三遊亭らん丈

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三遊亭 らん丈(さんゆうてい らんじょう、1959年2月28日- )は、東京都町田市出身の落語家であり政治家。本名は小野寺 明(おのでら あきら)。

社団法人落語協会所属の真打。東京都町田市議会議員出囃子は「鳩ぽっぽ」、紋は大師匠6代目三遊亭圓生一門の定紋である「三組合わせ橘」。新作落語で知られる三遊亭円丈門下の一番弟子だが、人気は二番弟子の三遊亭白鳥に大幅に見劣りし、最近は政治活動に比重を移している。高座では三省堂の『新明解国語辞典』を使った新作を口演することが多い。

経歴

当時の日本史担当、瀬戸岡紘教諭は、現在駒澤大学経済学部教授。
大学では「キリスト教演習2(新約聖書学)」を速水敏彦現名誉教授に、「キリスト教演習5(キリスト教史)」を故八代崇教授に就いて履修。卒業論文は、当時、町田市玉川学園に在住していた作家、遠藤周作についての「『遠藤周作論』― 小説における”水”の効用」。神学士の学士号のほか、教育職員中学校・高等学校教諭1種免許状取得。
入門の理由は、当時の落語家では師匠円丈のみが、高座における一人称として“ぼく”を使っており、それが違和感なく客であるらん丈自身に伝わったため、この師匠ならば、なんとか勤まるのではないかと思い込み、弟子入りを決意する。
  • 1982年2月 前座登録、三遊亭丈々寺と名乗る。
  • 1986年9月 二つ目昇進、三遊亭乱丈に改名。
  • 1996年3月 真打昇進、初代三遊亭らん丈を襲名。

人物

市民活動歴

  • 1998年4月 東京都墨田区「区政声の協力員」を墨田区長より委嘱。
  • 1999年4月 同じく「区政声の協力員」を、前年度に続き墨田区長より委嘱。
  • 2002年2月 町田市議会議員選挙に無所属で立候補。2,016票獲得するも落選。
  • 2003年4月 「東京弁護士会モニター」に応募。292名の応募者の中から選考され委嘱。
  • 2003年5月 ~ 2005年5月 「町田市廃棄物減量等推進審議会」委員を町田市長より委嘱。
  • 2003年10 ~ 12月 まちだ中央公民館事業・原町田地域市民講座「どうにかならないか!米軍機騒音―騒音軽減化の方策を探る」を企画、運営。
  • 2004年4月 人事院より「平成16年度国家公務員に関するモニター」を委嘱。
  • 2004年9 ~ 10月 まちだ中央公民館事業・原町田地域市民講座「犯罪都市『町田』の汚名返上を目指して」を企画、運営。
  • 2005年10 ~ 12月 まちだ中央公民館事業・原町田地域市民講座「町田の中心市街地―『原町田』地区のアメニティーズ(環境快適)を目指して―」を企画、運営。
  • 2006年2月26日 町田市議会議員選挙において初当選。24位、3,248票獲得。所属会派「まちだ新世紀」。

※市議会定例会におけるインターネット中継などは、同氏の公式サイトを参照のこと。

参加コミュニティなど

  • 町田市庁舎建設等に関する調査特別委員会委員
  • 保健福祉常任委員会委員
  • 町田市国民健康保険運営協議会委員
  • 町田市名誉市民選考委員
  • 「エコネット町田」、「みどりのHATS」会員
  • 町田市消防団第1分団第3部団員
  • 町田市公民館事業・自主男女共生学級「近代文学にみる女男共生」
  • 句会「あかしあ」、「町田俳句友の会」、「まちだ史考会」
  • 町田の地域通貨「まちだ大福帳」
  • 「町田ごみない倶楽部2000」
  • カトリック町田教会
  • 福祉ボランティア組織「かよう会」

社会人学生歴

現名誉教授である野呂昭朗のゼミナール「現代地方財政の研究」を履修し、現代地方財政の仕組みや役割を、分権と自治の視点から実証的に検討する。また、立教大学学業奨励奨学金を、同年度および翌年度ともに支給される。
本務校・中央学院大学前学長である大久保皓生のゼミナール「地方自治行政」を履修し、行政学と行政法を援用したまちづくりに向けての取り組みを始める。

大学での講演活動

  • 2005年度
    • 立教大学 コミュニテイ福祉学部「合同基礎演習」ゲストスピーカー。
    • 立教大学 社会学部 現代文化学科 多文化化領域「比較文化論」において、ゲストスピーカー。
    • 東京農工大学 農学部 地域生態システム学科 人間自然共生学講座「環境教育学」において、ゲストスピーカー。
    • 文京学院大学 生涯学習センター(芸術・文化)講師
  • 2006年度
    • 桜美林大学国際教育センターRJプログラム日本語体験日本語(中級)ゲストスピーカー
    • 中央学院大学大学創立40周年記念特別講演「わたくしと古典芸能」

趣味

  • 俳句のほか、献血では、2006年9月現在108回を記録する。

外部リンク