本格派投手
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本格派投手(ほんかくは-とうしゅ)は、日本の野球における投手の分類のひとつで、高水準でバランスの取れた先発投手のことを差す。
具体例
主に、チームにおけるエース投手に多く見られる呼び名で、以前から使われてきた用語であるが、その定義に普遍的かつ明確なものがないというのが現状である。
日本プロ野球における実例
日本プロ野球において本格派と定義される投手の要件としては
- 高い完投能力を持ち年間通して多くのイニングを投げられる投手
- 右オーバーハンド、身長180センチ強、体重80キロ強の大型投手(特に『右の本格派』という呼び名が存在する)
(※)その一方和田毅などの奪三振の多い左の変則投手を本格派タイプとする意見も存在する
- 多彩な変化球を投げることが出来る投手
- 時速140キロを超える直球を常時投げられ、直球でも変化球でも三振を奪う事が出来る投手
- コントロールがよく四死球や暴投が少ない投手
- 沢村賞を受賞した投手、またはこれに準ずる投手
など、多数の定義が挙げられるが、ファン・首脳陣・マスコミ・評論家などの主観によって基準は大きく変わるため、明確な基準はないに等しい。