高橋 正雄(たかはし まさお)は、日本の経済学者[1]。東京大学経済学部出身[1]。1924年頃に東京・芝の城山町にあった宏徳会の学寮で暮らしていた[1]。その頃、同じ寮生だった石堂清倫に『貧困の哲学』の話をしたことがあり、石堂は、高橋がマルクスの『哲学の貧困』のことをいうつもりで遠回しにその話をしたのかもしれない、とし、そのころ高橋は既に社会主義に傾倒していたのだろう、としている[2]。