アサヒビール大山崎山荘美術館本館

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アサヒビール大山崎山荘美術館本館(アサヒビールおおやまざきさんそうびじゅつかんほんかん)は、京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原の登録文化財。

大正時代に実業家の加賀正太郎別邸である大山崎山荘の本館にあたる霽景楼(せいけいろう)として建設された鉄筋コンクリート造及び木造地上3階地下1階建、瓦葺形鉄板葺の建物で、勾配のきつい切妻屋根を戴せた平屋部分とチューダー・ゴシック様式のハーフテンバー構造の3階建部分が平面を丁字形にして接続している。内部はジャコビアン様式を基調とした意匠になっている。昭和2年に大幅に増築された後、平成7年に建築家の安藤忠雄が設計を担当した新棟の地中館、平成24年に山手館が増築されている。

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