法をも解除する力を発揮する。しかし強大な月の魔力により人体を汚染するという副作用もあり、ガルナ島の住民はこの影響を受けている。
- 妖精の法律(フェアリーロウ)
- 術者が敵と認識した者のみを聖なる光で攻撃する超上級魔法。
- 思念伝達魔法(しねんでんたつまほう)
- 頭に直接「通信」をして話しかけることができる魔法。
- 合体魔法(ユニゾンレイド)
- 別々の魔法を一つにして威力を高める魔法。本当に息が合った者同士でなければ発動は難しく、生涯を費やしても習得には至らないこともある。
- エーテリオン
- 別名「超絶時空破壊魔法」。評議会が持つ切り札で、議会の多数決で使用の有無を決定する。上空に描かれた衛星魔法陣(サテライトスクエア)から地上の標的を消滅させる。威力次第では一国を破壊するほど。
- 作者の『前作』に登場した「エーテリオン」とは名称以外は全くの別物である。
- セイズ魔術
- 憑霊の魔法で様々な種類がある。
- 生体リンク魔法
- 効力が生物と同期した魔法。作中では、攻撃してきた者と自分のダメージを連結させるタイプのものが登場している。
- ヘアメイカー
- 髪にスプレーを吹きかければイメージ通りの髪型とヘアカラーに24時間だけ変えられる。カラーズの姉妹品。
- 自律崩壊魔法陣
- 組み込まれたモノを自壊させる魔法。ブレインが造った魔法の一つ。
禁忌魔法
- 呪歌(ララバイ)
- 黒魔道士ゼレフが作り出した魔笛を使った生きた魔法。その笛の音を聴いた者全てを呪殺する集団呪殺魔法。
- 煉獄砕波(アビスブレイク)
- 闇の波動を放つ。魔法陣を空中に描く事で発動する。ファントムMkIIが使用した場合の威力はマグノリアの海から、街の中心に聳え立つカルディア大聖堂までを破壊できるようである。
- Rシステム
- 正式名称は「リバイブシステム」。またの名を「楽園の塔」。一度死んだ者を蘇らせるという人道に反した魔法で黒魔術的な思想を持った魔導師集団が完成を試みた。評議会がエーテリオンを使用するほどの危険因子として認識している。ただし、発動するには膨大な魔力の供給が必要。
- ニルヴァーナ
- 400年前に古代人ニルビット族によって封印された「光と闇を入れ替える」超反転魔法。封印が解けると、最初に黒い光が上がりと光と闇の狭間にいるものを逆の属性にする。次に白い光になり、最後に巨大な都市が現れる。この都市こそニルヴァーナの正体である。6本の足がついており移動が可能である。元々は世界のバランスをとるために作られ、平和の国(ニルヴァーナ)と名づけられた。
失われた魔法(ロストマジック)
その威力や術者への副作用から使用者が限られていき、利用が禁じられ、次第に失われていった古代の魔法。
- 滅竜魔法(めつりゅうまほう)
- 竜迎撃用の魔法。滅竜魔法の使い手を滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と呼ぶ[6]。滅竜魔法の魔法自体にもバリエーションがあり、これまでに火・鉄・雷・天・毒が登場している。使い手の体質を各々の属性の竜に変換しているため、身体能力も強化されている。自らの属性のものを食べることで体力回復・強化が可能。滅竜魔法の最終形態をドラゴンフォースと呼び、その魔力はドラゴンに匹敵するという。コブラ曰く竜から教えられた者を「旧世代」、魔水晶を使っている者を「新世代」の滅竜魔導士と呼ぶ。
- 時のアーク
- 物体の時を操る魔法。物を壊す事も、元に戻すことも可能であるが、生物には効かない。
用語
道具
- 監視水晶
- その名の通り、水晶を透して周りの情景を伝える。
- 風詠みの眼鏡
- 魔水晶のレンズに風の魔法を付け加えたメガネ。品質にもよるが2 - 32倍の速度で本が読める。最新バージョンでは120倍まで可能。
- 光筆(ヒカリペン)
- 空中に文字が書ける魔法アイテム。現在72色発売している。最近、新しい色が販売されていない。
- 魔道四輪(まどうよんりん)
- オニバスモーターズがギルド加入者向けにレンタルしている四輪車。ギルド非加入者は免許が必要とある。馬車よりスピードは出るが運転手の魔力を消費する。まだ計画途中だが、魔導四輪販売計画がスタートしている。
- 魔道二輪(まどうにりん)
- 魔道四輪の二輪車バージョン。スピードは運転手の魔力に比例する。
- 毒毒ゼリー
- 強力な酸のようなゼリー。ナツ曰く「かなり危ない匂い」。
- 魔水晶(ラクリマ)
- 魔力を結晶化させて一般人でも魔法を使えるようにしたもの。家庭用品から滅竜魔法が使えるものまでその種類は様々である。
- 超魔道巨人ファントムMkII(ちょうまどうきょじん-まーくつー)
- 「幽鬼の支配者」の最終兵器。ギルドの建物が変形して巨大な人型ロボットとなる。建物そのものが魔道士となっており、原動力はエレメント4の魔力である。エレメント4が全員敗北したことにより機能を停止した。
- クリスティーナ
- 「青い天馬」が所有するペガサスの形をした魔導爆撃艇。「六魔将軍」殲滅のために使われるはずだったが、「六魔将軍」によって破壊される。
その他
- 評議会(ひょうぎかい)
- 魔法界全体の秩序を保つためにルールを取り決めている機関。
- ERA(エラ)
- 魔法評議会会場。
- J(ジュエル)
- 作中の世界の通貨単位。
- 週刊ソーサラー
- 魔法専門誌。ルーシィの愛読書である。
- 星霊
- 普段は星霊界に住んでおり、星霊魔導士と契約することによって人間界に召喚される。
- 定例会
- 地方のギルドマスターが集まって定期報告をする場。
- オニバスモーターズ
- 魔導四輪車を販売している。
- S級クエスト
- ギルドの中でも認められた者のみが請け負うことの出来る危険な依頼。
- S級魔導士
- ギルドの中で、唯一S級クエストを請け負うことが出来る魔導士の事。通常はマスターにより決定される。
- 聖十大魔道 (せいてんだいまどう)
- 大陸で特に優れた10人の魔導士のこと。マカロフ、ジュラがこれにあたる。ジョゼ、ジークレインは称号を剥奪された。
- ファンタジア
- マグノリアの収穫祭で妖精の尻尾により行われる大パレード。他の街からも大勢の人が集まる。
- フェアリーヒルズ
- 「妖精の尻尾」の近くにある専用の女子寮。家賃は月10万J。エルザらが入寮している。
地名
- フィオーレ王国
- 人口1700万人。主な産業は酪農、園芸農業。X622年、永世中立国に認められた。
- ハルジオン
- 魔法より漁業が盛んな街。ナツ&ハッピーとルーシィが出会った。ナツにより港が半壊したが、無事立ち直った。近くにガルナ島がある。
- マグノリア
- 王国東方にある街。人口6万人で古くから魔法も盛んな商業都市。「妖精の尻尾」の本拠地。街の中心には「カルディア大聖堂」が建っている。
- ルピナス
- 城下町を持った都市。ナツにより2度も街を壊されている。
- チューリィ村
- ナツが時計台を破壊した村。
- フリージア
- ナツが教会を全焼させた街。
- ハコベ山
- 夏季でも雪に覆われている山。
- シロツメ
- エバルーやカービィが住んでいる。エバルーの絶対的権力下に置かれていたが、彼の逮捕により支配から解放された。
- オニバス
- マグノリアより商業が盛んな都市。
- クヌギ
- オニバスの近くの街。
- オシバナ
- クヌギの近くの街。鉄の森が駅を占拠した。
- オーク
- 王国北東にある街。幽鬼の支配者の本部があった。
- クローバー
- ギルドマスター達が定例会をしている街。
- フィオーレ
- 評議会支部がある。
- 鳳仙花村
- マグノリア西部に位置する東洋建築の並ぶ温泉観光地。居酒屋や旅館などが立ち並ぶ静かで小さな村である。
- アカネ
- リゾートホテルやビーチがある。
- カ=エルム
- 近くに楽園の塔がある。
- アカリファ
- マグノリア西部に位置する商業都市。
- ボスコ
- ボラが奴隷を売り払おうしていた国。
- ガルナ島
- 人間の姿に変身できる悪魔達が住んでいて、呪われた島と呼ばれている。
備考
「RAVE」との関係性
この作品には同作家の前連載作品『RAVE』のキャラと思しきキャラが登場することはあるが、作者自身が「あれはファンサービス的なもの」としており、「RAVE」と「FAIRY TAIL」は全く関係のない別々の世界の物語である。ただし、建築様式、生活様式などの世界観は「RAVE」に通ずるものもある。
作中にはハルやエリーなどRAVEの登場人物らしき人がモブに登場している。なお、ジークやプルーは設定を完全に変更した上で以降も出演している。
第91話ではセルフパロディーとしてRAVEのコスプレをしたナツとルーシィが扉ページに登場した。
読み切り版「FAIRY TALE」について
「FAIRY TALE」は『マガジンFRESH』2002年9月3日増刊号に読み切りで掲載された。しかし、本作とはタイトルの読みだけが類似しているだけで、内容は「火の民」の少年シルバと「水の民」の少女エルが魔女に盗まれた「デビルマ全書」を取り戻す、というまったくの別物である。こちらは現在短編集「ましまえん」の1巻に収録されている。
本作のタイトル「FAIRY TAIL」は「妖精の尻尾」という意味であり、読み切り作品のタイトル「FAIRY TALE」は「おとぎ話」という意味である。前者が「フェアリーテイル」、後者が「フェアリーテール」と記載されている。
連載版でのフェアリーテイルは魔導士ギルドの名称である。「FAIRY TALE」は元々『RAVE』の次の連載案であった作品であるが、スケジュールの都合から読みきりとして発表された。
受賞
単行本
- 2006年12月15日 刊行 ISBN 4-06-363771-9
- 2007年1月17日 刊行 ISBN 978-4-06-363782-3
- 2007年3月16日 刊行 ISBN 978-4-06-363810-3
- 2007年5月17日 刊行 ISBN 978-4-06-363832-5
- 2007年7月17日 刊行 ISBN 978-4-06-363857-8 限定版 ISBN 978-4-06-362091-7
- 2007年9月14日 刊行 ISBN 978-4-06-363890-5
- 2007年11月16日 刊行 ISBN 978-4-06-363914-8
- 2008年1月17日 刊行 ISBN 978-4-06-363940-7
- 2008年3月17日刊行 ISBN 978-4-06-363965-0
- 2008年5月16日刊行 ISBN 978-4-06-363986-5
- 2008年8月12日刊行 ISBN 978-4-06-384023-0
- 2008年10月17日刊行 ISBN 978-4-06-384050-6
- 2008年12月17日刊行 ISBN 978-4-06-384075-9
- 2009年3月17日 刊行 ISBN 978-4-06-384098-8
- 2009年5月15日刊行 ISBN 978-4-06-384136-7
- 2009年7月17日刊行 ISBN 978-4-06-384158-9 限定版 ISBN 978-4-06-362145-7
- 2009年9月17日刊行 ISBN 978-4-06-384185-5
- 2009年11月17日刊行 ISBN 978-4-06-384211-1
- 2010年1月15日刊行 ISBN 978-4-06-384233-3
- 2010年3月17日刊行
テレビアニメ
テレビ東京系列にて2009年10月12日より、毎週月曜日19:30から放送中。なお、テレビ東京系6局では同年11月1日より、毎週日曜日9:00から「明日まで待てない!! FAIRY TAIL」のタイトルで再放送している。
スタッフ
- 原作 - 真島ヒロ
- 監督 - 石平信司
- シリーズ構成 - 十川誠志
- キャラクターデザイン - 山本碧
- コンセプトデザイン - 大河広行、岩永悦宜
- 美術監督 - 清水順子
- カラーデザイン - 甲斐けいこ
- 撮影監督 - 岩崎敦
- 音響監督 - はたしょう二
- 音楽 - 高梨康治
- プロデューサー - 紅谷佳和、山西太平、落越友則
- アニメーション制作 - A-1 Pictures、サテライト
- 製作 - TV TOKYO、dentsu、A-1 Pictures
- 製作協力 - サンライズ
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 「完璧ぐ〜のね」(第1話 - 第11話)
- 作詞 - 秋元康、作曲 - 藤本貴則、編曲 - KnocKout、歌 - 渡り廊下走り隊
- 「追憶メリーゴーランド」(第12話 - )
- 作詞・作曲 - yu-suke 、編曲 - onelifecrew 、歌 - onelifecrew
原作からの変更点・追加要素
- 各登場人物の魔法発動の際に、それぞれ独自の魔法陣が描かれている。
- パンチラなどの色気モノ、流血等に関する表現が変更またはカットされている。
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 妖精の尻尾(ようせいのしっぽ) | 十川誠志 | 石平信司 | 福島宏之 | 千島知明 服部憲知 |
第2話 | 火竜と猿と牛(かりゅうとさるとうし) | 富岡淳広 | 鈴野貴一 | 飯飼一幸 | |
第3話 | 潛入せよ!!エバルー屋敷!! | 米村正二 | 五月女有作 | 山崎輝彦 松尾亜希子 | |
第4話 | DEAR KABY〜親愛なるカービィへ〜 | 十川誠志 | ヤマトナオミチ | 水野知己 | |
第5話 | 鎧の魔導士 | 志茂文彦 | 山崎茂 | 柳瀬譲二 | |
第6話 | 妖精たちは風の中 | 鈴野貴一 | 飯飼一幸 | ||
第7話 | 炎と風 | 富岡淳広 | 浅井義之 | 小山知洋 | |
第8話 | 最強チーム!!! | 米村正二 | 石黒恭平 | 稲吉朝子 | |
第9話 | ナツ、村を食う | 十川誠志 | 福島宏之 | 米田光宏 | 稲田真樹 |
第10話 | ナツVS.エルザ | 福島宏之 | 服部憲知 | ||
第11話 | 呪われた島 | 志茂文彦 | 伊藤真朱 | 清水聡 | 箕輪悟 |
第12話 | 月の雫(ムーンドリップ) | 富岡淳広 | 福島宏之 | 五月女有作 | 松尾亜希子 牛島勇二 |
第13話 | ナツVS.波動のユウカ | 米村正二 | ヤマトナオミチ | 水野知己 | |
第14話 | 勝手にしやがれ!! | 志茂文彦 | 福島宏之 | 山崎茂 | 柳瀬譲二 |
第15話 | 永遠の魔法 | 冨岡淳広 | 石平信司 | 安藤正臣 | 稲吉朝子 |
第16話 | ガルナ島 最終決戦 | 米村正二 | 浅井義之 | 小山智洋 | |
第17話 | BURST | 十川誠志 | 白川灯馬 | 米田光宏 | 稲田真樹 |
第18話 | 届け あの空に | 志茂文彦 | 伊藤真朱 | 清水聡 | 佐々木敏子 箕輪悟 |
放送局
本放送
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2009年10月12日 - | 月曜 19時30分 - 20時00分 | テレビ東京系列 |
北海道 | テレビ北海道 | |||
愛知県 | テレビ愛知 | |||
大阪府 | テレビ大阪 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TVQ九州放送 | |||
岐阜県 | 岐阜放送 | 独立UHF局 | ||
奈良県 | 奈良テレビ | 2009年10月19日 - | ||
日本全国 | AT-X | 2009年10月23日 - | 金曜 8時30分 - 9時00分 (リピート放送あり) |
CS放送 |
テレビ東京系列 月曜19時台のアニメ(2009年10月- ) | ||
---|---|---|
前番組 | FAIRY TAIL (2009年10月12日- 19:30 - 20:00) | 次番組 |
ヒカルの碁セレクション(再放送) (2009年4月20日 - 9月7日 19:28 - 19:54) | - | |
テレビ東京系列 月曜19:54 - 20:00枠 | ||
商品降臨 ※月曜20:54に移動 | FAIRY TAIL | - |
再放送
明日まで待てない!! FAIRY TAIL[7]
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2009年11月1日 - | 日曜 9時00分 - 9時30分 | テレビ東京系列 |
北海道 | テレビ北海道 | |||
愛知県 | テレビ愛知 | |||
大阪府 | テレビ大阪 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TVQ九州放送 |
- 同枠では2009年10月より『探偵天使ドラゴネット』という特撮番組が予定されていたが、急遽放送予定が中止となったための穴埋め措置であるため、提供クレジットに表示するスポンサーが特に存在しない(提供テロップは「MEDIANET PICTURES」と表記)。
- Aパート、Bパート冒頭と次回予告(翌週朝9時に放送する分)時に翌日放送予定のサブタイトルをテロップで表示する。
テレビ東京系列 日曜9時(2009年11月- ) | ||
---|---|---|
前番組 | 明日まで待てない!! FAIRY TAIL (アニメ) | 次番組 |
別冊 週刊AKB (バラエティ) | ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ | |
脚注
- ↑ 2009年12月10日現在。
- ↑ 『ましまえん』の2巻に収録。
- ↑ 初期は「番犬」ではなく「猟犬」と表記されている。
- ↑ 構成員の数だけであれば幽鬼の支配者の方が上回っている。
- ↑ 「オラシオンセイス」という名前は作者の前作『RAVE』にも敵組織の幹部達の名称として登場している。その時の漢字表記は「六祈将軍」。作者曰く、締切までに名前が決まらず仮名称だったこの名前がそのままついた。
- ↑ 作者は「とてつもなく古の魔法の為、人々にあまり名称の理解がなく、徐々に魔法自体の名称と、使い手の名称が区別されてくる」という演出にしたかったらしい。
- ↑ ただし、2009年12月27日放送分は翌日の放送がないため、「明日はないけど、FAIRY TAIL」のタイトル。
関連項目
外部リンク
講談社漫画賞少年部門 |
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